2ntブログ

小説(転載) 一夜限りの愛 4/4

官能小説
04 /16 2015
「あぁーっ、美味しい。由美のお汁」
「私もおいしい。公一のオチンチン…」
由美は片時も公一の肉棒を口から離そうとしなかった。
「もうすぐ、入れてやるからな。由美のオマンコに」
「おおん、入れておまんこに…」
「ダメダメもっと硬くしないと、由美も気持ちよくないだろ」
「おおん」
公一は由美の蜜壷を、指や舌で弄り続け、由美は、公一の肉棒が硬く硬く力漲
るまで舐め続けた。
「由美上になってみるか?」
公一は由美に言った。
由美は、
「ぅん」
と、身体の向きを替えた。
疲れ切っているのか由美の目は虚ろになり、動きも鈍い。
由美は公一の下半身を跨ると、肉棒を手で支え、自分の蜜壷の中心が肉棒に来
るように、身体を移動させた。
そして割れ目にあてがうと、味わうようにゆっくり腰を沈めた。
「ァァアアーン」
肉棒全部を、由美の蜜壷が咥え込んだ。
そのままでいる由美に、公一は、
「ほら動いてみろよ」
由美は公一の胸に手をつき、ゆっくり前後に動き出した。
ジョリジョリグチョグチョ
公一の上で動くたび、由美の皮から顔を出した、クリトリスが公一の陰毛に擦
れ刺激される。
「ァァアァァン」
「どうしたんだい?」
「キモチイイノォコウイチ」
公一は、下から由美の両乳房を、揉みあげながら、
「何処が気持ちいいの? 由美」
「ユ…ミノォオマ…オマンコトクックリ」
「どうしてかな?」
「コッコウイチトセッ…セックス…シテルカラキモチイイ」
「コッコウイチノオッ…オチンチンガ… キモチ…イイッ」
由美は顔を顰めながら答え、
「モォ…ダメッウゴ…ケナイッ…」
由美は音を上げ、公一に交代を求めた。
公一は、由美の尻を掴み持ち上げると、下から由美の蜜壷を容赦なく突き上げ
た。
「アンアンアン」
公一の突き上げの度に由美の淫声はだんだん大きくなった。
「アンアンイッチャウイッチャウ」
「こうかい?」
公一は、最後の一突きを、蜜壷奥の壁に打ち当てた。
「ギャァァーン」
公一の肉棒の直撃を受けた由美は、逝き果て公一の胸の上に倒れこんだ。
公一は由美が気付くまで、肉棒が萎えないように、小刻みにピストンしていた。
しばらくすると由美が気を取り戻した。
「逝っちゃっただろ」
由美は、恥ずかしそうに頷いた。
「2回目」
また、頷いた。
「俺、まだだよ。最後は一緒に逝ってくれるね。由美」
「ぅん公一と一緒に逝かせて」
由美は気だるそうに答えた。
「四つん這いになれよ由美」
「ぅん」
由美は一旦、公一から離れると、ベッドに四つん這いになり、
「こぉぉ」
と、公一の方に、大きなお尻を突き出した。
公一は由美の蜜でベトベトになった、肉棒を再び由美の背後から、由美の蜜壷
に挿入した。
ジュルジュボジュボブチュ
淫靡な音を発て、公一の肉棒の形が模られた由美の蜜壷が、すんなりと公一の
肉棒を受け入れた。
公一は一旦奥まで挿入したが、挿入を浅くし、由美のGスポット付近に公一の
亀頭が当るようにピストンした。
由美は自分のGスポが公一のカリで刺激され次第に、
「アンアンアン」
また淫声が漏れ出した。
「俺のチンポの先辺りが、気持ちいいんだろ由美」
「ゥンゥ…ンイ…イイイ…ッ」
公一が次第にピストンの速度を速めたので、由美は我慢できずに、腕を折りベ
ッドに上体を沈めた。
由美の尻が高く上がったことで、突きやすくなった公一は、浅く浅く深く、浅
く浅く深く、深く深く浅く、浅く浅く深く挿入深を替えながら突いていく。
公一が腰を引く度、公一のカリで掬われた由美の蜜が、外に運び出される。
あるものは勢いよく飛沫となって、公一の下腹部に飛び散る。
由美は顔をベッドに埋めたまま、
「ウグッアグッァグッ」
「まだ、逝ちゃうなよ。由美」
「ウグッン」
なおも、ピストンを続ける公一に、
「ゴゥゴウイヂ… グワァ…メッグワメッ」
公一もその時が来そうに成ったのを悟り、由美の上体を引き上げ、肉棒が抜け
ないように由美だけを横に倒し、由美の左腿を跨ぐように腰を降ろし、右足を
高く抱え込み、自分の左手と由美の右手を重ね握り、腰を一層激しく由美に打
ち続けた。
「由美締めろ! 締めろ、きつく」
「ゴォオッ… ゴオォ… ゴウイチッ」
「そうそうだ締まる由美」
「…ゴウイチッ… ゴウイチーーッ」
「ガアァァァアアァッ」
「……」
「来そうだ来そうだ由美」
「ギデッ… ギデーーッッ」
「ウォォォオーッ」
「ガメダァ…メッ」
「来た逝くぞ由美」
「アアァゴウイチ…」
「ウオオオオオォォッアアアーッ」
(ドビュドクドクドクッ)
「ギャァァ… アァッッ」
獣のような呻き声と共に、公一と由美は逝き果ててしまい、公一は由美の上に
倒れ込み、腹で大きな息をしている。
由美もまた公一の下で肩で息をしていた。
しばらくして、公一は由美の上から降り、横に寝た。
まだ、ふたりの息は荒い。
「どうだった? 由美。俺は、最高によかった」
「私も、公一。最高によかった」
由美は自分の下腹部を擦りながら、
「ここに、公一の」
「うん? 俺の何?」
公一は、上体を起こした。
「公一のせいし」
「よく言うよぉ精子なんて」
「公一が、言わすんじゃない」
「そんなことないさ。さっきだって、オチンチン、オマンコ連発してたぞ」
「あの時は…」
「アハハ由美も女を取り戻したようじゃないか」
「ぅんみたい」
「ああぁっ疲れた」
そう言うと、公一は由美の横に、大の字に寝た。
由美は、公一の肉棒に手をやり、公一の陰毛がベトベトに濡れているのに由美
は気付いた。
「昨夜、由美を見た時から、俺こうなると思ってた」
「私もホントは、なんとなく、そんな気がしてた」
ふたりは出逢った時から、同じ思いがあったようだ。
「公一最後のお願い、聞いてくれる?」
「うん? 風呂にでも入るのか?」
「それもあるけど…」
「じゃぁ、何?  聞くよ」
由美は起き上がり、
「じゃぁ立って」
と、公一を横に立たせると、萎えぎ始めた公一の肉棒を口に含み、肉棒内に残
る公一のザーメンを最後の1滴まで搾り取るように吸い上げ、飲み込んだ。
「美味しい」
「アハハまた、やるのかと思った」
「アハハもうダメよクタクタだわ。私」
「俺もダメいくら由美でもダメ。もう勃たないよぉ」
「公一」
「由美」
「風呂に行こう。流してやるよ」
「うんでも、公一のはもう少し持っていたい」
「妊娠しちゃうぞ」
「大丈夫よぉもぉ、おばあちゃんだし…」
「わかんないぞ。由美は女だし、俺のザーメンは活きがいいからなぁ」
「……」
「由美なんか、簡単にはらますかも知れないぞ」
「そうなったらそれでも……」
それでもいいと、由美は思った。
ただ、今しばらくは、公一の放出した、熱いザーメンを自分の身体の中に持っ
て居たかった。
「じゃぁ俺は由美の毛を1本…」
「ダメあげない」
「いいじゃないかぁ」
「ダメ私たちは今夜だけ…」
「わかったよ。由美」
「公一」
ふたりは最後にシャワーでじゃれ合い、身支度をすると、一夜愛し合った部屋
で最後に向き合いお互いを抱きしめた。
「由美」
「公一」
別れを惜しむように、唇を重ねた。
外は、夜が明け、明るくなりつつあった。
ホテルを出て、しばらく行くと、由美は、
「じゃぁここで…」
「そうだなもう明るいからな。別れて歩こう」
公一の後を、距離を置いて由美が続いた。
由美のマンションの前、公一が1度振り返る。
由美の姿はまだあった。
軽く手を上げると由美は頷いた。
それから、マンションの角で振り返ると、そこには由美の姿はなかった。
由美はマンションの入口の影から公一を見ていた。
(ありがとう公一)
呟いた。
帰路に着く前、公一は由美の携帯にかけた。
「おはよう由美ちゃん」
「あっおはようございます」
「ちょっと、待ってくださいね」
「ごめんね。子供がそばに居たもんだから」
「ああっいいの?」
「うん大丈夫よ」
「昨夜は、何て言うかありがと」
「私こそありがと」
「変な会話だね」
「ふふふ」
会話が途切れる。
「うん? どうかした? 由美ちゃん」
「ううん何でもない」
「そうか」
「私ね公一君のこと、忘れないわ」
「俺も、忘れないよ」
「公一君は、忘れて。帰れば奥さんいるんだし…」
「う~ん由美ちゃんが、そう言うんなら」
「忘れるなよ。女」
「うん忘れないようにする。せっかく、思い出させてくれたんだもんね」
「いい男見つけて、恋して、綺麗でいないと」
「でも、そんな男、居るかしら? もう、おばあちゃんやけん」
「そろそろ、パートに行かなきゃ」
「あっそうか。頑張れよ」
「ありがと公一君」
「うんじゃぁ元気でな」
「うん気を付けね。帰り道」
「ありがと」
「さようなら」
由美は電話を切った。
由美はパートに出かけるべく、着替えようとした。
鏡に下着姿の自分を映し、女かぁいいこと言うな、公一のやつ。
そして、由美は自分の乳房に目を落とした。
そこには、昨夜、公一が付けたキスマークがくっきりと残り、股間に、普段と
違う違和感じていた。
由美は、昨夜の出来事が夢でなかったことを、改めて感じていた。
そんな由美であったが、その後、男に抱かれたかどうかは、判らない。
2週間後、公一は由美の携帯を鳴らした。
しかし、この携帯が応答することは無かった。


- 完 -

小説(転載) 一夜限りの愛 3/4

官能小説
04 /16 2015
公一はタオルで前を隠している由美に、
「入んなよ」
声を掛けた。
「あんまり見ないでね。緩んでるから」
由美は恥ずかしそうに、タオルを取りバスタブに入った。
向き合って浸かる。
公一は由美を自分の脚の間に入れ、由美の乳房に手を伸ばした。
由美は、湯の中で公一の肉棒を握った。
ここに居る由美は、もう1時間前の由美とは全く違い、久しく忘れていた女を
取り戻した由美だった。
「旦那さんとも、こうしてお風呂入ってた?」
「そうね。新婚の頃はね。公一君は?」
「家もそうだなぁ。子供が出来るまでだったかなぁ」
「家もそうだった」
「別れてどのくらい?」
「うん~と、正式には5年」
「そうそれから、彼氏は?」
「それどころじゃなかったわ。子供のことで精一杯」
「じゃぁ今日はそれ以来?」
「ぅんごめんね私、下手くそでしょ。あんまり経験もないし…」
「そんなことないよ。凄い締りだった」
「ヤダァ、もぉ」
「あんまり経験ないって、何人くらい?」
「う~ん。公一君が5人目かなぁ」
「そうかぁ、第5の男かぁ」
「公一君なんか、多いんでしょ?」
「俺もそんな多くないよ。まぁ、そこそこ」
「ホントかなぁ」
「ホントホント」
「じゃぁそういう事に」
「由美ちゃんこれまで女であることを忘れようとしてたんじゃないか?」
「えっ?」
「由美ちゃんは、れっきとした女だよ。それもいい女」
「女忘れてるかぁ。そうだったかも知れないなぁ」
「きっとそうだよ。女を忘れちゃダメだよ。由美ちゃん」
「公一君が、思い出させてくれたかも」
確かに由美は、公一とのセックスで、セックスのよさを思い出していた。
「洗ったげるよ。由美ちゃん」
「え~っじゃぁ…そうしてもらおうかな」
公一は、由美を洗い場のイスに座らせ、自分の手のひらにソープを取り、手で
由美の身体を洗い始めた。
首、腕、背中、足。そしてソープを取り直し由美の背中に回り、乳房、そして
乳首を捏ねるように揉んだ。由美は乳首を硬くし、
「あぁっ」
声を漏らした。
「どぅ? 気持ちいいでしょ。洗ってもらうの」
「……」
そして、陰部に手を伸ばし弄り回すように洗い始めた。
由美は陰部を弄られ、また気持ちが高ぶってきた。
このままでは、我慢出来なくなると思い、
「今度は、私が…」
と、公一をイスに座らせ、交代した。
由美も同じく公一を手で洗い始めた。
「こうして、よく洗ってあげた?」
「どうだったかなぁ。昔のことで忘れちゃったわ」
由美がソープのついた手で肉棒を捏ね始めると、公一の肉棒は、徐々に反応し
始めた。
「また、元気になってきちゃった」
由美は、ケラケラ笑った。
「責任取ってもらうからね」
「アハハでも、さっきソープ行ったんでしょ」
「それはそれ、これはこれ。弱い男じゃつまんないだろ?」
「旦那はどうだったの?」
「強いほうじゃなかったと思う」
「そう満足してなかった?」
「う~ん? その時はそんな風には思ってなかったかな」
「旦那以外は?」
「そうねぇ公一君が1番強いかも。それに1番大きかったかも」
「ウソつき」
「本当よぉ。ほら、こんなに大きい…」
由美は、楽しそうにはしゃぎ、シャワーで泡を流した。
公一は、
「バスタブの縁に手付いてみなよ」
「ぇっ? こうぉ」
公一は、由美のお尻を自分の方に向けると、由美の尻肉に頬を付けた。
「大きなお尻。気持ちいいよ」
「ちょっと、ヤダァ」
「俺尻フェチなんだ」
「へーっそうなの」
由美は、そう答えると、自分の尻を公一の好きなようにさせた。
公一は、由美の左右の尻肉に1 回ずつ口付けし吸った。
そして尻肉を開き、菊門に舌を伸ばした。
「キャーッ」
由美は、驚き悲鳴を上げた。
「ダメよ。汚いから」
「大丈夫。平気だよ」
「汚いって」
「うんん汚くない。綺麗だよ。由美ちゃんのお尻」
「……」由美はされるがままだった。
「こんなこと、されたことない?」
「うんないっ…」
由美とっては始めての体験だった。
不思議な感触。
公一は、由美の菊門に舌を押し付け、愛撫を繰り返した。
「どう? 気持ちいいでしょ」
「判らないけど… 変な感じ… ああぁぁん…」
由美は、公一にアナル舐められているうちに、感じ出しまた蜜壷から蜜が出始
めるのが判った。
公一は割れ目に手をやった。思ったとおり、また濡らしている。
「また、濡れてるよ。由美ちゃん」
「今まで、こんなこと……」
「感じやすい身体なんだ。由美ちゃん」
公一は立ち上がると、由美の割れ目に肉欲棒をあてがうと、腰を鷲掴みにし、
一気に挿入した。予想外の公一の行為に由美は、
「…アアァゥゥ…」
悲鳴に似た叫び声が、浴室にこだました。
しかし、公一は容赦なく由美の尻に自分の腰を打ち続けた。
ピシピシピシパンパンパン
公一の腰と玉袋が由美に当る音がこだました。
「あんアンアン」
由美は公一に突かれる度に、淫声を上げた。
公一は大きめに腰を引くと、2度浅く挿入し最後に一気に奥まで突いた。
その最後の一突きに由美は、
「ああああ~ん」
淫艶な声と共に、身体の力が抜ける。
今度は、肉欲棒を奥深く突き刺したまま、腰を大きくグラインドさせる。
「あああ~ん」
リズミカルなピストンに、
「あんあんあんあん」
「ダメッイッチ…う逝っちゃうよぉ…」
「逝っていいよ」
「あんあんぅんぅん」
公一は由美を逝かせるべく、飛び切りの一突きを、子宮口目掛け突き上げた。
公一の肉欲棒が子宮口に当った由美は、
「ああぁキャーーッ」
と、悲鳴と共に逝ってしまった。
由美はそのまま洗い場に崩れ落ちた。
しばらくし、正気を取り戻した由美は、先に浴室を出て、洗面台の前で髪を直
していた。
公一は由美の背後に取り付くと、公一は左手を由美の乳房、右手を由美の陰部
に、そして少し力の抜けた肉棒を由美のお尻に押し当てた。
鑑にはその裸のふたりが映し出されている。
肉棒を更に強く由美の尻に押し当てながら、公一は由美の右の肩口から、由美
の唇を求めようとした。
鏡に映し出された公一の姿を見て由美も右上に顔を向け、公一を迎えた。
唇を重ね合う。
「公一、もう1度抱いて」
「1度でいいの? 由美ちゃん」
「…時間がないわ…」
「そうやね」
「子供が起きるまでに帰らないと…」
公一は由美を抱き上げベッドに運んだ。
由美の意識は、公一の女へと替わっていた。
ベッドではお互いの陰部に手を伸ばし弄りあった。
「私、公一のお嫁さんだったら良かった」
「由美ちゃん」
「その呼び方イヤ。最後は由美って呼んで」
「由美」
「公一」
ふたりは舌を絡め、唇を貪りあった。
「公一。公一のこと忘れないよいうに、思いっきり抱いて…」
公一は由美の乳房に顔を埋め、左乳房の乳首の横を思いっきり吸った。
力強く吸って吸って吸い上げた。
由美はその痛さに顔を歪め耐えた。
唇を離すと、そこには毛細血管が破れ赤く鬱血した公一の唇の跡がくっきりと
浮かび上がった。
由美はそれを嬉しそうに眺め、公一の頭を胸に押さえつけた。
公一は由美の乳首を噛んだ。
「いたっ…」
由美は、そのまま我慢し、言葉を飲み込んだ。
公一は、口の中にある乳首を舌で舐め上げた。
そして由美の手を取り自分の肉棒を握らせ、自分もまた由美の蜜壷へ手を伸ば
し、女芯を指で愛撫した。
身体を離し公一は由美をベッドに座らせると、由美の前に膝立ちになり、自分
の下半身を由美の顔の前に突き出した。
頭を垂れている公一の肉棒を由美は口に含み舐め始めた。
「そうそう、舌で、先っちょを…」
「涎を、もっと絡ませて」
「おおおっ」
由美は公一の肉棒を咥えたまま、言葉にならない声で答えた。
由美にフェラチオの指示をしながらも、公一は由美の乳首と女芯を指で愛撫す
る。
「そうそう気持ちいいよ由美」
「私も気もちいい」
由美は口元から涎を垂らしながら、答えた。
「由美も触ってみなよ」
公一は由美にも自分で女芯を触らせるように言った。
由美は自分の女芯を、公一は由美の蜜壷を愛撫した。
「由美のオマンコよく見せてくれよ」
公一はベッドに寝て、69になるように由美に言った。
由美は公一の顔に跨り、公一の上にうつ伏せで寝、公一の肉棒に、口をやった。
そして公一によく見えるように、少し腰を浮かせた。
「すげーッ。丸見えだよ、由美」
「綺麗だ。由美のオマンコ」
「大洪水になってるぞ、由美」
そう言うと、ズズズズッと、卑猥な音を発て、由美の蜜を吸った。


(4)へつづく・・・

小説(転載) 一夜限りの愛 2/4

官能小説
04 /16 2015
ドアを開け、由美の肩に手を置くと公一は、由美をエスコートし室内に入った。
室内の照明はぼんやりと暗い。
向き合ったふたり。公一は由美の肩に手置く。
由美は、
「私、お客さんと…」
また、言いかけたが、その口を公一が口で覆い包んだ。
公一は強く由美を抱きしめた。
由美もそれに応え公一に抱きついた。
舌と舌を絡ませながら、公一は由美をそのままベッドに押し倒した。
そのままふたりは、唇を貪りあった。
しばらくして公一が由美の唇から離れると、上体を少し起こし由美のセーター
に手を掛け、セーターを胸まで捲り上げた。
由美は、
「わたしわたし…」
「どうかした?」
「ぅうん優しくしてね」
公一は頷くと由美のブラの上から、由美の乳房を揉み上げた。
そしてブラをずらすと由美の乳首が顔を出し、公一はそれを指で弾きそして舌
を這わせた。
舌で愛撫すると由美の乳首は見る見る硬くなった。
「硬くなってるよ。由美ちゃん」
「恥ずかしい。おばあちゃんだから、あんまり見ないで」
「おばあちゃんなんかじない。綺麗だよ。由美ちゃん」
公一は、上体を起こし、由美のセーターを脱がせ、ブラジャーを外した。
そして自分のポロシャツを脱ごうとした時、由美がそれを手伝った。
Gパンのジッパーを降ろし由美の横になると由美のスカートのホックを外しス
カートの中に手をしのばせ、パンスト、パンティの上から由美のまだ見ぬ蜜壷
を触った。
既に由美の蜜壷からは蜜がにじみ出ていた。
それを指で愛撫すると更に溢れてくるのが判った。
「濡れてるよ。由美ちゃん」
由美は恥ずかしそうに
「お客さんと、こんな事…」
言いかけたが、途中で言葉が途切れた。
公一は、
「俺だってほら」
と、ボクサーパンツの上から由美に握らせた。
そして由美は公一の肉棒を擦った。
公一は由美のスカートを脱がせようとした。
由美は腰を浮かせ公一が脱がせ易いようにする。
スカートを脱がせた公一は、パンストを脱がし由美のパンティを口にし脱がそ
うとするが、上手くいかない。
「由美ちゃん、お尻大きいから引っ掛かっちゃうよ」
お尻が大きいことを言われ由美は、顔から火が出そうなほど恥ずかしかった。
口で脱がせることを諦めた公一は、手でパンティを脱がせると、先に脱がせた
ブラと共に眺めた。
「こういう下着着けてるんだね。由美ちゃん」
由美は、こんな事ならいっそもっと違ったのを… と、後悔した。
「いや見ないで」
「いいじゃない綺麗だと思うよ」
公一は言った。
由美をベッドに座らせ、Gパンを脱いだ公一は由美の顔の前に自分の下半身を
持って行った。
由美は公一の腰に手を回すと、パンツの上から公一の膨らみに頬を付け、舌を
這わせた。
「由美ちゃん脱がせてよ」
由美は公一のボクサーパンツに手を掛けるをゆっくりそれを脱がせた。
由美の目の前には公一の膨らみ始めた肉棒が姿を現した。
「舐めてくれる?」
由美は、右手を竿に添え、左手に袋を載せると、そのまま公一の肉棒を口に含
み舌を絡ませた
「オオォォ気持ちいいよ。これが由美ちゃんのフェラかぁ」
公一は歓喜の声を上げた。
由美は口を前後に動かしフェラのスピードを早くしていった。
公一も由美の脚を広げると、由美の蜜壷に指を侵入させた。
そして指を2本に増やすと、由美の蜜壷はグチュグチュと音を立て始めた。
由美の上の口はまた公一の肉棒を含み、涎がジュルジュルと音を発てている。
公一が由美の女芯を指でなぞると何年ぶりかに由美の身体に電流が走った。
「あっアアァァ…」
公一のものを咥えたまま由美は、歓喜の悲鳴を口にした。
公一は由美を仰向けに寝かせ、由美の股の間に割ってはいると、由美の陰部に
顔を埋めた。
しばらく男性と関係を持っていなかった由美は陰毛の処理を怠っていた。
「由美ちゃんのヘア、凄いねとても濃いい」
そう言われ、由美は最近、ヘアの手入れをしていない事に気付いた。
公一は由美の陰毛を頬でなぞりながら、指でその無造作に伸び生えた陰毛を掻
き分けるように公一は由美の女芯を目指した。
公一の前に由美の皮を被った女芯と蜜壷が姿を現した。
蜜壷から溢れた蜜で既に恥丘は濡れ、その蜜はまだまだ溢れそうである。
女芯の薄皮を捲ると、淡いピンク色の小さな突起が現れる。
その突起に公一は舌先を尖らせそっと舐め上げた。
由美は身体を一瞬硬直させ、
「ァゥン…」
淫艶な甘い声が漏れた。
公一はその行為を2度3度と繰り返した。
そのたびに由美は身体を硬直させ、淫靡な声を漏らす。
そして、蜜壷からも密が溢れる。
女芯を舌の裏で舐め回す。
小さな突起は、蜜を溢れ出しながら次第に肥大していった。
公一は由美の割れ目を下から上へと舌を這わした。
そして溢れ出た由美の蜜を舌先ですくい取り、口に含んだ。
粘りのある由美の蜜が公一の舌に絡む。
由美は気が遠くなり、頭の中が白くなってきていた。
そして時折、
「ああぁっううぅっ」
無意識のうちに、低い淫声を漏らしていた。
公一は口の周りを由美の蜜で、ベトベトに濡らしながらも由美の蜜壷への愛撫
を繰り返していた。
そして由美の蜜壷も公一の愛撫によって、公一を受け入れるのに充分なものに
なっていた。
公一は由美を寝かせたまま、膝を折りM字に股を大きく広がせ、その間に自分
の肉欲棒を扱きながら、にじりよった。
そして、亀頭で由美の割れ目をなぞり蜜を絡ませ、由美の蜜壷への挿入を図る。
由美が慌てて手で、今公一が挿入しようとしている、自分の蜜壷を覆った。
公一はそっと由美の手を取ると、
「大丈夫ちゃんとするから」
由美は納得したように、手を除けた。
公一は、亀頭を由美の蜜壷に挿入し沈めた。
「ァァァゥ」
そして、由美の腰を引き寄せながら、更に挿入を図る。
しばらく男を向かえていなかった由美の蜜壷は、公一の侵入を固く拒むかのよ
うに、穴を締めていた。
そこを公一は無理をせず、ゆっくり肉欲棒で押し広げるように前へ前へ挿入し
進んで行く。
由美もまた蜜を潤滑油として公一の肉欲棒を一のみ一のみ咥え込んで行く。
その人のみ毎、由美の口からは
「アウン…アウン…」
淫靡な呻き声が漏れる。
そして、とうとう由美の蜜壷全体で公一の肉要望全てを呑み込んだ。
公一は由美の手を取り、手と手を握り絡ませ、腰をゆっくり大きく前後にスト
ロークさせる。
「ァァ…アッアッァン」
由美は公一がストロークする度、押し殺した淫声が漏れ出る。
公一は由美に下半身を密着させたまま、上体を前かがみにする。
自然と由美の尻がベッドから浮き上がった。
そこで、斜め上から突き刺すようにピストンを掛ける。
由美は一段と声を大きくし、
「ア…ンアン…イヤ…ッアン」
由美の蜜は公一の肉欲棒と擦れ合い、白い泡となり、グチュグチュと音を発て
始めていた。
公一がピストンの速度を速めると、由美は、
「オ…ネガイッダメ…ッハヤックシ…ナイデッ」
久しぶりに受け入れた男根にまだ蜜壷が慣れ追いついていないようで、公一に
懇願した。
その後、ピストンを繰り返した後、公一は由美の背中に手を回し由美を引き上
げるとそのまま、胡坐をかき、挿入したまま由美を自分の胡坐の上に乗せた。
そして、後ろに手を付き、上体を後ろに反らせると由美に主導権を与えた。
「ほら好きにしていいよ」
公一の言葉に、由美はぎこちなく自分の下半身を公一に擦り付けた。
そして、由美は次第にセックスの感を取り戻したかのように、前後左右に動き
始めた。
更に公一は、
「俺のチンポが、由美ちゃんのオマンコに丸呑みされてる」
「どう? 久しぶりにセックスは気持ちいええか? 由美ちゃん」
由美に卑猥な言葉を投げかけた。
「アァ…ッキモ…キモチ…イイッ」
「ほら、ここ見てみいっ」
公一はふたりの結合部を由美に見るように言った。
由美はそれを恐る恐る見た。
「どうなってる?」
由美は、無言で首を横に振った。
「ほらどうなってる?」
執拗に聞く公一に、
「コウイチクンノオオチンチンガ…」
「うん?」
「ユミノオ…マンコニハイッテル…」
公一はとうとう由美にも卑猥な言葉を言わせた。
「クリ触ってみなよ」
公一の言葉に由美は自分の女芯を指で触った。
公一は、下から突き上げるように身体を密着させると、由美の乳房に口を付け、
乳房乳首にむしゃぶりついた。
由美の蜜壷は、今しがた迄の閉塞感は消え、公一の肉欲棒の馴染んでいた。
そしてなにより由美自身が、女を取り戻して来ていた。
射精感を感じてきた公一は、再び由美を下しに上に被さるようになり、腰をピ
ストンさせた。
激しく腰を突きながら公一は、
「そろそろ逝きそうだよ由美ちゃん」
「わっわたしも…」
「出る瞬間、抜くからね」
「ぅぅんこのまま…このまま…」
「いいんだね」
「ぅん」
一段と速度を増し、公一は、
「来た来た」
「ァァァァアァキ…キテッ…」
「ウッウッ逝く逝くよっ出る出る出るっ」
その言葉に由美は公一の尻を両手で自分のほうに引き寄せ、公一は言葉と同時
に、由美の蜜壷奥深いところに熱いザーメンをドクッドクドクッと3弾噴出さ
せた。
「ウ~ンッ」
公一は、呻き声とともに、そのまま由美の上に倒れこんだ。
由美もまた、久しく忘れていた、男根が自分の中で果てる感触を味わっていた。
「気持ちよかったぁ。由美ちゃんのオマンコ」
「……」
「こんなことしたの…久しぶり」
ふたりは公一の肉棒が抜け落ちるまで、抱き合いその余韻と感触を味わった。
ふたりは浴室に来ていた。
先に公一が湯を波々湛えたバスタブに入った。


(3)へつづく・・・

小説(転載) 一夜限りの愛 1/4

官能小説
04 /16 2015
桜満開の4月上旬。男4人を乗せた1台のワゴン車が、四国を横断する高速道
路を一路西へ向かっていた。
「このままだと、4時過ぎには付きますね」
運転手の男が言った。
「そうやなぁ6時半の宴会までゆっくり出来るわ」
今回の企画者の、公一が返した。後のふたりは酒が回ったらしく、後ろの座席
で眠っている。
「そこって、遊べるんでしょ。女」
「俺の企画やぞ。それがなかったら後ろのふたりが煩いやろ」
「それもそうですね」
この4人は。運転手の男こそ20代後半だが、幹事の公一が43歳、後ろのふ
たりは50歳の同級生。
妙な取り合わせであるが、住まいは近所同士で、これまで地元の活動を共にし
ていたが、後ろのふたりが勇退することになり、今日は送別会を兼ねた温泉旅
行に向かっていた。
4時過ぎ、車は目的の温泉旅館に着いた。
チェックインを済ませ4人は部屋に案内された。
案内した仲居はにこやかにしゃべりながらお茶を勧めた。
仲居に心づけを渡してやると、仲居は、この辺りの説明を始めた。
「ここは、四国でも有名な色街なんですよ。お遊びなら何でもありますので、
遠慮なくおっしゃって下さい。ただ、今日の宴会のコンパさんはダメですよ。
手出しはしては。今の話、旅館には内緒と、言うことで…」
と、遊びのレクチャーをすると部屋を後にした。
風呂を済ませ、6時半にコンパニオンを交えた宴会が始まった。
仲居の言うとおり宴会に来たコンパニオンは、スーツ姿で、お触り等もっての
外、と言う具合のふたり。出来るのは、下ネタまで位だった。
予定の2時間を終え、6人は揃って階下のラウンジに足を運んだ。
ラウンジは、土曜日なのに客はなくひっそりと静まっていた。
6人はボックスに席を取り、また飲み始めた。
ラウンジのママらしき女が、飲み物やツマミ等を準備する。
公一はこの女に目が留まった。
おとなしい感じの女。
年の頃なら公一とほぼ同世代の様に見えた。
背はそれ程高くない。
黒の薄手のセーター、黒のスカート。
髪を後ろで縛り、化粧も薄い。
一番公一の目を引いたのは、女の尻。
丸くて大きい。
女の身体の中で一段と存在感をアピールしている。
公一を除く5人はカラオケや会話それぞれに盛り上がっている。
他に客がいるわけでもないのに、女はただひとりカウンターの中にいる。
公一はボックスから女に声を掛けた。
「こっちに、おいでよ」
女は、首を横に振った。
「なら、俺がそっちに行っていいかな?」
公一の問いに女は頷いた。
公一はカウンターの女の前に座った。
「ヒマそうやし、あっちに来たら良かったのに」
「そんなことしたら、旅館から叱られますけん」
女は訛交じりで返した。
「ここのママ違うん?」
「違います。ただのパートですけん」
「そうなんかぁ。パートねぇ」
「ええ7時半から12までのパートですけん」
「何か飲む?」
「いいんですか? じゃぁオレンジジュース頂きます」
「お酒は?」
「仕事中は、いけませんけん。何になさいます?」
「俺は、安もんのウィスキーのロックで」
公一は女の訛が心地よかった。
公一も地のままの関西訛で話した。
女もまた、公一の飾らない態度に好感を持ったようだった。
「名前は?」
「由美です」
「由美ちゃんかぁ俺は公一」
「ねぇいくつ? 俺は37年生まれ。あんまし変わらんでしょ」
「私36年です」
「なんやぁひとつおねえちゃんやんかぁ」
由美は、公一より年上であることに少し驚いたようであった。
「お客さんは、何処から?」
「お客さんやない。公一」
「じゃぁ公一さんは、何処から?」
「公一君でええよ。年下なんやし」
「もう歳の話はいいじゃないですかぁ」
「ごめんごめん俺ら京都からなんや」
ふたりは、時間を忘れ止め処ない話を続けた。
由美には中学生と小学生の子供が居るらしい。
夜働いているということは、おそらく旦那はいるまい。
そう思い公一は、
「由美ちゃんここ済んだら、何か食べに行かへん?」
「えっそんなお客さんと行ったことないですけん」
「ええやんか今日だけ」
由美は、迷ったが公一の気さくさに了承した。
他のメンバーは、コンパニオンを返した様だった。
その中のひとりが公一のそばに来て、
「公一、何しけこんどるんや。ソープ行くぞ。ソープ」
と、誘ってきた。
「おねえさん。どっかええソープない? 紹介してくれや?」
「私は、そういうこと良く知りませんけん」
由美はそういう情報は疎いようであった。
「誰かに聞いてくれへんかなぁ」
しばらく考えて、由美は、
「それでは」
と、ある女性に電話を掛けた。
由美によると、スナックを経営している鈴々という女が迎えに来るという。
「ほら、公一行くぞ」
公一は、由美に、
「携帯教えて。帰ったら電話するから」
と言い、由美は、公一に携帯番号を書いた紙を渡した。
鈴々に連れられた4人は、外に出てソープへ向かった。
ソープはあいにく1時間待ちだという。
鈴々は、自分の店でも女が紹介できると言った。
4人のうちふたりはその鈴々の店に向かった。
公一は、ソープなんてどうでも良かったが、メンバーの手前、帰る訳に行かず
そのまま残った。
12時になり由美は店を片付け、家路に付いた。
(やっぱり、旅の男なんかいい加減もの)
由美は公一にほんの少し抱いた好感を、恥ずかしく思った。
(何、考えてたんだろ)
家に着いた由美は、まだほんの僅かの期待を持っていた。
その時、携帯が鳴った。
「由美ちゃん遅くなってごめん」
「もう、遅いし寝ますけん」
「えっあかん? 出て来れへん?」
「明日、朝早いですけん。もう、寝ます」
「そんなこと言わんとぉ由美おねえちゃん」
公一は甘えて見せた。
「じゃぁ、ほんの少しだけですよ。そこのコンビニの角で待っててくださいね」
由美は出てくる約束をした。
10分ほど待ち、公一の前に由美が暗闇の中から現れた。
由美は店にいたままだが、公一はジーンズにポロシャツに着替えていた。
公一は由美に腕を組むように左腕を差し出した。
由美は、戸惑った。
が、公一のその腕に自分の右腕を組んだ。
公一は行こうとしたが、由美が「ここよ」と、行った。
待ち合わせのコンビニの横に暖簾を降ろした、店があった。
その店の戸を開けると、由美は公一の背を押しふたりで入った。
中は近くで働く人らしいお客がたくさん居た。
ひと席に着くと、
「ここわたしの従兄弟のお店」
「そうなん」
「おうどんしかないわよ」
「いいよビール飲もうか?」
「じゃぁ1杯だけ」
由美は、生ビールとうどんを2つづつ注文した。
ふたりは乾杯した。
「私、お客さんとこうして出かけたの初めてですけん」
また、由美は呟いた。
「わかってるって」
ふたりの話しはまた、止め処もない話になった。
同世代ゆえ気の会う話し。
お互いの若い頃の話で盛り上がった。
公一は横に座った由美の太股に手を置いた。
由美は驚いたように、脚を逸らした。
公一は由美を見つめ笑った。
ビールをお代りした頃、公一は由美の耳元で、自分の気持ちを由美にストレー
トにぶつけてみた。
「由美ちゃんふたりっきりになれるとこ行こっ」
「私そんなこと行きませんけん」
由美は、拒否した。
公一は由美の手を取り、自分の膝の上に置き、自分の手はまた、由美の腿に置
いた。
そして由美の腿をストッキングの上から撫でた。
由美の手は公一の膝から腿の方へ落ちて行った。
「由美ちゃんダメ?」
公一の問いに
「もう遅いですけん」
「明日は、日曜日やろ」
「スーパーのパートがありますけん」
「何時から?」
「11時半」
「じゃぁしょうがないかぁ諦めるかぁ」
ビールを空にしたふたりは店を出た。
由美の自宅は公一の泊まる旅館の先にある。
公一は、
「送ろうか?」
と、言ったが、由美は近いから大丈夫と答えた。
もうすぐ、旅館の前である。
公一は再度チャレンジのつもりで由美の腕を引き由美を抱き寄せた。
「由美ちゃん」
由美を抱きしめた。
そして、由美にキスをしようとすると由美はそっと目を閉じた。
唇を重ね由美に舌を押し込み絡めた。
由美も公一の舌に自分の舌を絡めた。
由美は自分の身体から力が抜けていくことを感じた。
公一は由美に、「行こ」と、囁いた。
もう、由美は拒否することなく、コクリと頷いた。
ふたりはそのまま、温泉街の外れにあるホテルまで腕を組み歩いた。
その間、由美は俯いたまま、自問自答を繰り返す。
(何、やってるんだろう? 私)
(子供がいるのよ。私)
(今なら、戻れる)
(やっぱり、ダメ戻ろう)
思案のつかないまま、とうとうホテルに着いてしまった。
ホテルは2室しか空いていない。
その内の1室を選ぶと、ふたりはエレベータに乗った。
ホテルの門をくぐり由美の鼓動は一気に高まった。
部屋の前に着くと、公一は、
「ええんやね開けるよ」
由美は、もう公一に全てを委ねるしかないと、決め頷いた。


(2)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。