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小説(転載) 相姦旅行9/18

近親相姦小説
10 /14 2014
仕掛


ここで僕たちの計画に一部狂いが生じた。
お客が僕たちだけなので、家族ごとに別々の部屋を用意してあると言うのだ。
「みなさんでおしゃべりできる部屋は別に用意させていただいてありますから。」
ということで、僕と木村の部屋が2階の一番はずれで、隣に母とおばさんの部屋、そし
て、間に雑談部屋を挟んで階段に近い一番手前の部屋が姉ちゃんたちの部屋に決まった。
僕たちの部屋と母たちの部屋は続き部屋で、唐紙を空ければひとつの部屋になるから、
計画が大幅に狂うわけではないが、やはり多少の齟齬はありそうだ。
どの部屋もドアに鍵が掛かるようにはなっているが、バス・トイレが付いているのは1
階の4室だけで、これらの部屋は洋室だが、2階はすべて和室でトイレしか付いていな
いのだ。そのことを木村に言うと、
「そんなの関係ないよ。狭いトイレもいいもんだぜ。俺が便座に腰掛けてその上に母ち
 ゃんを跨らせるのもいいしよ、母ちゃんが便座に据って両足を高く上げたところに俺
 が前から挿入したり、便座に手を突いて尻を高く掲げた母ちゃんに後ろから突っ込む
 ことだってできるんだから。」
と言う。僕は木村の話を聞いただけでちんこが硬くなってしまった。
「だけど、一緒に寝られなければ夜の計画がうまくいかないんじゃないか?」
「まあ、俺に任せておけって。とにかく、積極的に仕掛けるから、お前も頑張れよ。」
木村に励まされて、僕は隣の部屋に声を掛けた。
「お茶の用意ができてるそうだから、茶の間にいこうよ。」
僕が母を誘い出し、木村とおばさんが部屋に残ることになっている。
僕たちは茶の間で木村たちが来るのを待っているがなかなか来ない。お風呂に入りに行
こうということになって母が部屋に戻ると、木村とおばさんが如何わしい素振りをして
いるのを目撃してしまう、というのがストーリーなのだ。
僕は母を連れて茶の間として使う隣の部屋に行くと、姉ちゃんと美由紀さんが既に来て
いて、僕たちにお茶を入れてくれた。
「ねえ、おばさま。明るいうちに裏山の散歩しません?展望台の向こう側に景色のいい
 ところがあるんです。ちょっと歩きますけど、今頃がちょうどいいと思うんです。あ
 たしたち、これから行ってみようと思うんですけど、ご一緒にいかがですか?」
姉ちゃんが、いいタイミングで声を掛けてくれた。
「そうね、ご一緒させてもらおうかしら。木村さんにも声を掛けてくるわ。」
そう言って母は自分たちの部屋に行ったが、すぐに戻ってきて、
「木村さんも義ちゃんもいないみたいなんだけど、お風呂にでも行ったのかしら?」
と言う。僕は、木村たちが早手回しにトイレで如何わしいことをやっていることに気が
付いたが、何食わぬ顔で、
「あとで木村たちも来るだろうから、先に行ってようよ。僕、支度してくるよ。」
僕は母を促すように茶の間を出て、山歩きの支度をするために自分たちの部屋に戻った。
母も自分たちの部屋に戻って支度をしてくると言う。
木村たちの怪しい行為を、母がうまく目撃してくれればいいなあ、と思いながら茶の間
に戻ろうとすると、母が顔を赤くして廊下に立っていた。
「どうしたの?気分でも悪いの?」
僕は心配そうに声を掛けた。
「ううん、そうじゃないんだけど、びっくりしちゃって…」
しめしめ、うまくいったみたいだ。
「早く行こうよ。姉ちゃんたちが待ってるから。」
僕は母を促して階下に降りた。
「あら、智ちゃん、本格的じゃない。似合うわよ。」
ニッカパンツにハイソックスを穿き、薄手のウールのシャツの袖を捲くった僕を見て姉
ちゃんが言った。
「うん、母ちゃんが買ってきてくれたんだ。俺、気に入ってるんだ。」
僕は母の方を振り向いて言った。
「おばさまはセンスがいいから、智ちゃんの男前が引き立つわね。」
美由紀さんも僕の格好を褒めてくれた。
黒のニッカパンツは厚手のウールで、シャツは赤地に紺のチェックが入っている。
こげ茶のチロル風の帽子も厚手に出来ていて、肩に掛けたアタックザックはクッション
パッドの入った本格的なものだ。今回の旅行のために、母がわざわざ東京のスポーツ用
品店で買ってきてくれたのだ。
姉ちゃんはジーンズに水色のTシャツを着て、スニーカーを履いている。腰に薄手のカ
ーデガンを巻き付け、小さなナップザックを背負っていた。
美由紀さんも同じような服装で、母はジーンズのスカートに、くるぶしの上まである編
み上げのウォーキングシューズを履き、上は僕とお揃いのウールのシャツだ。
「それでは出発!」
午後2時、姉ちゃんの威勢のいい声で僕たちは旅館を出発した。
旅館の前庭から道路を突っ切り、杉林の中に続く山道に足を踏み入れると、下生の笹が
足の運びを妨げるが、少し歩くと歩きやすい道になった。
母はまだ興奮がさめやらないようだ。
もともと口数の多い方ではないが、心ここにあらずといった感じで、姉ちゃんたちが何
か言っても上の空で、
「ごめんなさい、ちょっと考え事してたの。」
とか、
「そうね。」
と短く応えるだけだ。
杉の林の中を10分ほど歩くと道がかなり急になり、階段状の登りになった。
僕が思い切って母の手を握り、
「母ちゃん、引っ張ってやるよ。」
と言うと、
「大丈夫よ。」
と言いながらも僕の手をしっかり握り返してきた。
母の手はかなり汗ばんでいる。“これは感触ありそうだ”と思った。
杉の林に阻まれて視界はきかないが、あと少し登れば林が途切れる筈だ。
「もう少しよ。あの看板を過ぎれば見晴らしがよくなるから。」
姉ちゃんが息をきらせながら指さしたところに黄色の看板が立っている。露天風呂から
の道が合流するところだ。美由紀さんも、母も、息があがっている。
「よし、あそこで休憩しよう。」
みんなを代表して僕が声を掛けた。
“秋の日はつるべ落とし”と言うくらいだから、早く歩かないと帰りは暗くなってしま
いそうだが、ここらで休憩しておかないと、あとが続かない。
「あれがあたしたちの泊まっている岩の湯館よ。」
姉ちゃんが指差す彼方に旅館の屋根が小さく見える。
「ずいぶん登ったのね。あんなに小さく見えるもの。」
母が言った。どうやら落ち着いたようだ。
「おばさまって、山歩き強いのね。私、もうへとへと。」
美由紀さんが可愛い仕草で母の健脚を讃えるが、それほど歩いたわけではなく、まだほ
んの20分くらいしか歩いていない。
10分ほど休憩して呼吸を整え、最後の急坂を5分ほど喘ぐと展望台だ。
赤や黄色の彩りの彼方に瑞垣山をはじめ金峰山などの山々の頂が、午後の日差しを受け
て燦然と輝いている。
「まあ、きれい…」
母が感嘆して言葉を詰まらせるほど美しい眺めだ。姉ちゃんたちも言葉を失って眺めて
いる。
僕は展望台の裏側の方に回ってみた。こっちの方は谷が真紅の絨緞を敷いたように
燃えるような色彩で、白く輝く崖の下部が真っ青な清流に洗われている。
「ねえ、みんな、こっちもすっごくきれいだよ。早くおいでよ。」
僕は思わず叫んでしまった。“絵にも描けない美しさ”というのはまさにこのことだ。
母と美由紀さんは絶句して見入っている。
「これよ。これを見せたかったの。素晴らしいでしょう。」
僕の後ろから姉ちゃんが誇らしげに言ったが、言葉は不要だった。
僕たちは太陽が山の端に掛かるまで眺め続けた。
「さあ、そろそろ戻りましょうか。」
母ちゃんの声でみんなが腰を上げたのは30分くらい後だった。
帰りは下りだから楽なもので、展望台から黄色の看板のある分岐点まで2分と掛からず
に下った。露天風呂回りで戻るので、左の方に道を取った。
杉林の中を5分ほど下ると木村と打合せした東屋が見えてきた。“そう言えば彼らはど
うしたんだろう?予定通りなら、あそこでやっている筈だが”と思いをめぐらせながら、
東屋を注視したが、この道からは東屋の中は見えないのだ。
わざわざ寄り道したのではおかしいので、僕は露天風呂の方に直進しようとしたが、
「ねえ、まだ時間があるから、東屋に寄っていかない?あそこも結構見晴らしがいいの
 よ。おばさまも行かれたことないでしょう?」
姉ちゃんが言ったので、僕も、
「そう言えば、僕もまだ行ったことないんだ。いってみようか?」
と言って谷に下りる道に曲がった。
だらだらとした上り坂を少し行くと分岐点で、右に行けば谷に下りる道で、まっすぐに
行けば東屋で終点の道だ。僕が先頭に立って歩いていくと、東屋の中に誰かいるみたい
だ。もし木村たちなら母に見つけさせた方がいいから、ちょっと小用をするからと言っ
て意識的にみんなから遅れるようにした。
僕がおしっこをして後を追いかけると、姉ちゃんと美由紀さんはさっさと谷に下りる道
の方に曲がってしまい、母が僕を待っていてくれた。
「ねえ、智ちゃん。あそこにいる人たち、木村さんたちじゃない?」
母が顔を赤くして不審そうに僕に言う。
「行ってみようか。」
と言って僕が歩き出そうとすると、
「行かない方がいいわ。」
「どうして?」
「だって…」
母は僕の手をきつく握って荒い息遣いをしている。
僕がおしっこをしていた時間は高々2、3分だから、母が木村たちの性交場面を見たと
してもわずかな間でしかない筈だが、自分たちの部屋でも見ている筈だから、衝撃の大
きさは大変なものだろう。僕は母の手を柔らかく振り解き、
「ちょっと声を掛けてくるよ。」
と言って東屋の方に歩きはじめると、
「智ちゃん、行っちゃだめ。」
母が僕の身体を後ろから抱えるようにして抱き止めたが、分岐点から大分東屋の方に寄
ったので、東屋の中の様子が見えた。
木村がおばさんのおまんこを広げて舐めている。
おばさんがテーブルの上に上半身を投げるようにうつ伏せ、下半身を露にして股を大き
く広げている。木村がしゃがんで背後から尻を持ち上げ、おまんこの部分を広げて夢中
で舐め捲くっているのだ。
「ああ、あ、いいわよ。義男、いいわ。」
おばさんの快感を訴える声が生々しく聞こえる。
母は僕の身体を背後から強く抱きしめ、ぶるぶると震えながら目を離せないでいるみた
いだ。僕は身体を半回転させて母と向かい合い、母の顔を見つめて、
「母ちゃん、俺も母ちゃんと…」
と言い、母の身体を強く抱いた。母の豊満な乳房がシャツを通して感じられる。
母は僕の胸に取りすがるようにして、
「私も、智ちゃんの気持ちは知っていたわ。だけど…」
と言って母も僕の身体を強く抱きしめてくれた。荒い息が僕の耳元に掛かる。
「母ちゃん、行こうよ。」
僕は母の気持ちがわかったので、これ以上母をいじめたくなかった。


(10)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行8/18

近親相姦小説
10 /14 2014
旅行


三週間後、康三との離婚が成立した姉ちゃんが家に挨拶に来た。おばさんと木村が一緒
だった。
康三は始めのうち離婚に同意しなかったそうだが、弁護士が民事訴訟を起こすと脅しを
掛けたら、康三は急に態度を変えて離婚に同意したそうだ。
慰謝料も請求どおり支払うことを約束させ、一昨日、正式に離婚が成立したという。
一通りの挨拶が済むと旅行の話になった。
「今回はあたしもお供させてもらいたいんですけど、いいですか?」
姉ちゃんも一緒に行きたいらしい。
「ぜひご一緒したいわ。大勢で行ったほうが楽しいですものね。」
来週に迫った旅行の話で女たちは持ちきりだ。
僕は木村の耳に口を寄せて、
「おい、姉ちゃんが一緒に行ったら計画が狂わないか?」
と聞いてみたが、木村は、
「姉ちゃんには今度の計画を話してあるから大丈夫だよ。お前はおばさんとやることだ
 け考えてればいいんだ。姉ちゃんもお前のこと応援してくれるってよ。」
と軽く言うが、僕は姉ちゃんともやりたいので、そのことを言うと、
「お前も好きだなあ。向こうに行けば、どこででもできるから、心配いらないよ。それ
 より、一晩しか泊まれないんだから、おばさんとやれるようになる方が重要なんじゃ
 ないか?まあ、俺に任せておけよ。」
木村はそう言って愉快そうに笑った。
旅行の当日、午前6時に木村たちが迎えに来た。
「おはようございます。木村観光です。お迎えにまいりました。」
木村が陽気な声を掛けてきたので外に出ると、家の前に姉ちゃんのエスティマが停まっ
ていた。運転席から降りてきた姉ちゃんが
「後ろに乗って。」
と言ってスライドドアを開けてくれた。助手席に知らない女の人が乗っている。
「あたしの親友の美由紀ちゃん、一緒に行くことになったの。宜しくね。」
みんなが乗り込むと姉ちゃんが女の人を紹介した。
「大蔵美由紀です。和子さんからお誘いを受けたので、ご一緒させていただくことにな
 りました。宜しくお願いします。」
美由紀さんは姉ちゃんの高校時代の同級生で、そう言えば前に一度木村んちで見かけた
ことがあったが、“こんなにきれいな人だったかなあ”と思うほど目鼻立ちの整った美
人だ。姉ちゃんもきれいだけど、“美人”というより“可愛らしい”という方が合って
いる。母ちゃんとおばさんが真ん中の席に座り、僕と木村が一番後ろの席に座った。
大井松田から東名高速に乗った。姉ちゃんは運転が上手で、停まるときもショックを感
じさせない。とろとろ走っている車をすいすい抜き、追い上げてくる車があれば左に避
けて先に行かせるから、安心して乗っていられる。
「母ちゃんより運転うまいな。」と言うと、
「そんなことないよ。普段はすっごくぶっ飛ばすんだぜ。俺なんか何度死にそうな目に
 会ったか知れやしないんだから。」
木村がおどけた調子で言う。
「義男、聞こえたわよ。いつも安全運転してるじゃない。」
そんな会話を交わしながら富士宮で東名高速を降りた。
139号線を通って下部に向かった。朝霧高原の近くで動物が道路を横切り、危うく轢き
そうになった。
「あれ、狸じゃない?」
美由紀さんが目ざとく見つけて言った。
野良犬みたいにぼさぼさの毛で、尻尾が大きかったから狸かも知れない。
左から飛び出てきて、右側の草むらに消えて行ったが、かなり速かった。
オームのサティアンがあった九一色村付近は荒涼とした風景で、紅葉も疎らだったが、
本栖湖に近づくにつれて黄色や朱色の紅葉が見られるようになった。
わいわい言いながら本栖湖に着いた。トイレ休憩してから下部に向かい、52号線に出て
甲府に向かった。
身延山か富士五湖に周遊するマイカーなのだろうか、富士川に沿った道は下ってくる車
が結構多い。
甲府南インターから中央高速に乗り、須玉インターで降りる。
ここから瑞垣山に向かう道に入り、曲がりくねった道を小1時間走った。
ラジウムラインなんて名前が付いているが、車がすれ違うのがやっとの道で、瑞垣湖と
いうダム湖を過ぎて更に山道を右に上がって行く。
増富温泉郷の看板が見えてくるあたりで、道の両側が燃えているような紅葉になり、僕
たちの顔も赤く染まったように見える。
途中の待避所で車を止め、みんなで記念写真を撮った。
足元の遥か下に谷川が流れ、対岸の崖の途中から小さな滝が流れ落ちている。息を呑む
ような景色と言うにはオーバーだが、それほど見ごたえのある景観だ。
山側の岩の間からちょろちょろと清水が湧き出していて、傍に柄杓が置かれている。
「冷たくておいしいわ。うちに持って帰りたいくらい。」
おばさんが一口飲んで言ったので、みんな代わる代わる飲んだ。
かなり早いペースで走ってきたのでまだ11時を過ぎたばかりだが、朝が早かったからお
腹が空いてきた。
「姉ちゃん、腹減ったんだけど、昼飯まだ?」
木村がぼやくように言う。僕もお腹が鳴っている。
「もうすぐよ。おいしいバーべキューが待ってるんだから、もう少し我慢して。」
「どこで食べるの?」
おばさんが訊いた。
「不老閣に頼んであるの。さあ、乗って。あと10分くらいだから。」
みんなが乗り込むと姉ちゃんは車をゆっくりスタートさせた。
まるで紅葉のトンネルのようになった山道を、右に左にハンドルを切り、小広く開けた
ところに掛かった橋を渡ると国民温泉地に指定された増富温泉郷で、奥の方の川岸に建
った質素な旅館の前で車が止まった。前に一度木村んちのおじさんに連れてきてもらっ
たことがある。不老閣という旅館だ。
ここの経営者は昔鍼灸師をしていたそうで、ラジウム温泉が身体にいいということでこ
こに旅館を建てたと聞いたことがある。湯治のお客も泊めるそうで、自炊場もあり、僕
たちは、ここの庭でバーベキューをやることになった。
キャンプ場のような雰囲気ではないが、お腹が空いているので文句は言えない。
自炊場の前からは岩を刻んだ階段で川に下りられるようになっていて、何人かの泊り客
が渓流釣りをやっている。声を掛けると、
「ぜんぜん釣れないよ。」
と言った。バーベキューの施設と言っても、コンクリートのU字溝を3個並べただけの
もので、その上に鉄の網を載せるようになっている。古新聞を丸め、薪を並べて火をつ
けたが、製材所から拾ってきたような薪は水分を含んでいて火付きが悪い。
煙ばっかりで一向に火がつかない。何度か火をつけ直し、ようやく火がまわった頃、頭
を手拭で包んだおばさんが野菜や肉を載せた大きなお盆を持ってきた。
「うめえごと、火いついたでねえの。あたしらやっても、うめごとつがねえのよね。」
40歳くらいの健康そうなおばさんは、妙なイントネーションで言った。
もんぺを穿いて、素足にサンダルを突っかけている。
地元の人がやっても火付きが悪いっていうんだから、僕たちはたいしたもんだ。
「尻はでかいけど、おまんこしたくはないな。なんか、臭そう。」
木村が小声で言ったので僕は噴き出してしまった。
「やりがたさ、わがってべけど、火傷しねように、気いつけてね。」
おばさんが戻ってゆくと、
「“やりかた”だってよ。刺激的な言葉だと思わないか?」
木村がまた変なことを言うので、僕は声をたてて笑ってしまったが、母ちゃんとやるこ
とを思って顔が赤くなった。
姉ちゃんたちが焼いてくれる肉や野菜を腹いっぱい食べてから、木村と僕は川に下りて
みた。


奇岩


この辺りの温泉は赤茶けた鉄錆みたいなお湯で、温度が低くてそのままでは長く入って
いられない。沸かさないと入れないので、冷泉とか鉱泉というらしいが、川の淵に熱い
湯が沸いているところがあるという。
「中山、ここだよ。けっこう熱いぜ。」
木村が指し示したところは大きな岩の裂け目のようなところで、岩の前に行っただけで
熱さが感じられるほどだ。裂け目の中は赤錆色になっていて、透明な湯がちょろちょろ
と湧き出している。手を入れたらかなり熱かった。
「こんなに熱い湯が沸いているのに、温泉に使わないのはもったいな。どうしてなんだ
 ろう?」
「俺も不思議に思って前に不老閣のおじさんに訊いたことがあるんだ。そしたら、“こ
 こは昔から冷泉ということになってるんだからいいんだよ”って言うんだよ。変わっ
 てるだろう。でも、最近は考えが変わったみたいでさ、さっきおじさんが言ってたけ
 ど、来年あたり湯口を広げて温泉を引き込もうと思ってるんだって。」
「そうすると、来年からは“熱い温泉”に入れるわけか。」
「そういうことらしい。ところでこの岩だけどさ、向こうから見ると、おマンコみたい
 に見えるんで、“お目子岩”って言うんだ。」
木村は得意げに言う。
「本当にそんな名前なの?」
僕は少し離れて眺めて見た。たしかに卑猥な形をしている。
岩の露出している部分が花びらのような形をしており、内側が赤っぽく濡れていて外側
の襞のような部分が黒ずんで見える。膣口のように見える湯口から透明な湯がちょろち
ょろと流れ落ちる様は愛液がにじみ出ているようにも見え、下の方の赤黒く変色してい
るところなんか、まるで肛門みたいだ。対岸から見れば、おまんこそっくりに見えるか
も知れない。
「俺が勝手につけた名前だけど、よく似てるだろう?」
「すごく似てるな。写真に撮っておきたいくらいだよ。」
そんな会話をしていると、
「義男、智ちゃん、写真を撮るから、そろそろ上がってきて。」
と姉ちゃんが僕たちを呼ぶ声が聞こえた。
「よし、それじゃあ、そろそろ仕掛けを始めるから、お前は、できるだけおばさんの注
 意を俺たちに向けるようにしろよ。」
「わかった。頼むぜ。」
僕たちは岩の階段を上がりながら“計画”の最終打合せをした。
広場には記念撮影用の台が用意され、前列中央に母ちゃんとおばさん、後列右から姉ち
ゃん、木村、僕、美由紀さんの順番に並んだ。これも計画のひとつだ。
姉ちゃんがカメラを調節して自動シャッターのボタンを押し、急いで木村の隣に立った
とき、木村は、おばさんの肩に置いていた左手を、襟の隙間から胸の中に滑らせたのが
見えたので、僕は母の左肩を軽く突付き、母がおばさんの方に顔を向けるように仕向け
た。そのときシャッターが下りる音がしてフラッシュランプがピカッと光った。
「義男ったら、だめじゃない。動いちゃったわよ。もう一度撮るからね。」
姉ちゃんがそう言って再びカメラのアングルを調節し、シャッターボタンを押して戻っ
てきたが、今度はちゃんと撮影できた。
僕たちは荷物をまとめて車に乗り込み、僕たちの宿泊する“岩の湯館”に向けて出発し
た。橋を渡ったところで車を止めてもらい、姉ちゃんからカメラを借りて“おめこ岩”
を撮影した。角度を変えて3枚撮り、再び車に乗り込んですぐに発車した。
川の上流に向かってくねくねとした山道を5分ほど走り、橋を渡って対岸に移ってさら
に5分、瑞垣山への登山道を左に見て急な坂道を登りきると岩の湯館だ。
「さあ着いたわよ。みんな荷物を持って先に行ってて。駐車場に入れてくるから。」
僕たちは荷物を下ろして旅館の玄関に入った。午後1時を少し回ったところだ。
僕はこれまでに5回来ているし、母も2回来ている。木村んちは何回も来ているので、
初めて来たのは美由紀さんだけだ。
「さあさあ、上がってちょうだい。」
おばさんが僕たちを促す。
岩の湯館は元は別の人が経営していたが10年ほど前におばさんの実家が買い取り、人に
任せて運営しているそうだが、おばさんの実家は甲府の大地主だから、お客が来なくて
赤字でもやっていけるという。いつだったか、おばさんの兄さんという人に会ったこと
があるが、そのときおじさんは、
「いやあ、別荘を持ったつもりなら安いもんですよ。こんな山奥だから税金はほとんど
 掛からないし、赤字分は本社の経費で落とせますから。」
と言って、楽しそうに笑っていたのを覚えている。僕はそのとき、“金持ちになろう”
と思ったものだ。


(9)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行7/18

近親相姦小説
10 /14 2014
「中山、お前って詩人だなあ。そんなこと言ったら姉ちゃん本気にしちゃうぜ。」
木村が混ぜっ返したが、おばさんが言った。
「智ちゃんもあんたのことが心配だからそう言うのよ。あんたの考えを聞かせて?」
「そうだよ。俺たちは姉ちゃんの幸せを考えてんだぜ。父ちゃんの会社のお得意さん
 が減ったからって、うちには関係ないことなんだから。」
木村もまじめに心配しているみたいだ。
「みんなの気持ちを聞いてすっきりしたから、あたし決めたわ。あの人と離婚する。」
姉ちゃんはきっぱりと言った。そして、
「今夜からこの家に置いてもらうから、宜しくね。」
と言って、僕が買ってきたシュークリームを頬張った。
「そうと決ればできるだけ早く離婚しちゃったほうがいいな。あした弁護士のところ
 に行って書類を作ってもらおうよ。うんと慰謝料をもらっちゃいなよ。」
僕がそう言うと、
「それがいい。運送屋を手配して荷物なんかも運んじゃってさ。きれいさっぱりと、
 あした中にやっちゃおうぜ。」
と木村が調子を合わせる。
「そうね。康三さんは、あんたがそんなことしないと思ってるから、少しのぼせてる
 のよ。懲らしめるにはその方がいいわよ。」
おばさんも僕たちの意見に賛成のようだ。
「ありがとう。でもあんたたち、あした学校でしょ?」
姉ちゃんは、口の端に付いたクリームをティッシュで拭きながらそう言った。
「いちんちふつか休んだってどうってことないよ。俺も木村も真面目で通ってるんだ
 から。おばさんから学校に電話しておいてもらえば、大丈夫だよ。」
「それじゃあ、あたしの件は“一件落着”ってことね。じゃあ次は智ちゃんの件。お
 母さん、智ちゃんがうちの子になったという理由をまだ聞いてないわよ。」
姉ちゃんはにやにや笑いながら言い寄ったので、おばさんが困った顔をしている。
「姉ちゃん、それはね…」
木村が割って入った。
「中山も母ちゃんとやったから義理の親子になったんだ。俺がやってもいいって言っ
 たんだよ。母ちゃんも了解してくれたんだ。」
「そんなことだろうと思ったんだけど、智ちゃんよかったわね。いい気持ちだった?」
姉ちゃんはにこにこしながら僕の顔を見て言った。
「うん、とてもよかった。」
「中山は女とおまんこしたくてしょうがなかったんで俺に相談しに来たんだよ。それ
 で、俺が得意になって母ちゃんや姉ちゃんとのことをしゃべったんだ。」
木村は頭をかきかき言った。
「義男は口が軽いんだから。智ちゃんだからいいけど、他の人には絶対に言っちゃだ
 めよ。」
「わかってるよ。中山にしか話しちゃいないから、大丈夫だよ。」
「智ちゃん、あんたもお母さんのこと好きなんでしょう?」
「うん。大好きだよ。」
「智ちゃんのお母さんって美人だし、それにとても優しそうだものね。でもね、ただ
 やりたいからやるって言うんじゃ犬や猫と一緒よ。ちゃんと相手の気持ちを確かめ
 て、相手の人格を認め合った上ででないと、お互いに不幸になるわ。あたしがいい
 例よ。愛してもいない人だったのに、あまりにしつっこく言い寄ってくるから本当
 に愛してくれているんだと思っちゃったの。すぐに気が付いたんだけど、ぐずぐず
 して今日まで来ちゃったのよ。」
姉ちゃんは僕にもよくわかるように話してくれた。
「それじゃあ、中山がうちの子なったお祝いをしようよ。」
木村の音頭でコーラで乾杯した。
その晩は雑談をしながら、みんなで居間で雑魚寝した。
僕に寄りかかってこっくりこっくりしはじめた姉ちゃんと僕に、木村が毛布を持って
きてくれた。
「中山よ、姉ちゃんとやってもいいぞ。」
僕に耳打ちした木村はソファーに横になったおばさんにも毛布を掛け、隣にもぐりこ
んでもぞもぞと動き出した。
おばさんのパンティーを脱がそうとしているのが毛布の上からわかる。毛布をはぐっ
て木村が顔を出し、僕に目で合図した。
僕は姉ちゃんの背中に左手を回し、右手で胸をゆっくりと揉み始めた。姉ちゃんは薄
っすらと目を開け、僕の首に両手を回してきた。
僕は姉ちゃんのブラウスのボタンを外し、ブラジャーの下側から手を差し入れた。僕
の手に余るほど豊満な乳房は僕の指を押し返すような弾力を秘めている。僕は姉ちゃ
んと唇を合わせながら、両の乳房を交互にゆっくりと揉み解すように愛撫した。
姉ちゃんが口の中に舌を差し入れてきたので、僕も舌を絡ませながら強く吸い、姉ち
ゃんが送り込んでくる甘い唾液を喉を鳴らして飲んだ。
姉ちゃんが鼻声を出し始めたので僕は手を腰の横に移動させ、タイトスカートのフッ
クを外し、ファスナーをゆっくり下げた。
姉ちゃんが腰を幾分か上げたので、僕はスカートをゆっくりと引き下げ、足元まで下
ろした。
姉ちゃんは僕の股間に手を這わせ、ズボンのファスナーを下げ、硬く勃起したちんこ
を引き出そうとする。
「姉ちゃん、ちょっと無理だよ。ズボンを脱ぐから。」
僕が姉ちゃんの耳に口を寄せて囁くと、
「ついでにあたしのパンティーも脱がせて。」
と言った。
僕がズボンを脱ぎながら木村たちの方に注意を向けると、木村がおばあさんの股間に
入って、一生懸命におまんこを舐めていた。毛布を外し、おばさんの両脚を担ぐよう
にしながら、顔を左右に振りたてて夢中で舐めている。
僕も毛布をはぎ、素早くズボンを脱いで姉ちゃんの脚を大きく開き、股間に顔を埋め
た。おまんこの匂いが僕の顔を包み、いやが上にも僕の性欲を刺激する。
僕は舌を尖らせたり広げたりしながら夢中で舐めた。膣口だけでなく肛門にも舌を尖
らせて差込み、クリトリスを唇の先でついばみ、と、考えられることを片っ端から試
した。姉ちゃんは、
「いい、いいわ。そこ、ああ、いい。いいわ。」
と僕の頭を両股でぐいぐいと締め付ける。
僕は姉ちゃんのおまんこから顔を上げて木村の方を振り向いた。
木村はおばさんのおまんこにちんこを挿入して激しく腰を振りたてている。
おばさんは、
「いいわよ。ああ、いい、義男、いいわ。ああ、あ、いい。」
と大きな声で快感を訴え、木村の背中に両手を回し、足を木村の腰に絡みつかせてよ
がっている。僕も姉ちゃんの股間に身体を入れてちんこを濡れそぼったおまんこに挿
入した。
姉ちゃんのおまんこは僕のちんこの侵入を阻むかのような狭小さで、ぬるぬるに濡れ
ているのになかなか入らない。
僕はちんこの先に姉ちゃんの愛液をたっぷりと塗りつけ、膣口の真ん中にあてがって
腰を強く押し付けた。
しばらくそうしていると、急にぬるっとした感触がちんこに伝わり、熱く潤った肉襞
がちんこを包んだ。僕のちんこが姉ちゃんのおまんこに入ったのだ。
おまんこの中は無数の生き物でも住んでいるように蠢き、僕のちんこを奥へ奥へと吸
い込むので気持ちがよくて仕方がない。
僕は激しく腰を使った。姉ちゃんは僕の腰に両足を絡めながら快感を訴える。
「姉ちゃん、出してもいい?俺、気持ちがよくってどうしようもないよ。」
僕が姉ちゃんの耳元で言うと、姉ちゃんも、
「いいわ、いいわよ。うんと奥まで入れて、いっぱい出して。智ちゃんの子を産んで
 あげるから、いっぱい出して。いいわよ。ああ、いいわ。」
と言って腰を突き上げ、弓なりになって快感を訴える。
僕が腰を強く押し付け、堪えていた引き金を絞ろうとした寸前に姉ちゃんのおまんこ
の奥深いところで何かが起こった。ちんこの先、亀頭の部分がすっぽりと何かに嵌ま
り込んだのだ。
「ああ、どうしたの?ああ、いい。すごいわ。ああ、ああ、ああ、いい、あ、あ。」
姉ちゃんが白目を剥いて失神したのと、僕が激しく射精したのとほとんど同時だった。
どくっどくっとちんこを伝わって多量の精液が流れていく。
亀頭の先が嵌まり込んだ部分に向かって、すごい勢いで噴出したのが先端の感覚でわ
かる。ものすごくいい気持ちだ。頭の中が真っ白になるほどの快感で、腰が痙攣して、
いつまでも射精が続いているような気がする。
激しく射精したのにちんこは一向に衰える様子はなく、次から次に快感が押し寄せて
は射精を促し、僕は姉ちゃんのおまんこに挿入したまま3回も射精してしまった。
その間姉ちゃんは失神を続けていたが、ちんこが萎えてきて抜け落ちる間際になって
ようやく失神から覚めた。
「あたし、どうしちゃったのかしら。こんなによかったのは初めてよ。智ちゃん、あ
 んた、何をしたの?すごかったわ。」
「俺もすっごくいい気持ちだった。何が何だかわからなかったけど、3回か4回続け
 て出ちゃったみたいだ。頭の中がボーっとしてるんだ。姉ちゃんのおまんこが良す
 ぎるんだよ。全部出ちゃったみたいだ。」
僕はそう言いながら姉ちゃんからちんこを抜き、姉ちゃんのおまんこを舐め清めよう
と膣に口を付けたが、射精したはずの精液が流れ出てこない。溢れ出てくるのは姉ち
ゃんの愛液だけだった。姉ちゃんが僕のちんこをきれいに舐めしゃぶってくれたので、
僕は姉ちゃんに聞いた。
「姉ちゃん、俺、確かに射精したよね?」
「ええ、すごくたくさん射精してくれたのわかったわよ。すごくいい気持ちだったも
 の。どうかしたの?」
「それが、おまんこから精液が流れ出てこないんだ。流れ出てきたのは姉ちゃんの愛
 液だけなんだよ。」
「そんなことはないでしょ。4回分の精液はどこにいっちゃったのよ?」
「それがわかんないんだよ。射精しようとしたとき、姉ちゃんのおまんこの中でちん
 この先がすっぽりと何かに嵌まり込んだような気がしたんだけど、それがすっごく
 いい気持ちで、俺のちんこをぐいぐいと吸い込むような気がしたんだ。あんまりい
 い気持ちだったんで4回も射精しちゃったんだけど、よくわからないんだ。」
ぼくたちがそんな会話をしていると、
「どうしたの?ふたりとも。」
おばさんが怪訝な顔をして僕たちに言った。
「うん。よくわからないんだよ。」
「中山は確かに射精したんだろう?」
「うん。でも、姉ちゃんのおまんこから精液が流れ出さないんだよ。それでどうしち
 ゃったんだろうってことになってさ。」
「あたしも智ちゃんが射精したのは覚えてるの。すっごくたくさん出してくれたのよ。
 あたしあんまりいい気持ちだったので、少し失神しちゃったんだから。」
「ふーん。不思議なこともあるもんだね。でも、二人とも気持ちよかったんだからい
 いじゃないか。俺たちもすっごく良かったんだぜ。ねえ、母ちゃん。」
「ええ、すごく良かったけど、でも変ねえ。子宮の中にでも入っちゃったのかしら?」
おばさんも首を傾げながら言ったが、おばさんの言ったのは当たりだった。
だいぶ後になって母から聞いてわかったことだが、姉ちゃんはきわめて特異な体質で、
極端に性的な快感が高まると子宮口が大きく開くのだ。母もそうなのだ。
亀頭がすっぽりと子宮口に嵌まり込んだため、射精した精液は直接子宮内に噴出し、
そのため膣口から精液が流れ出さなかったのだ。僕が何もわからなくなるほど気持ち
がよかったのは当たり前だ。
このときはそんなことはわからなかったが、このあと僕は姉ちゃんと3回、木村はお
ばさんと2回やった。そして、それぞれカップルで抱き合いながら眠った。
翌日、僕たちは弁護士事務所を訪ねて姉ちゃんの離婚の交渉を依頼し、その足で運送
屋に行って引越しの手配をした。
さすがにその日のうちに引越しすることはできなかったが、翌日には姉ちゃんの荷物
はみんな運んでしまった。


(8)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行6/18

近親相姦小説
10 /14 2014
義姉


こうして僕は思いがけずに木村のおばさんとおまんこすることができた。
おまんこに挿入しただけで射精してしまうのを“早漏”というそうだが、わずか15
分くらいの間に3回も射精してしまった。
「俺って、早漏なのかな?」
僕はパンツを穿きながら、誰にともなく訊いた。
「何でそんなこと言うんだ?」
すっかり身支度をした木村が逆に訊いて来た。
「だってよ、おばさんのおまんこに入れただけで気持ちよくなっちゃってさ、もう、
どうにも我慢できなくなっちゃったんだ。口に咥えてもらったときもそうだった。」
「智ちゃん、そんなこと、心配することじゃないわ。義男なんか、私のおまんこを見
 ただけで出ちゃったんだから。手で触っただけでも出ちゃうし、おまんこを舐めて
 くれている途中でも出しちゃうもんだから、はじめのうちはまともに性交できなか
 ったのよ。3回目か4回目になってやっとまともに挿入して性交できたの。その点
 智ちゃんの方が見どころあるわよ。」
おばさんはスカートを穿きながら笑って言った。
「母ちゃん、それはちょっと言い過ぎだよ。」
木村が口を尖らせて抗議した。
「母ちゃんだって、はじめてやったとき、泡吹いて気を失っちゃったじゃないか。あ
 のとき母ちゃんがおしっこを漏らしちゃったから、俺が飲んでやって、それから俺
 が“母ちゃんのおしっこ大好き人間”になっちゃったんだから。これって母ちゃん
 の責任だよ。」
木村がおばさんのおまんこをいじりながら言うと、
「そんなことないわよねえ。智ちゃんだって、私のおしっこ、おいしいって言ってく
 れたもの。それじゃあ智ちゃんも変態ってことになっちゃうわ。」
おばさんが僕の顔を覗き込みながら言ったので、僕たちは声を上げて笑ったが、よく
考えれば、僕たちはみんな変態なんじゃないだろうかと思った。
実の母親とおまんこしたいと願う息子と、自分の腹を痛めて産んだ息子のためにおま
んこを剥き出し、蜜液を滴らせて迎え入れる母親、そしてその中に割り込んで一緒に
性交し、おまんこを舐めたり尿を飲んで喜悦する僕が、正常だと言えるだろうか?
いや、それより、性愛行為で正常とか異常ということ自体があるんだろうか?
そんなものは初めからないんじゃないだろうか?あるわけはない。相手が喜ぶことを
可能な限りしてやるのが性愛の原点なんじゃないだろうか。それなら、相手のことを
考えながらやっている限り変態ではないんじゃないだろうか。
僕はつかの間こんなことを考えていた。
袋から取り出した新しいパンティーを穿き、空いた袋にさっき脱いだパンティーをき
ちんとたたんで入れて僕に手渡してくれたおばさんが、
「はい、おみやげ。でもあまり激しくやっちゃだめよ。私とやる分は取っておいてく
 れないと。」
と言って僕のくちびるにキスしてくれた。
「あら、お茶が冷めちゃったわね。ちょっと待っててね。」
おばさんはお茶を入れ替えるために部屋を出て行ったが、しばらくしてお盆と一緒に
コードレス電話を持って戻ってきた。
「義男、和子からなんだけど、ちょっと出てくれない。また揉めてるらしいのよ。」
おばさんは少し顔を曇らせて言い、中山に電話機を渡した。
「もしもし、姉ちゃん?しばらくだね。・・・元気だよ。・・・うん・・・そうか。
 ・・・うん、いいよ。ちょうど中山が来てるんだ。・・・うん、それじゃあね。」
木村も困ったような顔をして電話を切った。
「どうなの?義男。」
おばさんが心配顔で木村に尋ねた。
「うん、これから来るって。ところでよう、中山、おばさんに電話して遅くなるって
 言っとけよ。お前にちょっと相談に乗ってもらいたいんだ。」
「俺で役に立つのか?」
「ああ、姉ちゃんのことなんだけどさ、お前の意見が聞きたいんだ。頼むよ。」
「わかった。じゃあ俺、母ちゃんに電話するよ。」
僕が家に電話を掛けると話中だった。しばらく待ってからもう一回掛けたが、やはり
話中だ。母が電話をしているみたいだ。病院の人と話をしているのかも知れない。
「母ちゃんが電話しているみたいだ。俺、ちょっと家に行ってくるよ。」
僕が木村たちにそう言って立とうとしたときに電話が掛かってきた。
「はい、木村です。ああ、おばさん、こんばんは。うん、いますよ。ちょっと待って
 ください。中山、おばさんからだぜ。」
僕の想像どおり、母に緊急の呼び出しが入ったそうだ。これから病院にいかなくては
ならないから、遅くなるようなら泊めてもらうように、とのことだった。
おばさんに電話を代わってもらったら、温泉旅行のことはともかく、野菜が高くなっ
たとか、仲町のパープルという美容院は上手だなどと、どうでもいいことを長々とし
ゃべり、とんだ井戸端会議になってしまった。
「母ちゃん、おばさんは緊急で病院に行くんだろう?遅くなっちゃうぜ。いい加減に
 切った方がいいんじゃないか?」
木村が呆れて言ったので、おばさんも母と挨拶を交わして電話を切った。
「ごめんごめん、私って、つい長話になっちゃうのよね。」
おばさんは笑いながら俺たちに謝る。
「母ちゃんって、いつもこれだからな。」
木村がこぼすように言った。
「俺んちの母ちゃんも同じだよ。」
みんなで声を上げて笑った。
そのあと、お茶を飲みながら、木村やおばさんから姉ちゃんのうちのことを聞いた。
「姉ちゃんは普段は優しいけど怒ったらこわいから、俺もあんまり姉ちゃんを怒らせ
 たことはないんだ。だけど、今の電話はただ事じゃあないぜ。思いつめてるみたい
 だった。」
「義男ったら、脅かさないでよ。和子が何かするみたいなこと言わないで。心配にな
 っちゃうじゃないの。」
「大丈夫だよ。姉ちゃんが来たら、俺が慰めてあげるから。」
僕がそう言うと、木村は、
「お前知らないからそんなこと言うけど、姉ちゃんが本当に怒ったら手がつけられな
 いんだから。」
と言った。
姉ちゃんの名前は和子といい、今年23歳になる。スタイルがよくてとてもきれいだ
から、結婚するまでは僕たちのアイドル的存在だった。旦那の名前は康三という。
大学生のときに友達と海水浴に行き、脚がつって溺れそうになったことがあった。僕
が5年生のときだから、今から2年くらい前のことだ。
ちょうどその近くで泳いでいた康三が姉ちゃんを助けたのだそうだが、それからとい
うもの、明けても暮れてもデートの誘いで、とうとう根負けした姉ちゃんが康三と結
婚したのが去年の6月で、結婚していると言ってもまだ1年ちょっとにしかならない。
さんざん拝み倒して姉ちゃんと結婚したのに、康三は結婚直後から派手に遊びまわり、
姉ちゃんのことを省みようとはしなかった。
すぐに別れてしまえばよかったのにと言えばそれまでだが、康三は、康三の父が社長
をやってる会社の役員をしており、その会社は木村のおじさんが勤める会社の大のお
得意さんだったのだ。
姉ちゃんはおじさんに頼まれたわけではないが、命の恩人でもある康三に負い目があ
ったみたいで、少々のことは目をつぶろうと思い我慢してきたのだそうだ。
ところが康三の遊びはエスカレートする一方で、クラブのホステスを連れて出掛けた
ゴルフ場で人に怪我させたり、会社の女子社員を妊娠させて慰謝料を会社の金で支払
ったりと、この1年だけで何回もそういった“事件”があった。
そして決定的だったのが今回の事件で、姉ちゃんが大学時代の友人たちと会って家に
戻ったら、康三が女を家に連れ込んでいたというのだ。
二人とも下着姿で、部屋には生臭い匂いが立ち込めていたという。あまりに人を馬鹿
にしているので怒鳴ってやろうかとも思ったが、腹立ち紛れに言えば何を言い出すか
わからないから、すぐに家を飛び出したのだそうだ。近所の喫茶店でコーヒーを飲ん
でいるのだが、みんなに聞いてもらいたいから“これから行く”と喫茶店から電話し
てきたのだ。
「そういうことなら心配してもしょうがないじゃないか。姉ちゃんの言い分をみんな
 で聞いてあげればいいんじゃないのか?」
そんなことを話し合っているうちに姉ちゃんが来たみたいだ。
「あれからすぐ出たんだけど、小田原厚木道路がすっごく混んでたの。智ちゃんが来
 てるんだって?」
そう言いながら姉ちゃんが玄関に入って来たのは11時を回っていた。
「こんばんは。」
僕が木村の部屋から顔を出して挨拶すると、廊下を早足で歩いてきた姉ちゃんが、
「元気そうね。しばらく見ないうちに随分男らしくなったじゃない。」
と言って部屋の中に入ってきた。
「そんなことないさ。それより、姉ちゃんこそますますきれいになったね。輝いてい
 るみたいだ。俺、惚れちゃいそうだな。」
僕が照れながらも軽口をたたくと、
「生意気言ってんじゃないの。」
姉ちゃんは僕の頭を指で軽く小突いて愉快そうに言う。木村が言ったように思いつめ
てる様子はない。
「こいつさ、今日から俺んちの子になったんだぜ。俺の弟。」
木村がいたずらっぽく笑いながら言う。
「うっそー。智ちゃん本当なの?」
姉ちゃんはそう言いながら木村のベッドに腰を下ろした。
「うん、本当だよ。おばさんの子にしてもらったんだ。」
僕もいたずらっぽく笑いながら言った。
「どういうこと?」
姉ちゃんは怪訝な顔つきで僕たちに問いかけたが、僕たちは返事をためらって互いに
顔を見合わせ、にやにやと笑っていた。
「お茶の支度ができたから、こっちにいらっしゃいよ。」
と、おばさんの呼ぶ声がしたので、みんなで居間に移った。
「お母さん、智ちゃんがうちの子になったって聞いたけど、どういうこと?」
「智ちゃんと義男が義兄弟になったのよ。」
おばさんは動揺も見せずにさらりといった。
「この子たち、ずっと前から兄弟みたいなもんじゃない。何か変だな。」
姉ちゃんは釈然としない顔つきで僕たちを眺め回したが、
「そんなことより、あんたのことの方が心配よ。どうなの?」
おばさんが話題を変えたので、
「それなのよ。あの人ったら、ぜんぜん懲りてないの。あたしアタマに来ちゃった。」
姉ちゃんは眉をつり上げて言った。
「じゃあ、もうやめたら?うちに帰っておいでよ。」
木村が訳知り顔で言う。
「俺も姉ちゃんが戻ってきてくれた方が嬉しいな。姉ちゃんに辛い思いをさせるよう
 な男は許せないよ。そんなのと付き合ってたって、この先いいことなんかないよ。」
僕は姉ちゃんのことが好きだったからそう言ったのだが、
「智ちゃん優しいのね。あたし智ちゃんみたいな人と結婚すればよかったわ。」
姉ちゃんはそう言って僕に笑顔を向けた。
「俺、結婚するんなら姉ちゃんみたいな人と結婚したいなあって思ってたんだ。でも、
 姉ちゃんみたいに優しくてきれいな人は一人の男のためにだけ存在してるんじゃな
 いと思うんだ。もう一度独身に戻ってさ、たくさんの男たちに希望を持たせてやっ
 たら?そうすれば俺も候補者に入れてもらえそうだから。」


(7)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行5/18

近親相姦小説
10 /14 2014
義母


僕たちの話が終わるのを見計らったように、おばさんがケーキとお茶を持ってきた。
点けっぱなしだったNHKテレビの9時のニュースがはじまった頃だった。
「おばさん、ありがとう。俺、嬉しくって…」
僕はおばさんの顔を見たら急に感激して声が詰まってしまった。
「中山君たら、そんな他人行儀なこと言わないで。あなたも義男も兄弟同然なんだか
 ら、二人とも私の可愛い息子だと思ってるのよ。そうでなけりゃ、あんな恥ずかし
 い真似できないわよ。でも、智ちゃんに見られてるんだって思ったらすごく興奮し
 て、最期なんかどうなっちゃたのかわからなかったのよ。」
おばさんはさっきの性交を思い出したのか、腰をもじもじさせながら顔を上気させて
言った。
「母ちゃん、ついでだから、中山におまんこ見せてやってくんないか。こいつも俺も、
 さっきから勃起しっぱなしなんだ。一緒によ。」
木村が思いついたように言った。
「義男がそう言うんなら、いいわよ。でも、ちょっと恥ずかしいな。中山君もいい?」
おばさんははにかみながらも、まんざらでもなさそうに言う。
「うん、お願いします。」
「それじゃあ、約束して。中山君も私の子になるって。そうすれば私とあなたは義理
 の母子になるわけでしょう。母子相姦の予行演習ができるじゃない。」
おばさんは自分の発案にすごく満足したみたいで、鼻の穴を膨らませて言った。
「ありがとう。俺、おばさんの子にさせてもらいます。」
僕がそう言うと、木村が、
「俺のほうが誕生日が早いから、お前は俺の弟分だぜ。」
と言った。おばさんは立ち上がってスカートを脱ぎ捨て、
「智ちゃん、パンティーを脱がして。」
と言った。僕はおばさんの前に跪き、両手をパンティーの腰の部分に当ててゆっくり
と引き下ろした。
「そのパンティー、智ちゃんに貸してあげるわ。」
おばさんは蜜液でぐっしょりと濡れたパンティーを僕に貸してくれると言う。
「本当に?」
僕は目を輝かせたに違いない。
「ええ、そうよ。使ったら返してくれればいいわ。智ちゃんが、お母さんと本当の母
 子相姦が出来るようになるまで、毎日汚れたパンティーを貸してあげるわ。智ちゃ
 んが汚れたパンティーが必要なこと、おばさん、よく知ってるんだから。」
おばさんはそう言ってベッドの上に横たわった。
僕たちも下半身を脱いでちんこを出し、おばさんの傍にいざり寄った。
膝を折り曲げ、股を大きく開いて両手でおまんこを開いたおばさんが、
「智ちゃん、これが私のおまんこよ。舐めてくれる?」と言ってくれた。
僕が木村に目配せすると、木村がうなづいたので、僕はおばさんのおまんこに顔を近
づけた。
カメラを通して見た時には陰毛が薄いように見えたが、おばさんの陰毛はかなり濃く、
そのため部分的に脱毛してうっすらと見えるように手入れしているみたいだ。
はじめて見る実物のおまんこは魅力的な匂いを発散させてぬめぬめと輝き、膣口から
は透明な蜜液が溢れている。
僕は太ももの内側に手を添えて、妖しくうごめくおまんこに口をつけた。
溢れ出る蜜液を吸い、舌を尖らせておまんこの中に差し込むと、おばさんの手が僕の
ちんこを優しく握ってくれる。
「智ちゃん、上手よ。とてもいい気持ち。義男、あなたのもちょうだい。」
おばさんは僕のちんこをしごきながら木村のちんこも巧みにしごきはじめた。
僕はおばさんのおまんこにむしゃぶりついて、夢中で舐めまわした。
「ああ、気持いい。素晴らしいわ。智ちゃん、中に入れて。」
おばさんの声は震えている。
「中山、母ちゃんがああ言ってるから、おまんこに入れてやってくれよ。」
木村の声も震えている。
「い、いいの、か?」
僕の声も震えてしまう。
「いいよ。入れてぐちょぐちょやってくれ。俺も母ちゃんの口に入れるから。」
そういうと木村はおばさんの口にちんこを入れた。僕も身体を起こし、おばさんの股
間に身体を入れ、ちんこをおまんこにあてがってぐいっと押し付けた。
ぬるぬるの蜜液に濡れたおばさんのおまんこは僕のちんこをやすやすと呑み込み、根
元までしっかり咥え込んだ。
おまんこの中は熱く潤み、何かがうごめいているような感じで、ちんこに絡みつくよ
うに収縮を繰り返して気持ちよくってしかたがない。母のおまんこもこんな感じなん
だろうか?はやく母とやりたい。
僕は気持ちがよくて気持ちがよくてどうしようもないほどで、おばさんも、僕が何も
しないのに勝手に上り詰めていってるみたいだ。
僕は我慢の限界にきて、おまんこの中にどくっどくっと放出した。
木村もほとんど同時におばさんの口の中に放出したみたいで、おばさんが喉を鳴らし
て精液を飲み下すのがわかる。
僕はいま射精したばかりなのに再びちんこが硬くなるのを感じ、腰を激しく動かし続
けた。どんどん快感が高まり、わずか数分で再び激しく射精してしまった。
おばさんもよかったみたいで、おまんこがぐいぐいとちんこを絞り上げるようにうご
めいている。
僕はちんこを抜いておまんこに口を付け、溢れ出る精液と蜜液の混じったものを吸出
し、おばさんに口移しで飲ませてやった。
「おばさん、木村、ありがとう。すっごくいい気持ちだった。生まれて初めてなんだ。
 女の人と性交したのは。本当にありがとう。」
「礼には及ばないよ。俺も母ちゃんも、すっごくよかったんだから。ねえ、母ちゃん、
 そうだろう?」
「ええ、本当よ。三人でやるのって、素晴らしいわ。病み付きになりそう。私のおま
 んこで智ちゃんの“筆下ろし”ができたことも大感激よ。私たちの方こそありがと
 うって言いたいわ。」
「そう言ってもらえて嬉しいです。それで、甘えついでにお願いなんだけど、おばさ
 んのおしっこを飲ませて欲しいんだ。」
「本当?私のおしっこまで飲んでくれるの?」
「うん、是非お願いします。木村、いいだろう?」
「母ちゃん、飲ませてあげなよ。こいつ言い出したら聞かない性質だから。」
木村は苦笑して言った。
おばさんは僕の顔を跨いで尿道を僕の口に当て、
「智ちゃんいい?出すわよ。」
おばさんはそう言って少しずつ排尿しはじめた。塩気と渋みが溶け合った、とろっと
した喉越しで、口に流れ込む量が徐々に増えてくる。しまいには口から溢れかえるほ
どに激しく出てきて、僕は息もつかずに夢中で呑み込んでいった。
僕は最期の一滴まで吸い尽くすように舐め取り、おまんこや肛門をきれいに舐め清め
てやった。
「おばさん、とてもおいしかったよ。」
僕はベッドを降りたおばさんに礼を言って起き上がろうとしたが、
「待って、そのままじゃ可愛そうだから、なだめてあげるわ。」
とおばさんが言い、僕のちんこを口に咥えてくれた。僕はおばさんのおしっこを飲み
ながらちんこを再び勃起させていたのだ。
おばさんの舌がねっとりと絡みつき、ちんこを吸い上げ、しゃぶり尽くし、軽く歯を
当ててこそぐように顔を上下してくれる。亀頭の割れ目に舌先をあてがい、尿道をほ
じくるように舐めまわすので気持ちがよくて仕方がない。僕は幾らも経たないうちに
絶頂に達し、おばさんの喉の奥深くに激しく放出した。
おばさんは唇が僕の腹に触れるほどちんこを喉の奥まで呑み込み、射精した精液を一
滴も余さずに飲んでくれたが、ちんこを咥えて離そうとはしない。
尿意を催してそのことを告げると、おばさんは一度ちんこから口を離し、
「飲ませてちょうだい。」
と言って再びちんこを喉深く呑み込んだ。
僕はおばさんの喉に直接おしっこを出したが、おばさんはちんこを口に咥えただけで
はなく、喉の奥まで呑み込んでいるのがよくわかった。


(6)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行4/18

近親相姦小説
10 /14 2014
計画


パソコンを消そうとしたときに電話が掛かってきた。出ようとしたら母が先に取ったよ
うだ。僕は母が帰ってきていたことに気が付かなかった。
「智ちゃん、木村君からよ。」
母がコードレス電話を持ってきてくれた。部屋の中には僕の精液の匂いがこもっている
筈だ。焦った僕はパソコンを消すのも忘れて母から電話機を受け取り、窓を開けて木村
と話しはじめた。
「どうだった?よく見えるようにやったつもりだけど。」
「ああ、すごかったよ。ディスクに保存してあるから、コピーして持って行くよ。最後
 のサービス嬉しかったけど、おばさん気が付かなかったか?」
僕は母に聞こえないように小声で話した。
「そのことも話したいんでよ、もしよかったらあとで来ないか?」
「わかった。ご飯を食べたら行くよ。」
「ああ、それから、これは母ちゃんからなんだけど、来月の第2土日に1泊で山梨に紅
 葉を見に行こうって言ってるんだ。おばさんも一緒に行けるかどうか聞いてくれって
 言ってるから、都合を聞いてくんないか?」
「ああいいよ。増富温泉だったよな。あそこは景色がいいから、母ちゃんきっと喜ぶよ。
 ありがとうな。あとで行くから、じゃあな。」
僕が電話を切って居間に行くと、母がご飯の支度をしていた。
「智ちゃん、いくらパソコンが好きでも長時間やってたら目を悪くするわよ。」
母がご飯をよそりながら言った。
「うん、気をつけるよ。それより母ちゃん、来月の第2土日、休める?」
「そうねえ、木曜日が遅番だから、土曜と日曜は休めるわ。何かあるの?」
母は勤務スケジュールの書き込まれた10月のカレンダーを見ながら言った。
「うん、木村んちのおばさんが紅葉を見に行かないかって。1泊で。増富温泉だよ。」
「そう。久しぶりに温泉につかるのもいいわね。智ちゃんも一緒に行くんならわたしも
 行きたいな。智ちゃんはどうなの?」
母は嬉しそうに言った。
「体育祭は第1日曜だし、中間テストは月末だから、僕の方は大丈夫だよ。それより、
 木村んちのおじさんはどうせ行かないだろうから、母ちゃんが運転することになると
 思うけど、疲れないかい?」
「大丈夫よ。月曜日は遅番だから、ゆっくりできるから。」
「それじゃ決まりだ。これから行って打合せしてくるよ。」
僕は大急ぎでご飯をかっ込み、自転車を引っ張り出して木村の家に向かった。
木村の家は税務署の前の道を入ったところだから、歩いても5分くらいだが、母に駅前
のクレモナでケーキを買っていくように言われたので、自転車で行くことにしたのだ。
僕の家のある谷津から小田原駅の西口までは下り坂だから、自転車だと2、3分しか掛
からない。僕はブレーキ代わりに発電ライトを点けて坂道を下っていった。
ブレーキをほとんど使わずに下ったので、かなりスピードが出て、バス通りに出るとこ
ろで危うくタクシーにぶつかりそうになった。
「馬鹿野郎!どこ見てんだ。」
キーッという急ブレーキの音とともに罵声が飛んできた。
「すみません。急いでたんで…」
窓から顔を出して怒鳴っている運転手に頭を下げて謝っていると、
「あら、あなた、中山君じゃないの?怪我しなかった?」
と、女の声がするので後ろの座席を見ると、6年生のときの担任だった谷山先生が窓か
ら顔を出していた。
「ええ、大丈夫です。どこもぶつかってないから。脅かしちゃってすみません。」
僕は近寄って頭を下げながら言った。
「そう言えばあなたのおうち、この辺だったわね。どれだけ急いでいるのか知らないけ
 ど、夜なんだから、もっとゆっくり走らなくちゃだめよ。」
谷山先生は相変わらずケバイ格好で化粧も濃かったが、前よりもきれいになったみたい
で、ハスキーな声もあの頃と変わっていない。
「はい、気をつけます。木村んちに行くとこだったんです。先生、覚えてるでしょ?
 3組にいた木村義男。僕と一緒に先生にお世話になった…」
「あら、あの木村君?彼も元気?今度一緒に遊びにいらっしゃいよ。私、8月にこの上
 のマンションに引っ越してきたの。シャトーレっていうの。知ってるでしょう?」
シャトーレは僕の家の東側の崖下にある3階建ての小奇麗なマンションで、この7月に
建ったばかりだ。屋上はマンションの住人の駐車場になっていて、僕の家の前の道から
直接出入り出来るようになっている。
「僕んちの隣ですよ。近いうちに木村を誘って伺います。それじゃあ。運転手さん、ど
 うもすみませんでした。」
僕は先生とタクシーの運転手に挨拶してバス通りを駅の方に向かった。
「そういう訳で遅くなっちゃったんだ。」
僕は木村にいまの一件を話してやった。
「へえ、それは奇遇だな。今度一緒に行こう。でも、ぶつかんねえでよかったな。お前、
 そそっかしいから、気をつけろよ。」
「うん、気をつけるよ。」
「ところでさ、さっきの特演な、あれ、実は母ちゃんも知ってるんだ。」
木村は声を低めて言った。
「どういうこと?」
僕は木村の言った意味がわからなかった。
「俺が母ちゃんに言ったんだよ。」
「何を?」
「お前がおばさんとおまんこしたがっているって。」
「本当にそんなこと言ったのか?」
僕は急に顔に血が上るのを感じた。
「ああ。もっとはっきり言えば、お前を押入れに隠れさせて覗かせたろう。あれ、母ち
 ゃん全部知ってたんだ。最初のときにばれてたんだよ。」
そう言えばおばさんは不審そうにしていた。
「やっぱりそうか。一度帰ってまた来たんだって言ったんだけど、だめだったか。」
「そうなんだ。あのあと母ちゃんに詰問されてよ。俺、最初はバックレてたんだけど、
 押入れのふすまの穴を見つけられちゃってさ、とうとうばれちゃったんだ。」
木村はすまなそうな顔をして謝るので僕は文句を言えなかった。
「それでお前のこと話したんだよ。お前がおばさんのパンティーを使ってオナッている
 ことを話したら、可愛そうだから見せてやろうっていうことになってさ、母ちゃんが
 積極的に“見せ場”をつくってくれたんだよ。」
「そうだったのか。俺、悪いことしちゃったみたいだな。」
僕はやや鼻白んで言った。
「そんなことないよ。俺も母ちゃんも、お前に見られてるって意識したらすっごく燃え
 たんだから。だけど、最初からお前をダシに使ったわけじゃないんだぜ。」
木村は本当にすまなさそうな顔で言った。
「わかってるさ。俺だってあんなすごいの見られたんだから、お前には感謝してるんだ。
 だけど、今日のはどういう意味があるんだ?」
「それが本題なんだけど、今回のことだって、お前が母子相姦できるようにしようって
 いうことから始めたことでさ、俺たち“先輩”としてはお前に失敗して欲しくないか
 ら、いろいろ考えたんだよ。おばさんの部屋に隠しカメラを付けて1ヶ月近く盗撮し
 たけどおばさんはオナニーしなかたろう?」
「ああ、素振りさえ見せなかったよ。母ちゃんにもバレてんのかなあ?」
「そうじゃないと思うぜ。母ちゃんは、おばさんは市民病院の副看護婦長という責任あ
 る仕事してるから、性欲がどっかにいっちゃてるんだって言うんだ。だからおばさん
 に刺激的な場面を見せればお前とやりたくなる筈だっていうのが母ちゃんの考えなん
 だ。俺もそう思うんだ。」
「なるほど、それで隠しカメラか。だけど、どうやって見せるんだ。母ちゃんは俺の部
 屋にあまり入ってこないから、見せるきっかけがないよ。」
「そこで温泉旅行なんだよ。おばさんを洗脳しようっていうわけさ。最初に、俺が母ち
 ゃんのスカートの中に手を突っ込んだり、母ちゃんの乳をいじったりしているところ
 を、おばさんが偶然に目撃するように仕向けるんだ。肩とか腰を揉んでやっている振
 りをすればわざとらしくないだろう?そうでなければ、何かにつけて肌を触れ合った
 り、いちゃいちゃしたりしてさ、とにかくおばさんに、“あの二人はおかしい”と思
 わせればいいんだ。次に、部屋のトイレから、俺と母ちゃんが相次いで出てくるとこ
 ろをおばさんに見られるように仕組む。これもあからさまにやるんじゃなくて、おば
 さんが不審に思う程度にやるんだ。例えば、俺が先に出て、ちょっとしてから母ちゃ
 んが髪に手でもあてながら出てくれば、いくら鈍感なやつだって変だと思うぜ。まし
 てお前んちのおばさんは頭の回転が速いから、その辺はすぐに気が付く筈さ。それで、
 おばさんが俺たちの行動に疑惑を持ってトイレに入ってみると、便器の中に使ったコ
 ンドームが浮いているなんてのはどうだ?」
木村は自慢げに言う。
「うん、そこまで見せられて変に思わないやつはいないな。母ちゃんならすぐピンとく
 るよ。」
「そこで今度は直接濡れ場を見せるんだ。お前とおばさんが二人で遊歩道を散歩してい
 るときに、俺と母ちゃんがおまんこしているところを目撃するんだ。ほら、展望台に
 行く途中の崖っぷちにある東屋な、あそこで俺たちが露天でおまんこしてるところを、
 お前たちが偶然通り合わせて目撃しちゃうってのはどうだ?」
「そうだなあ、あそこは遊歩道より下だから上からは見えないけど、谷へ下りる道から
 は見えそうだな。だけど、本当にあそこでおまんこするのか?」
僕は木村んちの家族と一緒に何度も行っているからあの辺の様子はよく知っている。
露天風呂の脇から裏山の展望台に上がる遊歩道があるのだが、階段状の道が急なのと、
特に見晴らしがいいわけではないから、旅館の客はほとんど行かない。その遊歩道の途
中から谷のほうへ少し下ったところに小さな東屋があるのだが、四方に腰までの高さの
板囲いがあり、真ん中に置かれたテーブルを囲んで木製のベンチが2脚ほどあるだけの
ものだ。そこで木村たちが母子相姦すると言うのだ。
「ああ、一度戸外でやってみたかったんだ。天気がよければ裸になっても寒くはないだ
 ろうし、もし天気がよくなくて寒いようだったら、下半身だけ出してやったっていい
 し、その辺はまかせろよ。お前たちが十分興奮するようにうんと卑猥にやるからよ。
 俺さ、あそこで肛門性交して母ちゃんに尿浣腸してやろうと思うんだ。あれ汚れるけ
 ど、すっごくいいんだぜ。いつもは風呂場でやるんだけどさ。」
木村は卑猥な笑い顔で言った。
「本当にすごそうだな、ぜひ見てみたいよ。」
「ああ、たっぷりと見せてやるよ。ところでよ、このあたりでお前とおばさんが合意に
 達してしまえば問題ないんだけど、もし、まだ洗脳が足りなさそうだったら無理しち
 ゃあだめだぜ。慌てる乞食は貰いが少ないって言うからな。」
僕は木村の話にすっかり興奮してちんこが硬く勃起しっぱなしで、パンツがちんこから
漏れ出た愛液でぐっしょり濡れてしまった。木村も自分の話しに酔ったみたいに顔を赤
くし、勃起したちんこが突っ張るのかしきりにズボンを直している。
「お前とおばさんがやっているのを見れば、母ちゃんだってじっとしてはいられないだ
 ろうから、俺がちょっかい出しても避けやしないと思うけど、まだ続きがあるのか?」
「そういうこと。“これでもか!”って追い討ちを掛けるんだ。あそこの旅館は和室だ
 から、布団を敷くときに八畳間の方に四組並べて敷くと思うんだ。俺とお前は真ん中
 に寝て、両端に母ちゃんとおばさんが分かれて寝るようにするんだ。頃合を見て俺が
 母ちゃんに仕掛けるから、お前は眠っている振りをしてるんだ。だけど、本当に眠っ
 ちゃだめだぜ。」
「当たり前さ、眠れるわけないじゃないか。」
「そんならいいんだけど、肝心のときに眠っちゃったら何にもならねえからな。はじめ
 はペッティングしながらひそひそ声で卑猥な会話をするから、お前はおばさんの様子
 をよく見てるんだ。」
「うん、それからどうするんだ?」
「俺たちはしばらくペッティングを続けるが、そのうちに俺が布団の中に潜って母ちゃ
 んのおまんこを舐め始める。母ちゃんの息遣いが荒くなったところで正常位でおまん
 こするから、お前もそのあたりでおばさんのおまんこをいじったり舐めたりすればい
 いんだ。タイミングさえ間違わなければ、おばさんがお前の誘いに乗ってくることは
 間違いない。“絶対”って言えるよ。ただ、これが肝心なんだけど、俺たちはお前た
 ちに感づかれていない振りをするから、お前たちも俺たちのことを感づいていないと
 いう振りを続けなければいけないんだ。これが女をたらしこむ鉄則だから、よく覚え
 て置けよ。今回の旅行は、あくまでお互いに何も見なかったという振りをするところ
 がポイントなんだ。」
木村は得意そうに締めくくった。
ストーリーはよくわかったが、心理的な部分については、わかったようでよくわからな
かった。でも、何か晴れ晴れとしたものが見えてきた感じだ。
「本当に大丈夫か?俺たちは場数を踏んでるから問題ないけど、お前は演技が下手だか
 らちょっと心配なんだよな。」
「うん、でも、何かうまくやれそうな気がするんだ。一生懸命やってみるよ。」
「おばさんを騙すのは心苦しいけど、こうでもしなけりゃおばさんは発情しないぜ。ま
 あ、作戦と言ってもこんなところだけど、どうだい?まんざらでもないだろう?」
「ザッツ・アイディーア!最高だよ。そのままエッチ小説に使えそうだな。」
僕は明るい声で言った。
「今度の温泉旅行がお前とおばさんの“新婚旅行”になればいいな。」
木村は僕の肩を叩いて言った。


(5)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。