5 ソファで(その2)
「はっ、はっ……はぁー、はぅ、はぁ……」
祐子の荒い息が少しずつ治まるのを、達夫はじっと見ていた。
祐子のお腹が緩やかに上下している。乳首はまだ尖ったままだっ
た。
たくし上がった黒いブラと、よじれているショーツが、祐子の姿
をもっともっと淫らにしていた。
「気持ちよかった?」
「あーん、……夕べよりも、もっと感じる……凄いの」
「癖になりそう?」
「もうダメかも……達夫さんじゃないと……」
達夫は祐子の手を、自分の固まりに導いた。
「ふふっ、こんなになってる」
祐子は悪戯っぽい笑みを浮かべると、達夫の短パンとボクサーパ
ンツをいっぺんに脱がせた。
「食べていい?」
「ああ、いっぱい食べて! しゃぶって!」
「うん! 食べる。しゃぶってあげる……」
大切な物を扱うように、達夫のペニスに両手を添えると、洋子は
裏スジから亀頭をゆっくりと舐めはじめた。
「うーん……気持ちいいよ、祐子」
ジュル、ジュル……ヌプッ、ヌプッ……舐める、口に含む、口に
含んで舌で舐め回す。
一旦、口を離すと、祐子は達夫の乳首に口を寄せ、舌先で転がし
た。
「あっ」
達夫の身体が、一瞬ビクンとした。
「感じる? 気持ちいい?」
「ああ……凄いよ! 祐子の舌、とても気持ちいい……」
執拗に乳首を舐められ、達夫は身悶えした。
「ふふっ、可愛い」
そう言いながら、祐子は再び達夫の屹立したペニスを口に含んだ。
ゆっくり舐め上げ、素早く顔を上下させる。
その気持ちよさに、達夫のペニスは爆発しかかっていた。
「ああ……出るよ、出ちゃうよ!」
「出して! 私の口に出して! いっぱい出して! 飲みたいの!」
「ああー、出るっ! 出るっ!」
祐子の口の中に達夫の精液がドクッドクッと注がれた。
「うっ、うっ……」
ペニスの脈動が治まるのを待って、ゆっくりと祐子は口を離した。
ごくん。
「うっ……飲んじゃった……」
「ありがとう……気持ちよかったよ」
「あのね……」
「何?」
「男の人の、飲んだの初めて……」
「ホント?」
「うん」
恥ずかしそうに話している祐子を、本当に可愛いと達夫は思った。
*- 完 -*