2ntブログ

小説(転載)  俺も妹とやっちゃったよ 4/12

近親相姦小説
01 /21 2019
俺も妹とやっちゃったよ その4



今日の分の夕食は、カレーを作っておいてくれたようだ。
妹と一緒に、夕食をする。
・・・・きまずい。きまずすぎる・・・ 
はっきり言って、俺は今、冷静さをとりもどしている。
実の妹と、あんなことを・・・・あああーーーーーーーあああーあーあーあー・・・
穴があったら埋まってしまいたい位の気持ち。
妹もさっきからずーっと黙ったまま。 沈黙の晩餐。 
はっきり言って、カニ食ってるときより静かだった。
俺はつい無表情で、ただひたすらカレーを食いまくった。 妹の顔、とても見てられない。
ああ、乳もんでしまった・・・・

まったくの無言のまま、俺はカレーを食い終わった。
ごちそうさまも言わずに無言で食器を片付ける。 
食券制の松屋ですら、食べ終わった後は「ごちそうさま」って言ってから店を出る律儀な俺なのに・・・
まだ食べている妹を残して、俺はさっさと2階の部屋へ戻ろうとした。
そしたら、妹があわてて俺を呼び止めた。
「ちょっ、まって、お願い、・・・・リビングとかに、いて。」
やっぱり一人で一階にいるのは、怖いのだろうか? なんかのトラウマ?
バスクリンを怖がったりしてたし、よくわからん奴だ。 
カレーこぼしたのをティッシュでふき取るのはやめろっての。

しょうがないんで、しばらくリビングでテレビ見てた。
なんかのバラエティー番組で、芸人がはしゃぎまわっていた。
俺、こういうの大好きなのに、心の中はかな~り、冷え切っていた。
10秒ごとに思い出す、妹とのキス。 思い出すたびに、顔が真っ赤。
自然と「あ~も~なんでやっちゃったんだ~」ってつぶやいてしまうほど。病気です。
そこへ、妹も食事を終えて、リビングにやってきた。
俺はもう、どう接していいかわからず、顔が硬直していた。
妹は俺のすぐ横に座ってくる。
テレビではドッカンドッカン笑いが入っていたので、俺もそのリズムに合わせて笑ってみた。
目は全然笑ってなかったけどね。
だいぶ時間もたって、風呂へ入りに行こうとした。
両親のいない今、本当だったら一緒に入る気合が入っていただろうに、
今の気持ちでは、到底そんな気が起こらない。
「風呂はいってくる」
とそれだけ言って、着替えをとりに2階へあがろうとした。
「あ、、、」
妹は俺が立ち上がる瞬間、何かを言いそうになって、俺のシャツの袖を軽くつかんだけど、
無視してとっとと二階へあがった。 
でも、なぜかダッシュで1階へ戻った。ダッシュしたのはなんでだろ~。
で、二人とも入れ替わりに風呂が終わって、またリビングでテレビ見出した。

「ねぇ・・お兄ちゃん・・」
「!・・んん、んぁ!?」なに動揺してんだ、俺。
「・・・怒ってるの?」
「べ、別に怒ってないよ?」
「怒ってない?」
「怒ってないってばよ。何で?」 
いや、確かにずっと無表情&無言だったからそう思われるのも無理ないか。
「だって・・・私が・・」
「何?」
「途中で・・・その、・・・、いやがったから・・・」
「・・・」

俺はその一言で、もう死んだ。 
ああ、妹はいやがってたのか・・・・
いやがってたんだ・・・ もうだめだ、もうだめだ、
妹は嫌がってたんだって、もうだめだ、ああ、もうだめだ、
そうだ、樹海へ行こう。そして天使に生まれ変わるんだ。そんな感じだ。
「あ、あの、そんなことで怒るわけ、ねーじゃん、アハハ・・・」
俺、精一杯の笑顔で言った。 俺、がんばった。この世の最後に男見せた。

ところが、妹が、急に涙目になって言った。
「・・・でも・・嫌いになった?」
「は?」
「・・・さっきから、ずっと・・・、口聞いてくれないし・・・」
「嫌いになんて・・・」
「・・お願い・・」
「え?」
「嫌いにならないで・・・」
「え?」
「もう、いやがったりしないから、嫌いにならないで・・」
で、そのまま抱きつかれた。

頭をなでてあげると、妹は静かに泣き出した。
「え?なんで泣くの?」俺は本気でなんでだかはわかんない。
「なんか、よくわかんないけど、ごめん。」ととりあえず謝っておいた。
そのまま妹が泣き止むまでまった。
その間はずっと抱きしめて、頭なでてたり背中をぽんぽん叩いてただけ。

ようやく泣き止んだら、今度はクスクス笑い出した。
いったいどうしたというんだろう。今日はもうわけわからん。
「なんで笑ってんの?」
「わかんない。」
「変なやつだ。」
「ちょっと落ち着いたから。」
「落ち着いたか。」
「・・ねぇ。」
「何?」
「明日からも、ひとりで学校いかなきゃダメ?」
「・・・・」
「お兄ちゃんと一緒にいきたい。」
このセリフをどっちの意味でとったんかは知らないけど、
俺はちょっとドキっとしてしまった。

「いいよ。わかった。一緒に行こう。」
「・・本当?」
「うん。」
「約束だよ。」
「わかったって。」
「お昼も一緒に食べるんだよ。」
「だからさぁ、あや、友達作れよ。」
「・・・」
「もしかして、いじめられてんのか?」
「・・・わかんない」
「しゃべる人とかは?」
「学校行っても、お兄ちゃんしか、話す人いない。」
「・・・」
妹が顔を上げると、泣き止んだばかりの真っ赤な目で見つめてくる。
妹のほうから顔を近づけてきたので、遠慮なくキスをさせてもらった。
その姿がいじらしく見えた。さっきまでの憂鬱な気持ちが吹き飛んだ。
ジャクソン復活。

そのまま1時間もの間、舌を絡ませあっていた。
途中何度も服を脱がせようとしたけど、
さっきの「いやがった」という言葉が頭に浮かんで、
どうしてもその薄い布の向こうへ乗り越えることが出来なかったけど、
あっけなく意外な展開へ向かった。
「もう、大丈夫だから。 別に平気だから。」と妹。
ジャクソン殿、OKがでました。出撃準備は完了です。
とはいっても、よくよく考えたら、ここはリビング。
なんとなく、いつも家族団らんの場所を過ごしていた場所でというのは
気が引けたから。
「とりあえず2階に戻ろうか。」
「うん。」

そのまま、手をひいて2階の俺の部屋へ上がった。
電気をつけないまま、妹をベットに放り投げて
二人でベットにならんで座って精一杯の力で抱き付き合って、また唇に吸い付いた。
風呂上りの石鹸の香りはまだ残っていた。
パジャマの上から妹の胸をなでる。 やっぱりピクンってなる。
妹も俺の真似をする。 ぐにぐにぐにぐに、なであう。
俺は妹のいろんなところを、とにかくなでる。
で、30秒ごとくらいにキスをする。
妹の舌はほんのりあったかくて、やわらかくて、いい感じだ。
唇だけじゃなくて、耳とか、首筋とかにも唇を当てる。
耳にキスすると、妹は「フッ」って息を漏らす。なんかかわいい。
「くすぐったい。」と妹は訴えるけど、別に耳をそむけたりしない。
必死にくすぐったさに耐えているようにも見えるけど、やっぱかわいい。
「しかえしだー」っていいながら、妹も俺の耳を舐めてくれる。 
いつも妹に耳掃除してもらってるからきれいなはずだ。
俺はくすぐったくないけどね。

体を90度ひねっているかっこうなので、つらいかなと思い、
妹を抱えて、正面へ向けて、後ろからだっこするような形にさせた。
妹は必死にこっちへ向こうとする。
「お兄ちゃんの顔が見えてないと、やだ。」って妹は体をひねろうとする。
だから俺も妹に顔を近づける。 
妹が首をあまり動かさなくてもキスできるくらい。
で、キスしながら、後ろから妹の胸をやさしく掴む。そして上下にゆっくり動かす。
妹の顔はもう真っ赤っかで、目はとろんとしてる。
パジャマのすそから手を入れて、じかに胸を触る。
「な、なんか、恥ずかしいよ・・・」
妹は訴えるけど、キスして静かにさせる。 
なんか、ちょっとでも力入れるとつぶれてしまいそうなくらい、
やわらかい体を、俺は優しく優しく扱った。
妹の体の、どこを触るときもゆっくり、ゆっくり、動かした。

利き手とは別の手を、妹のパジャマの内側から、ひざの間に進めようとした。
妹はぎゅっと目を閉じて、ぎゅっと手を握った。
「大丈夫?」
「平気。大丈夫だよ。」 やっぱり、まだ、、ダメかな?と思ったけど。
「大丈夫だから。」って言って俺の肩に寄りかかって、俺のアゴに顔をすりつける。

妹のももの内側にさわる。 ふわふわあったかい。
首筋にキスしながら、ゆっくり真ん中の方へ指を伸ばす。
妹は、なにか声になってるような、なってないような息遣いをしだす。
紙風船を手で包むような感じで、指を中へと絡ませる。
時にはくすぐってみたり、小指でツンツンってやってみたりした。
妹はとうとう、体をひねらせて、ギュッて抱きついてきた。
もう何回目かわからないけど、キスをする。
その間、妹のパジャマのボタンとブラをはずしにかかる。
んで、それだけで妹の胸の一部がはだけた。 ようやく妹のエリアBを見ることが出来た。
なぜか俺の方が顔が真っ赤になってた。なんでだ?

そこでもう一回だけ、妹の胸をなでた。 胸のてっぺんに俺の指がぷにぷに触れる。
下を脱がすときはさすがにお互い照れた。 俺も妹に服を脱がせてもらう。 
お互い、裸になると、おっきめのシーツを頭からかぶって
もう一度、なであいっこからはじめた。 キスする部分もどんどん増やしていって
二の腕や胸にもキスをする。 妹の息遣いが左耳に響く。 キスするたびに妹の体は
ぴくぴく弾む。 だんだん、ゆっくり動かすのがつらくなってくる。
でも、妹に怖がられるのはいやだから、やさしくやさしく、に徹した。

でも、もう限界。 俺は妹の足を広げようとした。
妹は俺の肩をつかんで、恥ずかしそうに「怖い」って言った。
もはや俺はそんな場合じゃなかったので、必死に妹を安心させようとする。
妹を抱きしめてやって、髪をなでながらキス。 頭もなでなでしてやる。
でも妹は、足を広げたがらない。 
ちょっと力をいれて、広げようとする。 でも「怖い」って言う。
でももうだめ。俺、止まらず。 ぐいっと力を・・・

ふと、妹の顔を見た。 また涙目になってた。
それを見て俺はちょっと落ち着きを取り戻すことが出来た。
「やっぱり、やめる?」
「え。」
「なんか、やっぱりなぁ・・」
「あ、、、ううん、平気、だよ。」
「でも、あややっぱり震えてる。」
「平気だよ、お兄ちゃんのこと、好きだから。」

なんか、俺も、本気で妹のこと・・・
「大丈夫だから。」妹の言葉に、
俺はおでことおでこをつけてほっぽたをすりすりしたげた。
妹は「んふふふふ」って笑ってくれた。

妹の足の間にゆっくり自分の体を入れる。
その間ずっと妹を抱きしめたまま。
妹の体に自分の体を沈めた。
ゆっくりゆっくり。
妹の肌と俺の肌がぴったり重なっていく。暖かい。
とうとう、妹と、一緒に。

「んっ!」 妹は体をぴくん曲げて、小さく叫んだ。
俺は極力、ゆっくり奥へと進ませる。
妹の目から涙がでてきた。 さっきまでやわらかかった妹の体は急に硬くなった。
「痛いの、ガマンできる? 無理なら無理っていっていいよ。」
「だい、じょう、ぶ、だよ。お、兄ちゃん」
妹は俺の首に腕を回して、俺の肩に顔をうずめて、必死にしゃべる。
「なるべく楽にして。 無理しなくていいよ。」そう言って、頭をなでて、おでこにキス。

妹の奥まで到達した。 「んんっ・・・」妹は言葉にならないような声で小さく、呻く。
「しばらくこのままでいるから。 動かさないでおくから。
 あや、目を開けて。 力を抜いて。」
俺は、妹のほっぺを両手で包み、鼻と鼻をこすりつける。
妹はちょっとだけ、薄目で微笑んでくれた。 涙をかるくぬぐってあげる。

妹とつながったまま、5分くらい、キスする。
妹の体は、だいぶ柔らかさを取り戻した。
耳とか肩とかも、唇でやわらかくほぐしてあげる。 
「ちょっとだけ動かすよ。いい?」
「うん、いいよ、・・・、お兄ちゃん・・・」
妹は再び、俺の肩に顔をしずめる。
「ガマンするときは、俺の肩噛んで、くいしばってもいいよ。」 
「うん。」
俺は、妹を壊さないように、ゆっくり動かす。
「んんっ・・・ふうううう、んん、」
妹は必死に耐えてる。 すごく痛そうでなんかかわいそう。

妹の中で、俺は、ゆっくり動いた。
そのたびに、妹の体はいろんな方向にまがる。
妹は、言われたとおり、俺の肩を噛んで耐えた。 別にこっちは痛くはなかったけどね。
むしろ、そんな妹の姿が、存在が、俺の心の中でどんどん膨らんできた。
俺は限界に近づく。
そういえば、ゴム、つけてないや。 まぁいいか。
俺は妹が好きだし、この際、どうでもいい。 
妹の体の中に、俺の体がじかに触ることができたんだし。 
そっちのほうが大切だよと。自分自身に説得してた。

で、終戦。ジャクソン隊長は戦死してしまいました。

妹にのしかかり、終わった。 妹が重たがらないように、すぐに体を浮かせる。
そして妹の体から、抜け出る。

妹はまだ目をつむって食いしばっていた。
「あや、終わったよ。」
妹と目を合わせて、言った。
「お、わった・・?」
妹を抱きしめて、何十回目かのキスをして、頭をなでる。
妹は安心しきった顔で、「こわかった・・・」と。
よくがんばったね。
でもちょっと肩の歯型が、ヒリヒリする。

その後は、裸のまま毛布にくるまって、抱き合ってた。
妹は、笑ってる。 「なんか、いい感じ。」だって。
ただ、俺は、さすがに避妊しなかったのはやばかったかな、って
ちょっぴり後悔していた。 もう、どうにでもなれって感じだったけど、
冷静になると、やっぱりこういう気持ちなんだよなぁ。

妹は妹で、自分がしてる最中、ほとんど頭が真っ白で、
しゃべる言葉も頭の中をつき抜け出ただけ、って感じだったらしい。
「ふふふ、そんなこといってた?私」
「今思うと、ちょっと恥ずかしいな。はは。」
「お兄ちゃん。」
「ん?」
「・・・なんでもない。」
妹はまた微笑みながら、俺にキスした。

時計を見たらもう夜中の3時。いつのまに・・・
そして抱き合って、寝た。

小説(転載)  俺も妹とやっちゃったよ 3/12

近親相姦小説
01 /21 2019
俺も妹とやっちゃったよ その3



夏休み明けの登校日。俺はちょっとだけ気が重かった。
だってクラスで一番うっさい奴(♀)にプールでの妹とのツーショットを見られたから。
まぁ、いつも休み時間とか一緒にいるのはみんなしってるから、別にほっときゃいいんだけど。
でも休みの日まで一緒に出かけてて、しかも一緒にタオルに包まれてるなんて・・・
アリかナシかで言えば、限りなくナシだろ。
いつもは妹と一緒に登校しているんだけど、今日ばかりは黙って先に出た。

とりあえずかったるい始業式が終わるまでは普通に過ごせた。
でも、体育館から帰ってきたあと、俺が男友達と教室でしゃべっていると、
奴が来た。数人の取り巻き連れて。
「みずしぃ~、こないだはど~もぉ~」
うっ、なんて、まぶしい笑顔だ。 俺は激しく目がくらんだ。
「みずしってさぁ~、ほんっっっと~~~に、あやちゃんと仲がいいねぇ~」
俺の首絞めながら奴はいう。
「何?何?真鍋、どうしたの?」俺の友達が奴に聞く。
「聞いてよ~、こないだみずしと、市民プールで会ったんだけどさぁ」
「アーーああーーああーーあーあーあーー」
俺は大声を上げて、奴の言葉を封じた。が、次の瞬間、奴の取り巻き達に羽交い絞めにされて
首を上に曲げられ気道を塞がれた。 ダチョウ倶楽部の上島のギャグが頭をよぎった。
「なんか、あやちゃんと一緒だったんだよね~」
「ふ~ん、プールまで一緒に行ってる仲なんだ。このやろ。」
「でも、みずしっていつも弁当とか妹と一緒に食ってるんだから。別にそんくれーアリじゃねーの?」
「それが! なんかビニールシート引いて~、タオルケットかけて~、一緒に抱き合ってたんだよ~!」
「何っ?マジか、みずし!」
「お前、、、とうとう犯罪者に、、、」
「あ~あ、なんかがっかりッスヨ~、水島サ~ン、、、」
意識がうすれていくなか、友達らの言葉が俺の体をズブズブ突き刺していった。
死に至る前になんとか、取り巻きの腕を振り解いた。
「真鍋っ、お前うっせーよ、いちいち報告すんなボケッ!」俺は顔を真っ赤にさせて奴に叫んだ。
「みずしぃ~、もうあやちゃんとヤっちゃったの?」
「なっ、なっ、、、んなわけねーっ、だろっ!
 アイツ、友達いねーんだよ。だから、かわいそうだからプール連れてってやったんだよっ。
 第一、抱き合ってなんかねーし。そんなん、タダの兄妹の、スキンシップだろ?普通だよな?な?」
俺は顔をますます真っ赤にさせて弁解した。
「みずし。みずし。お前、顔真っ赤だから無理。」
友達の指摘に、一同爆笑。 ジャムおじさんに新しい顔を焼いてもらいたいくらいだ。
ああ、なんか、無理やりカップル成立させられた小学生みたい。
次あたりは黒板に相合傘とかかかれちゃうのかしら。キャハッ。はぁ~

昼前になって、下校の時間になった。
相変わらずあやは、俺の教室へ迎えに来た。「帰るよ・・・」って。
今はマズいからぁ~~今日はこないで~~~、という俺の心の叫びは、あっさりと打ち砕かれた。
俺はダッシュで妹の所へ駆け寄り、「今日はひとりで帰ってくれ」とこっそり言った。
背後で、クスクス言われてるのが痛いほどよくわかる。
「なんで~、今日だって何も言わずに先に行ったくせに~~」
「いや、だから、マジで今日は帰れって。俺用事があるから。」
俺と妹がもめていると、奴が来た。 ダースベーダのテーマとともに。
やっぱり俺の首しめて言う。「おやおや~、痴話系っすか~?」
「あっち行ってろっ」と俺は奴の腕を振り解いた。
「あやちゃん、こないだはども!」と奴は、妹にニッコリと話しかけた。
「・・・こんにちわ。・・・・?え~~っと、、、」
さすが我が妹、人の顔を覚えることができないようだ。スバラシイ。友達も出来ないわけだ。
「ほらぁ、こないだ市民プールで会ったじゃん。私。」
「あ~、あなただったんですか。」
「ふふ、あやちゃんってお兄ちゃんと、本当仲良しだね。」
「えっ、あの、、はい。」
「お兄ちゃんのことが大好きなんだ?」
「えっ、、、、、その、、、、、」
「もうやめろって、あっち行け、バカが。」と、俺は奴の背中に膝蹴りして追い払らおうとした。
が、そのやり取りを聞いていた、友達らが群がってきた。 どんどん人が増えてくる。ああ~。
「帰ってやれよ~、おにいさまぁ~」
「おい、みずし、とりあえずアゴを中心に5~6発殴らせてくれ。」
「あ、俺も。」
俺は、わーーわーーわめき散らしてごまかした。ごまかせてないけど。
んで、妹を置いて、俺だけさっさと教室を後にした。
それにしてもあいつら、マジで小学生のノリだな。やっぱりウンコ~とか連呼すると喜ぶのだろうか?

家に帰ってきて、そのままベットに倒れこんだ。僕はもう疲れたよ、パトラッシュ。
ああ、こんなんじゃ、絶対学校で彼女できない。 
失敗だったなぁ~~、今思うと、妹と風呂まで一緒に入ったものなぁ~、やばいよなぁ~。
そりゃ、妹に対して、ヤりたいと思わないなんてことはないよ。
だって、風呂入ったジャクソンだって激しく反抗期になってたし。
一緒に寝てるときだって、かわいい、って素直に思った。でも、ああいう風に回りに冷やかされると
なんだかなぁ~~、、、おぢさん、ちょっと妹をうっとおしく感じてきちゃったよ~。

ちょっとしたら、妹も帰ってきた。
帰ってくるなり俺の部屋に来て、「お兄ちゃん、なんで先に帰っちゃうの。」とのこと。
俺はとっさに寝たフリをした。
「・・・・、寝たふりでしょ?」・・・なんでコイツ、余計なところは察しがいいんだ?
それでも俺はかたくなに、寝たふりを続けた。 なんか口利くのがすっごく疲れると思ったから。
「・・・本当に寝てるの・・・?」俺のところに来て、俺の顔をじっと見つめてくる。
薄目を開けたらバレるかな・・・。そう思いつつも、ちょっとだけ開けてみようとした。
その時、妹は俺と一緒に、横になりだした。 で、俺にぴったりくっついて、、、、そのまま寝息を立ててしまった。
ハァ? よくわからん衝撃が体をよぎった。 俊介が代表もれしたくらいわけわからん衝撃だった。
俺は薄目を開けてみた。妹の顔が間近にあった。 うん、これは確かに妹の顔だ。
確認したあと、俺は動くに動けなくなって、結局そのまま30分くらいじっとしてた。
で、いつの間にか、眠っていた。

夢を見た。
俺が薄明かりの中、一人でたたずんでいる。ちょっと離れたところに、数人の人影。
顔ははっきりとわからなかったけど、俺の好きな人。
そしてその周りには、俺の大切な友人たち。 楽しそうにおしゃべりしてる。
だけど、俺と彼らの間には大きなガラスの壁が。 
好きな人と友人たちは、楽しそうに談笑しながら向こうへ行ってしまう。
俺も一緒に行きたい。でもガラスの壁がそれを阻む。 向こうへ行けない・・・
彼らの笑い声と共に、姿もだんだん小さくなっていく。 
俺は何も出来ずにただただ、ぶ厚く冷たいガラスを叩くだけ。
「置いてかないでくれよ」って声に出したかったけど、声も出なかった。
俺のことをだれも気づいてくれなかった。
彼らの声は完全に消えた頃、ガラスを叩く音だけが、やけに響き渡っていた。
悔しさと寂しさが入り混じって、、、目が覚めた。

目が覚めて少しだけ頭を起こすと、妹と添い寝したままだった。
「お兄ちゃん、起きた?」 ・・・びっくりした。妹はすでに起きていた。

もう窓の外は真っ暗で、部屋も真っ暗。
外を流れる車のヘッドライトのおかげで、妹の顔がわかる。
俺はまだ夢の出来事に、半分ボーゼンとしていたまま。
「・・・お兄ちゃん」
「んん」
「なんで今日一緒に帰ってくれなかったの?」
「・・・え。」
「・・・なんで?」
「・・・・なんでって。」
「・・・私のこと、怒ってるの?」
「・・・何も怒ってないよ・・・」
「じゃあ、どうして・・・」
「・・・」
「・・・私のこと、嫌いになった?」

「・・・嫌いじゃ・・・ないよ・・・好きだよ・・」
あんな夢を見た後だったから、俺はつい言ってしまった。
『妹として』好きだよって意味だったのかもしれないけど、 
だれでもいいからそばにいて欲しかったのかもしれない。
5:5くらいの割合かもしれない。

「・・・本当?」
「うん、本当だよ・・・あやのこと好きだよ」
まだ俺の頭はボーっとしていた。
妹が強くしがみついて来る感触だけはわかった。
時間にしたら5分程度だったかもしれないけれど、ずいぶん長い間抱き合ってた気がする。

ちょっとだけ、夢から覚めてきた。 
まだ寝起き状態だったけど、なんか変な展開になってきているのが、だんだん解ってきた。
でも、そのままなし崩し的に、妹のことを好きと思う気持ちを続けようと思った。
寝起きの頭で深く考えるのはめんどくさいから。

すごく体が熱くなってきた。
気がついたら、俺も妹も、制服のままだった。
「熱いから、、、上着脱ぐ。」
それだけ言って、Yシャツごとブレザーを脱ぎ捨てて、上半身裸でまた横になった。

「お前も制服、脱げば?」
というと、妹も素直に制服を脱いだ。しかもやっぱりYシャツごと。
妹も上は下着だけになって、また俺に抱きついてくる。

素肌に当たるシーツのひんやり感と、妹の素肌の暖かさが、
寝ぼけまなこに輪をかけて、心地よくなってきた。
「私も・・・お兄ちゃんのこと、好きだよ・・」
妹の言葉に、つい、俺は妹と目が合ってしまった。
うす暗な部屋の中で、顔と顔が1cmくらいしか離れていなかった。
息づかいも聞こえてくる。

どっちかが近づけたわけじゃないけど、自然と、妹の唇と俺の唇が重なっていた。
体が触れている部分はいっぱいあるけど、唇からが一番、体温が伝わってくる感じだ。
もう俺の体と妹の体は、空気の隙間もないくらいにぴったりくっついていた。
俺は唇を少しずつ動かしてみた。
妹の唇を左右にゆっくり揺らしてみたり、妹の下唇をはさんでみたりしてた。
「・・・ん・・・ふっ」
時折妹の口からもれる、呼吸だか、ため息だかの声が、異様に俺を興奮させた。
ゆっくりゆっくり、びっくりさせないように、
俺は慎重に舌を差し込んだ。 その舌先は、すぐに妹の舌に当たった。
妹は少し体をピクッとさせたけど、さらに強い力で抱きついてきた。
舌の周りをくるくる回して、絡ませた。
そのうち妹の方からも、ゆっくりと舌を動かしてきた。
リズムはバラバラだったけど、お互いにくるくる回しあって、お互いに体温を感じあった。
くっついては離れ、離れてはくっつく舌同士にいとおしさを感じていた。

俺のつばと妹のつばが入り混じって、くちゅくちゅ音を立てるから
妹の耳を塞いで、頭の中でその音を反響させてあげた。
気がつけば、とうとう足までからませあってた。

頭がだんだんバカになってくる。
今激しくキスしあってる相手は妹なのに。
確かに一緒に風呂入ったり、一緒に添い寝したり、可愛いと思ったり、してたさ。
でも、それにしてはなんでこんなに興奮してるんだ。
もうどうにでもなれ。

俺は妹の胸に左の手のひらをあてがった。
そして、ゆっくりゆっくり、動かす。 その動きにあわせて、小刻みに震える妹。
唇を離して、ぼんやりした目で俺の顔をじっと見つめてきた。
なんかすごく照れくさくなり、視線をそらすために、また唇に吸い付いた。
ちょっとずつ体勢を変えていって、妹を仰向けにしてやり、俺が斜め上から覆いかぶさる感じに。
胸をいろんな角度から揺らしながら、唇から首筋や耳の辺りにまで自分の唇を移動していった。
時折目があって、目が合うたびに唇を舐めあった。

妹の息遣いも荒くなってきて、息がもれるタイミングと呼吸のタイミングが会わずに
時折、切なげな声を出す。 どう感じているのかはわからないけど、
自分の中で「それは気持ちいいからだ」と勝手に決め付けて、勝手に興奮を高めていった。

で、いよいよブラジャーをはずしにかかろうとしたとき、妹がすごい勢いでしがみついてきた。
「ちょ、ちょっ、ちょっと、・・・、まって・・・・」
え?ここでヤメロって?それは無理だろ。
「え?どうした?」俺はボーッとした表情で言った。
しがみつく妹をゆっくり離して、両手でほっぺたを押さえて妹の目を見つめた。
「・・なんでも、ないけど・・・、ちょっと、まって・・」
「・・やだ?」
「・・や、じゃない、・・、けど・・」
顔が真っ赤になりながら妹は、なんとか言葉に出している感じでしゃべった。
「・・やじゃないけど・・・でも・・・」
もう一度それだけ言うと、妹からキスしてきた。でもギュッと抱きついたまま。
これでは、脱がせられない。 
俺はもはや、止まれなくて、どうしよう強引にいってしまおうか、とまでも考えていた。

その時、玄関で物音がした。 誰かが帰ってきた・・・?

声からして、両親だった。
俺と妹はあわてて服を着て、で、ダッシュで部屋を出た。
あれ?今まで親は出かけていたのか? 
時計を見たら、夜7時。
それならそれで、ラッキーだったのかもしれない。
さっきの場面、下の階に親がいると考えたら、、、、ガクガクブルブルだったな。

「ただいまなんだけど、母さんたち、またこれからしばらく留守にしなきゃならないの。」
「なんでよ?」
「ちょっとまた、北海道のおじさんのところへ、でかけなきゃいけなくなったの。これからすぐ。」
「え?どうしたっての?」
「・・・ともかく、また1週間ほど、家あけるけど、お金置いていくから、留守番よろしくね。」
「・・・うん・・?」
「今日の夕食は用意しておいたからね、あっためて食べなさい。」「じゃ、たかひろ、あやか、留守番頼むな。」
「・・・うん。 ねぇ、マジで何が起きたの?」
「なんでもない。心配するようなことじゃない。」
「・・・あそう・・・」
いったい、どうしたというのだろう。
こないだおじさんの葬式終わったばかりじゃないか。
そういって、両親は、またでかいトランクに荷物をいれて、帰ってきて1時間くらいでまた出かけてしまった。

再び俺と妹は、広い家の中でふたりっきりになった。

小説(転載)  俺も妹とやっちゃったよ 2/12

近親相姦小説
01 /21 2019
俺も妹とやっちゃったよ その2



結局両親が留守の間は、毎日妹と一緒に眠った。
風呂は、、、毎日ではなかったがそこそこ入った。
でも恥ずかしがって、乳首すら俺に見せてくれなかった。
まぁいいけど。 
手を出さなかったのは奇跡的と言えるだろう。
基本的にビビリな俺にとって、そのハードルを乗り越えることは困難であった。
まぁ、無理にハードルを飛び越えようとしても、勃起したジャクソンが引っかかって
ズッコケるのは目に見えているから、やめといた。

でもこの一週間で妹がかなりなついてくるようになった。
親がいるときは普通に振舞っているが、
俺と二人きりになると、急に体をくっつけてくる。 はしたない。
だからお前のぷよぷよが当たってるって。 
俺のぷよぷよをくっつけて、4つ繋いで消すぞコラ。

夏休み真っ盛りのある日、俺は部活が休みで他に予定がなく、
部屋で音楽聴きながら朝からボーッとしていたとき、妹が部屋に入ってきた。
妹も何もやることがないようだ。
「どっかいこ」って妹は言う。 でも、妹と二人で、どこに行こうというのだろ。
「どこいくのよ?」と俺は聞く。 「わかんない。 どこでもいい。」だと。
「じゃー、家の中をぐるっと一周。」と俺は言う。「それでもいいよ。」だと。
おいおい、なんでも俺のいいなりかよ。
とりあえず、本当に妹と家の中を一周歩き回っておいた。
母親は、なにやってんだコイツラ的な表情で見てた。
俺の部屋に戻ってきて、「はい、終了。」って言ったら、「もっと、、、その、どこかへ、、」って。
だから俺は言ってやったよ。「じゃあ今度はあやの番。 あやがどうするか決めるんだ。」
妹は、真剣な表情でなやんでいた。 
俺はそれをずーっと眺めていた。 奇妙な絵だけど、なんかいい感じだったよ。
30分くらい悩んで、やっと声を出した。
「プール」
「・・・・・プールねぇ」

自転車を二人乗りして、プールへ向かった。 マジでプールかよ。
と、思いながら、ブレーキいっぱい握り締めて、ゆっくりゆっくり下っていった。
目的地へ近づけば近づくほど妹のテンションは高くなり、
やたら俺の背中にしがみついてくるので、俺のジャクソンのテンションも高くなっていった。
ついたのは市川市民プール。 市民プールて。
お金払って、更衣室で着替えて、シャワーと腰洗い層を通過して、待っていた。
もちろん、冷水シャワーを浴びるときは、手を合わせて修行僧の真似をするのは忘れてはいけない。
10分くらいして、妹もでてきた。 妹のキャラからして、スクール水着を想像したが
普通の水着だった。 布率のそれなりの。 つまんねぇ。
「およご!およご!」と、はしゃぎまわる妹。
俺は、なんだか、兄というよりは保護者って気分だった。

市民プールだけあって、施設はショボイ。狭くはないが、遊園地系のプールにはかなわない。
2時間くらいでひととおりのプールを堪能してしまった。 
俺も何気にちょっと楽しかった。

お昼になり、持ってきたビニールシートをヤシの木の下に引いて、二人でねっころがった。
でかめのタオルケットをいっしょにかけて、日なたぼっこした。
日差しとタオルケットが濡れた体にここちよい体温を与えてくれる。
妹はこっちを向いて、「あったかいねぇ」ってゴロゴロしてきた。ゴロゴロ。
おいおい、こんな公共の場所でくっつくなよ。 俺のウォータースライダーがタオルケットを持ち上げて
ある意味テーマパークができてしまうぞ。 俺はちょっと体をよじって、ごまかした。
いやな出来事は突然くるもので、偶然俺のクラスメート(♀)に出会った。
向こうは彼氏と。 俺は妹と。 しかもいっしょにタオルに包まった状態で。
「あ、みずしも来てたんだ。 こんにちわ。(←妹に向かって)」と、明らかに俺のことを違った物体で見る目で話しかけてきた。
だって、タオルに包まれているんだもの。二人して。 高校生の兄妹が。おかしいもの。そんなの。
ありえないもの。

「お、おう」と訳のわからない返事をしてた俺。
そんな俺を気遣ってくれたのか、その女はすぐに引き上げてくれた。「じゃ、また学校で。」
ああ、学校行きたくねぇーーーー。 クラス中に広まる。
俺が妹とプールでタオルに包まれてたって。
俺も油断してたよ。 けっこう近所なんだし、そこんところ警戒すべきだった。
あいつもあいつで、デートに市民プールなんてくるなよクソ。
妹は言う。「誰?あの人。友達?」と。 おいおい、さんざん俺のクラスでかわいがられてたじゃないか。
休み時間いっつもくるくせに。 「いや、あやも知ってるだろ。俺のクラスの・・・」
「ふーーん、、、ねぇ、お兄ちゃん、、今の人に、私のこと、お兄ちゃんの彼女って、、、
誤解されてないかなぁ、、、、」妹は、うれしそうに言う。
俺は思った。 こっ、こいつ、バカだ。 しかもかなり危険めな。 かわいい。かわいいのかよ!
そんなこんなで、日焼け跡がやけにしみた、ある夏の日。

夏休み中は、俺が暇なときは結構な頻度で妹と遊んだ。
プールの他は映画とかも行ったけど、高校生だから(しかも二人ともバイトとかはしてなかったから)
お金がなくて、そうそうブルジョワな事はできなかった。

地元の花火大会に連れてけとねだられたが、友達と行く約束があったので断ったら、
「それでもいいから一緒に連れて行って」だと。 んなカッコ悪いことできるわけねーじゃないの。
だから「マジで勘弁してくれ」と、土下座して許しを請うた。 「だめ!絶対いく!」と、妹。
だんだんコイツ調子に乗ってきやがったな・・・最初の頃は大人しくて従順だったのに、
いっぺんここらでチンコビンタをくらわせて立場わからせてやろうかしら。 
と、カーペットに頭こすりつけながら考えてた俺。かこわる。
「じゃあこうしよう、花火セット買ってきて、二人で公園で花火やろう。ね。花火大会よりも一足先に。ね。」
と譲歩案を提出したところ、さんざん悩んで、「じゃあ、いいよ。」と、なんとか妥協してくれた。やれやれ。
まぁあんまり調子に乗るようだったら、俺の股間のロケット花火を思いっきり打ち込んでやろうと思ってたんですけどね。
チンポネタばっかだな。

花火大会の前日の夜、夕食を済ませた俺と妹は、近所のドンキーホーテへ花火を買いに行った。
BGMの「ジャングルだぁ~」のところはかならずハモらせるよう、
妹にドンキーホーテにおける最低限のマナーを躾けた。
あと、夜はジャージ姿の上級者カップルが多いので、通路を優先させることも教えた。
予算は二人合わせて3千円。 とりあえずそれなりの花火セットと着火マンを一個買って、
忙しそうにしてた持ち持ちマンに袋を持たせて、店を出た。 営業妨害ってやつだ。
さらにその足でコンビニへ、ジュースとお菓子をいくつか買って、
自転車でちょっとだけ遠くの、船橋港の近くの海沿いの公園へ向かった。
近所の公園だとロケット花火ができないから。
そんなに遠くないと思っていたけど、妹を乗せているとやけに遠くに感じた。
やっとついたときは、もはや俺的には、最後まで残った線香花火をいっぺんにつけてマターリしてる時間だった。
自転車を降りて、買ってきた十六茶を一気に飲み干して、準備をした。
「なにからやる?なにからやる?」と妹。 なんで二回言うんだ?
まずはロケット花火3連発、海に向かって発射した。
二人っきりの花火大会の開始の幕開けだ。開始の幕開けって、かぶってるな。
妹は、子供が遊ぶような手持ち花火をつけてた。
「何て書いたかわかる?」とかいいながら、空中でくるくる何かを描いてた。
それを無視して、俺は打ち上げ花火のセッティングに熱中してた。
「ねぇ、聞いている!?」と妹は、火のついたままの花火を振り回しながら俺のところによってきた。
「あ、ごめん、全然見てなかった」というと「じゃあもう一回やるよ!」ってぐるぐる花火を回す。
その花火がいつの間にか、俺が立てた打ち上げ花火の導火線に引火してたみたいで、
俺の耳元で「ドン!」っていきなり火の玉が空に向かって打ち上げられていった。
「のぁああっ」って俺と妹はアホみたいな驚き声を出してのけぞった。
「バカ。あぶねーだろ。」と俺が軽く怒ると「だって、お兄ちゃん見てくれないんだもん」と妹。

「ごめんなさいが聞こえねーな」と、俺は袋の中からねずみ花火を取り出して、火をつけた。
「おしおきだべー」と、タイムボカンのドクロベェーの真似をして妹に向かってダッシュした。
妹は「やめてー!あははは!」とかいいながら逃げる。 
はたから見たら「まてー!」「うふふふ!」と、海岸を追いかけっこする絶滅危惧種保護指定モンのカップルの絵。
タイムオーバーで、ねずみ花火は俺の手からシュルシュルシュル!と火花を上げて回った。
やっぱり「のぁああっ」ってアホみたいな驚き声をあげる俺。
「えへへ。」と照れ笑いする俺。 妹は俺のところへよってきて「大丈夫?」と指をさする。
そこへねずみ花火が、パンッ!と音を立てて破裂し、二人でビクッ! ってなってた。
で、二人顔を見合わせて「あはははは」と一緒に笑った。
「お兄ちゃん、驚いた顔、かわいい。」「こいつーー、ツン(←おでこをつつく音)」
アハハハははははははははは・・・・・・・・・・・


という妄想をくりひろげていたので、妹の回してた花火の字なんてわかんなかった。
「じゃあ第二問。」って妹はまた手持ち花火に火をつけた。
「つーか、一本ずつやらんで、2本くらいまとめてやろうよ。いっぱいあるんだし。」
と、俺が筒状の10連発打ち上げ花火を両手にもって、火をつけたみせた。
スポーーン!スポーーン!と火の玉が飛んでいく。
それを見て妹も「面白そう、一個貸して。」というので、そっと手渡ししてあげた。
妹は顔をそらしながら、筒花火を空に向けた。スポーン、スポーン、、、7発くらいでたところで、終わった。 
そこでなんと、妹は、終わった筒花火を握り締めながら、衝撃の発言をした。
「うわ~、いっぱい出たね~~」と。
こいつ、ワザと言ってねーか?と疑うほど、妹は恍惚の表情でいった。 
小指を立てて筒花火を握っていたらパーフェクトだったんだけどね。 天然っておそろしいね。

「もう一回やる~」といいながら妹は、10連発の筒花火を探したが、もうなかったので
5連発の小さい筒花火を取り出した。
「さっきより小さいけど、これでもいっか~」だと。
「そりゃ10発も出したら小さくなるわな」って俺がボケてあげたけど、
妹は「え?」って無反応だった。前フリ逃げかよ! 
「これ出来る?」と、俺はさらにもう一本出して、火をつけた。
海に向かって、やや水平に火の玉を発射した。 火の玉は、海面で3回ほどホップしていった。
「すご~い」と、妹もみようみまねで、海面へ向けたけど、1回でシュポンって情けない音と共に消えた。
「できないよ~」と、妹が泣き言をいう。 俺は最高5回ホップさせることができた。
妹のが先に終わってしまい、俺のがまだ残っていると、
「お兄ちゃんの、まだ出てる~」だと。 天然っておそろしいね。

ひととおり終わって、ベンチに座ってコンビニで買ってきた菓子を食べながら雑談してた。
「夏休みの宿題終わった?」「あ、俺9月にならないとやらないタイプだから。」
「私はもう終わったよ。」「じゃあ、俺のもやっといてよ。」
「2年生のなんてわかんないよ!」「いいんだって。適当なんだよあんなの。余裕だから。」
「お兄ちゃん、何が得意なの?」「英語、、かな。」
「すごい!じゃあ、なんか英語でしゃべって!」「・・・・フジヤーマ」
「・・・それ、英語じゃないじゃん。」「じゃあ、あやもなんか英語しゃべってみろよ。」
「え、えっ、えーっと、・・・、ま、まいねーむ、いず、アヤーカ、ミズシーマ」
「・・・・なんで自分の名前の所まで英語なまりなんだよ。」
「あっ・・・。」「・・・だめじゃん俺ら。」
「気にしたら負けだよ。あはは。」「・・・・。」

やっぱり残ったのは、何本の手持ち花火と線香花火がいっぱい。
恒例の、線香花火サバイバルをやった。 最後まで残ったもの勝ち。
「あっ、あっ、落ちる落ちる」とかいったりして、線香花火同士をぶつけ合って火の玉を落とそうとしたりして、
バトルロワイヤルをたっぷり楽しんだ。
それにしても最後の一本がポトンと落ちる瞬間の、あの虚無感はどうにかならんか。
俺も妹も、一気にテンションが落ちてた。 あたりはシーンと静まり返る。

「じゃあ、帰ろうか。」「うん。」と、また俺はうしろに妹を乗せて長い道のりを帰っていった。 
なんでこんな遠いところまで来たんだろう。 激しく後悔。 
「ねぇ、明日の花火大会、、誰と行くの?」と妹が話しかけてくる。
「ん、友達何人かと。」「いいなぁ~」
「あやも友達さそって行けよ」「だから、友達、いないもん。」
「・・・・。」「・・・なんかお土産、買ってきてよね。」
「いや、花火大会だし、、旅行じゃないんだから、お土産て・・・。」「なんでもいいから。」
なんだか、妹がかわいそうになってきた。でも、しかたがないじゃん。野郎軍団で遊ぶのに
自分だけ妹連れなんて、、、カギっ子小学生じゃないんだから。かこわるい。
つーか、野郎同士で花火大会ってのも悲しいけどね。
なるべく遅くならないようにしよう、と心の中で軽く誓った俺だった。

帰ってきたら、風呂も入る気力もなく、そのまま寝た。「お風呂はいんなきゃダメだよ」
って妹に体を起こされたが、「朝入るから寝させて」って俺はかたくなにベットから離れなかった。
どーせ、親がいるから一緒に入れないんだし。 今日はもういいや。

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。