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小説(転載) 『由香の初体験』 1/2

官能小説
07 /14 2018
■第一章■


もう、20年近く前の話・・。
中学3年の夏休みのことだった。
浜田由香は、母方の実家に遊びに来ていた。
そこは海辺が近く、水泳部の由香は、練習がてら、朝から夕方まで海に入って
遊んでいた。
磯浜だったから、地元の子供たちと大きな岩場から飛び込んだりした。
磯のかたわらに、漁具などを収納している板葺きの粗末な小屋がある。
由香はここを、着替えの場所にしていた。

ある日曜日のこと、夢中になって泳いでいるうちに、すっかり日が傾いてしま
っていることに気づいた。
他の子供たちは、いつの間にか、帰ってしまっている。
由香は慌てて、海からあがり、着替えるために、小走りに小屋に向かった。
板戸を引こうとすると、「あん」という、女の声が聞こえて、思わず手を引っ
込めた。
「なんだろう??」
そっと、小屋の裏手にまわってみた。
そこには、板と板の隙間があって、覗くと、中の様子がわかる。
由香は、ためらった。
しかし、再び、「ああ~ん」と、女の声がする。
思わず、隙間に顔を近づけた。
そして・・。
中の様子を目の当たりにして、愕然としてしまった。

素っ裸の女が、立っている男の大きな陰茎を舐めていた。
陰茎を両手で掴み、亀頭の隅々まで、ねっとりと舌を這わせている。
ときおり、睾丸を下から撫でると、男は「ううっ」とうめく。
由香は息を呑んだ。
もちろんのこと、こんな光景を見るのは初めてだ。
しかも、勃起した男のソレを見るのは・・。
父親や兄のものは見たことがあるが、いつも、だらんと頭(こうべ)を垂れて
いた。
勃起した陰茎というものが、これほどイカツイものであったとは知る由もない。

女は、今度は、亀頭をぱっくりとくわえ、激しく、頭を振りはじめた。
そうしながら、ときどき口を離して、「ああ~ん」と気持ち良さそうな声をあ
げる。
「??」と、由香が目をこらすと、女の背後で動くものがある。
暗がりでよくわからなかったが、なんと、後ろから男がもうひとり、女を抱き
すくめているではないか。
片手で女の乳房を揉み、女の股間までもう一方の手が伸びて、いやらしく動い
ている。
由香は、息を呑んだ。
顔が、かあっと熱くなった。
女が誰か、わかった。
それは、隣町の海運会社に勤める、酒屋のひとり娘だった。
美人ではないが、その豊満な肉体には男の性欲を刺激するような色気があった。
とかく、この狭い港町で男女関係の噂が絶えず、酒屋の親父の悩みの種だった。
母親が眉をひそめて、女の噂話をしているのを盗み聞きしたことがある。
近隣の若い男たちのペットみたいになって、関係していない男はいないのでは
ないかという話だった。


■第二章■


「どうしよう・・」
由香は、着替えが小屋の中にあるので、頭を抱えてしまった。
とにかく、中の痴態が一段落するのを、待たねばならない。
女は、今度は四つん這いにさせられていた。
前の男の陰茎は、口から離していない。
後ろの男が指を伸ばしてきて、女の股間を撫でた。
ぐちゅぐちゅと、いやらしい音がした。
「あああ」女はよがり声をあげる。

由香は見ているうちに、次第に股間が湿ってくるのを感じていた。
最近、自分は変態ではないかと思うほど、ひとりでいる時は、オナニーに明け
暮れている。
性欲がちょっと、私は強すぎるのかな・・。
そう思って、親友の晶子に相談してみると、
「みんな、同じよ。私もそうよ」
晶子はそう断言し、
「へえ~、カタブツだと思っていた由香もそうなのか~」
意外そうに、そう言った。
昨夜もそっと、ふとんの中で、アソコに指を持っていった。
小さなオルガスムはあったものの、満たされないものが残っていた。

そして、夢を見た。
それは、由香の妄想めいた願望を、如実にあらわしたものだった。
ラグビー部か、サッカー部か、男の汗臭さが充満した部室だった。
素っ裸になった由香は、下半身を露わにした、10数人の部員たちに囲まれて
いた。
それぞれのペニスは、すべて怒張して、天を向いている。
由香はひとりひとり順番に、それらを咥え、舐め、手でしごいた。
若い彼らの放出は、早い。
精子を浴びながら、由香は、一心不乱になってペニスを咥えつづける。
最後の男の濃い精子を口中でたっぷりと受け、ごくりと飲み込んだ。
そこで目が醒めた。
下着は取り替えなければならないほどになっていた。
シーツも汚していたので、慌てて剥がして、洗濯機に放り込んだ。

そんな状態だったので、目の前の光景は、目に毒だと言わねばならないだろう。
夢が現実化したような女の痴態に、いつの間にか、由香は自分を重ねていた。
スクール水着の股間の部分は、ぬるぬるしたものが沁み込んでいる。
「あああああああ」
男のひとりが女のあそこに陰茎をあてがって、一気に押し込んだ。
そして、すごい速さで腰を前後させる。
それを見ながら、ついにあそこに指を当てた由香は、男の腰の動きに合わせる
ように、溝を摺りはじめた。


■第三章■


「ああ、ああ、ああ、ああん、あああん・・」
女のよがり声が次第にたかまってくるにつれ、由香の指の動きも速くなる。
放尿するときのようにしゃがんで、スクール水着の股の部分をずらし、おまん
こを露出させて、指を動かす。
愛液が溢れ、指を伝って下に垂れ、地面に沁みこんでゆく。
小屋の中では、バックスタイルで後ろから突かれていた女が、今度は男の上に
またがって腰を激しく動かしていた。
そうしながら、相変わらず、もうひとりの男のちんぽを咥えている。
あのおちんぽに触りたい。
しゃぶってみたい、そして・・・・。
・・・ちょっと恐いけど、あの女の人のように思いっきり貫かれたい。
はしたない妄想がさらに快感を高め、快感がまた、妄想を拡大して、その相乗
作用でついに・・。
「・・・・くっ!」
由香は一声うめき、放尿しながら果ててしまった。

その声に気づいたのか、小屋の中の三人の男女が動きを止めた。
「誰だ!?」
ちんぽをしゃぶられていた男の方が叫んだ。
「や・・・やばい!!」
由香は慌てて、駆け出して、その場から離れ、家に戻った。
着替えていない言い訳をあれこれと考えながら・・・。

その夜から由香は、チャンスがあれば、事あるごとにオナニーをした。
果てるたびに、気だるい気分のなかで、本当に自分は、病気ではないだろうか
と思う。
成績はいたって優秀で、水泳部の活動は熱心で、生徒会活動にも参加している。
ぐれて、遊び歩く同級生もいたが、自分は決してそんなタイプではなく、真面
目でおとなしい生徒だと思っている。
しかし、この、淫乱さはどうだろう。
あの日に見た、男の大きなちんぽが常に頭から離れない。
おまんこはいつも、熱を放って、由香にやりきれなさを訴える。
ああ、おちんぽが欲しい。誰のでもかまわない。
ほお擦りして、舐めて、しごきたい。
おまんこにぶち込まれたい・・。
私はやっぱり異常だ・・・。

それから、さらに数日が経った。
海で遊ぶ時期は過ぎ、夏休みも終わりに近づいていた。
由香が実家の郵便ポストを覗いてみると、一通の、由香宛の封書が入っていた。
裏を見ても、差出人の名はない。
「なんだろう?」
封を切ると、中に一葉の写真がはいっている。
「・・・・!!」
由香は、写真を見て絶句した。
なんとそこに映っていたのは、あの日、小屋の裏手で他人の性行為を覗きなが
ら、オナニーにふけっている由香の姿だったのだ。


■第四章■


その写真は、由香を打ちのめした。
誰かがあの近くに隠れていて、あの恥ずかしい格好を一部始終、見ていたのだ。
顔がかあっと火照ってくる。
そして・・封筒のなかに入っていた、一枚の便箋を開いて見ると・・。
ワープロソフトで作成された、次の文面が目に飛び込んできた。

「浜田由香様。
 先日は目の保養をさせていただき、誠にありがとうございました。
 中学生の女の子のオナニーが、あれほど、激しいものだとは思っていません
でした。
 私が先に来て覗いていた、小屋の中の痴態よりも、由香さんのオナニーの方
が数倍もいやらしく、私を興奮させました。
 あれから毎日、由香さんのあられもない姿を思い起こしながら、何度も、何
度も、私もオナニーをしています。
 このままでは、頭がおかしくなりそうなので、ぶしつけながら、この手紙を
出させていただきました。
 一度だけ・・一度だけでいいです。
 私と付き合ってください。
 いえいえ、セックスをしようと言うのではありません。
 もう一度、目と鼻の先で、あなたのオナニーが見たいのです。
 そして、一緒に私もオナニーをしたいのです。
 由香さんに指一本触れないということは、約束します。
 是非、是非、この孤独な中年男の願いを聞き届けてください。
 お願いいたします。
 20日のの夕方6時、例の小屋でお待ちしております。
 なお、セーラー服で来ていただければ、幸いです。

 追伸

 その写真のネガは私のもとにあります。
 そのことの意味を、どうか、お考えください。
 卑怯なやり方で、すみません。
 こうでもしないと私のような者は誰も相手をしてくれませんので。 お願い
をお聞き入れいただければ、ネガはお返しいたします。
 勝手は重々、承知の上です。
 本当に、申し訳ありません。」

由香は呆然とした。
表現は丁寧でも、暗に、言うことをきかなければ、写真をバラまくと脅迫して
いるのだ。
「どうしよう・・」
由香は頭を抱えた。
親に言って、警察・・とも考えたが、そんなこと、口が裂けても言えるものじ
ゃない。
本当に卑怯だ、女の子の羞恥心につけ入って・・。
行くしかないのか・・。
男は指一本触れないと言っている。
オナニーを見られるのも恥ずかしいけれど、親や兄に知られるよりはましかも
しれない。
由香は覚悟を決めた。
恐怖や不安はあるが、写真をバラまかれるのだけはゴメンだ。
行って、男の言うことをきいて、ネガを返してもらおう。


(2)へつづく・・・

小説(転載) 『Y氏の場合』 3/3

近親相姦小説
07 /13 2018
発覚

 幸恵が家を空けていたのは私との口論に端を発するが、幸恵の母が風邪をこ
じらせて寝込んだことによる。
 「母の看病をしたいから、しばらく実家にいます。家のことは幸子に言って
あるから、大丈夫だとは思うけど、何かあったら電話してね」
と一度電話を掛けてきただけで、それっきり実家に居続けて3ヶ月以上も戻ら
なかった。
 私は家事をすることがそれほどおっくうではないから、幸恵を早く呼び戻そ
うという気はなく、一人で気ままに寝起きしていた。そして、前述のとおり娘
の幸子とできてしまったのだ。
 その日は幸子の学校の休みの日で、私たちは前の晩からの続きのように朝か
ら激しく性交し、昨日から数えれば6回目を終えて二人して抱き合いながらま
どろんでいたときだった。
 「あんたたち、何やってんのよ!」
 幸恵のヒステリックな声で目を覚まされた私たちは、まったく弁解の余地の
ない状態だった。
 私は幸子の背後から貫いたままの姿勢でまどろんでいたのだ。
 掛けてあった毛布はとうの昔にベッドから落ち、私たちは裸のまま寝転がっ
ていたので、性器の結合部が丸見えで、二人が性交していたのは一目瞭然だ。
 「続きがあるんなら見ていて上げるから、はやくやんなさいよ!」
 幸恵は尚もヒステリックに叫ぶ。
 「お母さん!」
 幸子が慌てて身体を起こした拍子に萎えたペニスが膣から抜け落ちた。
 幸子は股間から白濁した体液を流しながら立ち上がり、落ちていた毛布をひ
ったくるように身体に巻きつけて寝室を出て行き、私ひとりが取り残された。
 「悪かった。私が強引に幸子を犯したんだ。幸子を責めないでくれ」
 私は幸恵に頭を下げ素直に謝ったが、そのときの私は、幸恵に現場を押さえ
られたことより、めくるめくような近親相姦に終止符を打たなければならない
ことの方が深刻だった。
 「あんたが何と言おうと私はあんたたちを許すことはできません。今すぐ縁
を切らせてもらいます。もう夫でもなければ娘でもないから、好きにしたらい
いわ。獣みたいに親子でやり狂えばいいのよ。荷物は後で取りに来るから」
 そう言って幸恵は寝室を出て行った。
 しばらくして幸子が寝室にやってきた。幸恵は幸子とは一言も言葉を交わさ
ずに家を出たらしい。
 「お父さん、どうする?」
 幸子は心配そうな顔で言った。
 「どうもこうもないよ。バレちゃったものはどうしようもないじゃないか。
母さんには悪いことをしたと思っているが、お前を手放すことなんかとてもで
きないよ」
 私はむしろさっぱりとした気分で言った。
 「よかった。私、お父さんがお母さんに謝って勘弁してもらうんじゃないか
と心配だったの。あんな人、別れちゃった方がいいわ。それにお父さん、私た
ちそんなに悪いことした? 私とお父さんがセックスするのって、そんなに悪
いこと? お母さんだって浮気してるんだよ」
 幸子は憤慨して言った。幸恵が浮気しているというが本当だろうか。
 「幸子、それ本当か?」
 「お母さんが浮気してるってこと?」
 「ああ、そうだ」
 「だいぶ前のことだけど、私が学校から帰ってくると、お父さんたちの寝室
からうめき声が聞こえるのよ。ちょうどお父さんが森川社長さんたちとヨーロ
ッパに旅行したことがあったでしょ? あのときよ。」
 「ああ、オランダやベルギーの方に行ったときだな。それじゃあ2年くらい
前だな」
 「そう、私が中学2年のときだったわ。あの日私は生理で調子が良くなかっ
たから、クラブを欠席して早帰りしたの。そうしたらお母さんがよその男を連
れ込んでセックスしてたの。私は興味あったから庭の方に廻ってカーテンの隙
間からそっと覗いちゃったの。私たちがやったみたいに、お母さんオマンコを
舐めさせていたわ」
 「へえ、そんなことがあったのか? 相手の男はどんなやつだった?」
 私は自分のしたことは棚に上げ、むらむらと嫉妬してそう言った。
 「健一叔父さんよ。あの人、お母さんの弟でしょ。私たちと一緒じゃない」
 幸子は、軽蔑した口調で言った。
 「そうか、母さんも近親相姦してたのか。それじゃあお互い様だな」
 私は幾らかほっとして言った。
 「お母さんは私が知ってるだけで5回以上もやってるのよ。私、お母さんを
尾行して調べたんだから。5回とも相手は健一叔父さんだったけど、ずうっと
前からやってたみたい。だからそんなに偉そうなことは言えないのよ」
 「だから私たちは大威張りでできるってわけか?」
 「そういうわけじゃないけど、お父さん、お母さんと離婚しちゃえば?」
 「そう簡単にはいかないが、母さんとよく話し合ってみるよ」
 私はそう言って身支度をはじめた。
 それからの私たちは誰はばかることなく近親相姦にのめり込み、多いときに
は日に5回も6回もやり狂った。幸子も家事と勉強に追われながらも私との生
活に満足しているようだ。
 幸恵が怒鳴り込んできてから2ヵ月後、私は幸恵姉弟を呼んで話し合いをし
た。幸恵たちとの話し合いはすぐに決着した。幸恵も以前から弟の健一と姉弟
で近親相姦しており、それが原因で前夫と別れたという。幸子が産まれても弟
との関係は続けていたそうで、家を空けていた3ヶ月の間実家で弟とやりまく
っていたらしい。
 私たちは「離婚はせずに別居」することにした。実はその方が互いに都合が
良かったのだ。幸恵の胎内には健一の子が宿っており、既に3ヶ月だというし、
幸子も私の子を身ごもっていたから、どちらの子も幸恵が産んだことにして私
の実子として認知することにしたのだ。
 幸恵はその年の暮れに女の子(由美子)を産み、幸子は翌年の1月に男の子
(智明)を産んだが、知り合いの医者に金をつかませて幸恵が双子を産んだこ
とにしてもらった。

再会

 あれから12年、私たちは幸恵夫婦と仲良く付き合っており、二人の産んだ
子どもたちも同じ学校に通って元気に育っている。
 つい先日幸恵に会った。私たちは半年に一度くらいの割で会っているのだが、
この日はどうしたことか幸恵から私を誘ってきた。
 私が53歳になったのだから幸恵は58歳になった筈なのに、相変わらず若
々しくいい女だった。
 「いつまでも若くていい女だな」
と言うと、
「若作りしているだけよ」
と言い、
 「あなたこそ変わらないわ。いつも幸子のエキスを吸ってるんでしょ?」
と笑った。
 いつもは食事をして別れるのだが、この日はなんとなく別れがたく、申し合
わせたようにホテルに向かった。
 12年ぶりの幸恵は激しく燃え、私も久しぶりに幸恵と肌を合わせたので大
いにハッスルし、3回もサービスした。
 「また会ってくれる?」
 幸恵は妖しく微笑みながら言った。
 「お前さえ良ければ、いつでもいいよ」
 私は不倫をしているようなときめきを感じつつ言った。
 可愛い娘との近親相姦に燃え狂っていながら、別れた元の女房と密会してい
る自分に些かあきれながらも、「こんな生活は誰もできないだろうな」と、ひ
どく豊かな気分になった。


- 完 -

小説(転載) 『Y氏の場合』 2/3

近親相姦小説
07 /13 2018
結婚

 24歳のときに親戚の紹介で見合い結婚した。幸恵(ゆきえ・当時29歳)
といい、少し気位が高いが色白で器量のいい女で、出戻りだというが、私はそ
んなことは少しも気にならなかった。「姉さん女房」に憧れてもいたのだ。
 結婚当初は幸恵も私の仕事に協力的だったが、私が次々に変なものを開発す
るので次第に嫌になったらしく、私がしつっこく頼み込んだら怒って実家に帰
ってしまったのだ。
 ま、それも致し方ないことで、卑猥な形の下着を着させられたり、器具を肛
門や性器に挿入されたりするのだから、まともな女がそうそう付き合えること
ではない。
 そんなわけでしばらくの間私は娘(幸子16歳)とふたりで暮らしていた。
今から12年前のことだ。
 娘の幸子(さちこ)は幸恵に似て色白で器量がよく、小柄なわりにプロポー
ションも悪くはない。結婚した翌年に生れ、今年28歳になるが、当時は高校
に入ったばかりの16歳だった。幸恵から、
「セックスも経験しているみたいよ」
と聞いていたので、非常識ではあったが、思い切って娘に頼んでみたのだ。
「幸子、お前がモデルになってくれると有りがたいんだが」
 私は娘に断られることを承知で頼んだのだが、幸子は
「お母さんはだめなの?」
と言っただけでそれほど嫌そうではない。
 子どもの頃から私の仕事をみて育ったから、卑猥な製品に対してそれほど違
和感は持っていないのかもしれない。
 「裸になって下着を着けてもらったり、あれを使ってみてもらわなくちゃな
らないから、お前みたいな若い娘に頼めることじゃあないんだが…」
 「どうしてもって言うんならいいよ。でもちょっと恥ずかしいな。お父さん、
ほんとは私の裸見たいんでしょ」
 「そりゃあ見たいさ。でもこれは仕事なんだから、ちゃんとアルバイト料を
出すよ」
 「それならいいわ。でもお母さんはこのこと知らないんでしょ?」
 「言えるわけないじゃないか。娘を裸にしようっていうんだから。近親相姦
だなんて言われちゃうよ」
 私はこのときまで近親相姦など考えたことも無かったのだが、自分で言って
から慌てた。本当にそう思われはしないだろうかと。
 「ふふふ、お父さん、近親相姦に興味あるの?」
 幸子は笑いながらいたずらっぽく言った。
 「いや、今の今まで考えたことも無かったが…」
 「今はどうなの?」
 「どうなのって?」
 「だから、私とセックスしたいと思う?」
 「おい、親をからかわないでくれよ。そんな風には考えたことは無いって言
ったろう。お前は可愛い私の娘なんだから」
 私は声が掠れてしまった。言葉とは裏腹に、無性に幸子とやりたくなった。
 「私、お父さんとならいいよ」
 幸子は小さな声で言った。私はしっかり聞こえたが聞こえない振りをして、
 「え、なんて言った?」
 と言うと、
 「お父さんとなら、セックスしてもいいと言ったの。私じゃだめ?」
 幸子は真剣な顔をして言った。
 「幸子、お前本気か?」
 私は自分の動揺を押し隠すように言ったが、幸子に対する欲望が顔に出てい
たのではないかと思えるほど幸子とやりたかった。
 「うん、本気だよ。私ずうっと前からお父さんとしたかったんだもん。私こ
れでもセックスの経験あるんだよ。2回だけだけど」
 幸子はさらっと言っているが顔を上気させている。
 「娘のお前から告白されたから言うんじゃないが、私もお前とやりたいと思
う。ただ、今の今までそんな考えはなかったんだ。お前に言われてみてはじめ
てわかったんだ。本当はずっと前から潜在意識下にはそんな思いがあったんだ
ろうけどな。だけど、幸子、私にこんなことを言わせて、冗談よ、はないよ」
 私は幸子の目を見詰めながら言った。ペニスが熱く脈を打っている。
「本気だって言ったじゃない。証拠を見せてあげるよ」
 そう言うと幸子はいきなり中腰になってパンティーを脱ぎ、ぼけっと突っ立
っている私に手渡した。
 幸子の体温が感じられるパンティーの股の当たる部分は粘り気のある体液で
ぐっしょりと濡れ、私の好きなオマンコの匂いが鼻腔をくすぐる。
 私はその部分を口にあてちゅうちゅうと音をさせながら吸った。
 「これでいいだろう? 私も本気だ」
 私はズボンのベルトを外し、ブリーフと共に床に落とした。
 太く勃起したペニスが居丈高に反り返り、心臓の鼓動に合わせて脈を打って
いる。
 「ありがとう、お父さん。幸子はお父さんのものよ」
 幸子は私の胸に飛び込んできてそう言った。
 私は幸子を抱え上げて寝室に運んだ。
 私が「脱がしてやろうか?」と訊くと「自分で脱げるから」と言って幸子は
裸になり、「どう?お母さんと比べて」と言って私の前に立った。
 「母さんもすてきだが、お前には別の美しさがあるみたいだな。何て言った
らいいか、そう、全身から雌の匂いが溢れ立っているようだ。うん、性愛の女
神様っていう感じかな。胸も大きいし腰も十分に張っている。すばらしい身体
だよ。ところで、私のことは彼氏と比べないでくれよ。お前の彼氏は腹もでて
いないだろうし、白髪もないだろうからな。」
 私は言葉を探しながら言い、最後は笑いにごまかしながら服を脱いだ。
 反り返ったペニスの先から淫液が筋を引いて床に滴った。
 私は幸子を抱きしめ、唇を合わせながらぴったりと合わされた股間に手を挿
し込んだ。幸子の股間はバターを融かしたように蜜液で濡れ、溢れた蜜液が膝
の辺りまで流れていた。
 私は性器をゆっくりと愛撫しながら幸子をベッドに押し倒し、股を大きく広
げた。幸子は自分から膝を折り立て、性器が良く見えるようにさらし、
「私のオマンコきれい?」
 幸子の性器は蜜液に輝き、よく見ると膣口を薄いピンク色の処女膜が覆って
いる。
 「幸子、お前に一本やられたようだな。お前、男とやったことあるっていっ
たじゃないか。だから…」
 私は感激するとともに罪を犯すような気持ちになったが、それは一瞬のこと
で、幸子に対する欲情が急速に高まるのを意識した。
 「それ以上言わないで、お願い」
 「本当にいいんだな?」
 私は幸子の股間に身体を入れながら言った。
 「ええ、私、お父さんが喜んでくれると思って…」
 両手で太腿を押し広げ、「ありがとう」と言って膣に口を付けた。
 私は幸子の膣を舐め続けた。肛門も丹念に舐めた。
「ああ、いいよ。とってもいい気持ち。ああ、いい…」
 幸子は私の舌の動きに合わせて腰を振りたくり、快感を訴える。
 私は溢れ続ける蜜液を存分に吸い、オマンコの匂いもたっぷりと嗅いだ後、
ペニスを押し当ててゆっくりと挿入した。もの凄い絞まり具合だ。
 膣の中は熱くぬめり、寸分の隙間も無く私のもので満たされた。
「うっ、痛…」
 幸子が顔をしかめる。
「痛いかい?」
 私は身体を起こし気味にして訊いた。
「ううん、そんなでもない。ありがとう、おとうさん」
 幸子は感激して涙を流している。
 私はしばらくじっとしていて幸子の膣の緊張がほぐれるのを待ち、ゆっくり
と腰を使った。両手は硬さの残る乳房をゆっくりと揉み、幸子の目尻に溜まっ
た涙を口を付けて吸った。
 「ああ、すばらしいわ。私の中にお父さんのものが入っているわ。私はお父
さんと近親相姦しているのね。お父さんの逞しいもので貫かれているわ」
 幸子は生まれてはじめての性交相手が実の父親であることに極度に興奮し、
破瓜の痛さも忘れて私にしがみつく。
 私も快感がどんどん高まり、いくらも腰を使わないうちに絶頂に達してしま
った。
 「幸子、気持ちがよくてどうしようもない。ああ、出る」
 「いいよ、出して、うんと出して、私のオマンコの中に」
 幸子が叫ぶのと同時に私は膣の奥深くまで挿入してしたたかに放出した。
ドクドクドクドク、と驚くほど長い射精だ。気持ちよくてどうしようもない。
 「ああ、いいよ。私、死んじゃいそうにいいよ」
 幸子は半狂乱で快感を訴え、両足をからげながら強くしがみつく。
 不思議なことに、あれほど激しく長い射精をしたのにペニスの萎える気配が
ない。
 幸子の膣が微妙に蠕動し、ペニスを奥へ奥へと吸い上げる。
 私は再び襲い来る快感に驚くとともに激しく腰を使った。
 「あっ、お父さん、また、いい、いいよ、ああっ、いい」
 幸子は私の動きに合わせて腰を突き上げ、快感を訴える。
 私は込み上げる快感に頭が痺れたようになりながら激しく突いた。
 「ああ、いい、いい、いい、いいよ、あっ、いい…」
 幸子が膣を収縮させて失神した。
 私が絶頂を迎えて膣の奥に強く挿し込むと亀頭部が何かにすっぽりと嵌まり
込んだ。ぐいぐい吸い上げるように蠢く膣と、亀頭を呑み込んだまま緊縮する
「何か」によって射精の勢いを増幅されたように感じながら、激しい快感とと
もにドク、ドク、ドク、ドク、と噴出させた。
 亀頭を咥えた「何か」は、精液をすっかり放出したのに亀頭を咥えて離さな
い。射精の快感の余韻が冷める前に三度快感が襲ってきて、私はペニスを硬く
勃起させたまま三度目を射精した。
 「お父さん、凄いね。私ほんとに死ぬんじゃないかと思った。凄くいい気持
ちなんだもん。特に2回目と3回目は気持ちよくて死にそうだったよ。どうし
ちゃったんだろう?」
 幸子は、膣に口をつけて射精した精液を吸い出している私にそう言った。
 私は自分の放出した精液を飲む趣味はなかったが、幸子にせがまれて口移し
で飲ませてやった。
 「私だってわからないよ。今までどんな女とやっても今度みたいなことはな
かった」
 「お父さん、そんなにいろんな人とやったの?」
 「いや、そう何人もということじゃないが、お前みたいなのははじめてだ」
 「隠さなくてもいいよ。私、お父さんの女になったんだから。あっ、いい、
いいわ」
  幸子は激しく身悶えた。
「どうした?」
 「うん、凄くいい気持ちだったの。膣の奥深くから何かが溢れてきたみたい
に…」
 「どれ?」
 私が口を付けると、膣口から夥しい量の体液が流れ出した。匂いや味から精
液には違いなさそうだが、量が半端ではない。飲んだ感じではコップに一杯は
ありそうだ。
 「どうだった?」
 「うん、これは私の想像だが、お前の子宮口が開いてペニスの先端を咥えた
んだと思う。お前が余りに気持ちがよかったので子宮が降りてきてペニスを咥
えたんじゃないかな? 私も、可愛い娘と近親相姦できた感激でもの凄くいい
気持ちだったから、ペニスが萎える暇もなかったんだよ。3回も続けて射精し
たことなんか生まれてはじめてだし、まして子宮の中にペニスが嵌まり込んだ
のも、そして子宮の中に直接射精したのもはじめてだ。さっきお前の膣から流
れ出したのは子宮の中に溜まっていた愛の雫だろうと思う」
 「お父さんって、わりと詩人ね。でも、私、幸せよ。幸子って幸せな子だも
んね」
 それからというもの、私たちは狂ったようにやりまくった。
 幸子は急速に「女」になり、精液だけでなく尿も好んで飲みたがる。私も幸
子の尿を好んで飲むようになり、数週間というもの、最高に充実した日々を送
った。


(3)へつづく・・・

小説(転載) 『Y氏の場合』 1/3

近親相姦小説
07 /13 2018
いろいろな家族の形がある。

くねりながら振動

 高校を出てすぐに入った会社が公民鉛筆という会社で、昔は有名だったがボ
ールペンの普及とともに生産量が激減し、時代の波に乗り遅れた感じだった。
 会社に入って3年、当時(現在もだが)小型モーターで有名なマイニチ製作
所と共同で「電気鉛筆削り」を開発することになり、私も担当の末席に加わる
ことになった。
 開発した製品はあまり性能が良くなく、鉛筆を押さえるチャック(ぎざぎざ
の部分)がすぐに故障し、お客さんからのクレームだらけだった。
 来る日も来る日も製品の信頼性試験をやらされていた私はある発見をした。
 チャックが故障した製品は鉛筆の先端が回転刃に食い込んでしまうため、が
たがた振動して不規則に回転するので危険なのだが、電池の電圧を加減すると
マッサージに都合の良い振動が得られそうなのだ。
 私はそのことを上司に報告したが、「うちは健康器具を作る会社ではないん
だから、余計なことを考えないでまじめに仕事しろ」と一喝されてしまった。
 それでも私はその発見が気に入り、部品を家に持って帰っていろいろ検討し
てみた。ギヤを替え、シャフトの長さを工夫し、途中にクランクをつけるなど
の改造をした。
 その結果出来上がったのが「くねりながら振動」するバイブレータなのだ。
女性器に挿入して使用する「大人のおもちゃ」にはいろいろなタイプがある
ことは知っていたが、くねりながら振動するタイプは世の中に無かった。
 私は試作品作りの許可をもらうべく上司に頼み込んだが交渉結果は捗々しく
なく、「そんなくだらない製品を作るのは会社の恥だ」とか、「よしんば製品
ができたとしても、誰が売るんだ。お前が自分で売ってくるならいいが、営業
部では知らんぞ」と散々だった。
 ところが「捨てる神あれば拾う神あり」の例えどおり、社長の娘婿の森川常
務が大乗り気で、「それなら別会社でやろう」との一声で新規に会社を設立し
てくれた。資本金200万円の「株式会社バイブル」が設立され、私は若干21
歳で技術部長になった。
 コンドームを作っている岡野技研ゴムや下着メーカーのグンマ産業などが販
売に協力してくれ、連れ込み旅館やラブホテルなどでどんどん売れた。
 アダルトグッヅの専門店も買ってくれ、2年後に会社は資本金を1,000
万円に増資し、ぐんぐん成長していった。
 しかしいいことはそう続くものではなく、うちの製品を真似する業者が続出
し、製品の価格競争がはじまった。
 映画会社から来た営業部長が薬事法違反容疑で捕まったのを皮切りに、電気
用品取締り規則違反容疑で私と社長が捕まってしまった。
 営業部長は会社の業績を上げようとして「媚薬」を販売したのがいけなかっ
た。世田谷にあるハテナ化粧品という老舗の化粧品会社が作ったスキンローシ
ョンを、「中国四千年の歴史に培われた房中秘薬」とか「男がよみがえる特殊
ローション」などと言って販売したので薬事法違反に問われたのだ。
 パンフレットに書かれたような効果や効能はまったくない、きわめて普通の
化粧品をあたかも素晴らしい効果があるように誇大に宣伝したからだ。
 この業界はかなりいい加減なものでも「売れればいい」という業者が多く、
そうした業者をいちいち取り締まっていてはきりが無いので警察も「見て見ぬ
振り」をするのだが、うちの会社は急成長したので前から目をつけられていた
らしい。
 罰金30万円を払って営業部長が保釈された直後、今度は社長と私が捕まっ
てしまった。
 お風呂の中で低周波パルスを発生させることにより筋肉のコリをほぐしリラ
クゼーション効果を発揮する電気マッサージ機が電気用品取締法違反の疑いが
あると言うのだ。
 弁護士を使っていろいろやってみたが結局はだめで、これも罰金30万円取
られた。合計60万円の罰金を取られはしたが会社の儲けは桁違いに多く、3
億円近い販売額に対し利益は2億円以上に達した。
 社長以下逮捕された3人は会社の役員を続けることができないので、一応会
社を退職し、それぞれが独立して業務を継続することにした。
 私は製品の設計開発を担当し、社長が製造、営業部長が営業を担当すること
に決まった。総発売元はこれまでどおり株式会社バイブルだが、森川社長の弟
が新社長として就任した。
 こうして私は性交用具やSM器具などを設計開発専門の商売(と言っても個
人事業だが)をやるようになったのだ。


(2)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。