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小説(転載)  まゆみちゃんの受難 10/15(未完)

官能小説
01 /13 2019
まゆみちゃんの受難(10)




土曜日の午後(10)


 ブラジャーも取れ、という理不尽な要求に、真由美は当然抗議したが、
泣いた後のため迫力はない。
「約束が違います・・。」
「何が?」
「だって・・写真撮ったらそれで・・。」
「誰がそれだけで終わりって言った?」
無論言いがかりだが、真由美は言い返せない。表面上は男の言うとおりだからだ。
「でも、真由美ちゃんは別にいいんだよ。」
「え?」
「もともと朝倉まゆみちゃん用の罰なんだから。まゆみちゃんの方がすればいいんだ。」
「でも、それじゃ・・。」
 それじゃあ真由美が何のためにあんなに恥ずかしい思いをしたのかわからない。
かといってブラジャーを取るのも嫌だ。男たちがまゆみの方へ近寄る。
まゆみは声無く後ずさりする。それを見て真由美は言ってしまった。
「わかりました。私がやります。」
「へーえ。」
「友達思いだね、真由美ちゃんは。」
 けれど続く言葉は冷酷だった。
「それじゃ真由美ちゃんにも脱いでもらおう。でも、朝倉まゆみちゃんも一緒にだよ。」
「そんな!」
「もともとまゆみちゃんの方の罰だって言ったでしょ。」
「だから私が・・。」
「真由美ちゃんの方は脱ぎたくて脱ぐんだから。それとこれとは関係ないよ。」
 真由美は絶句する。まゆみを守ってあげられなかったばかりか、
自分までもがブラジャーを取る羽目になってしまう。
それに、脱ぎたいから脱ぐ、などと言われて真由美の悔しさは高まる。まゆみに振り返って言った。
「ごめんね、まゆみちゃん。」
 まゆみはかぶりを振る。
「ううん。真由美ちゃんこそ・・・。」
 まゆみは真由美にすまない気持ちでいっぱいだった。
自分をかばってくれようとしたために、余計ひどい目に会わせてしまった。
でも一方で、真由美に甘えるような気持ちが起きてくるのも自覚していた。
この残酷な男たちから解放されたら、真由美の胸の顔を埋めて泣きたかった。
そんな二人の気持ちとは関係なく坂崎が命令する。
「よーし、二人いっぺんに取ってもらおうか。ちゃんとこっちの指示に従うんだぞ。」
「・・・。」
「返事!」
「・・はい。」
「じゃ手を後ろにやって。ホックを外す。」
 ためらいつつもブラのホックに手を回す。ブラジャーを初めてつけたときは、
ホックをつけるのも外すのもうまくできなかったが、最近は慣れてすぐに外すことができる。
でも今は、手が震えて2、3度失敗した。カチリ、という小さな音がする。
「そのまま手を戻して。」
 ホックが外れたブラジャーは不安定で、いつずれ落ちるかわかならい。
二人とも脇をしめてけなげに固定しようとしていた。
「では右の紐を外して。」
 ますます不安なかっこうになる。ブラジャーが脱げないように、そっと腕を抜く。
左の腕も同じようにして、今はもう手で押さえていないとすぐに落ちてしまいそうだ。
身を硬くして立っている少女を、男たちはしばらく放っておいた。写真は当然撮影する。
 二人にとっては長い時間が経過し、そして恐怖と恥辱の瞬間がやって来る。
「じゃあ万歳してみようか。」
 二人とも動けなかった。さっきから、全部自分でやらされている。
でも今度ばかりはできそうもない。両手をあげたら、膨らみかけた胸が男たちの目に晒されることになる。
もちろんわかっていたことだけれど、体が動かなかった。まゆみは逆に、ぐっと腕を抱え込んでしまっている。
「自分で取るのは恥ずかしいの?」
滝がやさしい声音で尋ねる。そのとおりだ。けれどやさしい声をかけてきた時は、
絶対に次に冷酷な命令が待っている。そしてこの状況ではそれに逆らえない。
「自分で取れないんじゃ、手伝ってあげないとね。」
 さっと男が二人の後ろに回る。そのまま外側から少女たちの腕をつかんだ。
真由美も反射的に腕に力をこめる。
「おお、けっこう力強いね。真由美ちゃんは。」
「そりゃ、鍛えてるからなあ。後で腕ずもうしてみなよ。負けるぜ。」
はかない抵抗はあっさり終わった。あっという間に手首をつかんで持ち上げられる。
はらり、という感じでブラジャーが落ちていった。
「ああ・・。」 まゆみが絶望的な声をあげる。乳房と言うには幼すぎる二人の胸の膨らみが、ついに露になった。
男たちがどよめく。
真由美の胸は、まだほんの膨らみかけで、蕾という言葉がふさわしかった。
膨らんでいるというよりは、突き出ているというような感じで、触ったら硬い感触を味わえそうだ。
その先にちょこんと幼い乳首が見えている。女としての魅力を備えるにはまだまだ時間がかかりそうだが、
思春期を迎えたばかりの少女にはこんな胸こそふさわしいと思える。
けれど、日焼けして浅黒くなった肌とは逆に、ブラジャーで覆われた部分が白く、そこだけはなまめかしい。
(この胸をもんでやったら痛がるだろうな・・。)
真由美の腕をつかんでいる三田は、サディスティックな欲望がむらむらとわいてくる。
まゆみの胸は、対照的に、もうかなりふっくらとして、大人のまるみをおびてきている。
が、熟れきっているわけではなく、手の平で覆えば、すっぽりおさまってしまうくらいのサイズである。
成人の女のように、重みで下がっているようなことはない。発育途上なので、余計な脂肪もついておらず、
肌はぴちぴちとして張り詰めている。
まゆみは日に焼けておらず、もともと地白なので肩口から胸にかけてはあまり色がかわらない。
その白い膨らみから、うっすらと静脈が透けて見える。そして、真由美とは違い、
頼り無げながらもきれいなピンク色の乳首がまゆみの胸には咲いていた。
 二人ともぎゅっと目をつぶっている。特に、自分の胸が膨らんでいるのを意識しているまゆみは、
なんとか手を振りほどいて胸を隠そうとするのだが、男の手にがっちりと腕をつかまれて、
どうしようもない。例えようもない恥ずかしさだ。父親と一緒に風呂に入らなくなってもう何年にもなる。
それ以来、自分の胸を異性に見せたことなどあるわけがない。
なのに、今、パンティ一枚という屈辱的なかっこうで、男たちの淫らな目にさらされているのだ。
大声で悲鳴をあげたらまた、男たちを怒らせてしまうかもしれないと思い、
声を出すことはなかったが、まゆみは心の中で必死に叫んでいる。
(お願い、もう嫌。誰か助けに来て・・。)
誰も助けには来ない。グラウンドでの部活の声が、随分遠いところから聞こえてくるようだ。

小説(転載)  まゆみちゃんの受難 9/15(未完)

官能小説
01 /13 2019
まゆみちゃんの受難(9)




土曜日の午後(9)


 真由美は部屋の真ん中で、四つん這いという屈辱的な姿勢をとらされていた。
下着姿のままだ。最初は、縮こまるようしていたが、男達が意地悪な声をかけていく。
「ほら、もっとお尻を上げて。」
「脚も開く!」
 花柄の、かわいらしいパンティに包まれた小さなお尻が、高く持ち上げられている。
それを支えている細く、長い脚がかすかに震えている。お尻を持ち上げると、
その分頭が下がるので、どうしても腕に負担がかかる。肉体的にも多少辛いかっこうだったが、
精神的な恥ずかしさ、辛さは比べようもない。
(こんなかっこ写真に撮られるなんていや!)
 と心の中で悲鳴を上げるが、真由美が拒否すればまゆみに矛先が向かうことになっている。
もともと、まゆみに対する罰、ということだったのだ。
(でも、わたしがまゆみちゃんを守ってあげてるんだから。)
と思うと辛さが少しやわらぐ。まゆみを守る、という考えに、真由美は懸命にすがっていた。
でなければ、こんな恥ずかしいことに耐えらるわけがない。
 そんな気持ちをあざ笑うかのように、カメラのフラッシュが光る。横から1枚。
後ろから1枚。後ろから撮られるのは嫌だった。お尻と、そこに続くの恥ずかしい部分
さらけ出しているからだ。もしパンティをはいてなければ、まる見えになっているようなアングルである。
その次に前から1枚。お尻を持ち上げているためもあり、顔は下を向いていたが、無理やり上を向かされた。
 それでも真由美は、一言も言わず、じっと耐えている。それが獣達の劣情を刺激する。
男たちが聞きたいのは、かよわい少女の悲鳴なのだ。三田が後ろからゆっくりと近づき、
やおら真由美の腰をつかんだ。
「あっ・・。」
 予期せぬ攻撃に真由美はうろたえる。三田は真由美の腰を両手でかかえるようにしてぐいっと持ち上げた。
床についていた膝が持ち上げられる、脚が伸びる。三田は立ったまま、自分の腰も突き出し、
真由美のお尻に股間をくっつけてしまった。
「いやあ!」
 真由美がついに悲鳴をあげる。バックから犯されている体位そのものだ。
真由美はまだ、セックスのやり方について詳しい知識を持っているわけではなかったが、
このかっこうが意味するものを本能的に感じていた。それに、パンティの薄い布ごしに、
いきりたっている男のものを押しつけられているのがわかる。妙な硬さが気持ち悪かった。
真由美の反応に満足しながら三田が言う。
「どうだい、これで1枚。」
 口々に答える。
「三田ちゃんよ、そりゃかわいそうだろ。真由美ちゃん苦しそうだよ。」
「そうそう、腕も脚も伸び切ってるじゃねえか。」
「どさくさにまぎれてくっつけてんなよ。」
「それよりさ、真由美ちゃんに、今どんなかっこうしてんのか、教えてあげなきゃ。」
「そうそ。真由美ちゃん、それ何ていうかわかる?」
 もちろん真由美は答えられない。強引に腰を持ち上げられているので、手足も突っ張っている。
「後背位って言うんだよ。」
「それじゃ難しすぎるよなあ。ワンワンスタイルって言わなきゃ。ほら、犬みたいな感じでしょ。」
 「犬みたい」という言葉で真由美はみじめな気持ちになる。その気持ちを踏みにじるように、三田が調子に乗って腰を動かす。
「あっ。」
 変な感触が真由美の体を走り、思わず声をあげてしまう。それは今まで感じたことのないものだった。
「ほらあ、お前が腰なんか動かすから、真由美ちゃん感じちゃったよ。」
「まさかあ。このくらいで。」
「処女だって、クリトリスは感じるんだ。」
「そうなの、真由美ちゃん。」
 真由美は泣きだしてしまっていた。本当に犯されているわけでないとはいえ、動物のようなかっこうをさせられ、
しかも疑似セックスを強制されている。悔しさ、情けなさ、恐ろしさが一気にこみあげてきた。
それでも三田は腰を揺すっている。
「あら?感じすぎちゃったか?」
「いいかげんにしろよ。お前ばっかり。」
「そうだな。交代でやろうや。」
「でもバックばっかりじゃつまらないから。俺は女性上位でいこう。」
 真由美の涙にも、何の罪悪感も感じることがなく、さらに疑似セックスはエスカレートしていく。
滝が仰向けに寝ころび、その上にまたがることを命令された。真由美のパンティにぐいぐいと股間を押しつける。
 その次は正常位だ。足首をつかまれ、脚を大きく開かれて男が割り込んできた。
脚を開いている分、男のものをリアルに感じてしまい、おぞましさが増していく。
目からぼろぼろと涙がこぼれる。一番最後に、坂崎が松葉くずしの体位をとった。
 谷間の幼いふくらみをたっぷり坂崎にもてあそばれた後、やっと真由美は解放された。
この信じられないような屈辱に耐えている間、何回となくフラッシュが光っている。
男達が真由美を脅す種はどんどん増えていくのだ。坂崎の手から放たれた後、真由美はしばらく呆然としていた。
涙に曇った目に、心配そうな顔をしているまゆみの姿が写ってやっと気を取り直して真由美は訴える。
しゃくりあげるのを止めることができない。
「もう・・・いいでしょうか。」
 坂崎がうなずく。真由美は、全身でほっとしたような様子を見せた。
警戒心の強い真由美でも、もう十分だろうと思っていた。そのくらい辛い経験だった。
けれど、坂崎は冷然と続ける。
「下着での罰は、終わりにしよう。次は、ブラジャーをとってもらうよ。」

小説(転載)  まゆみちゃんの受難 8/15(未完)

官能小説
01 /13 2019
まゆみちゃんの受難(8)




土曜日の午後(8)


 まゆみの胸の膨らみの感触を楽しみつつ、たっぷりいじくりまわした後、
三田はやっとまゆみを解放した。
三田自身は、真由美の方にはそんなに関心がないらしく、
真由美は、一時だけでも恥ずかしい目にあわずにすんだ。けれど、二人とも、
これだけでこの部屋から解放してもらえるとは思えないようになっていた。
 坂崎が口火を切る。
「さてと、まゆみちゃんへの罰を考えるとするか。」
 まゆみはもう泣き止んでいたが、これを聞いてまたじわっと涙をにじませる。
さっきは優しいことを言ってくれたのに・・・。その優しさが見せかけであることは、
まゆみもわかっている。けれど、自分の希望が断ち切られるのはやっぱり辛い。
再び泣きだしかけたまゆみをみて、真由美が傍らから口を挟んだ。
「まゆみちゃんへの罰は、私が受けます。」
 男達が、ほう、という目で真由美を見る。真由美は気丈な表情を取り戻していた。
もともと小さな頃から姐御肌で、いじめられている子を見るとかばってやった経験がたびたびある。
まゆみが泣いているのを見て、黙っていられなくなったのだろう。
さきほど三田にあまりいたぶられなかったのも、真由美の責任感を刺激していた。
まゆみは、すまなそうな、でも救われた口調で真由美に言う。
「でも、真由美ちゃん・・・。」
「まゆみちゃん、いいの。だから、まゆみちゃんに罰を与えるのはやめて下さい。」
 真由美の申し出は予想外のことだったが、これはこれで楽しむことができる。確かに、
さっきからまゆみの方ばかりいたぶっていて、真由美の方を気に入っている滝などは、
若干欲求不満だった。どうせ二人ともなぶりつくすつもりだ。
だったら、今は真由美を思い切り恥ずかしい目に合わせ、
下手な義夾心を出したことを死ぬほど後悔させてやろう。
「よかったね、朝倉まゆみちゃん。佐々木真由美ちゃんが助けてくれるって。感謝しなきゃ。」
 滝が丁寧な口調で言う。
「けど、もともとまゆみちゃんのせいなんだから、ちょっとはまゆみちゃんにも罰を受けてもらうよ。いいね。」
「あ、はい。わかってます。」
 まゆみはあわてて言った。「まゆみちゃんのせい」というのは、どう考えてもおかしい、
と思ったが、真由美にもすまない気持ちだったからだ。
「じゃあ、まあ、そんなに恥ずかしいことじゃないから。撮影会をするだけだからね。
でもちょっとだけ恥ずかしいポーズをとってもらうよ。」
 撮影会!その言葉が二人を打ちのめす。撮られる写真の数が多いほど二人の弱みが増えてしまう。
薄々感じていた不安が現実のものとなっていく。それに「恥ずかしいポーズ」という言葉。
「では最初は二人一緒に撮るよ。はい、並んで。」
 滝がポラロイドカメラを、そしてもう一人皆川という男が、普通のフィルムカメラを構える。
その意味は真由美にもすぐにわかる。写真は何枚も焼き増しできるので、
ネガを取り返さなければいけないということだ。単純に返してくれるような人間達でないことは、
真由美にももうわかってきていた。
 並んで一枚、手をつないで一枚、背の高い真由美がまゆみの後ろにまわって一枚。
どれも、親友同士、といったふうの写真である。まゆみが目を赤くしていること、
真由美が緊張と憤りできつい表情をしていること、それから、二人とも身につけているのが下着だけ、
という点を除けば。二人で撮ったのは全部で4枚だけだが、4枚目はちょっと変わった注文を出された。
「二人で抱き合うんだ。」
「抱き合う?」
「そうだよ。ほら。」
 二人がぎこちなく抱き合う。抱き合うというより、ぺたんとくっついているような感じで、
可愛らしい光景だった。真由美の方がまゆみよりも10センチ以上背が高いので、
自然とまゆみが真由美の胸に顔を埋めるようなかっこうになる。
まゆみが顔を見られないようにしたので、ぎゅっと抱きしめているようでもある。
真由美は妙な気分だった。(なんか、ヘンな感じ・・・。)
 まゆみに抱きつかれるのは、そんなに嫌な気分ではなかった。
目を腫らしたまゆみが強くしがみついてくるのを感じると、どことなくいじらしく、いとおしく、
まゆみのお姉さんになってくるような気持ちになってくる。
(まゆみちゃんを守ってあげなきゃ・・。)
 とも思う。表情も少しやわらかくなっていた。
 滝は、そんな真由美の表情の変化を見逃さない。内心、やっぱりな、と思っている。
滝は写真マニアであると同時に、レズビアン・プレイに対する興味も高く、
今までも二人以上の獲物をつかまえたときには、必ずその獲物達をからませ、
写真やビデオにおさめていた。
(こりゃあ、素質があるね。)
と滝は思った。いずれ、二人を裸にして、たっぷりレズプレイをやらせて楽しむつもりだ。
年端もいかない美少女二人が、まだ幼い体を合わせながら、
互いの恥ずかしい部分を舐め合う光景をリアルに想像する。
(が、気の強い方がタチとは限らないからな。案外・・・。)
 次々と浮かぶ妄想にとらわれながら、滝は何回もフラッシュを焚いた。
まわりの男は苦笑している。滝が何を考えているかだいたいわかるからだ。
 その後で、真由美一人の撮影会が始まる。

小説(転載)  まゆみちゃんの受難 7/15(未完)

官能小説
01 /13 2019
まゆみちゃんの受難(7)




土曜日の午後(7)


 身体検査をやろう、と一番熱心に主張していたのは、三田だった。
本人は、常々「お医者さんごっこがしたい。」
と言っており、自前で用意した巻き尺や、どこから手に入れてきたのか聴診器などを
嬉々として取り出してくる。バッグの中には、もっとおぞましい道具も用意されているが、
まだ少女達の目に触れることはない。
「まずは身長からだな。」
 三田は、みるみるうちに勃起してくるのを自覚しながら、最初に真由美の後ろに回った。
接するくらい近くに男が寄ってきて真由美は緊張する。
「えーと、真由美ちゃんは、158センチと。背、高いねえ。」
 それからまゆみ。巻き尺を伸ばす手がまゆみの背中に触れる。まゆみ耐えきれずに言った。
「あの、身長は149センチです。」
「駄目だよ、適当なこと言っちゃ。ちゃんと測らなきゃ。」
「でも・・身体測定は、この間やりました。」
「ああ。でも、成長期だからね。もう伸びてるかもしれない。その時の写真と後で比べてみようか?」
(え?)
 まゆみが見せられたのは、体重計の近くにいる時の写真だった。
それなのに、身長を測ってる時の写真も持ってるようなことを言っている。
(やっぱり他の写真も持ってるのかも・・・。どうしよう?)
「まゆみちゃんは、149.1センチ。ほら、伸びてる。」
「もしかして・・・他の写真もあるんですか?」
「ん?何のこと?」
「私達が見た写真以外の写真も撮ったんですか?」
「撮ってないよ。あれだけあれだけ。」
「でも、さっき・・・。」
「うるさいな。そんなに写真撮って欲しいんなら、後でたっぷり撮ってやるよ。」
「そんな!」
 まゆみは、へまをしたと思った。心配が胸を締めつける。男達が屈託のない声で言う。
「今度はスリーサイズを測るよ。」
「いいです!そんなの測らなくても・・。」
「何言ってるの。基本じゃない。自分のスリーサイズくらい知っとかないと、服を買えないよ。」
「だいたいわかれば買えます。」
「じゃあ、自分のサイズを正確に言ってみろよ。バストは?」
 まゆみは、3月位前、制服を買うために測ったときのことを思い出そうとした。
自分のバストサイズを言うのは恥ずかしかったが、この場で測られるのはもっと嫌だ。
「は、80くらいです。」
「もっと正確に!」
「そんなのわかりません。きゃあ!」
 強情に腕を縮めているまゆみがじれったくなったのか、三田がまゆみの左の手首を掴んで
ぐっと持ち上げたのだ。続けて右の腕を頭の上まで持ち上げてしまい、
まゆみは万歳をさせられているようなかっこうにされてしまった。
「素直に言うこと聞かないと、おしおきだよ?」
 まゆみは口も聞けない。小学校時代もずっとおとなしく、
クラスの男子と遊ぶこともあまりしなかったまゆみは、
こんな直接的な暴力を振るわれたのは生まれて初めてのことだ。
暴力というには、やや大げさだが、親にも手をあげられたことのないまゆみにとっては、
まさしく暴力そのものだった。
「そのまま、ちゃんと腕を上げてるんだぞ。」
 三田が念を押すまでもなく、まゆみは腕を上げたままだった。これ以上逆らったら何をされるかわからない。
そのかっこうのまま、巻き尺がまゆみの胸に巻き付けられた。
「えっと、アンダーバスト74。」
 巻き尺の冷たい感触がゆるんだかと思う間もなく、今度はブラジャーの上から巻きついてきた。
また悲鳴をあげてしまう。
「やだ・・・。」
 まゆみの、年齢よりは発達している胸が軽く締めつけられる。恥ずかしさに目がくらみそうだ。
「どれどれ。ふーん、81センチはあるよ。すごいねえ。将来ナイスボディになるぞ、きっと。」
 それから、ウェスト周りを測ったあと、お尻に男の手が伸びる。半ば覚悟はしていたが、
それでも羞恥心を抑えきれない。でも、抵抗することもできず、弱々しく懇願するしかない。
「そこは・・やめて下さい。」
「そこってどこ?」
「その・・お尻です。」
「なんでお尻は嫌なの?」
 何かを言うたびに男達の好餌になってしまうことに気づき、まゆみは沈黙する。
「ま、いいか。79センチ。いやあ、立派立派。いい感触だ。」
 巻き尺をほどくときに、三田の手がまゆみのお尻をさらっと撫でる。まゆみは何度目かの声をあげる。
男達からも抗議の声があがった。
「触っちゃだめだろうよ。お医者さんがさ。」
「いやいや、健康なお尻かどうかは触ればわかるんだ。まゆみちゃんは健康だよ。」
 三田のもっともらしい言い方にどっと笑いが起きた。さらに続ける。
「でも、きちんと聴診器で見て見なきゃね。」
 そのまま医者のような仕種で聴診器をつける。予想もしなかった器具の登場におびえるまゆみ。
(たまらねえな・・・。)
 三田のジーンズは、はちきれんそうに膨らんでいる。が、そんな様子をおくびにも見せず、
すましてまゆみのお腹に聴診器をあてた。
「はい、息を止めないでね。うーん、なかなか丈夫なようだね。背中も見てみようか。」
 ぴたぴたとまゆみの背中に冷たい聴診器があたる。その後で、もう一回まゆみをこちらに向かせ、
「さてと。心臓の音も聞いてみなければ。」
と言うなり、まゆみの左胸に聴診器を、ぐいっと押しつけた。
「いやあ!」
 抵抗する気力もなく、ずっとされるがままになっていたまゆみだが、いきなり自分の胸をまさぐられ、
思わず飛びのいてしまう。三田の顔が酷薄になる。
「おい!何やってんだ!」
 怒鳴りつけられ、それでも必死に訴える。
「でも、胸を触るなんて・・・。」
「胸じゃないだろ!心臓の音を聞いてるやってるんだ!いい加減にしろ!」
(なんで、こんなことで怒鳴られなきゃいけないの・・・私は悪いことしてないのに。)
 泣きそうになるまゆみとさらに大声で怒鳴る三田の間で、坂崎がゆっくりと声をかける。
芝居がかっているが、打合せをしたわけではない。あうんの呼吸というものだ。
「おいおい、そんなに怒鳴ったら泣いちゃうだろ。」
「いや。こういう聞き分けのない娘は、厳しくしないと駄目なんだ。とにかく罰を与えなきゃ。」
「どんな?」
「このまま、ここを追い出すんだ。」
「下着のままか?」
「ああ。」
 まゆみは震え上がる。こんなかっこうのままここを出されたら、みんなに下着姿を見られてしまう。
教室にジャージはあるけれど、ブラスバンド部が練習に使っている。
けれど、三田はまるで本気のようにまゆみの腕をつかんだ。
もちろん芝居だがまゆみにはわからない。必死で抵抗する。
「まあ、可哀相だからやめときな。」
 冷酷な坂崎の声が、天の助けのように聞こえた。
「そりゃあ、厳しすぎるよ。女の子なんだから、恥ずかしいもんな?」
 坂崎の声は妙にやさしい。まゆみは、でも夢中でうなずく。
「だから、ほら、三田さんに謝って、罰を軽くしてもらうように頼むんだ。その代わり、ちゃんと診察は受けるんだよ。」
 このかっこうで部屋の外に出されないためには、まゆみは何でもするつもりになった。
坂崎の言うとおりにしゃべらされる。
「ごめんなさい。診察を受けますから、罰を軽くして下さい。」
 屈辱的なせりふと、優しい声音で話しかけられたのとで、まゆみの目から涙が落ちる。
三田がことさらにもったいぶる。
「じゃあ、それは許してあげよう。」
「・・・。」
「お礼も言えないのか。」
「あ、ありがとうございます。」
 再び三田の聴診器がまゆみの胸に当たる。今度は遠慮会釈もない。
下から膨らみを持ち上げるように触れたり、乳首のあるあたりに思い切り押しつけたりする。
ブラジャーの谷間に聴診器を差し入れる。そのうちに、聴診器を使わず、
直接手で触ってくるようになった。
ブラジャーの上から、手の甲でゆっくりとなでる。指でつつく。
まだブラの中に手を入れては来なかったが、まゆみの胸の感触を十分に楽しんでいた。
まゆみは、そのたびに声をあげたくなるのを必死にこらえ、
しゃくり上げながら凌辱が終わるのを待っている。

小説(転載)  まゆみちゃんの受難 6/15(未完)

官能小説
01 /13 2019
まゆみちゃんの受難(6)




土曜日の午後(6)


 男たちの卑猥な会話が続いている。
「おっぱいだったら、こっちの真由美ちゃんの方がいいよ。その、ちょこんと膨らんだ感じがさ。」
「真由美ちゃんは、胸をいいけど、脚がすばらしいよね。お尻も、触ったら、コリコリしてて気持ちよさそうだ。」
「脚長いし。真由美ちゃんはクォーターか何かなのかな。」
「やっぱ、パンツから白くはみ出てる部分がポイント高いよ。舐めさせてー。」
「いやあ!」
 男たちをにらみつけていた真由美だったが、自分の体について批評され、
「脚を舐めたい」などと言われ、しかもそう言った男が本当に真由美のそばに近寄ってきたため、
思わず悲鳴をあげてしまった。男たちは責めの手を緩めない。
「おいおい、出演者をいじめたら駄目だろうが。」
「大丈夫大丈夫。真由美ちゃんは気が強いから。でも舐めてみたいと思わねえかよ。」
「俺は背中だな。こう、背筋にそってね。」
 そう言われただけで真由美の背中に悪寒が走る。
「うなじもきれいだな。いやあ、思い切りキスマークつけてみたい。」
「おっぱいが噛みてえよ。固そうだからね、噛みごたえありそうだ。」
「お前は誰でも同じだろうよ。」
 真由美にとって信じられないような会話だ。キスマークの意味まではかろうじて
わかるが、胸を噛むだなんて、どういうことなんだろう。いずれにしても、おぞましく、
いやらしいことに違いなかった。今にも男達が真由美に襲いかかってきそうな雰囲気が恐ろしく、
真由美は思わず目を伏せる。
「あーあ、目伏せちゃったよ。可哀相に。」
「いけないなあ、いじめちゃ。」
「ほら、みなさん、朝倉まゆみちゃんの方も批評してあげないと。」
 今度はまゆみに矛先が向かう。真由美が言葉でいたぶられている間も、
ずっと顔を覆ってきたまゆみだが、どなられると逆らえない。
今までやさしかった男の言葉が急に厳しくなるとなおさらおびえてしまうのだ。
「まゆみちゃんはねえ、肌がすべすべしてていいねえ。」
「すごく白いやね。お尻も成長してきてるし。」
「おっぱいもな。」
「体中もみもみしたいよなあ。」
 男の一人が女の乳房をもむ手つきをしてみせる。
「カメラ写りよさそうだからな。俺は断然朝倉まゆみちゃんだ。」
 写真マニアの滝がにやつきながら言う。顔を上気させているまゆみの頭には
一つの疑念が浮かんでいる。
(これだけで、本当に帰してもらえるのかな。でも・・・。)
 その先を考えるのは怖かった。今の二人の恥ずかしい姿を写真に撮られてしまったら、
前に撮られた写真を返してもらってもどうしようもない。また、
それをもとに・・・。慌ててそんな不吉な考えを打ち消す。けれど、
どうしても不安を拭うことはできなかった。
「うーん、なかなか意見がまとまりませんねえ。」
「どっちも可愛いからなあ。」
「どうですか、審査委員長。」
「そうだね、この際、どっちも優勝にしましょう!」
 男達がわざとらしく喝采する。
「じゃあ、インタビューだ。」
「朝倉まゆみちゃんから。優勝した御感想は?」
(そんなの・・・どう答えればいいの?)
「うれしいの、うれしくないの?」
 男の声が急に粗暴になり、まゆみは慌てて答える。
「あ、うれしいです。」
「そうそう。素直でいいね。どこが良かったと思う。」
 まゆみは答えられない。
「おっぱいだよな。後お尻と。」
「ほら、ちゃんと答えて!」
「おら!どこが良かったんだ!」
「・・・おっぱいと・・・お尻だと・・・」
 自分でこんな恥ずかしい言葉を言わなくちゃいけないなんて!
まゆみの顔は真っ赤になる。
「まゆみちゃんは純情だなあ。」
「じゃあ佐々木真由美ちゃんは?」
「・・・・・」
「真由美ちゃんは恥ずかしがり屋だからね。まあ、そのうちに直るよ。」
 「そのうちに」という言葉が気になった。まだ何かされるの?真由美も不安になってくる。
「そしたら、優勝したお二人のことをもって知りたいよな。」
「うんうん。」
「どうしたらいいと思う?」
 男はわざと言葉を切った。じらすような沈黙がある。
二人の少女も、じっと次の言葉を待っていた。さらにじらしてから男が言う。
「身体検査だ。」

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。