小説(転載) まゆみちゃんの受難 5/15(未完)
官能小説
まゆみちゃんの受難(5)
土曜日の午後(5)
「それじゃあ、ランジェリー美少女品評会といくか。」
中央に座っている坂崎という男が言う。坂崎が、この獣達のリーダー格であり、
今回のおぞましい計画の発案立案者だ。
(品評会だなんて・・・。まるで犬みたい。ひどすぎる!)
屈辱的な言葉に真由美は唇をかむ。それから、きっと目をあげて、坂崎をにらんだ。
そんな気丈な少女のしぐさも、男達の欲情をかき立てる調味料にしかならない。
それに、裸に近い少女のまわりを男がぐるりと取り囲んで、無遠慮な視線を当てている景色は、
実際犬猫の品評会のようなものだ。真由美にしても、ここから逃げだそうという勇気があるわけではない。
まゆみを置いていくわけいにもいかないし、
さっき脱いだTシャツもブルマーも、取り上げられてしまっている。
真由美の体を視線が舐めるようにはいずる。
いくら熱心にスポーツをやっていても、発育途上であるために、まだ全体としてきゃしゃな体つきだ。
けれど、脚には、思春期の少女に特有の無駄な肉がついておらず、きゅっと締まっている。
胸の膨らみもさほどではないが、すらっとしたスタイルに合っており、これはこれで一つの完成された美しさだ。
屋外での練習も多いため、腕や太腿が健康的に浅黒く焼けている一方で、
普段はTシャツやブルマーに覆われている胸元や脚のつけ根は白い。地肌は色白のようだ。
パンティやブラジャーからはみ出しているその部分は、全体的に清楚なスタイルな分だけ、
強烈な色気を発している。下着のコーディネートのことなど、まだ考えられもしないので、
上は大人っぽいブラジャーで、下は花柄というようにアンバランスになっているが、それも初々しく、可愛らしい。
まゆみの方は、そんなにスポーツも得意でなく、中等部でも演劇部に入っていた。
このためか、真由美に比べると、ふっくらした体つきだ。が、決して太っているわけではなく、
お腹などに不必要な肉があるわけではない。むしろ胸やヒップ回りなど、
あるべきところが豊かに膨らんでいる感じである。バストも、真由美よりは随分成長しているようだ。
また、透けるような白い肌も、真由美と比べむっちりと柔らかそうだ。
その肌は、緊張のためか、しっとりと汗ばんでいる。
スタイルは大人びているまゆみだが、顔はあくまでもあどけなく、来ている下着も子供のものだ。
くりっとした、うるみかけている瞳を見ながら坂崎には、(この少女に、思い切り俺のものをしゃぶらせたい!)
という欲望がこらえようもなくのぼってきた。小学生のような美少女を裸にしてフェラチオさせる。
手は後ろで縛って、口だけでさせるのだ。もちろん、一滴残らず飲みほさせる。
そんな甘美な妄想にうっとりとなった。しかも、それは実現可能な妄想なのだ。
が、坂崎も、他の男も、すぐに襲いかかりたいという気持ちを必死に抑えていた。
いきなり体を奪うのは、簡単なことではあるが、相手に与える衝撃が大きすぎる。
思い詰めた結果、無茶な行動に出るかもしれない。あまり普段と様子が違えば、
周りの人間も怪しむだろうし、家に閉じこもったり、最悪の場合には自殺を図るおそれもある。
しかしながら、こう考えているからといって、彼らが少女達の気持ちを思いやっているわけではない。
要は、やっかいな事態が起こり、ばれることを恐れているだけである。それに加え、
本音のところは「すぐにやっちゃったらもったいない」というものだった。
そのためにいろいろと趣向を考えているのである。品評会も、その一つだ。
「どうですか、審査員長。何か一言。」
「いやあ、まず、審査員の先生方の感想を聞かないと。」
「そうですねえ。朝倉まゆみちゃんは、やっぱりおっぱいが育ってきてますから。先行きが楽しみですよ。」
「ほんとだねえ。どれどれ。」
男達が品評会の審査のまねごとを始めた。下着姿で立たされているだけでも耐えがたいほどの恥ずかしさなのに、
自分の胸について言われてまゆみの頬がかっと熱くなる。ここ1年ぐらいで胸が膨らんできたことは自覚していたのだ。
それはあまり嬉しくなかった。自分が変わっていってしまう気がするからだ。だから、
電車の中で見知らぬ男と目が合ったりすると、胸を見られているみたいで嫌な気分になるのだった。
(お願い、見ないで。)
と心の中で願うのもむなしく、中の一人が、顔をまゆみの胸にくっつけんばかりにして覗き込む。
まゆみは思わず顔を覆った。
土曜日の午後(5)
「それじゃあ、ランジェリー美少女品評会といくか。」
中央に座っている坂崎という男が言う。坂崎が、この獣達のリーダー格であり、
今回のおぞましい計画の発案立案者だ。
(品評会だなんて・・・。まるで犬みたい。ひどすぎる!)
屈辱的な言葉に真由美は唇をかむ。それから、きっと目をあげて、坂崎をにらんだ。
そんな気丈な少女のしぐさも、男達の欲情をかき立てる調味料にしかならない。
それに、裸に近い少女のまわりを男がぐるりと取り囲んで、無遠慮な視線を当てている景色は、
実際犬猫の品評会のようなものだ。真由美にしても、ここから逃げだそうという勇気があるわけではない。
まゆみを置いていくわけいにもいかないし、
さっき脱いだTシャツもブルマーも、取り上げられてしまっている。
真由美の体を視線が舐めるようにはいずる。
いくら熱心にスポーツをやっていても、発育途上であるために、まだ全体としてきゃしゃな体つきだ。
けれど、脚には、思春期の少女に特有の無駄な肉がついておらず、きゅっと締まっている。
胸の膨らみもさほどではないが、すらっとしたスタイルに合っており、これはこれで一つの完成された美しさだ。
屋外での練習も多いため、腕や太腿が健康的に浅黒く焼けている一方で、
普段はTシャツやブルマーに覆われている胸元や脚のつけ根は白い。地肌は色白のようだ。
パンティやブラジャーからはみ出しているその部分は、全体的に清楚なスタイルな分だけ、
強烈な色気を発している。下着のコーディネートのことなど、まだ考えられもしないので、
上は大人っぽいブラジャーで、下は花柄というようにアンバランスになっているが、それも初々しく、可愛らしい。
まゆみの方は、そんなにスポーツも得意でなく、中等部でも演劇部に入っていた。
このためか、真由美に比べると、ふっくらした体つきだ。が、決して太っているわけではなく、
お腹などに不必要な肉があるわけではない。むしろ胸やヒップ回りなど、
あるべきところが豊かに膨らんでいる感じである。バストも、真由美よりは随分成長しているようだ。
また、透けるような白い肌も、真由美と比べむっちりと柔らかそうだ。
その肌は、緊張のためか、しっとりと汗ばんでいる。
スタイルは大人びているまゆみだが、顔はあくまでもあどけなく、来ている下着も子供のものだ。
くりっとした、うるみかけている瞳を見ながら坂崎には、(この少女に、思い切り俺のものをしゃぶらせたい!)
という欲望がこらえようもなくのぼってきた。小学生のような美少女を裸にしてフェラチオさせる。
手は後ろで縛って、口だけでさせるのだ。もちろん、一滴残らず飲みほさせる。
そんな甘美な妄想にうっとりとなった。しかも、それは実現可能な妄想なのだ。
が、坂崎も、他の男も、すぐに襲いかかりたいという気持ちを必死に抑えていた。
いきなり体を奪うのは、簡単なことではあるが、相手に与える衝撃が大きすぎる。
思い詰めた結果、無茶な行動に出るかもしれない。あまり普段と様子が違えば、
周りの人間も怪しむだろうし、家に閉じこもったり、最悪の場合には自殺を図るおそれもある。
しかしながら、こう考えているからといって、彼らが少女達の気持ちを思いやっているわけではない。
要は、やっかいな事態が起こり、ばれることを恐れているだけである。それに加え、
本音のところは「すぐにやっちゃったらもったいない」というものだった。
そのためにいろいろと趣向を考えているのである。品評会も、その一つだ。
「どうですか、審査員長。何か一言。」
「いやあ、まず、審査員の先生方の感想を聞かないと。」
「そうですねえ。朝倉まゆみちゃんは、やっぱりおっぱいが育ってきてますから。先行きが楽しみですよ。」
「ほんとだねえ。どれどれ。」
男達が品評会の審査のまねごとを始めた。下着姿で立たされているだけでも耐えがたいほどの恥ずかしさなのに、
自分の胸について言われてまゆみの頬がかっと熱くなる。ここ1年ぐらいで胸が膨らんできたことは自覚していたのだ。
それはあまり嬉しくなかった。自分が変わっていってしまう気がするからだ。だから、
電車の中で見知らぬ男と目が合ったりすると、胸を見られているみたいで嫌な気分になるのだった。
(お願い、見ないで。)
と心の中で願うのもむなしく、中の一人が、顔をまゆみの胸にくっつけんばかりにして覗き込む。
まゆみは思わず顔を覆った。