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小説(転載) こちら気功治療院 2/2

官能小説
04 /08 2015
 そのとき電話が鳴る。
「ちょっとすみません。・・もしもし、中山気功治療院です。はい、予約です
か?」
 私はなにも書いてない予定表を見ながらわざとらしく、
「明日の9時なら空いています。はい、寺田様ですね。駅に着きましたらお電
話をください。お迎えに参ります。そうです。学芸大駅です。」
 綾は私の電話のやり取りを聞いて不安はなくなったようだ。
(患者さんはいるんだ。予約・・・この先生は若いけどすごい人らしい・・そ
うよ、あんなにひどかった頭痛がわずか数分、手をかざすだけで治るんだもの
・・きっと治療すれば身体全体が楽になるわ)
 元来女好きの私、美人の綾がついたての裏で着替える衣擦れの音を聞きなが
ら下着姿を想像し不覚にも股間を熱くしてしまった。
(治療中、真面目にやらねば)
「ストッキングも脱いでください。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「診察台に上がってうつぶせになって力を抜いて・・」
 綾には用意してあったパジャマは小さかったのかぴっちりで薄くブラとショ
ーツが透けている。
 私の股間の暴れん坊が堅くなり始めてきた。
(いけない、いけない、今は治療中・・でも、女性を愛撫した時の反応から気
功の仕事を思いついた・・今後この仕事を楽しみながら出来るか、ここは試し
に、相手は私好みの美人だし、治療しながら少し楽しんでみよう)
 私はうつぶせの綾の足からゆっくりと手をかざし、愛しい女性を愛撫する気
持ちで気を送りながら背中に向かう・・
(ああ、なんて気持ちが良いの、先生の気功って素晴らしい・・体が熱くなっ
てきた・・くすぐったいような・・ああなんて良い気持ちなの・・)
「奥さんどうですか?もう少し肩を楽にしましょう。ブラを外してください。」
「えっ・・・」
「上は着たままで良いですよ」
(そうか・・肩の紐や締め付けが良くないんだ・・)
「痛くて背中に手がまわらないんです。」
「もう、楽になっているはずですよ。」
「あら、本当・・手が・・さっきまで痛くて動かなかったのに・・こんなに楽
に動くなんて信じられない。」
 綾は背中に手を回すが留め金はパジャマの上からでは外しにくい。
「外しましょう。いいですか?」
「すみません。」
 私がパジャマの上から留め金を外すと綾は見られないように胸を隠しながら
ブラを取り枕元にたたんで置いた。
 水色のレースの付いた高級そうなブラ・・
「仰向けになって」
 パジャマに二つのポッチ・・乳首が・・
 仰向けになった綾の足下から上に向かい愛撫するがごとく気を送る。
 股間は特に丁寧に念を入れた。
(いや、どうしたのかしら・・感じる・・まるであそこに息をかけられ、舐め
られているような感じ・・いや・・ああ)
 胸も丁寧に・・・
(手はふれていないのに・・直にさわられているみたい・・しびれるような感
触・・あああ・・)
(効果有り・・感じているようだ・・よし)
「直に手で触れながら気功を送るともっと効果があるんですが、どうします?」
「あっ・・あ、先生、もっと楽になるならお願いします。」
「では、パジャマを脱いでうつぶせに」
 綾は上気した顔で今度は隠しもせずに上着を脱ぎズボンを脱ぐとうつぶせに
なった。
 ちらりとオッパイが見えた。
(いかん、暴れん坊が・・落ち着け)
 今度は直にさわりながら足下から気を送る。もちろん愛撫するように・・
 ブラとセットの水色の薄いショーツ・・尻の割れ目がうっすらと透けその奥
にふっくらとしたマンコの割れ目がぼんやりと見える。
 私は頭の中で割れ目を直接指でなぞることを想像しながら気を送りそして軽
くなぞる。
(ああ・・感じる・・先生の指が割れ目に・・熱い・・身体が・・いや・・あ
あ・・どうしたのかしら・・とても気持ちが良い・・)
(どうやら、クロッチはしめっている。奥さん感じているな)
 背中をさすり
「今度は仰向けになってください」
 綾は素直に診察台の上でショーツ1枚の姿で仰向けになる。
(先生にオッパイを見られている・・ああ・・感じちゃう・・)
(素晴らしい・・見事なオッパイ・・張りがある・・乳輪は薄く・・乳首は小
さめ・・ショーツは透けて薄く陰毛が見える。)
 私は2つの乳首の上に両手のひらを置き気を送り、軽く揉んだ。
 綾の息が荒くなる。
(ああ・・先生、だめ、揉まないで・・いや・・でも・・良い気持・・こんな
にしびれるような快感は生まれて初めて・ああ)
(もう、大丈夫だ、奥さんは完全に私の手の力に身を任せきっている。さてこ
れからどうしようかな)
 もう私は治療中であることを忘れていた。
「奥さん、腰回りの治療ためにショーツも脱ぎましょうか。」
(私・・これからどうなるの?・ああ)
 私は綾のショーツのゴムに手を掛けて引き下ろすと綾は腰を浮かせる。
 するりと脱げたショーツのクロッチはべっとりと濡れ、薄い陰毛に包まれた
割れ目は既に白く濁った液体に濡れて光る。
「奥さん、私の舌は手よりも効果があるんですよ。これから舌で治療しますが
良いですか?」
(舌?先生は私を舐めるんだ・・手よりももっと気持ちが良くなるに違いない
・・ああ)
「はい。お願いします。」
(いやどうなっちゃったの私・・)
 私は手で念を込めながらオッパイを揉み乳首を吸う。
(ああ・・あ・いい・・ああ・・しびれる・・)
「奥さん、我慢しないで声を出しても良いんですよ。」
 綾は堰を切ったように我慢していた声を出す。
「ああ・・あああ・・ああ・・ああ・いいいいい」
「奥さんの股間は他の所よりも堅く凝っていますので丁寧に治療します。」
 私は綾の両足を開き上に押し上げ赤ん坊がおしめを替えるときの姿にさせる
と割れ目に吸い付いた。
 舌先で割れ目を舐めクリをつつき・・膣に舌を差し入れる。
「ああ・・先生、とても良い気持ちです・・あああ・・もう、もうどこにも痛
みはありません。ああっ・あ」
「これからどうします。隣の部屋で仕上げに特別治療の注射をしますか?」
(注射?・・きっと先生の太い注射・・ああ・・どうしよう・・欲しい)
「先生、お願いします。」
 私は綾を抱き上げると隣の私の寝室に運びベッドに寝かせた。
「注射の用意をします。」
 私はそう言って裸になった。
 狭苦しいパンツから解放されたペニスは堅さを増しながら天上を見上げる。
「先生、早くその太い注射を・・」
「奥さん、お口で注射器を消毒してください。」
 綾はその言葉を待っていたかのようにペニスを握ると激しくなめ回し口にく
わえ、狂ったように頭を上下に・・
(先生の注射・・太い、ああ、主人のよりも堅くて太い)
 じゅるる・・ちゅば
(たまらない・・奥さんはフェラが上手だ。うう)
「では、そろそろ注射しますよ。」
 綾は両足を開き私を向かい入れる体勢をとる。
 亀頭を膣口に合わせ腰を落とし込み貫く、入り口は狭いがそこを通り過ぎる
と奥までぐぐっとはいる。・強弱をつけた腰が波を打うつ。
 ぐじゅ・ぴた・ぱこ・ぱこ
(おっ、良い締め付け、からみつき吸い込まれるような・・うう・・良い気持
ちだ・・)
「せ、先生の注射・・素敵・・ああ・・・良く効きます・・ああ・・いいい」
「私のシロップ飲み薬は特別体に良いですよ・・飲みますか?」
「あああ・・あ・あ・はい飲みます。」
 私は頂点を迎え、ペニスを引き抜くと綾の口にたっぷりと精液シロップ薬を
流し込む。
 ごくり・・・「先生、先生の飲み薬・・もう一度処方して・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「今日の治療費は1万円です。延長、注射はサービスです。」
「先生、次の予約を取りたいのですが・・受付の女の子のいない日はいつです
か?出来れば主人がいない日に自宅まで往診をお願いしたいのですが?」


- 完 -

小説(転載) こちら気功治療院 1/2

官能小説
04 /08 2015
私は新規に自ら開設した気功治療院の診察台に寝ころんで回想をしている。
 開院して5日目になるがいまだ一人も客はなくあくびが出るほど暇である。
(これから先どうなるんだろうか、まだ5日だから仕方ないか・・)
 院長は私、他に助手も事務員もいない。
 私はまだ38歳だというのに長引く不況から15年あまり勤めた会社をリス
トラされ、これからどうしたらいいのかさんざ迷い悩んだ。
 幸いにして、独り者で家族の生活などの心配する必要もないことから、いち
ばちでわずかな退職金と貯金をはたき、東横線沿線の学芸大駅に近い古い貸店
舗を改装し、気功治療院を開院したのだ。
 私にはこれと言って持っている資格や技術はないが、唯一他の誰も持ってい
ない、生まれながらの親からもらったマジックハンドがある。
 これに気づいたのは大学生になり、人並みにSEXが出来る彼女が出来たか
らだ。
 彼女は私の手による愛撫に大きな声を出して反応した。
 女性経験のない私は当初「裏ビデオと同じで女は皆、SEXの時は声を出し
てよがるもの」と気にもしなかったが、その後風俗の子も合コンでのお持ち帰
りした女の子も異常なまでに反応をした。
「あなたの手って、身体にさわってもいないのに、近づいてくるだけでしびれ
たような感じで気持ちがよくなるの・・さわられるとさらに刺激が強くなり、
熱くなって、おかしくなるほど気持ちが良いいの・・あなたの体の中に電気で
も流れてるの?」
 そう言われてみれば、忘れていたが、子供の頃、両親や祖母の肩を揉むと、
「和ちゃん、今日は上手ね、しびれるような感じでとても気持ちが良いよ」
などとよく言われた。
 TVの超能力の番組を見ながらスプーンを曲げたら、私だけがいとも簡単に
曲げるので家族から不思議がられたこともあり、思い当たる節はある。
 その後、SEXの愛撫だけではなく、職場の同僚を肩もみなどで試してみた
が、相手に感じるときと感じないときがある。
 それから試しまくり、彼女を愛しく思い愛撫するときのように心を込めて肩
もみなどをするとしびれるような感覚から肩こりが和らいで気持ちが良くなっ
ていくらしいことや、治れ・・気持ちよくなれと念じるとさらに強く相手に感
じることが分かった。
 でも、この能力はリストラされるまでのサラリーマン生活にはまったく無用
なものだった。
 開業するのには難問があった。
 免許である。
 しかし、今更、気功の学校で免許?を取る時間も暇も金銭的余裕もない。
(そうだ、もぐりで開院しよう。道具は私の手と簡単な診察台だけですむ。や
ばくなったら夜逃げして・・またどこかでやればいい・・生きてる限り私には
マジックハンドがある。)
 大々的な宣伝は出来ないからHPを開設した。
・自信と信頼、中山気功治療院
・頭痛、肩こり、腰痛、神経痛の緩和治療
・完全予約制、1時間:5000~10000円
・症状が改善されない場合は治療費を返還。
・ 東横線学芸大駅、徒歩15分
・ 送迎無料
・予約お問い合わせ
 TEL 03-000-0000 又はメール
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 時計は午後1時半を回った。今日もまだ一人の客も電話もない。
 突然、沈黙していた電話が鳴った。
「中山気功治療院です。」
「予約したいのですが?」
「どうなされました?」
「肩こりがひどくて頭が割れそうに痛いんです。」
「それは大変ですね。」
「今からでも来院できますか?」
「えっ、予約なしでも良いのですか?」
 私はとっさに嘘をつく(初めてのお客を逃がしてなるものか)
「今日は午後から休診でしたが、お客様の様態をお聞きし、治療は早いほうが
良いと思いまして、お近くでしたら送迎しますが?」
「渋谷です。」
「それなら学芸大駅まで電車で来てください。駅までお迎えに行きます。」
「タクシーで行きたいのですが、治療院はどこにあるのですか?」
(もぐりの開院だから・・どうしようか、声からして30代の落ち着いた奥様
のような感じがする)
「すみませんが、日本気功治療院から独立して開院したばかりなのでお客様サ
ービスのために送迎をしています。渋谷からタクシーだと道が混んでいます。
電車なら当院まで15分ですよ。」
「・・・・・・・・・」
「お苦しみのようですから早いほうが良いかと思います。どなたか付き添いの
方は」
「いいえ、私一人です。」
 私も客に逃げられまいと必死。
「どうしてもとおっしゃるならご自宅までお迎えに上がりますが、もし治療な
さって改善が見られない場合は料金は頂きません。」
「分かりました。どうすればいいのでしょうか?」
「学芸大駅に着きましたら電話してください。5分以内にお迎えに上がります。
車は白いワゴン車です。・・失礼ですがお名前は?」
「松下です。」
「タクシー乗り場の後方に下がってお待ちください、お声を掛けます。」
 30分後再び電話が鳴り迎えに
 年の頃は30前後、女性としては背は高くスレンダーで清楚なセレブな若奥
様風、しかも美人。
(最初のお客様は美人・・・誠意を込めて治療しなければ)
「松下様ですか?」
「はい」
「中山です。どうぞお乗りください」私は白衣姿で声を掛けた。
 車は5分ほど狭い道を走り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「どうぞ」
「ここですか?」
 患者が不思議がるのも無理はない。看板には中山気功治療院とは書いてはあ
るものの小さくて目立たないし自宅兼治療院は長屋風のテナントで元美容院だ
ったものである。
「どうぞ」
 ドアを開ける。
 玄関横に小窓を付けて受付、待合い用に長いすを置き、ドアを開けると10
畳の治療室、隣は見えないが私の生活用の6畳間。
 治療室はクリーム色に統一し中央に中古の治療台、デスクにPC、壁には人
体のつぼの位置を表す絵と寄せ集めの中国の気功師の写真を貼った。
 一応、それらしき雰囲気には改装し、リラックス効果のある中国の香をたい
ている。
「どうぞお座りください。お名前とお歳、ご住所、・・電話番号は?・・すみ
ませんが気功治療には健康保険がききませんがよろしいですか?」
 私はカルテを書く。
 記念すべき私の患者第1号の女性は松下綾、31歳、既婚、子供なし・・
「後ろを向いてください。」
 私は綾の肩に触る。
 一瞬綾はびくっとする。
「どうしました?」
「何か電流が走ったような気がして」
「気功治療は初めてですか?」
「はい」
「痛くはないと思いますが・・痛かったら遠慮なさらず言ってください。」
 私は綾の肩を軽く揉む。
「凝ってますねぇ、これでは頭が痛いはずです。この肩こりと頭痛は全身の疲
れから来ています。とりあえず頭痛を緩和させ、それから本格的な治療をしま
しょう。」
 私は強く念を込め、肩を優しく、1回、2回、3回、5cmほど肩から手を
離して手のひらから気を送る。
「あっ・・」
「痛いですか?」
「いいえ、何か肩がしびれているような」
「良いですか、人間には自分の身体を自分で治す力を誰もが持っているのです。
その力は人によって強弱があります。奥さんも持っているんですよ。一緒に頭
痛が治れと念じて下さい。私の気功と奥さんが強く念じることで効果はいっそ
う高まります。」
 共に10回ほど念を入れる。
「どうですか?」
「先生、もう頭が痛くありません。不思議です。さっきまで割れるほど痛かっ
たのに」
「あなた自身の力もあるんですよ。私はそれを手助けしているだけですよ。」
「本当なのですか?私にも力が・・でも先生の手から電気のようなものが出て
いるような感じで身体が熱くなってくるんです。それがすごく気持ちが良いん
です。」
「それでは治療に入ります。ついたての裏に着替えが用意してあります。」
(着替え?ここで?・・どうしよう先生と二人きり・・)
 綾の不安げな顔。


(2)へつづく・・・

小説(転載) 親子丼

官能小説
04 /06 2015
 私は45歳の中年男の元建設会社社長である。
 祖父の代から建築業を営み、もっぱら大手建設会社の下請として高度成長時
代からバブル期まで会社の経営は順調であった。
 しかし、30歳そこそこで親父から家業を引き継いだときはバブルの絶頂期
で黙っていても仕事が舞い込み高級外車に乗り、クラブに通う日々であったが、
戦後からの長い景気の成長期とは違いバブルの崩壊はすさまじく早かった。
 6年前、会社は元請の経営不振による連鎖倒産、負債を背負わせないように
と妻とは戸籍上、会社が倒産する前に「立て直しが出来るまで離婚」の秘密の
取り決めをし、妻と子供は資産家である妻の実家に戻した。
 だが、いまだ会社を再度立ち上げるなど夢のまた夢の状況である。
 妻の実家の経営する会社の役員の話があるが、「男としてそれは出来ない」
とかたくなにお断りしいているが、甘んじるのも時間の問題になりそうである。
 私は一人アパート暮らし、当初は仕事仲間のお世話になっていたが、坊ちゃ
んで社長業が長く、一級建築士はもっているものの現場経験の少ない私には建
築現場での監督は重荷であり、去年の暮れ体調を理由にやめてしまった。
 この3ヶ月はあてもなくぶらぶらと遊んでいた。そんな日々の中、以前バブ
ル期に知り合った仕事仲間と赤提灯で偶然に会った。
 今は失業中である話をすると「大手商社の会長の秘書の仕事をやってみない
か」と話があった。
「今更、この年で秘書なんて・・」
「いや・・秘書とは聞こえが良いが、実は運転手なんだ。会長は家にいること
が多く、ほとんど外に出ないから遊んでいるようなものだよ。次の仕事が見つ
かるまでのつなぎにどうだい、やってみては」
「いつ辞めてもいいのかい?」
「長い人で2年、短い人で半年ぐらいで辞めているらしい。」
「話を聞くと長く勤めない人ばかりで何か問題がありそうだね。」
「いや、詳しくは知らないが皆さん、次の仕事が見つかるまでの腰掛けらしい。
だから中山さんがいつ辞めても良いと言う条件で相手方に紹介しますよ・・給
料は休みが不定で土日にも仕事がある時も多いから、月50万ぐらいらしい、
三食付きの住み込みだから、一人暮らしの中山さんには悪くはないと思うよ?」
(おっしゃるとおり一人暮らしには土日は関係ない、今年いっぱいやって、悔
しいが妻の親父のお世話になろう・・大手商社の会長秘書を辞めて戻る・・義
父の手前、一応は形が取れるかもしれない・・)
 それから10日後、私は白金台の広い敷地の豪邸にアパートを引き払い移り
住み、20日が過ぎた。 
 紹介人の話の通り、この20日間の間に会長を乗せて仕事をしたのは3回だ
け、車はベンツだが社長時代に乗り慣れた外車であるから問題はなかったが、
すぐに今までの運転手が早く辞めた理由が分かった。
 その理由は家族の外出の運転手もしなければならなかったのだ。
 お屋敷には会長78歳と社長49歳、その妻文香43歳、会長の孫娘百合恵
20歳、お手伝いのかね子55歳、そして私の6人が住んでいる。
 お屋敷には会長の専用車ベンツの他に社長のレジャー用の四駆と奥様の文香
のベンツ、娘の車の計4台がある。
 社長は会社の専用車が送迎をしている。
 文香は時折自分の車を運転して外出するが、会合やパーティーには私が送迎
する。
 これはいたしかたないとしても、文香の私に対する態度は我慢できない傲慢
(ごうまん)さだ。
 どうも社長は入り婿らしく、文香が家の実権を握っているようだ。
 娘の百合恵はこの傲慢な母親を見て育ったのか、スタイルは良く美人だが親
以上の傲慢娘である。
 私も大人になって我慢してはいるが、百合恵のパンツを脱がしてお尻でもた
たいてやろうかと思うときのある。
 毎日お手伝いのかね子と食事するのも飽き、久しぶりにと夕食を断って一人
暮らしの時の行きつけの食堂へ行った。
 一人暮らしの私はこの食堂で、ほぼ毎日のように一杯飲みながら一人で夕食
を取っていたが、そんな似たもの同士が自然に集まり親しくなり、皆、スポー
ツやら世間話をするのが楽しみのようになっていた。
「中さん、お久しぶり、元気そうだね。大手商社の秘書だってね。給料は良い
んだろう?」
「やあ、今晩は」
「中さん今晩は・・久しく顔を見なかったが・・」
 私は食事仲間?と久しぶりに会い、いつもより酒を飲み、つい愚痴をこぼし
てしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ケツでも思い切りたたいて性根をたたき直してやりたいよ。」
「へーぇ、その奥さんと娘はそんなに馬鹿親子なのかい。」
「中山さん、俺に良い考えがある。」
「何?」
「ちょっと・・村さんも」
 私は今田に呼ばれ、村田さんと一緒に奥のテーブルに。
 今田は35~6の男でテキ屋が本業のようだが気さくなおもしろいやつだが
目の奥に時々すごみを感じる時がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「中山、9時になったら六本木までいって」
「お嬢様、分かりました。」
 私は部屋に戻ると携帯から電話した。
「今ちゃん・・・・村さんにも・・分かった。」
「・・うまく・・いいよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 屋敷を出ると1台のライトバンが先に走り出す。
 その後に付くように私の運転するベンツが走る。
「中山、道が違う・・」
「お嬢様、最近、近道を覚えました。狭いですが渋滞はないんです。」
 先行のライトバンが止まり一人の男が降りてくる。(今田だ。)
 私はそっとドアロック外す。
 今田はベンツのドアを開く。
「きゃー・・・」
 今田は百合恵にナイフを突きつける。
「騒ぐな、騒ぐとこの娘を刺す。言うとおりにしろ・・」
「少しならお金があります。お嬢様に乱暴はしないで下さい。」
「うるさい、騒ぐな・・オイ、娘、これで目をふさげ、」
 今田は迫力ある声でアイマスクを渡す。
 百合恵はいつもの元気は失せ、おどおどしながらアイマスクをする。
「ほう、お嬢様ね・・すると親父は使用人かい。」
「はい、運転手です。」
「パッシングしろ・・黙って前の車についていけ・・よけいなことをするとお
嬢様の顔は傷だらけになるぞ」
(今ちゃんなかなかやるな・・迫真の演技だ)
 私は今田と目を合わせ、にやりと笑った。
 村西の運転するワゴン車の後から30分ほど走り郊外の倉庫の中に入る。
 ここは今田の勤めるテキ屋の商売道具が入れてある大きな倉庫だ。
「降りろ」
 百合恵を私と村田で縛り上げ椅子に縛り付ける。
 私が一緒になって縛り上げているのは百合恵にはアイマスクで見えない。
 3人で倉庫の外に出るとあらためて作戦会議。
 絶対に警察沙汰にならない方法・・させないには・・
 先ず、私が手を縛られて百合恵と向かい合うように座る、ここからスタート。
「おい、親父、この娘の名前は?」
「百合恵様です。」
「百合ちゃんか、・・百合ちゃん、今から俺たちの命令に素直に従わないと痛
い目に遭う。いいか、分かったな。・・返事は・・」
「ハイ」
「俺たちは裏ビデオを造って裏に流すのが商売だ。つまり犯罪者だ。危ない橋
を渡っているんだ。」
 村西が百合恵のアイマスクと猿ぐつわを取る。
 目の前には両手を縛られた私が座っている。
「中山、助けて・・」
「お嬢さん、無理です。私も動けません。」
「さて、今回のビデオのストーリーだが、今日は運転手のおじさんという素人
の方もいることだし、いつもは使用人として扱っている男にお嬢様が従順に奉
仕する。どうだい、良いストーリーと思わない?」
「それ、いいね・・早速始めようか」
 どこで借りてきたのか三脚にビデオカメラをセットする村西、ナイフを持ち
百合恵の横に立つ今田。
 百合恵は犬の首輪を付けられ、手を縛っていた縄がとかれる。
「百合、服を脱ぎな・・」
「いや・・いやよ」
「それなら」
 今田は首輪につながった紐を引き、百合恵のキャミソールの片方の紐をナイ
フで切った。
 その迫力にふるえて
「あっ・・ぬ、脱ぎますから・・」
 百合恵はキャミを脱ぐ、透明な肩ひもで吊られたブラに包まれたオッパイ。
「ジーパンも脱げよ」
 ジーパンを脱ぐ・・小さなTバック、少し陰毛がはみ出している。
「犬のようによつんばいになれ・・早くしろ」
 百合恵はいすに座った私の足下に下着姿のまま、犬のように首輪を引かれて
引き立てられる。
「親父、立て・・百合、親父のズボンを脱がせろ・・早くしろ」
 百合恵はベルトを外しズボンを下げた。
「パンツも脱がせ」
 百合恵は震える手で私のパンツを脱がす。
 さすがに芝居とは言え、今田の命令には迫力があり、仲間二人の見ている前
ではペニスは萎え、しぼんだままだ。
「百合、親父のチンコを大きくしてやれ」
「・・・・・・・・・・」
「やり方は知っているだろう。手にとって舐たりくわえたりするんだよ。彼氏
のをやったことあるんだろう?」
「ハイ・・」
(なるほど、百合恵が犬の首輪をして私のものをフェラする画像を取られたら、
もうこれから先、私にため口どころか傲慢な態度は取れなくなる・・今田は実
に頭が良い・・)
 萎えている私のペニスを百合恵はちろちろと舐めてくわえた。
 仲間二人に見られて萎えていた私のペニス、生意気だが若くて美人の百合恵
にくわえられ温かい口内で次第に堅さと太さを増していく。
「中、いや、親父、なかなか良いものをもっているなー、百合、しっかり舐め
るんだ」
 じゅる、じゅる・・ちゅぱ
「親父の縄をほどいてやれ」
 村西が縄をほどく、ゆるめに縛ってある縄は簡単にほどけた。
「親父、百合の頭を押さえて腰を使って繰り込め」
 私は百合恵の頭を押さえ大きく勃起したペニスを出し入れする。
(温かい・・意外に上手だ・・気持ちが良いぞ)
 私は限界が近づいていることを今田に合図する。
「そこまで、次は百合、裸になれ・・ぐずぐずするな」
 首輪を引かれる。
「カメラに向かって脱げ」
 百合恵は観念したのか素直にブラを取りショーツを脱ぐ。
 全裸の百合恵・・張りのあるオッパイにくびれた腰・・やや濃いめの陰毛。
なかなかのものである。
「百合、親父のケツの穴を舐めろ」
(くすぐったい・・あの生意気な百合恵が犬のようにぺろぺろと私の肛門を舐
めている・・うう、くすぐったい・・だめだ出そう・・うう)
「よし、百合、椅子に座れ、親父、マンコを舐めろ」
 私は椅子に座った百合恵の両足を開く、まだ使い込んでない綺麗な割れ目、
縦一筋、少し濡れている。
 私は百合恵の脚を少し手前に引き寄せ、M字にさせ、下から上に少し開いた
割れ目に舌をはわす。
 久しぶりに嗅ぐ女の臭い・・クリを舌でつつく・・
「あっ、いや、中山・・ああ・・」
「なに、中山だと・・百合、親父のことを今からはご主人様と言うんだ。分か
ったか・・」
「ハイ・・ああ・・中、ご主人様・・ああ」
 我慢できなくなった私は命令されるまでもなく、いきり立つペニスを握ると
舐められて濡れて充血し、ぱっくりと口を開けた百合恵の膣に亀頭を合わせ一
気に貫く、途中からスムーズに入り根本近くまで入った。
「痛い・・ああ・・あ」
 ぐちょ、ぐちょ、ぱこ、ぱこ、ぴた
 私は腰を使う。
「ああ・・ご主人様・・ああ・・いい・」
 百合恵の中は温かくペニスに吸い付くような感触・・百合恵は犯されている
ことを忘れているのか、声を出す。
「あああ・・あいいい・・ああ・・ご主人様、もっと強く突いて・・あ・いく
・・」
(たまらない・・)
突然着メロが倉庫内にこだまする。
 百合恵の携帯だ。たぶん仲間が遅いので電話してきたのだろう。
 意地悪そうににやにやと笑いながら今田が私にはめられたままの百合恵に携
帯を渡す。
「よけいなことを言うなよ。」
「あっ、マキ・ごめん・・あ、今日は行けないよ・・あっ」
「どうしたの百合?」
「ごめん、あ、ちょっとおなかが痛くて・・あっ」
「分かった。大事にねー」
 私も意地悪く電話中も百合恵を突き続けた。
(ああ、もう限界・・)
 射精感を覚えた私は引き抜くと百合恵の口元にしごきながら射精しペニスを
使って顔中に塗りつける。これはストーリーにはない。
 久しぶりの射精・・それは粘りが強く・・百合恵の綺麗な顔、鼻、あご、口、
額にへばりつく・・
 途中、幾度も私が思うがままに責めたてていたことを興奮していた百合恵は
気づかなかったようだ。
 その後、百合恵は芝居に興奮した今田と村西にも幾度も犯された。 
 10日後、高慢な母親の文香も3人で場所を変えて同じ手口で・・
 文香は経験の浅い百合恵とは違った。
 最初は百合恵同様に恐怖にふるえていたが、入り婿の社長への欲求不満なの
か、それとも以前から淫乱、M気を持っていたのか、途中から強姦されている
のも忘れて自ら進んで3Pまでこなす始末、あられもない痴態を十分に披露し
てくれた。
 その後、私に対する親子の態度はがらりと変わり、言葉使いも優しくなり、
私の名刀?を忘れられないのか、こっそりと夜中に私の部屋に代わる代わる訪
ねて来るようにまでなっている。
 二人がかち合わないように今現在は外のラブHで楽しんでいるが、二人とも
どこで買ってきたのかダイヤの埋め込まれた高そうな犬の首輪を持参し、私に
引き回され、ペニスをくわえ、放たれた精液を喜んで吸い取り舐める雌犬にな
った。
 日頃から運転手として一緒に外に出かけていたので24時間、誰にも怪しま
れることなく、いつでもラブHに行くことが出来る。
 私は人前では使用人の運転手だが、ラブHでは彼女らのご主人様である。
 ビデオテープは百合恵の分を300,文香の分を500万で買い取ったこと
を二人にはそれぞれ伝えた。もちろん、その金もしっかりと頂き、今田、山西
と山分けした。
 仕組んだことがばれるまで、高級な親子丼ぶり、こんなにおいしいものを食
べられる運転手、この仕事?当分辞められない。
 たぶん、ばれても今や親子は私の性奴隷、私が二人に飽きるまで続く・・・


- 完 -

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。