2ntブログ

小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 13/13

官能小説
05 /18 2015
-13-

バカンス-陵辱の季節-第13章

風呂から上がるとタオルを腰に巻いただけの格好で自分の部屋に戻った。昨日は二人を陵辱したままの状態で散らかしたままになっていたはずだが部屋に入ると今はそんな様子も無く綺麗に片付けられている。そして整然とメイクされたベッドには全裸の美女が膝を抱いて志郎の訪れを待っている。
「待ったかい」
「いいえ」
「自分で慰めてたりしたのか」
「…そんなこと」
ポウッ、と顔を赤らめる美母。その表情が志郎の嗜虐欲をそそる。
美女が男の愛撫を待ち焦がれて一人、自慰に耽る。そんな空想を描いてみる。
「綾奈、自分でやってみろよ」
「え、ここで…ですか」
「ああ、俺が見ててやるからさ」
「分かりましたわ」
肯いて長い美脚をパックリ、と綺麗に左右に開くと腰を突き出して細い指先を秘唇に伸ばす。長い髪を後ろに流して胸をグッ、と前に突き出す。胸の双球が誇らしげにユサユサと揺れる。限りなく扇情的で淫らな誘惑のポーズだ。
「フゥ…ンンッ…」
二本の指で秘唇を開き、肉襞をなぞっていく。そうすると、媚肉の内側から潤滑液が少しずつ染み出してくる。その動作を繰り返し、内側の粘膜がテラテラ、と淫らに光るまでになるところで中指を突き刺していく。正面から見ている志郎にはその様子がはっきりと見えた。
「あぁ…ん…あふっ」
媚肉の奥に突き込まれた中指を出し入れする動作がだんだんと早くなる。そうしている内に美貌には汗が浮き始め、肌はピンク色に上気してくる。喘ぎが激しくなって、愛蜜が秘唇から溢れ始める。
「いやっ…いい…あんっ…あふっ…」
うわ言のような喘ぎ声が、綾奈の性感の高まりを如実に表している。いつしか蜜壷を突き入れる指は2本に増えて激しく内臓を抉りたてていく。そして、不意に全身を硬直させて絶頂を噛み締める。
「イヤぁ…来てぇ志郎さん…アアン、欲しいの…イヤッ、いやーっ…」
「いったね?おかあさん。とっても綺麗だったよ」
綾奈は躯の力を抜いて裸身をしどけなくベッドの上に横たえている。肩先で息をして淫らな輝きに彩られた視線を志郎へと注いでいる。
「お、お願いです…抱いてくださいっ…」
「駄目だな、かあさん。契約したことはちゃんと守らないと」
「あ…」
綾奈の頬を撫で上げ、視線を交える。意地悪な笑みを浮かべて、美母との奴隷契約の内容を思い出させてやる。
「自分から求めちゃ駄目だろ?お前は俺のペットなんだよ」
「ペット…?」
「飼い主に楯突くつもりかい、綾奈」
「ああっ…申し訳ありませんわ。綾奈は志郎さんのペットです」
綾奈は何度も湧き上る悦楽の残り火に焼かれるまま生殺しの状態を必死に堪え忍ぶしかなかった。うなだれて肩を震わせる。媚肉の奥が火照って仕方がないが志郎がそれを埋めてくれる気配はない。爛れたように充血した秘唇からは止めど無く淫液が溢れてくる。美母はいかにも切なそうに淫蕩な肉体を縛る歳若い御主人様を見上げた。
だが、意外にも従順な性奴を見る志郎の目には、いつも牝奴隷を弄ぶときの不敵そうな笑みは浮かんでいなかった。

「でも、母さん。俺は貴方に惚れちゃったんだよ」
「志郎さん?」
綾奈は飛び掛かるように抱き締めてくる息子を受け止める。躯を重ねて肌と肌で互いの体温を交換し合うと綾奈は充実した至福に酔う。甘い陶酔も今は淫らな肉の疼きに変わる。
「甘えたいのに、いざその時になるとこの素晴らしいカラダが目の前にあって貴方を犯してるんだ。母さん、貴方が綺麗すぎるのがいけないんだ」
「そう…なの、そうだったのね」
この時ほど綾奈は自らの淫蕩なマゾ性を悔いたことはなかった。この因果な性癖のために少年の母ではなく、牝奴隷へと堕ちてしまったのかと思うとやりきれなくなる。だが、志郎に貫かれ女の悦びを噛み締めるときの充実感はなにものにも代え難いものがあるのも事実だった。綾奈の脳裏に疑問が湧いた。では、鮎美とのことは何だったのだろう。
志郎は美母の胸の谷間に顔を埋ずめている。

「ねぇ、鮎美ちゃんは何故抱いたの?」
「姉さんとのことは事故だったんだ。」
「母さんを抱いて童貞を卒業して自信があったんだ。勉強教えてもらう約束だったのに、姉さんは自分の部屋でオナニーしてたんだ。俺の名前を呼びながらね。」

少年の初めての人だったという事実は少なからず綾奈を感動させた。
そして、顔を赤らめた。あの浜辺での陵辱から家に帰ってくるまでの獣のような交わりはすべて自分の淫蕩なマゾ性ゆえのことだったのだ。そしてその淫蕩な血は娘にも受け継がれていることは確実だ。
夫とは淡白な性交渉しか無く、綾奈は日常的に熟れた躯を持て余していたのだ。だから、あれほどのめり込んだのかもしれない。それは今も続いている。出来るならこの先も志郎への奉仕に身も心も捧げていたい。もう志郎のペットとして抱かれることなくして綾奈はやっていけそうにもない。
「ねえ、志郎さん。私はあなたの本当のお母さんになれないの?」
「俺にとっては母さんは大事なのは変わらないよ」
「ううん、違うの。」

綾奈は顔を起こした志郎を優しく見つめ返しながら、少年の首に腕を廻して甘えるように囁きかける。
「私、あなたに犯されて奴隷にしていただいたことを感謝しているの」
「母さん」
「ねえ、急がなくていいのよ。時間はまだたっぷりあるわ。だから、志郎さんは欲しいものを私や鮎美に言えばいいの。私たち貴方を愛しているもの」

何も一緒に生活することだけが家族ではない。母も娘も志郎を愛しているのだから時間が全てを解決してくれる。その日が来るのは決して遠くではない。奴隷として志郎に身も心も捧げながらそれを待つのもいいと思う。
「ああ、母さん…何だかとってもしたくなっちゃったよ」
「うふふ。ね、抱いて下さらない?」
「今夜は寝かせないよ、母さん」
「あんっ…素敵よ」

母と息子は互いの関係がより近くなったことを実感していた。親子より親密で恋人よりも近く肌を合わせる。二人は互いの肌を溶け合わせるように激しい行為へと突入していくのだった。

小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 12/13

官能小説
05 /18 2015
-12-

バカンス-陵辱の季節-第12章

今日はこれからあの滝のある清流で水遊びをする計画だ。お出掛けということで母と娘は二人ともうきうきと着替え始める。もちろん、志郎の目の前でだ。綾奈はキャミソールにカーディガンをはおり、鮎美はノーブラでタンクトップとミニスカートという出で立ちだ。志郎の眼を十分に楽しませると水着と弁当を持って出る。
3人が滝へと着くとそこには先客がいた。中学生ぐらいの男の子が二人釣り糸を垂れていたのだ。地元の子だろう。清流沿いに来れば表のゲートをくぐる必要はない。
「あら、これじゃあ着替えられないわね」
「せっかく水着持ってきたのに…」
「まだまだ、夏休みはあるわ。また来ればいいわ」
母と娘が残念そうにしてるのを見て志郎は名案を思いついた。
「…綾奈、鮎美。二人とも脱げよ」
「え?志郎さん」
「ま、まさか…」
楽しそうな笑顔の下に狡猾な表情を覗かせながら志郎は告げた。
「そうさ、二人の裸を見せ付けてやるのさ」
「い、嫌…そんなの」
「私も嫌だわ…志郎さんお願い考え直して」
鮎美は胸を抱いて首を振った。目には脅えの色が浮かんでいる。綾奈も娘の意見に同調し、志郎に許しを請う。だが、志郎は美母の胸の膨らみをムンズ、と掴むといやらしい動きで揉みしだく。
「綾奈、お前は俺の奴隷なんだよ…違うのか?」
「あうっ…綾奈は…志郎さんの奴隷ですわ」
「だったら脱ぐんだ、それとも脱がして欲しいのか?」
そう言って志郎は綾奈の羽織っているカーディガンを掴むと脱がしてしまう。キャミソール姿で綾奈は立ち尽くしている。少年の手がキャミソールの肩紐にかかったとき綾奈は折れた。
「分かりましたわ…御命令に従います」
そう言って、自分から服を脱ぎ始める。志郎以外の男に肌を晒す辛さが、ジンジンと蜜壷を刺激していた。キャミソールを脱ぎ捨て、下着姿になると見知らぬ少年たちが目の前で繰り広げられる異様な光景に食い入るような視線を送ってくるのを感じて、恥ずかしさに身を竦める。
「鮎美、お前も脱げよ」
「ああっ…志郎さん、許して」
鮎美はなおも志郎の理不尽な命令に抵抗しようとしていた。志郎だけのための躯なを、他人に見せようはずも無い。それなのに、志郎自身が他人に陵辱させようと言うのか。
「脱がなくてもいいぜ、そのかわり綾奈だけ可愛がってやるか」
「嫌ぁ…志郎さんのバカ」
鮎美は目に涙を浮かべている。それに構わず、志郎は下着姿で立ち尽くす美母の前に進むと、綾奈のブラジャーを掴み、引きむしる。
「ああっ…やめて…ダメぇ」
今やパンティだけになった美母は露わになった胸の双球を両腕で隠して立ち尽くしている。
「どうした?全部脱げって言ってんだろ」
「ああ…綾奈、脱ぎますわ」
志郎に命令されれば従わざるをえない。自分からすすんで奴隷にしてもらったのだから。綾奈は胸を隠すのを諦めるとパンティに手をかけてスルスル、と剥き下ろしていく。
もう、少年たちは釣りどころではなかった。殆ど独占状態で美人のヌードショーに見入っている。片方はズボンの中に手を突っ込んで肉棒を摩擦し始めている。
少年たちが、ゴクッ、と息を呑んで見守るなか、一糸も纏わず生まれたままの姿になった美女の裸身が露わにされた。綾奈は眼を閉じて少年たちに見せつけるように腕を後ろに組んで、立ち尽くす。
ジャリッ、と小石を踏む音にハッ、と息を呑んで綾奈は身構える。そして誰かの手が美母のヒップを撫で上げた。ビクッ、と身を竦め、恐る恐る目を開けると志郎が傍らに立って美母の顔を覗き込んでいた。
「ああ…志郎さん」
「へへ、可愛いぜ、綾奈。御褒美だ、咥えな」
美女の手を取ると自分の股間に導く。ショートパンツを履いた志郎の股間は硬く漲っていた。それを晒して口唇奉仕させようというのだろう。美母は剥き出しの乳房や下腹の茂みを無遠慮にみつめてくる少年たちの視線に子宮が疼いてどうしようもなくなっていた。嬲られるほどに濡れてしまうマゾの淫蕩さに目覚めた裸身はもう歯止めが利かなかった。
「ああっ…熱いわ、頂きます」
綾奈は志郎の足元に跪くとショートパンツをずらして志郎の肉茎を取り出す。そしてそれを躊躇いもなく咥えていた。知らず、自ら豊満な乳房を揉みしだき、膨らんだ乳首を自分で捻じっては、怒張への奉仕に熱中していた。
美姉を見るといつのまにか鮎美の視線が熱っぽいものに変わっていた。志郎はほくそ笑んだ。綾奈の媚態を見ているうちに鮎美のマゾの血にも火が着いたのだろう。
「鮎美、欲しいんだろう?」
ビクッ、と姉の表情が凍り付く。だが、吐く息は荒く、モジモジ、と脚を擦り合わせているのはもう自分でも抑えが利かないのだろう。瞳は何処か虚ろで志郎に無言で何かを訴えかけている。
「脱げよ、鮎美」
「志郎さん…鮎美も可愛がってください」
美姉は志郎が掛けた言葉で暗示から解けたように着衣に手を掛けて自ら脱ぎ始める。
タンクトップの下にはブラを着けていなかったからすぐに、瑞々しい乳房が露わになる。タンクトップを脱ぎ捨てるとプルン、プルン、と美麗な乳房の双乳が弾んだ。それを少年たちが食い入るような視線でみつめている。当然、鮎美もその視線を受け止めて恥ずかしさで瞬く間に肌をピンク色に染め上げていく。
そしてミニスカートを脱ぐと、パンティを剥き下ろした。美少女の全裸ヌードの登場に少年たちの鼻息も荒くなる。
「…鮎美も頂いてよろしい?」
「ああ、いいぜ。来いよ」
鮎美は若い裸身を隠そうともせず志郎の傍らに歩み寄ると弟の足元に跪き、母が咥えている男根に精一杯、舌を伸ばして舐め上げる。綾奈は娘が奉仕に参加すると咥えていた怒張を放して舌先での奉仕に切り替える。
「あん、…んむ…はん…美味しいわ」
「…ん、はむ…あん、感じちゃうの…」
まるで、少年たちにサービスするかのように剥き出しのヒップをクネクネ、と誘うように振り乱し、乳房をユサユサ、と揺すり立てていく。少年たちの視線が剥き出しの肌の恥ずかしい部分を突き刺し、それが呼び水となって、母と娘の官能を煽り立てていく。

「すっげぇ、もらしてるぜ」
「おおっほんとだ」

二人の美女の脚の間からキラキラ、と光る愛蜜が零れていくのを少年たちが目ざとく見つけた声が綾奈にも鮎美にも聞こえてくる。2匹の牝犬は観客の歓声に応えて尻をプリプリ、と振り立てていた。
二人の美女が清流の流れる滝壷のそばで一人の少年の足元に跪いて一本の男根に奉仕する。そのあまりにも淫靡で猥褻な痴態に少年たちも含めて皆一様に呑まれていた。
「いくぜっ…」
二人の媚態と異常なシチュエーションに興奮した志郎は熱っぽい奉仕に追い立てられるままに、射精の瞬間を告げる。綾奈も鮎美も恍惚とその瞬間を顔面で受け止めようと身構える。それを志郎の両手が二人の頭を掴んで引き寄せる。
ドクッドクッ、と勢いよく熱い体液が怒張の先端から噴き出し、牝犬たちの美貌を汚していく。綾奈も鮎美も全身をピーンと張って、その瞬間、絶頂を極める。
「イクーッ!!」
「いっちゃうぅ…」
「おおっ、出るッ!!」
「うっう」
少年たちも剥き出した肉茎の先端を美女たちに向けて一斉に白い体液を噴き上げた。

三人だけになると、志郎は水場で美女と美少女の裸身を清めてやると、綾奈と鮎美は別荘まで下着をつけずに帰った。
夕食後、志郎たちは居間でくつろいでいる。鮎美と綾奈を左右に侍らせて。
「二人とも今日は楽しめたかい?」
「私、不安だったの」
「なにが?」
「志郎さんが本当にあの子達に私たちを抱かせるんじゃないかって」
鮎美はソファーの右側から志郎に甘えかかりながら囁く。
「そんなことはさせやしないよ」
「二人を抱けるのは俺だけなんだからね…でももし俺が命令したらどうする?」
「私たちは貴方の奴隷よ…御命令には従いますわ」
左からは綾奈が自分の太腿に置いた志郎の手を付け根の方に引き寄せる。
「まあ、安心しなよ当分、そんなことはないから。でも、実際、どうだったんだ、今日は」
「私、あの子達に見られて感じちゃったんです」
ポウッ、と顔を朱色に染めて恥じらう鮎美。
「アソコの奥まで覗かれている、って思ったら体がもう熱くなって…」
「あの二人に向かって尻を振ってたもんな」
カーッ、と母と娘は同時に美貌を真っ赤に染める。二人とも耳まで染めている。
「つまり、楽しかったんだな二人とも。また楽しませてやるよ、期待してな」

「そろそろ風呂に入るかな」
「はいっ、今日は私が御伴しますわ」
志郎の手を取って鮎美が立ち上がる。
「ベッドの準備しておくわね」
添い寝の番の綾奈もベッドメイクのために一緒に立ち上がった。
鮎美の後に立って脱衣所に入った。志郎の着衣を丁寧に鮎美が脱がしていく。姉にされるがままに任せているのも気持ちのいいものだ。奴隷の御主人様も悪くない。
鮎美もすぐ裸になって弟と一緒に浴室に入る。浴槽の前に並んで座ると手桶に湯を汲んで志郎のために掛け湯をする。
「志郎さん、体を洗ってあげるわ」
「ああ」
手にした手拭いに石鹸の泡を十分に行き渡らせると弟の背中を拭い始める。
志郎はアダルトビデオで見たAV女優の奉仕を思い起こしながらそれをやらせてみようと思いついた。せっかく、目の前には何でも言うことを聞く奴隷がいることだし。
「鮎美、俺の言う通りにやってみろ」
「え…、は、はい」
浴室のタイルの上にはすのこが引いてあるから、横になっても問題はない。志郎は横たわり鮎美にあれこれ注文をつける。美姉は志郎の言うとおりに奉仕のやり方を変える。
躯の正面を泡だらけにすると、志郎の腕を取って乳房の谷間から股間まで挟み上下に女の躯を使って男の躯を磨くのだ。
「どうかしら…志郎さんは気持ちよくって?」
「ああ、面白いな」
両方の腕を磨き上げると、今度は脚だ。腹這いになって乳房で擦り上げるのだが、ちょうど目の前には志郎の男根がそそり立っているし、胸の膨らみで擦り上げるときに乳首がこすれて感じてしまう。さきほども腕を洗っているとき挟み込んだ弟の腕が女芯をこすり立てて息を荒くしてしまった。
だが、自分からは求めてはいけない…そういう決まりだった。
「ね、ねえ、志郎さんの大切なものを洗ってもよろしい?」
「ああ、口で念入りに磨けよ」
「は、はいっ嬉しい」
鮎美はペニスを咥えると嬉しそうに上下に振り立てた。
「おい、鮎美。洗うだけだぜ。お前が楽しんでどうするんだ」
「ああん…申し訳ありませんわ」
美姉は名残惜しげにペニスを扱くと弟の胸板に胸を重ねる。そして再び乳房で志郎の肌をこすり始める。
志郎は奉仕する鮎美の頬に手を掛けてさらり、と撫でてやる。
「はんっ…志郎さん、なに?」
「後は普通に磨いてよ」
「うん、これだとあんまり綺麗にならないみたい…普通に洗った後にしたほうがいいのかしら」
「そうだな」
「それでは、普通に磨いて差し上げますわ」
「ああ」
すべて鮎美にまかせる。手拭いでゴシゴシ、と躯の隅々まで洗い立てる。尻の間も丁寧に磨き上げてくるとくすぐったい。
「ちよっと、くすぐったいよ。姉さん」
「フフフ、我慢なさって」
躯の正面に向き合って胸板に石鹸を塗った手拭いでこすり上げる。脇の下、脇腹、そして膝の裏から足の指まで気のつく限り丁寧に愛する男の躯を磨き上げていく鮎美。その美貌は心なしか嬉しそうに微笑を浮かべている。
一通り磨き上げると手桶に汲んだ湯で泡を落として今度は頭を洗う。シャンプーを手にとってマッサージするように髪に馴染ませていく。
「ああ、気持ちいいぜ、姉さん」
「嬉しい…志郎さんに悦んでいただけると鮎美もやりがいがありますわ」
心底楽しそうだ。丁寧に洗い残しはないか確認すると泡を流す。
「ね、先にお入りになって」
「何言ってるんだ、洗ってやるよ姉さん」
「でも…いいんですか」
「一緒に風呂入って洗いっこするのが楽しみなんじゃないか」
「それでは、お願いしますわ」
志郎の体を拭った泡の突いた手拭いを弟に手渡して背中を預ける。
志郎は綺麗なピンク色に上気した美少女の肌を慈しむように丁寧にこすり上げてやる。姉がしたことをいちいち思い出しながら同じ事を鮎美にもしてやる。
腕を上げさせて脇の下から脇腹を拭うとピクッ、と美少女のからだが震えた。
「あんっ、感じちゃう…」
「敏感だな、へへ、面白いな」
泡を掌にたっぷりとつけると脇腹から躯の前に手を伸ばして柔らかな姉の腹をさする。鮎美はもうそれだけで躯が熱くなって志郎に躯を預けて溜め息を吐いていた。
やがて、弟の掌が乳房を掴む。近頃、志郎に揉まれ続けたせいか、前よりも膨らみを増したような気がする。それを底から掬い上げられ、捻じるように揉み立てられる。
「あぁ…ん、胸…感じちゃう」
「いい感度だな、鮎美」
志郎は鮎美の躯を抱きかかえると少し引き倒して脚の間に手を入れて左右に開いた。
美姉は志郎のするままに大人しくしている。志郎は丁寧に泡のついた手拭いで姉の美脚を磨くと、そのまま下腹部を手拭いで覆う。そして一応ぞんざいに洗ってやる。女芯を隠す繊毛を洗い立てるものの女自身には手を出さない。それはこの後のお楽しみだ。
「ああっ…そこは駄目です」
「大人しくしてろ」
浴槽の縁に美少女を寄り掛らせて長い美脚を伸ばして膝の上に抱え上げる。そして慈しむように丁寧に姉の脚を磨き上げ、鮎美がそうしたように足の先端を指の間まで清めてやる。
「うん…気持ちいい…こんなにいいなんて」
「姉さんだってやってくれたんだからお返しだよ」
そういえば先日、鮎美の後ろの処女を奪ったばかりで、あのときは勢いにまかせて貫いてしまったが無理があったかもしれない。これからも使う道具だから綺麗にしておかないとな…。
「鮎美、お尻を見せてみろ」
「え…ダメぇ…」
「違うってば、いいからうつ伏せて尻を上げろよ」
「あんっ…恥ずかしいの」
そう言いながらも鮎美は志郎の目の前によく見えるようにヒップを高々と差し上げる。
「へへ、可愛いな。鮎美は」
「いやぁ…あんまりご覧になっちゃ嫌ですぅ」
しみ一つ無い桃のような鮎美の尻を撫でさすり、割れ目を両側に押し広げる。
鮎美は恥ずかしい部分をすべて目の当たりにされる恥辱に喘いでいる。
美姉の排泄器官とその下に秘唇が綺麗に鮮紅色で彩られて輝いている。鮎美の菊座が志郎の視線を感じてかヒクヒク、と蠢いていた。
「大切なものだからな綺麗にしてやるぜ」
「はぁぁん…いやん…」
新しく石鹸の泡を立てると目の前で震えている美姉の秘唇から菊座まで丁寧に指先で擦り立てる。秘部を覆う繊毛を優しく梳き上げてその下で息づく可愛い女芯を嬲る。その瞬間、ビクッ、と美少女の裸身が震え、熱い溜め息を洩らす。
「綺麗になったぜ」
「あ…ん、私、もういきそう…」
「なんだよ、これからだぜお楽しみは」
志郎は菊座を指先で押し揉むとズルリ、と中に第一関節まで入れてしまう。
そのまま、中の様子を探るようにグリグリ、と突き入れた指先を廻してみる。
「ひゃうんっ…ああ…ダメぇ…」
「よしよし、切れてないみたいだな」
「あふっ…ひ…」
「また後ろも使ってやるからな自分で練習しておくんだぜ」
「は…い…、あ、ありがとうございます」
指先が抜けるともう物足りなさだけが残って燻っている。絶頂を極める寸前で菊門から指を引き抜かれ、美姉は燻っている躯を自分で慰めてしまうに違いない。

小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 11/13

官能小説
05 /18 2015
-11-

バカンス-陵辱の季節-第11章

鮎美は目を覚ましたとき、母が全裸で志郎の足元に跪いて口唇奉仕していた。娘が目を覚ましたのを横目で見ながら、少年の肉茎に舌を沿えてヌラヌラと唾液を擦り付けて朱唇から出し入れしていた。志郎が母の頭を掴んでガシガシと肉棒を母の喉奥へと突き入れても、それを拒む雰囲気は無い。むしろ、母は責められて悦んでいる気配がある。
「母さん、鮎美が起きたぜ」
「はい…」
綾奈は志郎の膝の間から脱け出すと立ち上がって鮎美が横になっている所へ這い上がって、鮎美の上にのしかかる。そして、娘の胸元を覆うシーツの縁を掴み剥ぎ取りにかかる。
「鮎美ちゃん…好き」
「おかあさん、なに…?あっ…ヤダ…」
綾奈は娘のうなじに顔を埋めて首筋を舐め上げる。自分も女だけに感じる部分は分かる。母親に肌を弄られる違和感と居心地の悪さ、そしてツボをつくように的確に性感を追い込むタッチに翻弄される。
「ひぃ…あんっ、んんっ…いや、いやぁ…」
「鮎美ちゃん、可愛い…好きよ、好き」
綾奈は志郎に強制されて始めた行為だったが今や雰囲気に呑まれ自分でも積極的に娘への陵辱行為にのめり込んでいた。娘の乳房と胸を重ねて、下腹の茂みを指で梳き上げて、その下で息づく敏感な女芯を捉える。
「ああん…そこ…いやぁ、感じちゃう…ひぃぃ…」
「鮎美…んっ」
「あ…んん…」
実の母と娘が接吻を交している。綾奈は舌を娘の口腔へと侵入させながら指を美少女の秘唇へと沈めていく。鮎美はベッドの上で母親に犯され、官能の疼きに堪えられずブルブルと震えている。その様子で鮎美の性感の昂ぶりを感じ取って、秘唇を嬲る指の動きを激しくさせていく。
「おかあさん…私、ああん…恥ずかしい…やぁっ…いくぅ」
「素敵…鮎美ちゃん、綺麗よ」
綾奈も娘が絶頂を噛み締めている表情を嬉しそうに見守りながら、興奮で上気した頬を紅く染めている。鮎美の秘唇から引き抜いた指にべっとりと纏わりつく愛蜜を舐め取る。
「志郎クン見てたの」
「ああ、楽しませてもらったよ」
「恥ずかしい…」
「姉さんはどうしたい?俺の奴隷になるかい」
「おかあさんはどうするの」
「私は志郎さんの奴隷にしていただいたの。」
「それなら、私も志郎クンの奴隷でいい」
綾奈は、じっと鮎美の顔をみつめた。
「鮎美ちゃん…いいの?本当に」
「私ね、志郎クンに抱かれるたびに感じてたの。私は志郎クンに抱かれてご奉仕する運命なんだ、って。だから後悔してないわ。志郎クンに処女を捧げたことも」
鮎美は真摯な眼差しで母を見つめると、志郎を振り返った。
「どうする?母さん」
「志郎さんのしたいようにして」
綾奈は鮎美が望むようにしてやりたかった。たとえその望みが志郎への隷属だったとしても。そして鮎美は自分と同じ道を選んだのだ。自分と娘は息子一人のために身も心も捧げる性奴になる運命だったのだ。ならば、志郎が望むようにすればいい。
「そうかい。じゃあ、綾奈、鮎美、二人とも俺の奴隷だ」
「はい。志郎さんの奴隷になりますわ」
「俺の言うことは絶対だぜ」
「ええ、志郎さんの御命令とあらばどんなことでもいたしますわ」
「へへ、それじゃ、まず初めに二人で足を舐めるんだ。来い」
「ご奉仕させていただきますわ」
二人は全裸のまま志郎の左右の足の指のまえにかしずくと、丁寧に足の指の股に舌をこじ入れて綺麗に清めていく。汗のこもった酸っぱい匂いと饐えた垢の苦い味が口の中に広がり、汚物を含ませられる汚辱に奴隷の身分に貶められたことをまざまざと思い知らされる。その屈辱がまた媚肉の奥をカッカ、と火照らせてしまう。
志郎の言われた通り、陵辱されて濡らしてしまうマゾの本性を自覚していた。
「美味いだろう?」
「ああ…んっ、志郎さんのとっても美味しいの」
「へへ、二人ともこれからたっぷりと可愛がってやる」
「嬉しい…志郎さんのお側に…」
「いいぜ、二人とも。そろそろハメてやる」
「ああん、ください…志郎さん」
「ようし、二人と床に手を突いてケツをこっちに向けろ」
母と娘はゆらりと立ち上がると言われた通りに手を突いて並んだ。まるで発情した牝犬のようだ。志郎によく見えるように高々とヒップをかかげて突き出す。
「脚を開くんだ、鮎美」
「は、はい」
「フフ、鮎美。随分と濡らしてたんだなぁ」
志郎は姉のヒップの狭間に手を入れて鮎美の秘唇がトロトロに蕩けているのを指で探る。それでいながら、片手で綾奈のヒップを撫で上げて張りを楽しんでいる。
「ああ…恥ずかしいです」
「綾奈も濡らしてるのかい?」
「…どうぞ、お調べになって」
少年の手がいつもそうするようにヒップの割れ目を菊花から秘唇へと辿り、太腿へと滴る蜜を弾いた。
「びしょ濡れだな、綾奈。後ろを犯して欲しいんだろ?」
「んっ、ふう…あ・綾奈は後ろのほうが感じるんです…」
「先に鮎美に入れてやるから、綾奈は後ろをいじってろ」
「ああん…そんな」
綾奈の尻の狭間から手を退けると、美姉の瑞々しいヒップを両手で支え、その若い肌の感触を堪能し尽くさんばかりに撫で回してやると、鮎美も切なそうな溜め息を洩らして震え始める。
「鮎美、自分で入れてみろ」
そう言って怒張の切っ先で美姉の秘唇の入り口の辺りを擦り当てる。
「あん、志郎さんのイジワル…」
鮎美は股間から指を伸ばしてきて志郎の怒張を掴むと自らの媚肉の入り口へと導く。
「くふん…こ、これ入れていいですか」
「好きにしなよ、淫乱でマゾの姉さん。欲しかったんだろ」
「ああ、大きくて素敵…入れます…鮎美の中に入れるの…」
「へへ、窮屈だよな、鮎美の中は。まだやり足りないからな」
鮎美は剛直の切っ先を秘唇にあてがうと自ら尻を振って志郎の方へと突き出す。すると、剛直はズリュッ、とその肉茎を美少女の体内へと沈めていく。
「くぅんっ…熱いわ…いいっ、志郎さん…いいっ」
「自分で腰を振るんだ、いいな、鮎美」
「はいぃ…あんっあんっ…当たる…当たってるの、奥まで…」
「いきたくなったら、勝手にいっていいぜ、後があるしな」
志郎は姉の腰に手をかけたままじっとしている。鮎美が自分で勝手に快感を貪るのに任せている。時折、綾奈の尻に手を伸ばして熟女の張り詰めた肌を楽しむ。
「はんっ、んんっ…いきます…ひぃぃ、感じるのぉ…いく…」
鮎美はブルブルと背筋をのたうって快感を訴えるとそのまま崩れおれる。その拍子に、ズルリ、と怒張が抜け出る。
「へへ、綾奈、お待たせ」
「志郎さんの…素敵ぃ」
志郎のペニスは姉の愛蜜を吸ったせいか逞しくヌラヌラと輝いている。
「綾奈も自分で入れてみな」
「…はい。やってみますわ」
美母は後ろ向きのまま志郎のペニスを握ると自らのヒップの狭間に導き、菊座にその先端を食い込ませ始める。綾奈の菊座はもう何度も使い回され調教のせいか、男のものを受け入れやすい状態になっていた。まして、先程から自分が垂れ流した蜜液でヌルヌルになって、余計に受け入れやすさを増している。
「ハアーッ…んっううっ…はぁっ、はあっ、…かは…あんっ」
志郎のペニスの根元をしっかりと支えて、息を整える。息を吐きながら括約筋に力を込めないようにして、男根を少しずつ体内へと沈めていく。
「ああっ…は、入りましたわ…」
「凄いね、全部入っちゃったよ」
「う、動いてもよろしくて?志郎さん」
「ああ、やっていいぜ好きにしろよ。御褒美だ、綾奈」
「嬉しいですわ…熱いの…ああっ、いい…」
綾奈は腰をいやらしく振り立てながら菊門への剛直を注送させる。
鮎美は息を荒げてその母の淫靡な光景を虚ろな瞳で見上げている。全身を汗に塗れて、美貌を涙で歪めているというのに、その姿は鮎美の目には完璧な美の化身に映った。
「鮎美、さっきのお返しに綾奈のオマ×コ、舐めてやれよ」
「はい…。おかあさん…とっても綺麗よ」
鮎美は美母の脚を這い上がると、太腿を押し開いてパックリ、と口を開いて蠢いている秘唇へと唇を押しつける。
「あハン、ハァァン…いい…ダメぇ…アーッああん、いいっ…」
「綾奈、いくぜ」
「鮎美も…あんっ、いきそう…」
志郎は美母の完璧なボディにしがみつき、尻の狭間へと腰を何度も打ちつけていく。
「あんっあんっ…みんな、一緒に…一緒に…」
綾奈の呼び声に合わせて志郎も綾奈の直腸の奥へと放出する。綾奈は躯の奥の方まで志郎の精で焼かれる感触に裸身を痙攣させながら、娘の舌づかいによって高みへと押し上げられていく。一方、鮎美もあこがれの母を犯す興奮に太腿を擦り合わせて、背筋を走るゾクゾクとする感覚に身を委ねた。
「いく…」
「いくぞ…」
「いっちゃう…」
三人一様に絶頂を極める。志郎はそのまま綾奈の背中にしがみついたままベッドの上に倒れ、心地よい疲労に身を委ねるうちそのまま眠りについていた。

昨夜は志郎の胸に左右から寄り添うようにベッドで眠りについた。志郎は綾奈を犯した、そのままの不自然な姿勢で寝入ってしまったので、娘と二人で志郎を起こさないように移動させて眠りについた。
始めに目を覚ましたのは、綾奈だった。二人が目を覚まさないように静かにベッドから降りる。全裸のまま、床に散らばった下着やガウンを拾って空いていた一方のベッドの上に畳んで置いた。そして昨夜脱がされた黒のスリップとガウンを手に取ると静かにドアを抜けて一階に下りた。

シャワーを浴びて昨夜の痕跡を洗い流す。肌を叩きつけるような熱い湯を浴びていると、昨夜の性宴の数々を思い出してくる。知らないうちに乳首が堅くなって、全身が感じやすくなってくるのが分かる。淫らな想像に支配されそうで湯を浴びながら息を荒くしてしまう。

志郎はまどろみの内に手が空を掴んでその違和感に目を覚ました。左手は姉のぬくもりを感じている。裸身を包んだシーツの端から形のよいバストがはみ出している。眼を閉じた姉の整った横顔に手を伸ばし優しく頬を撫でてやる。姉を起こさないように半身をずらすと、綾奈の寝ていた、らしい辺りを手で探った。そこはまだ、母のぬくもりが微かに残っている。
志郎はベッドを下りるとその足で一階へ下りていった。人気のない居間やキッチンに視線を投げて耳を澄ませると水音が聞こえてくる。風呂場に向かい、脱衣所に入った。籠には昨夜の綾奈の下着が入っている。擦りガラスの向こうに人影が見えた。浴場と脱衣所を仕切る扉に手を掛けるのと、綾奈がシャワーのバルブを閉めるのはほとんど同時だった。
「おはよう、よく眠ってたわね」
綾奈は水の滴る裸身を隠そうともせず、細い指で髪を探って水気を落としていた。
志郎は綾奈に飛びつき、そして唇を奪った。その荒々しい行為に綾奈は抵抗しないでされるがままに志郎と唇を重ねていた。志郎の手が綾奈の乳房、下腹の茂み、そして太腿から尻へとたどり、背中を撫でさすると最後には美母の裸身をきつく抱き締める。
「母さん…、どこか行っちゃったかと思って不安だったよ」
「そんなことしないわ。綾奈は志郎さんの忠実な奴隷ですもの」
綾奈は少年の胸板に顔を伏せて火照っている頬を摺り寄せる。
「好きなの…志郎さん、愛してるわ…」
「綾奈…欲しい…」
「ああっ…ください」
少年の手が乳房を荒々しく揉みしだき、浴室の壁に背中を押しつけられる。性急な求めにもかかわらず、乱暴に綾奈の脚を開いて、秘唇をこじ開けるように怒張を突き入れても、母の媚肉はスムーズに肉棒を呑み込んでいく。昨夜の乱交を思い出すうち綾奈自身、濡れてしまっていたのだ、
「くぅぅん…いいっ…志郎さん、いいっ…」
志郎の首に腕を廻して結合を深めながら長い脚を志郎の腰に廻して締め上げる。綾奈の腰を抱き上げると駅弁スタイルで媚肉を抉っていく。
「綾奈は俺のだ。綾奈は俺の奴隷だぜ、いいな?」
ガンガンと怒張を突き入れながら綾奈の頭に刻み付けるように唸り声を上げる。
綾奈も自らいやらしい動きで腰を振って志郎の動きに合わせてよがり声を上げる。
「あんっ!!あふン…いやん…あん…いいわ…ああ、感じちゃうぅ」
「いやらしい牝犬め…、息子のマラがそんなにいいか?」
「いいの…イイッ…ハアン、もっと…突いて犯してェ…」
綾奈は志郎の肩につかまって背中を反り返らせて身悶える。その腕を取って志郎は美母の躯を捩じ上げながら体を入れ替える。綾奈は下半身で繋がったまま器用に浴槽の縁に掴まると、不自由な体形のまま志郎を受け入れる。
「ああっ…凄い…ああんっ、いっちゃうぅ…イクーッ!!…」
「あぁ、綾奈…出る…出るぞっ!!」
ドクッドクッ、と今日初めての噴射が始まる。濃い体液を勢いよく、美母の体内に注ぎ込む。綾奈は子宮に直撃する熱水を感じて、背筋をのけ反らして官能を味わう。豊満な乳房がユサッユサッ、と綾奈の痙攣にあわせて淫らに揺れる。
「ああっ…イイッ…熱いの…、綾奈…また、いっちゃう…イクぅ…」
「…いいぜ。綾奈の中、たまんねぇ」
「ああん、志郎さん、激しくていいの…狂っちゃうぅ…」
「綾奈、お前は一生、俺の女だ。いいな」
「…はい。綾奈はずっと貴方の奴隷よ…」
志郎は綾奈を抱き締めて唇を重ねる。美母も少年の抱擁に応えて志郎の背中に腕を廻して、舌を自ら絡ませる。志郎の体温と鼓動を感じて綾奈は至福に酔っていた。

鮎美も起き出してきて、また志郎と綾奈もシャワーを浴び直した。綾奈と鮎美の母と娘は、前よりも仲が良くなっているようにみえる。きっと、鮎美は憧れていた母同様に犯されて奴隷の誓いを立てたことが効いているのだろう。犯されて奴隷に貶められても志郎への愛情は変わらない。
朝食の準備のためにキッチンに立つ二人を見ていると何も日常は変わっていないように思えてくる。志郎は奴隷にしたからといって二人に何も変わることを求めてはいない。ただ、日常生活においての奴隷の扱いについて取り決めをしたい、と思った。新たな奴隷契約を結ぶのだ。
食卓についてから志郎は提案をした。朝は口唇奉仕で起こすこと、いつでも志郎が望むときには奉仕に応じること、風呂に入るときはどちらかが同伴すること、自分からは求めないことなど。二人は当然のようにその条件を承諾した。志郎の望むまま、それが母と娘二人に共通した願いだったからだ。

小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 10/13

官能小説
05 /18 2015
-10-

バカンス-陵辱の季節-第10章

志郎は美母と美姉を連れて丘陵の裏側の森の茂みを入っていく。なだらかな丘陵地帯をに生えた広葉樹の林を抜けると清流が流れているところについた。さらに志郎の案内で川べりを溯るとすぐに切り立った岩に囲まれた小さな滝が現れた。滝自体は4、5メートルの落差しかなく、流量もたいしたことはないが水飛沫と木漏れ日の日陰が作り出す清涼感はなにものにも代えがたい。それに滝壷は腰ほどの深さとちょっとした広さがあり天然のプールといった趣きだ。
「ここ、いいだろ」
「うん、涼しい…風が気持ちいい」
「ほんとう…気持ちいいわ」
志郎は近くの岩に腰を下ろす。母と姉、二人の美女は靴を脱ぐと素足で流れに足をひたして、水の冷たさに戯れている。志郎は二人の美女のそんな光景を夢を見ているかのような面持ちで見つめた。
鮎美が裸足のまま滝のそばで水の飛沫に手をかざしているのを見ていると、美母は志郎のそばに歩み寄ってきて傍らの岩の上に腰を下ろした。
「ここで泳ごうよ」
「ええ、素敵ね」
「じゃあ、決まりだね…綾奈」
口調を変えた志郎の言葉の響きに新たな陵辱の気配を感じ取った綾奈は娘に視線を戻しながら肯いた。
「はい」
「夕食が済んだら俺のところにくるんだ、いいな」
「…はい」
「下は何も着けないで来るんだぜ、わかったかい?」
「わかりましたわ」
少年の命令に従順な性奴の自分を意識すると頬に熱いものが込み上げてくる。目の前で娘を裏切る背徳が官能を加速する。そのとき、鮎美が駆け戻って来て志郎の前に立った。
「なに話してたの」
「ここで泳ごうってさ」
「えーっ素敵!いいアイデアね」
はしゃぐ娘の表情に綾奈の美貌もをほころぶ。
「それじゃ、そろそろ帰ろうか」
「明日が楽しみだわ」
既に夕日が迫っていた。
三人はそれぞれに避暑地の空気を楽しみながら別荘への道を戻った。

街に居るのと違い娯楽はあまり無いが、テレビはケーブルテレビで街に居るのとあまり遜色の無い内容だ。それに別荘の施設内には不意の来客や夕食用にラウンジ・レストランなどの施設がある。夜間に利用できるテニスコートや室内のプールなど完備されていて一日中、遊ぶのにも困らない。だが、長時間のドライブで疲れていたし、簡単に夕食を済ませて、シャワーを浴びると、3人とも寝室に入った。

綾奈は夫婦用の寝室に入ると、鏡の前で溜め息をついた。そして、長い黒髪を留めていたリボンを解くと服を脱ぎ、黒のスリップだけになる。シャワーを浴びた後はパンティは着けなかった。その上にガウンを羽織ると、もう一度鏡の前で自分の姿をみつめた。
「いやらしい女…息子の人形、牝犬なんだわ」
それでもいい。初めて志郎を受け入れたあの日、背徳ゆえか、それとも淡白な夫との性生活ゆえか強烈に燃え上がった官能の嵐は今や志郎を受け止めることでしか、その勢いを鎮めることが出来なくなっていた。
「牝奴隷ね、綾奈?」
綾奈は鏡の中の自分に性奴の烙印をドアの方に歩み寄り、部屋の明かりを消した。そして志郎の寝室へと向かった。

「鮎美ちゃん、寝付けないの?」
「あ…おかあさん、うん…でも心配しないで」
「そう…」
3階への階段を上ると、娘の鮎美が部屋から出てくる所にぶつかった。パジャマ姿の鮎美は最近になってとても女らしい大人びた態度を取るようになってきた。年頃ということだろうか。だが、綾奈は娘を持つ母親としてはあまり深く心配はしていなかった。元からよく出来た娘であったし、新しい家族、そう、夫や志郎とも仲良くやっているようだし。
「おかあさんはどうして?」
「私は貴方たちが心配だから様子を見に来たの」
「そっか。私は大丈夫よ。それより志郎クンをお願い」
「ええ、分かったわ。それじゃおやすみなさい」
「おやすみなさい、おかあさん」
娘が寝室に入るのを見届けると、ふっと溜め息を吐いた。娘に対して嘘をつくことに躊躇いを感じない自分があさましい。だが、そんな感傷よりも一人の女としての悦びを求める気持ちへと強く傾いている自分を綾奈は意識していた。
志郎の部屋の前に来ると、部屋の中の気配を伺った。そして軽くノックをして少年の寝室の扉を開いた。志郎はベッドサイドに浴衣姿で腰を下ろしていた。
「志郎さん、…入ってもよろしいかしら」
「ああ、待ってたよ、綾奈」
ハァーと、おもわず熱い溜め息を形のよい鼻梁から洩らす。呼び捨てにされると脳裏を戦慄が走る。これから始まる性宴への期待に下肢が興奮して震えてしまう。
「こっちに来なよ」
綾奈は志郎の目の前に立った。そして、少年の目の前で、ガウンの紐を解いて、肩から袖を抜き、足元に脱ぎ落とす。黒のスリップの裾を捲りあげ、その下にあるものを志郎の鑑賞に委ねる。
志郎の目の前に綾奈の淫らな姿が露わになる。下半身は何も着けておらず、既に潤った秘唇からは愛蜜が溢れてテラテラと輝いている。美母はスリップの裾を掴んだまま、自分の秘め貝の全てを視姦される屈辱に美貌を背けて震えている。だがその屈辱の度合いが深まればそれだけ秘唇は潤いを増してしまうのだ。何度となく仕掛けられた羞恥責めが綾奈の躯の生理をそうさせていったのだ。
「約束をちゃんと守ったんだね、綾奈」
そう言いながら、美母の秘唇を二本の指でパックリと開くと中指を根元まで沈めていく。
「ひぃぃぃ…ああん…イイッ」
「どんな気分だい、息子に大切な部分を責められるってのは」
「いいっ…いいんです、感じちゃうの…ああ」
長く理想的なラインの両脚をピーンと張り詰めたまま、少年の指責めが与える悦楽に酔い痴れる美母。
「そうか、それじゃ御褒美をやろう、後ろを向きな」
「はい…あんっ」
指が離れていくのを名残惜しそうに見つめたものの、新たな責めを受ける期待に後ろを向いてよく発達したヒップを少年に高々と差し上げる。志郎の位置からは美女の全てが一望できる。
志郎は美母の尻の割れ目を広げるようにして菊座を露わにすると媚肉から溢れた愛蜜で指先を湿らせると、一気に貫いた。
「あひぃぃ…あくっ…ううう…」
その瞬間、喉を振り絞るように悲鳴を上げて仰け反る綾奈。だが、その間にもズブズブと志郎の指は美母の菊座に沈んでいく。
「ああん…あっいい…いいの…イクッ…いっちゃうぅ」
「へへ、尻の穴が好きだよな、綾奈は」
綾奈は、菊座を貫かれた指が動くたび、洪水のように秘唇から愛蜜を垂れ流し始める。
「イっていいよ、綾奈」
「はあっ、んあっ…イくぅ…あふん…イクーッ!!」
ブルブルと半裸の肢体を震わせながら絶頂を噛み締める綾奈。息子の指で後ろを犯されて絶頂を迎える背徳と屈辱が綾奈の理性を焼き尽くしていく。躯から力が抜けて志郎の目の前に崩れ落ちながらも貪欲に尻を振る美母を楽しそうに志郎は見守っている。
そして、床の上で崩れ落ちている牝奴隷をガウンの紐で後ろ手に縛り始めた。後ろ手に拘束された美女の髪を掴んで、そのまま引き起こした。綾奈は引き摺られるまま膝立ちで志郎の足元にかしずく。
「どうだい、腕の具合は」
「ううっ、…痛いわ
「ほら休んでないで咥えるんだよ」
志郎は美母の唇に無理矢理、剛直を呑み込ませていく。そしてそのまま綾奈の髪を掴んで美母の口腔で肉棒をしごき始める。
「んむ…はんっ…」
綾奈は唇を犯されながらも懸命に首を振って怒張への愛撫を続ける。
「へへ、綾奈の唇はまるでオマ×コみたいだな。よく感じるぜ」
「志郎さんに喜んで貰えて…綾奈も嬉しいです」
「そろそろ、ハメてやろうか?綾奈」
「ああっ…く、ください」
ハメる、という乱暴な言い方がこの上もなく卑猥で本当に自分が牝犬か何かにされたような錯覚すら憶えてくる。その猥褻な烙印で自らの官能をさらに高みへと押し上げていく。
「どっちがいい上の口か下の口か」
「下のお口に下さい…志郎さんの太いの…」
志郎は綾奈の脚をいっぱいに広げさせると後ろから幼児にオシッコをさせるときのポーズで抱え上げた。そしてパックリ、と扉をあけた秘唇に狙いを定めるとそのまま抱え上げた美女の尻を落とした。肉棒がズブリ、と綾奈の内臓を貫く。
「はあんっ!!…いいの…あんっ、志郎さんの素敵…」
「へへ、そんなに俺のはいいのか、綾奈」
「感じちゃうぅ…志郎さんの感じちゃうの…」
綾奈は羞恥心をかなぐり捨てて、快感を貪り続けている。そこには、母親としての威厳も成熟した大人の女としての尊厳も存在しなかった。ただ、あるのは盛りのついた牝犬のように淫らに腰を振る一人の性奴だけだった。

志郎はドアの隙間から鮎美が二人が睦み合う様をじっと見つめているのに最初から気付いていた。
鮎美は志郎の部屋を見に行った母が戻っていく気配がしなかったので、不審に思ったがまさか二人が肉体関係にあるとは知らなかったので、弟の部屋のドアから漏れる嬌声に愕然としていた。
だが、志郎の腰の上で甲高い悲鳴を上げて悦びを訴えている母の姿は妖艶でそれでも破滅的なほど美しかった。あこがれの母が後ろ手に縛られている姿をみつめていると鮎美自身が犯されている錯覚を憶えて、唾を呑み込んで脚を擦り合わせていた。
「姉さん、入りなよ」
不意に声を掛けられて、ビクッ、と脅える鮎美。だが志郎の命じた声に従ってか、弟の下半身と結合したまま、よがり狂っている母の凄絶なまでの妖艶な姿に魅入られてか、静かに志郎の部屋に入ってくる。美母は娘の姿を見つけ、驚愕し、それでも理性に反して綾奈の下半身は官能を噛み締めている。
「えっ…嫌っ!!、ああっ…んんっ、ひぃぃ…」
「…志郎クン、これはどういうこと…」
「母さんはね、俺の奴隷なのさ…姉さんと同じようにね」
「おかあさんが…私と同じ志郎クンの奴隷…なの?」
志郎は綾奈と結びついたまま、美母の豊かな胸をねっとりと揉みしだく。それだけで、肉襞の中心を貫かれたままの美母は、ブルブルとのたうって娘の目の前で見せしめのように悦楽に耽る様を魅せつける。
「はぁぁっ…志郎さん、鮎美ちゃんも抱いたの…?」
「ああ、姉さんはもう俺の女さ」
綾奈は後ろ手に戒められているので娘の目の前で形だけでも志郎に抗うことが出来ず、好い様に少年の責めを受け止めている。綾奈は、涙を流しながら志郎の膝の上で喘ぎ声をあげる。
「なんてこと…うう…鮎美ちゃん、ごめんなさい…んんっ、あ…」
「へへ、姉さん、母さんの姿どうだい?綺麗だろ」
鮎美は自分を目の前にしても二人が動じずに快楽に耽っている姿を目の当たりにして、また互いの粘膜を削り合うような激しいセックスを魅せつけられて、母譲りのマゾの血を熱く滾らせていた。
「…綺麗よ、おかあさん」
「鮎美ちゃん…」
鮎美の目は陶然と紅く目元を染めてすっかり妖しいマゾの本能を開花させている。
敬愛する母親と同じように志郎に犯して貰うのが自分には相応しいとさえ思い始めている。
「鮎美、脱げよ…そうしたら仲間に入れてやる」
「志郎さん…?ああっ嫌ァ!!…やめさせて」

鮎美はパジャマのボタンを外しはじめる。あこがれの母に似せて伸ばしているセミロングの髪を跳ね上げて、パジャマを脱ぎ捨てる。興奮に上気した肌はピンク色に輝いている。ベージュ色のブラとパンティだけの姿になって、一度、溜め息を洩らして胸を抱くと背中に腕を廻して、ブラのホックを外した。
「鮎美ちゃん、どうして…」
「志郎さんが好きだから…おかあさんと一緒がいいの」
ユサユサ、と胸を締めつける布地の拘束を解かれた若い双乳が揺れて、そのボリュームを誇らしげに誇示する。そのままブラを床に脱ぎ落とし、身を屈めてパンティの端に手を掛けると今度は躊躇いもなく剥き下ろしていく。そして、生まれたままの姿になると、恥ずかしそうに顔を赤らめながらも細く引き締った脚を広げて自分の淫らさを少年にアピールする。美少女は自分で自分の秘唇を二本の指で左右に広げて見せた。そこは既にグッショリ、と愛蜜で濡れていた。
「お願い。鮎美にも…志郎クンの熱いので私を犯して」
「あんっ…うう、駄目ぇ鮎美ちゃん…」
「そろそろイきたいんだろ、綾奈。イかせてやるっ」
「あン、あ…ハァン…アフフン、いやっ!…イヤぁっ」
志郎は抱え込んだ美母のウェストを両手で掴むと下から腰を揺さぶり、突き上げてて綾奈の中へと逞しいシャフトを送り込む。力強い注送に綾奈もうわ言のように娘の名前を呼びながら絶頂へと追い詰められていく。
「ダメェ…んくっ…あんっ…いいの…イイッ!…」
「娘の前でも感じるのかい、綾奈」
「ヒィィッ…イヤン…、あああ…いっちゃうぅ…イクゥーッ!!…」
「おぅっ…綾奈、いくぜ」
とうとう娘の目の前で絶頂を極めてしまう綾奈。もう娘のことを憂える余裕はなかった。ただ、ひたすらに貫かれ、そしてそれに応えて尻を振る。怒張から噴き出した精が美母の子宮を焼き尽くし綾奈の脳裏を真っ白に染めていく。
その一方で、鮎美は母が絶頂を迎えた瞬間を見届け、覚悟を決めるとパンティを脱ぎ下ろし、瑞々しい美少女の裸身を弟の前に晒した。
志郎は射精の途中で美母の蜜壷から肉茎を引き抜くと、そのまま後ろ手に戒められた美女を床に転がり落とす。綾奈はビクッビクッ、と痙攣して四肢をわななかせている。
「鮎美、綺麗にするんだ」
「はい…志郎、さん」
熱い息を吐いて官能の残り火に喘いでいる美母のとなりに跪くと、母が呼んでいたように志郎を呼んだ。そして、母の蜜と志郎の精でドロドロになっている肉茎を握ると舌先を伸ばして清め始める。
「どうして欲しい?鮎美」
「ふぅ…ん、おかあさんと同じがいい…縛って犯して下さい」
「鮎美も縛られるのが好きなんだろ?初めてのときも縛られてたしな」
「縛られると燃えるんです…ああん…美味しいです、志郎さんのこれ」
鮎美は自らの変態性を吐露してしまうと一層恥ずかしそうに顔を上気させて虚ろな眼差しでひたすら志郎のペニスをしゃぶり尽くす。
「そうか、ようし縛ってやる。後ろを向け、鮎美」
「嬉しい…」
最後に弟の怒張にひと舐めすると後ろ手に腕を組んで背中を向ける。志郎はグイグイと姉の細腕を押さえつけながら自分が着ていたバスローブの紐で鮎美の腕を縛り上げる。
「あうっ…ひぃぃ…素敵です…」
「なんだ、もう感じてるのか、真正のマゾだな、鮎美は」
「あぅぅ…志郎さん、マゾの姉さんを許して」
後ろ手に縛られただけで鮎美の媚肉は狂おしいほどに蕩けてしまっていた。恥ずかしいまでに愛蜜を垂れ流して、男を迎え入れることだけを欲していた。志郎はその姉のヒップを抱えると、密で濡らした指で鮎美の菊座を湿らせると怒張の切っ先を押し当てる。
「ああ、許してやるぜ…マゾの姉さん」
「あっつぅ…痛い、ひぃぃ…ああっん…くっうぅ…んんっ」
言葉で辱めながら姉の菊座に剛直をめり込ませていく。鮎美は後ろ手の縛めを受けて身動きもままならず、背筋をピーン、と張って後ろから陵辱されるに任せている。後ろの処女を奪われる苦痛と汚辱に悲鳴を上げる鮎美。
「へへ、凄いな、…鮎美の中は。スゲー締めつけるぜ」
「ああ…ん、お尻が熱いの…焼けちゃうぅ…」
志郎は姉の腕を掴んで引き起こすと胸の膨らみを両手で揉みしだく。志郎の手の中に収まり切らず、掴んだ指の間からはみ出すほど量感がある肉球を、好い様に揉み潰す。
「んっ…あんっ…いいっ…ああっ、お尻が感じちゃうの…」
「鮎美も母さんと一緒だな。お尻がいいんだ」
「あんあんっ…志郎さん、お尻に下さい…志郎さんの熱いのをもっと…」

「あ、鮎美…鮎美ちゃん…ああ、なんてこと…」
綾奈はようやく官能の底から気を取り戻すと目の前で繰り広げられる痴態に呆然として喘いだ。娘が、志郎に後ろを犯されているのだ。とうとう、鮎美まで痴獄へと堕ちてしまったのだ。
「へへ、どうだ?綾奈。娘の犯されている姿は」
「ダメ…お願い、やめさせて、志郎さん」
「おかあさん、鮎美はいいの…鮎美は志郎クンに抱かれて幸せなの…」
「鮎美ちゃん…」
綾奈が自らの淫蕩さを責めている間にも志郎は激しく鮎美の菊座をズンズン、と貫き犯しぬく。鮎美の秘唇からは愛蜜がトロトロと零れていく。
「あんっ…いいの、感じちゃうぅ…ああ、志郎クン、来てェ…」
「綾奈、鮎美のオマ×コを犯してやれよ」
「そ、そんな」
「命令だぜ、綾奈」
「おかあさん、鮎美のオマ…オマ×コ、舐めてぇ」
「出来ないなら、もう可愛がってやらないぜ」
「ああっ、御免なさい、鮎美…おかあさんは志郎さんの奴隷なの」
綾奈は志郎の膝の上で大きく脚を広げて後ろを犯されている娘の下半身に顔を伏せると、爛れた娘の秘唇を精一杯細く突き出した舌先で抉っていく。そして娘の愛蜜を啜り上げる。
「あハァン、んっんんっ…イイッ、あん、おかあさん、いいのォ…」
「んっ…んくっ…ああ、鮎美ちゃんのオマ×コ美味しいわ…」
「ひぃっ、イク…ああっ、鮎美、もう、イクーッ!!…イク…」
「俺もいくぜ…鮎美ぃ」
前と後ろのダブル相姦に鮎美は堪えられず瞬く間に絶頂へと追い詰められる。志郎も追い詰められ姉の菊座を激しく貫き、そして射精の瞬間、剛直を鮎美の中から引き抜くと、その切っ先を娘の秘唇を犯していた美母の顔面へと向ける。
「!!」
ドピュ、ドピュウ、と白濁液が綾奈の美貌を汚していく。綾奈はそれを顔をそむけもせず受け止めながら、自らも絶頂へと導かれるのを感じていた。
「ああん、いっちゃう…綾奈も…いきます…」
折り重なって気を失い倒れ伏す母と娘、二人の女たちを見下ろしながら志郎は満足げに微笑んだ。

志郎は美母と美姉が二人とも失神してしまうと戒めを解いて二人の裸身をともにベッドに担ぎ上げた。そして体中についた精や汗をタオルで丁寧に拭うと、シーツを二人の胸元まで掛けてやった。
二人の寝顔を見ていると、姉妹のような錯覚すら憶える。目鼻立ちといい鮎美は綾奈にそっくりだった。それでいて、まだ成熟しきらない蕾のような繊細な線の作りは年頃の美少女特有のものでそれは綾奈にはない鮎美の魅力だった。
今日、何度と無く噴き上げたのに綾奈の寝顔を見ていると志郎の肉茎はムクムク、と膨らみ始めた。志郎はマザコン気味なのかもしれない。今は母と娘、二人とも自由に出来るとはいえ、最初に憧れの美母を抱いた感動はなにものにも代えがたいものがある。
最高の女で童貞を捨てたのだから。綾奈だけが持つグレードの高さ、とでもいうべき、落ち着いたたたずまい、ただそこにいるだけで絵になってしまう存在感は一種の才能といってよかった。そしてそんな高級な女を所有するステータスは志郎の脳髄をいたく刺激した。
志郎は、綾奈の躯を覆うシーツを剥ぎ取り、裸身を露わにすると美母の上になって躯を重ねる。そうしておいて、盛り上がった乳房の膨らみを握り、揉みしだく。手の中に収まりきらないほど量感のある膨らみを捏ね、掴み、好い様に弄んだ。
「う、うん、…ぁん」
「目が覚めたかい?母さん」
薄目を開けて志郎の姿を認めた綾奈は、一瞬、身じろぎをして戒めが解かれたこと、そして隣では娘が横になっていること、そして志郎に肌を重ねながら弄ばれていることを見て取った。
「綾奈、俺のこと恨んでるかい」
「志郎さん、私、貴方のこと、そんな風に思ってないわ」
「俺は鮎美も抱いたんだぜ」
「志郎さんは鮎美ちゃんをどうするつもりなの?やっぱり奴隷なのかしら」
「そんなこと聞いてどうする」
「鮎美ちゃんを守ってあげて。私はどうなってもいいから」
綾奈は視線をそらせて呟いた。
「じゃあ、綾奈は奴隷でいいんだね」
「…はい。何でも言われた通りにしますわ」
「綾奈…キスしよう」
「…はい、志郎さん…んっ」
綾奈は志郎の首に腕を廻して甘えるようにしがみつき、ディープキスを交す。
「約束する。姉さんは俺が守るよ…だから綾奈は俺の女になれ」
「私は今までも、これからもずっと貴方だけのものよ。…愛してるわ」
"愛している"という言葉を唇で紡ぐときだけ、綾奈はポッ、と恥じらって頬を染めた。そのまるで美少女のような表情が堪らなくエロティックで新鮮な色気を醸し出す。志郎は美母の背中に腕を廻すときつく抱き締めて唇を貪った。

小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 9/13

官能小説
05 /18 2015
-9-

バカンス-陵辱の季節-第9章

綾奈は志郎たちが夏休みになると車を出して高原の別荘地へと避暑に訪れる予定を立てた。志郎の祖父の別荘を一週間ほど借り受けている。志郎や鮎美と親子水入らずで濃密な時間を過ごすため夏休みの間しばらくはそこで過ごすつもりだった。

荷物は姉がまとめているので、何もすることのない志郎は綾奈が車を出すのに付き合って車庫の扉を開けながら義母の夏らしい装いを眺めていた。

ノースリーブのブラウスからすらりと伸びた肩から腕の白さが眼に眩しい。長い髪を片方に纏めてスカーフで結んでいる。襟元からは艶めかしい胸の双球がブラウスの胸元を押し上げ深い双球の谷間が成熟した女の色気を醸し出している。黒のミニスカートからは艶めかしい素足が惜しげも無く晒され、モデルのようにすらりとした脚線の美しさといったら絶品だ。
自宅の庭の薄暗い密室で美女を乱れさせる妄想に志郎の獣欲が騒いだ。
「母さん、今日も素敵だね」
「え?…、あん」
背中から抱き締められたくましい少年の腕の中に閉じ込められる。美母の躯からは馥郁たる香水のそこはかとない馨りが漂い少年の劣情を刺激する。
志郎は綾奈のうなじに唇を寄せながらジーンズの前の部分を美母のヒップの膨らみに押しつける。そのまま貫きかねない勢いで綾奈の腰を突き上げると、アフフン、アハンと喘ぎ声を上げて美女は切なそうな息を洩らし始める。
グイッとスカートの裾を捲ると大人しく抱かれるままにしていた美母は少年の手を押さえて拒んだ。だが、それを振り切って綾奈の下着に直接触れて、美女の恥ずかしい部分を指先で嬲り立てる。
「だ、駄目よ」
「なにが」
「私、運転できなくなっちゃうわ」
「それは困るな」
言いながら太腿の内側を撫で上げる。美女のそこは日頃のジム通いで引き締っている。つややかな肌の感触は熟女特有のしなやかさに溢れている。
「だから…許して…ん」
「じゃあ、咥えてよ、俺の」
「ええっ、そんな匂うわ…いやぁ」
嫌がる綾奈を無理矢理に車庫の暗がりで跪かせる。その美貌は屈辱と恥辱に喘いでいるものの強引に屈服させられる被虐に妖しい色に染まっている。ジーンズの中から先程までヒップに押し当てていた剛直を目の前に取り出す。それは見事に反り返って少年の下腹に張り付いていた。志郎は己が剛直を美女の顔面に押し付けた。
「咥えなよ、欲しいくせに無理するなよ」
「駄目です…こんな」
「ほら早くしなよ、姉さんが来ちゃうだろ」
否やはなかった。もう、この目の前で期待に燃えている少年の獣欲を唇で鎮めるしかない。しかたなく諦めて肉棒を掴むと自らの唇に招き入れた。長さといい太さといい見事な少年の剛直をズリュッと呑み込んでいく。
「んんっふん…む…はむっ」
「美味しいだろ?俺の」
綾奈は少年の言葉嬲りに美貌を歪めて必死に舌を絡ませて小さな朱唇いっぱいに咥えた肉棒全体を出し入れして少年を射精に早く導こうと奉仕に懸命だった。奉仕を強制され仕方なく憶えさせられたにしては綾奈自身の天性のものもあってか絶妙なテクニックで志郎の劣情を追い込んでいく。
肉竿全体を蜜壷を貫かれる様に似せて出し入れさせながら舌を絡めカリの部分では首を縦に振って微妙な刺激を加えてくる。肉茎を翻弄する美母の手練手管に堪らず志郎は上ずった声を上げる。
「おうっ…綾奈のおしゃぶりは最高だな」
志郎の手が少年の足元に跪いた性奴の頭を愛しげに撫でる。綾奈は性奉仕の賛辞に恥ずかしさで真っ赤にしてひたすらに肉棒を啜りあげる。淫蕩な牝奴隷の性を暴かれれば暴かれていくだけ綾奈自身の官能も深くなっていく。
「ああ…、いいぜ、いきそうだよ」
「来て…綾奈のお口に出して…欲しいの、志郎さんの熱いミルク」
「へへ、それじゃリクエストに応えるとするか」
「ぐっ…ううっ」
志郎は綾奈の後頭部を掴むと美母が喉を塞がれる苦しさに喘いでいるのを無視して喉の奥まで怒張を突き立てる。綾奈は目元に涙を浮かべて少年の責めを受け止める。
その強引に責められる被虐感が綾奈の性感を高めていく。背筋をビクビクッと強ばらせて官能が走り抜けていく。媚肉の奥から愛蜜が溢れていくのを感じて形のよい太腿を擦り合わせていた。
「で、出る、母さん…出すよ」
少年の呻きにも似た声と同時に射精が始まった。喉の奥に叩きつけるように精が噴射していく。それを必死に呑み干していく。息も絶え絶えに鼻息を荒くして喉を降りていく粘っこい液体を嚥下していく。そうしないと苦しくてむせてしまうのだ。やがて射精が終わり脱力した志郎が怒張を美母の唇から引き抜く。
「ハァン…ああ」
綾奈の唇から抜き出された剛直はまだ勢いを保ったままそそり立っている。その様を嬉しそうに見上げながら綾奈は根元から舌先を近付けていく。そうして肉棒にまみれた精の残滓を舐め上げ綺麗にしていく。
「美味かったかい?綾奈」
「はい…志郎さんのミルク、とっても濃くって美味しいです」
妖艶な表情を浮かべた美貌は凄絶な色気に彩られている。
「運転できるかい?母さん」
「あ…、できますわ」
「よかった。それじゃ姉さん連れてくるね」
「うん。車を表に出しておくわ。」
「おっと、忘れてた」
美母が立ち上がり車のドアに手を掛けたところで背中から襲う。車に綾奈の躯を押さえつけて細いウェストに抱きつく。そしてジーンズ越しに後ろから貫くポーズでグイグイと怒張を押しつける。
「あん…また…なの?志郎さん」
「パンティ脱ぎな」
「えっ、そ、そんな…」
「どうせ濡れてるんだろ?ノーパンの方が気持ちいいよ」
「…はい」
綾奈は恥辱に美貌を紅潮させながらも従順に志郎の命令に応えて、後ろ姿のままミニスカートの裾を捲り、パンティの縁に手を掛けた。染み一つ無い白い尻肉が露わになっていく。ヒップを志郎の方に突き上げるように身をくねらせて下着を剥き下ろしていく。
「ああん…恥ずかしいわ」
少し前屈みになって美脚からパンティを抜き取るとき、綾奈の秘唇と菊花が志郎の目の前に晒される。少年の視線を感じて美母は菊花をヒクヒクとわななかせる。その下で秘唇から溢れた愛蜜の滴がキラキラと輝いている。
「やっぱり濡らしているね、母さん」
「見ないで下さい…」
少年の視姦に抗議する美母の声は弱々しい。震える手で脱いだばかりの下着を志郎に手渡し、不躾な視線から隠れように身を竦ませる。その姿態がなんとも男の嗜虐欲をそそる。志郎は白いヒップの膨らみに手を伸ばしてその柔らかな美女の肌の感触を堪能しつつ菊花から秘唇へと指を進めていく。
「へへ、よくフェラだけでこんなに濡らすよな」
「綾奈は…マゾだから…濡れてしまうの」
「やっぱり欲しいんだろ?俺のを此処に入れたいんだろ」
秘唇から溢れる愛蜜を指先で菊花に導く。そして人差し指で媚肉を犯しつつ、菊花には親指を沈めていく。
「ひぃぃぃ…あくぅ…駄目ぇ…」
綾奈は車のドアに掴まって美脚をピーンと張り、尻を高々と少年に差し上げて蜜壷と菊座両方の同時陵辱がもたらした強烈な官能をブルブルと背筋を突っ張って受け止める。
「ああん、あンっ…んく…ひいっ、イイっ」
「凄いよがり声だな、そんなにいいのかい?母さん」
「あふん…志郎さんのイジワルぅ…綾奈、壊れちゃう…」
肩越しに濡れた眼差しを志郎の方に向けて訴える。官能に支配された頭には運転のことも避暑地のことも消え去っていた。
「もう姉さんの準備も終わると思うけど運転できるの?こんな調子で」
「あ…イヤぁ…私、できない…」
「どうして欲しいんだい、綾奈」
「きてぇ…綾奈を獣みたいに犯して…」
「駄目だよ。そんなことしたら運転できないだろ?」
「欲しいの…志郎さんの逞しいのが…ああん」
しかし、志郎は美母の要求を無視して指を引き抜いてしまう。美女の狼狽が激しくなる。媚肉の肉襞が志郎を求めてひくひくと蠢く。
「いやっ!!志郎さん、いかないで…綾奈、狂っちゃう」
「ちゃんと運転したら後で御褒美をあげるよ、母さん」
「そんな…あく…んっ…」
綾奈自身の垂れ流した蜜に塗れた指を美母の頬になすりつける。志郎は地面に崩れ落ちそうになりながらも車のドアにしがみつき、苦悶の表情を浮かべている美女を捨て置いて駐車場から出ていった。
「あ…うう…志郎さん、待って…置いて行かないで」
絶頂を迎える寸前で放り置かれた秘唇を持て余して悲嘆に暮れてしまう。体が疼いて抑えが利かなかった。綾奈はどうにか車のシートに身を滑り込ませると熱い溜め息を洩らして全身を駆け抜ける官能の疼きに堪えるしかなかった。

放心状態の美母を置いて志郎は姉を呼びに行く。志郎の指でエクスタシーの高みの寸前まで追い込まれた所で放り出された美母が躯の疼きを鎮めるには少しばかり時間が必要だろう。
玄関の上がり口に荷物を並べて忘れ物がないか確認している鮎美に笑顔を向けて抱き寄せる。今日の鮎美の出で立ちはよく実った乳房の膨らみが目立つTシャツの上からヨットパーカーを羽織り、デニム地のミニスカートからは形のよい美脚が伸びている。愛する弟のまるで自然な行為に戸惑いを憶えながらも鮎美は躯を少年に預ける。
「姉さん、可愛いよ」
「あん…志郎クン、だめ…」
志郎の手がミニスカートを捲り下着越しにヒップを撫で上げると、やんわりと弟をたしなめる。だが、そんな声をものともせず、より過激にグイグイと尻の割れ目に沿って責め嬲り始める。鮎美は太腿を擦り合わせて喘ぎながら志郎の胸板に胸の膨らみを押し付けて震え始める。無理矢理に性感を昂ぶらせられて困惑の色を深めていく。
そんな姉の表情と胸板で潰れる乳房の感触を堪能しては責め嬲る指をパンティの縁からくぐらせて直に鮎美の弱い部分を陵辱する。
「ダメぇ…許して…んんっ」
「気持ちいいんだろ?無理するなよ、鮎美」
「いや…志郎クン、お願い…やめて」
だが、志郎の指は女の源泉を突き破り、蜜壷を我が物顔で抉り、姉の道具の具合をはかっている。美少女の蜜壷は志郎の陵辱を待ち望んでいたかのようにしとどに潤い、簡単に指の侵入を許してしまう。
「へへ、もうグショ濡れじゃないか」
「ひぃぃ…」
指先を鍵のように曲げて秘唇の中ほどを掻き上げる。そうすると、面白いように美少女の躯が跳ねて快感を訴えてくる。
「いい…いっちゃう…ああ、志郎クン、イク…」
必死に少年にしがみついてエクスタシーに震える鮎美。
「イっちゃったのかい?酷いな、置いてきぼりかよ」
「あふっ…志郎クン、鮎美がご奉仕しますわ」
「へえ、鮎美も奴隷が板についてきたね」
「んっ…志郎クン…淫らな鮎美を許して」
そう言って志郎の足元に自ら跪くと、その細く華奢な指先で器用に志郎のジーンズのジッパーを下ろすと、トランクスから弟の肉茎を導き出すと、可憐な唇に咥えていく。
「上手くなったね、鮎美。」
「ん、はむっ…、ぅん…気持ちいい?志郎クン」
「最高さ、姉さんもいいんだろ?」
「はい…あぁ…鮎美はマゾだから…おしゃぶりして濡れちゃうの」
確かに自ら言うだけあって弟のものを頬張りながら揃えた太腿を擦り合わせている。
「うう、そろそろ出すぜ…鮎美」
「ああっ…鮎美もイきます…一緒に…志郎クン」
志郎は姉の後頭部を掴むとグイッとばかりに怒張を美少女の喉奥にまで突き刺す。そしてそのまま押さえつけたまま射精を始める。ドピュッ、ドピュウッ!!と濃くネバネバした精液が鮎美の喉を直撃していく。
美姉は愛しい弟の下腹部に顔を押し付けられたまま、喉に打ち付けられる濃い精液を夢中で嚥下していく。愛しい弟の体液が喉を直撃したその瞬間、痺れるような官能が背筋を走りぬけ、声を洩らすことも出来ずただ肢体を痙攣させて絶頂を噛み締める。弟への奉仕で絶頂を迎える背徳感と恥辱がまた快感となって全身を痺れさせるのだった。
弟の性器から唇を離すと目元を潤ませてうずくまる。熱い溜め息を吐いて悦楽の余韻に耽っている。ときおり、媚肉から淡い疼きが蘇ってきてそのたびに熱い溜め息を吐いた。
「もう荷物はOKかい、姉さん」
「ええ、…志郎クン、お願いしていい?」
「うん、姉さんは少し休んでから来なよ、おかあさんには言っておいてあげるから」

旅行用のバッグを手に、玄関から駐車場へのスロープを降りていく。初めて美母を抱いたあの日と同じ車、アウディのシートで綾奈は瞳を伏せたけだるそうな美貌を傾けて、眠っているようにもみえる。だが、志郎が近付いてくるのを見ると、ハッ、と視線を起こしてはじけるような笑顔を見せた。
「どうだい。落ち着いたかい?母さん」
志郎は荷物を手に運転席のシートに座っている綾奈を見据える。汗をかいてはいるものの特に気分が悪いようには見えない。
「ええ、もう大丈夫よ」
「良かった、運転できるね?」
「うん、まかせて…んっ」
志郎は綾奈のほうに身を乗り出すと、美母の顎を押さえて唇を奪う。しっとりとした美女の口腔の感触を味わいながら舌を滑り込ませると綾奈も、それを受け入れて自ら舌を絡ませていく。
「向こうに着いたらいっぱい可愛がってやるぜ」
「…はい」
志郎の一言で美貌を真っ赤に染める美母。

鮎美は志郎の責めで濡らしてしまった股間をトイレで綺麗にして身支度を済ませると、家の錠を下ろして母と弟が待つ駐車場へと向かった。志郎は後ろの座席で大きめの荷物の隣で席を占領していた。
「志郎クンは後ろなの?前の方が眺めがいいわよ」
「いいんだよ、美人が2人並んでると絵になるだろ」
「うふふ、なぁにそれ」
「それに前の座席だと姉さんが見えないじゃないか」
「もぉ、ふざけてるのね」
本当は弟と並んで座りたかったが母と自分を並べて座らせようと気を使っているのは分かっていたので鮎美は仕方なくナビシートに腰を沈めた。
隣でハンドルを握る母の姿を見て鮎美はいぶかしんだ。
「おかあさん、気分悪いの?」
「え、大丈夫よ鮎美ちゃん。でもどうして…?」
「だって、いっぱい汗かいてるんですもの。今日は涼しいくらいなのに」
綾奈は志郎との情事を思い出して顔を紅くする。でも、それを知られてはならない。咄嗟に嘘をつく。
「ええ、車の中が暑かったのよ。ありがとう、心配してくれたのね」
「うふふ。おかあさんは私の憧れですもの。当然よ」
「じゃあ、出発するわよ」
アウディを車道に進めると手馴れた様子でハンドルを切り回す。

途中、ドライブインで一休みする。夏休みの旅行とてさすがに人出もあり、道も込んでいる。ドライブインの休憩所も人がかなり出ている。
「わたし、ちょっとトイレ行ってくるわ」
鮎美が車を飛び出していく。
「母さんはいいのかい?」
「私はまだ平気よ」
「そうか。なあ、シートを倒してみなよ」
言われるままにシートを倒すと志郎の手が美母の頬に伸びてくる。母の美貌の微妙なラインを楽しむような慈しむような動きで指を滑らせる。それを綾奈は少年の方に美貌を傾けて志郎の手が撫でるまま、されるがままにして気持ち良さそうに微笑んでいる。
「好きだよ、おかあさん」
「志郎さん…私も貴方が好き」
「綾奈」
「奴隷でもいい、貴方を愛しているの」
「俺は綺麗な綾奈が好きなんだ」
「嬉しい…」
綾奈は眼を閉じて志郎の手の動きに酔い痴れる。女の肌を弄ぶような指の動きが朝の陵辱の残り火を呼び覚ましていく。その手が頬から喉へと降りていき胸元に滑り込む。ブラに包まれた豊かな盛り上がりを下着越しに掴み捏ね上げる。
「あん…感じちゃう」
「ノーパンの具合はどうなったんだ」
「綺麗にしましたわ」
「見せてみろ」
綾奈は命ぜられるまま、ゆっくりと閉じていた膝を開いてミニスカートの裾を持ち上げた。志郎によく見えるように尻を持ち上げる。下腹に張り付いた美女の繊毛の下で秘唇が息づいていた。美女の体内の奥深くまで刺すような鋭い視線が秘唇を嬲る。綾奈は志郎の視線を媚肉に受けてカーッ、と美貌を真っ赤に染めてしまう。このまま、視姦が長引けば折角、綺麗に後始末したのにまたヌレヌレにしてしまうかもしれなかった。ブルブル、と美脚が震える。
「もういい?」
「ああ、いいぜ」
綾奈はホッ、と息を吐いて脚を閉じてミニスカートの裾を戻した。
そこに鮎美が戻ってきた。再び、車を走らせて別荘地へと向かう。

高原の避暑地に向かう道に入ると車の通りも少なくなる。ここの避暑地は会社を経営する祖父がトップを務める企業グループが買い占めていて無関係な一般の客は入れない閉ざされた楽園なのだ。入り口であらかじめ指定された身分証を示すと、厳重なゲートの中へと通される。
緑の多い丘陵の頂きに立つ別荘の駐車場に車を停めると、志郎は美母から鍵を受け取り別荘のドアを開けた。初夏の熱気がそのままこもっているかのような蒸し暑さだ。すぐにエアコンのスイッチを入れて志郎には懐かしい記憶を呼び覚ます建物の天井を見上げた。
「ねえ、素敵なところね」
「ほんとうね」
「いいところだろ?おじいさんに感謝しないとね」
母と娘は荷物を手に玄関を抜けてすぐのフロア入ってきて驚いている。その声に応えて振り返る。ここには昔、実母が健在だった頃にバカンスを楽しんだところだ。その思い出の場所に新しい母と姉とともに来ていることは感慨深い。
志郎は綾奈の手から荷物を受け取ると姉を連れて子供部屋に向かう。夫婦の寝室とは別に子供たちの部屋がそれぞれ違う階にあつらえられている。子供部屋はそれぞれ3階部分にあるが十分な広さがありまったく不都合がない。鮎美と志郎は同じ階の隣同士だ。まるでホテルのツインルームのような広いベッドと部屋の構成をしている。建物は外観はログハウスのような見栄えだがそれは見た目だけで中身は最新の設備が完備している。
「荷物が片付いたら、ちょっと散歩しない?いいところがあるんだ」
「ええ、いいわ」

小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 8/13

官能小説
05 /18 2015
-8-

バカンス-陵辱の季節-第8章

初秋のよく晴れた日曜日、姉の鮎美の学園の文化祭が開催されていた。志郎は母・綾奈の運転する車で文化祭に向かっていた。

綾奈は今日は娘の学校の文化祭ということで割とシックな装いに身を包んでいる。シルクのノースリーブのブラウスの上からジャケットを羽織り、胸元には金のチェーンが輝いている。膝より少し短い丈の浅くスリットの入ったスカートを着けている。太腿は付根まで隠す黒いストッキングをガーターで吊っていた。そして高いヒールのパンプスできめている。

よそ行きの服装としては普通の物なのに綾奈が着ると途端に艶やかになる。ブラウスを内側から押し上げる乳房は弾けそうなほど実っていて胸元は窮屈そうだったし、ウエストはあんなに細いのにヒップと太腿は張り詰めてスカートの中でぷりぷりと息を潜めている。長くすらりとした形の良い脚の美しさは絶品で男の視線を集めずにはいられない。彫りの深い美貌は、男なら誰でも振り返らずには置かせないほどの妖艶な魅力をたたえている。長い黒髪はしっとりと濡れたようにぬめ光っている。男を誑かすためだけに生まれてきたような妖艶なエキスを全身から発散している。

綾奈はハンドルを握りながら切れ長の瞳の中に憂いを含んだ眼差しを助手席に座る少年に投げ掛ける。その途端、美女の眼差しには優しい笑みが浮かび、美貌全体を彩る。その頬には若干、薄く紅色がさしている。

志郎はネクタイを締めた学生服姿だ。少年らしさを十分に残した甘いマスクに男らしい鋭さを秘めた口元は成長期特有のナイフのような危い雰囲気をも合わせ持っている。少年は瞳に何も写していないかのように静かに座っている。

綾奈は少年の虜だった。夫が海外へと長期の単身赴任をしてから二人きりになれる時間をなるべく多く作るように心がけている。といって娘への愛情を疎かにしているわけではない。比重は確かに志郎へかける愛情の方が高いのだが。娘を育てた経験はあっても男の子はない。だから少年がどんな考え方をしているか、母親に対してどんな反応をするのか、まったく未知数なのだ。

少年のことを深く理解するためにもスキンシップは必要だった。たとえそれが躯を提供し、性奴隷として奉仕することだとしても。

信号待ちの間中、志郎の横顔に無意識の内にに視線を向ける。少年の眼差しは綾奈を見ていない。その凛々しさと幼さのアンバランスな魅力を秘めた横顔に一瞬見惚れた。息子に惚れる、そんなことがあるのだろうか。息子は綾奈を陵辱のさなかで犯し、牝奴隷として虐げ、恥辱を与えた。だが、今の綾奈の心境にはそれが一番しっくりする表現だった。
志郎さんが望むならこの体を捧げるのも厭わない…。いつのまにか肉体だけでなく心まで息子に捧げていた。

「おかあさん…」
「な、なに?志郎さん」

「信号変わったよ」
「あ、そ、そうね」

慌てて発進させる。いつのまにか夢中になって凝視めていた。ハンドルを切り回しながら胸の鼓動がドキドキと早鐘のように打ち、母親が息子の横顔に見惚れるというはしたない行為に顔を赤らめる。
やがて車は鮎美の高校の外来用駐車場へと入った。空いているスペースに見事なハンドルさばきで停める。エンジンを切りキーを抜くと、少年の方に向き直った。

「ねえ、おかあさん行く前にしゃぶってよ」
「えっ…そんな」

「おかあさんの顔見てたらムラムラしてきちゃったんだ。責任とってよ」

カーッと美貌を染める綾奈。
志郎は言っている間にもスラックスのジッパーを下げると中からここの所頻繁に牝の蜜を吸って逞しくなった肉茎を取り出している。隆々としたシャフトからは車内に若い精のフェロモンが溢れ出す。

少年の手の中で勢いを持て余している肉棒を見るとも無しに見せ付けられて美母の朱唇はわなないた。ハァ、という溜め息を洩らして全身を襲う戦慄に空しい抵抗を試みる綾奈。だが、生々しい息子の怒張の勢いを目の前にすると綾奈の性感は昂ぶりを見せていた。両腕を抱いて肩で息を吐く。媚肉の奥から滲み出す蜜液が下着を濡らしてしまう。毎日のように嬲られた躯はコントロールする術を失っていた。

「嫌です、こ、こんな…」
「そうかな?触ってみれば気が変わるんじゃないかな」

「や…だめぇ」

理不尽な申し出を拒絶した美母の手を強引に引き寄せると、剛直を握らせてしまう。離そうとする細い手を逃がさないように上からしっかりと押さえつけながら、綾奈の手で自分の物をしごく。

「い、いや」

熱く、脈動する肉棒の感触に綾奈は太腿を擦り合わせてしまう。逞しい剛直で貫かれる妄想にとりつかれていた。志郎は美母がいつしか熱い吐息を洩らしているのに気付くと上から押さえていた手を離した。
綾奈は少年が自分の淫らな姿態を眺めているのに気付くゆとりも無かった。志郎が強制していないにもかかわらず自分からすすんで少年に肉棒をしごき上げては、ハア、ハア、と息を荒げて太腿を擦り合わせていた。

「そろそろ咥えてよ」
「ああ…私、こんな」

肉棒をしごいている自分自身の手を凝視めながら、その手の動きを止めることが出来ない。もっと、もっと、と肉棒が快感をせがんでいるような錯覚に頭がクラクラとしてくる。志郎の方に身を乗り出して剛直を、恍惚に震える両手で捧げ持ち接吻ける。
"だめ…こんなことしては…でも、ダメ"
僅かばかりの理性が拒否する行為を、手が、舌が、嬉々として受け入れていく現実に綾奈は自分で自分を呪った。怒張から零れる先走った液体に細い指先はグッショリと濡れていた。それを紅い舌先が掬いとり、啜る。そして肉棒を口腔深く呑み込んでいく。

「ああ、いい…いいよ、おかあさん」

美女が口唇奉仕するのを見下ろしながら、時折、長い黒髪を梳き上げて奉仕に没頭する淫らな横顔が隠れないようにする。
もう、迷いは無かった。頭を上下に振って唾液を肉茎全体に塗しながら舌を絡め、精を啜る。

「下さい…志郎さんのミルク…あん…欲しいの」
「う…出すよ、おかあさん」

「いいわ、呑ませて」

美母の口腔にドクッドクッと濃い粘液が注がれる。志郎は綾奈の髪の毛を握って頭を引き寄せる。喉の奥まで突き立てられた怒張から大量の精が流し込まれていく。それを綾奈は鼻を鳴らしながら美味そうな音をたてて呑み干していく。
ひとしきり噴射が終わると綾奈はその後始末をする。ペニスを頬張ったまま肉棒に絡まった精液の残滓を舌先で丁寧に舐め啜りとる。その一連の動作は既に何回も慣れ親しんだかのように自然だった。

車を降りて玄関に向かう。運転席から立ち上がるとき綾奈は荒い息を吐いて志郎に支えてもらわなければ立っているのも危うかった。志郎は美母の腰に手を廻し、足元のおぼつかない美女の肢体を支える。それはヒールの所為ばかりとは言えなかった。いつもこってりと濃い志郎の精を呑まされると綾奈は躯が快感を求めるようにスイッチが入ってしまう。そういう風に志郎に調教されたのだ。

玄関で履き物を変えると玄関を抜けて昇降口を上がった。女子校特有の華やかな雰囲気に妖しいムードを感じる。

教室棟の廊下に設置されたベンチに綾奈を座らせる。美母は息をようやく整えたところだ。

「まだ顔が赤いよ、お母さん」
「志郎さんが意地悪するから…」

かあっと赤い顔をまた赤くする美母。美女が困ったような顔をするのは何とも男の嗜虐欲をそそる眺めだ。

「美味しかったかい僕のミルク?」
「…はい」

もう綾奈の顔は真っ赤だ。先刻までようやく息を整えていたのは全く無駄になってしまった。教育棟の廊下で言葉による羞恥責めに綾奈は気が気でなかった。目の前を誰か通るたびに淫蕩な自分の性を暴露してしまいそうだ。志郎は綾奈の腕を取ると立ちあがらせる。

「そろそろ、おねえさんの所行ってみようか」
「そ、そうね」

気が紛れるなら何でもよかった。志郎と一緒の時間を過ごす時間が多ければ多いほど自分の正体を無くしてしまいそうだからだ。もうフラフラという感じで、頭一つ分高い志郎の肩に凭れるようにして歩いている。

今年の姉のクラスの出し物はお化け屋敷だという。まあ、何処の学園祭も似たようなものでマンネリを責めるのは酷というものだ。志郎は姉のクラスに着くとさっそく姉を呼び出した。鮎美は母譲りの美貌だけに誘惑も多いらしく、取り次ぎも楽ではなかった。しばらく待たされた後、なにやら手に持ったまま鮎美が黒い垂れ幕の向こうから出てきた。
「あっ志郎クン来てくれたのね。嬉しい」
鮎美は志郎の顔を見るとポッ、と顔を赤らめた。この学園でも1、2を争うほどの美少女の微笑みを独占していると思うと気分もいい。ましてその美少女は既に自分の奴隷なのだから。
「おねえさんはまだ暇じゃないの?」
「ごめんなさい、1時から体が空くからもう少し待ってて。帰っては嫌よ」
志郎はそっと姉の頬に指先を伸ばす。鮎美はその手を取って頬に当てる。一瞬だけ時間が止まり、また流れ出す。
「うん、待ってるから」
「…はい」
姉の従順な返事を聞くと志郎は踵を返した。
今は未だ昼過ぎだ。鮎美の体が空くのには時間がある。志郎は美母のところに戻ることにした。綾奈は美術室にいた。絵やオブジェの展示そのものはたかだか生徒の作品だけにたいした物があるわけでもない。だが、一番高い階にある美術室は見晴らしも良いし、屋上へ抜けるには近道だし、人の出入りも少ないとサボるには何かと都合の良い場所ではある。
綾奈は展示に見飽きたのか、美術室のテラスに凭れてぼんやりとしている。
美女はただぼんやりとしているだけでも絵になる。事実、綾奈の方をちらちらと視線を向けている見学者が結構いた。そんな中を真っ直ぐに近付いて美女の肩に手を掛ける。
「おかあさん、具合はどう?」
「ええ、もう大丈夫。御免なさい心配掛けちゃって」
心配掛けるようなことをしたのは、志郎なのだがそれはおくびにも出さない。
「おねえさん、まだもう少しかかるみたいだから…」
「…もう少し楽しもうか」
志郎は美女の肩にかけた手に力を込めて囁いた。それは調教の合図だった。駐車場で口唇奉仕をさせただけでは飽き足らず、まだ弄ぶつもりなのだ。綾奈の美貌に陰が差した。
「そ、そんな、もう許してくださぃ…」
「さ、行こうか」
強引に美母の腕を取って引き立てていく。美女と少年のやり取りに視線を送るギャラリーは何事かと驚いているようだ。が、綾奈の狼狽をよそに志郎は綾奈を連れ添ってそこを出た。
向かったのはVの字の教育棟で美術室の反対側の屋上に通じる階段の一番上である。こちらからは屋上に出ることは出来ない。締め切られている屋上への扉の前はちょっとした踊り場になっている。ここは機械室に通じる扉の前なので普段は立ち入り禁止になっているところで、誰も近付かない。志郎にとっては都合のいい場所である。
「嫌です…鮎美ちゃんに知られたら私…」
壁際に追いつめると脅えて逃げようとする美母を後ろから抱き締める。
そしてうなじに顔を埋めてブラウスの上から胸をまさぐる。初めは嫌がっていたもののうなじを熱い舌で責められると途端に力を抜いて志郎の愛撫に身を任せる。
「あ…いや…んっ」
「大丈夫だよ、心配しないで」
気休めを言ってブラウスのボタンを外し始める。すっかりブラウスの前の部分をはだけさせるとブラジャーをずらして、豊満な乳房を掴み出して揉みしだく。娘の学び舎で肌を露出させられる恥辱に息を荒くしてしまう。スカートのホックを外されて、床に落ちる。ガーターで止められた黒いストッキングとベージュのパンティが艶めかしい対比を見せている。志郎は尻の上からパンティの縁に手を掛けると一気にまるで桃の皮を剥くように引き下ろした。
「ああっ…こんな…私…」
恥辱に身悶える美母のヒップを愛でるように撫で上げる。
「堪らないね、学校で見るおかあさんのお尻は」
遠慮無く撫で回しては尻の割れ目に指を添えた。その指を亀裂に沿って撫で下ろしていく。綾奈はガクガクと震える脚を突っ張って志郎の責めを甘受している。息子の指が菊門で止まると狼狽は強くなる。
「ああっ…ダメェ…」
だが指は菊門を通りこし後ろから美女の媚肉へ突き刺さった。そこは駐車場での口唇奉仕によって既に牡を迎え入れる準備が整っていた。その中心をこね回し、指の第一関節まで一気に差し入れる。
「凄いね、ミルク呑んだだけでこんなになるんだ」
「あうっ…綾奈は…淫乱なんです、ああん…だから濡れちゃうんです」
美母は既に牝奴隷に堕ちていた。志郎の指の動きに翻弄されるまま性奴の言葉を吐いていた。壁に腕を突っ張って、尻をプリプリと淫らに振り立てて主人の責めを甘受する。裸の乳房が尻を振るたび淫らに揺れている。
「淫乱な奴隷にはお仕置きが必要だね?」
「ああ…お仕置きを下さい…。」
志郎はスラックスの前を開くと怒張を取り出して、美母の後ろから貫く。
「ああっいいです…志郎さんの…」
綾奈は既に娘の学び舎にいることを忘れて喘いでいた。パンパンと打ち付ける志郎の腰にタイミング良く尻を高々と持ち上げて押し当てていく。
「ふふ、おかあさんは牝犬みたいだね」
「ああん、綾奈は犬なんですぅ…いやらしい牝犬なの…」
そのまま犬の交尾よろしく激しく尻を掴んで貫き、また貫く。志郎も姉の学び舎で抱くシチュエーションにいつもより燃えていた。そのまま放出の衝動を抑えることもせず、予告無く射精する。
「ああっいや…そんな嫌です…あぁん」
エクスタシーへと登るまでの途中で一人取り残されたまま精を注ぎ込まれ、不満気に尻を振る美母。だが、志郎はさっさと身繕いをしてしまう。
「ほら、おかあさんも着替えてよ。おねえさんとの約束の時間だよ」
「そんな…酷いです」
強引に床に散らばっていた服を押し付けられ不満そうな綾奈。その表情は喩えようも無く淫らだ。しかたなくパンティを引き上げて、スカートを穿く。志郎はブラウスのボタンを留めてやった。
「腰を下ろして」
「え、…はい」
「後始末忘れてるだろう?」
志郎は無理矢理美母を膝間づかせると怒張を朱唇に捩じ込む。
「あ…申し訳ありません」
志郎の命令には逆らえない。綾奈は情交の余韻に疼く躯に耐えながら志郎の怒張を口に含んだ。そして先程まで自分の体内にあった肉棒を愛情を込めて舌を絡め、精液を啜った。志郎の怒張を清めながら膣に注ぎ込まれた精液が逆流してきて下着を濡らすのを感じていた。
"ああ…溢れてきちゃう…いやぁ"
志郎は恥辱に顔を歪めつつも肉棒を啜る美女を楽しげに見下ろしていた。

鮎美は母親の様子を見て気色ばんだものの志郎を疑う素振りは全く見せず愛しい弟との逢瀬を楽しんでいる様子だった。志郎は途中で綾奈を駐車場に置いてある車のドアに寄り掛らせて様子を見た。
「おかあさん大丈夫?」
「ご免なさい、私のせいで」
綾奈は志郎が本当に自分を大切に思っていると信じて疑わない。志郎は荒淫にやつれたような美女の艶めかしさにゾクゾクした。思わず美母の顎尻を捉えると接吻を交す。
「アァァ…ン…」
舌を絡め合い互いの唾液を啜った。志郎が唇を離すと綾奈はエロティックな眼差しを恍惚に染めていた。
「欲しそうだね?イキたいんだろ、綾奈」
「…ああん、志郎さんのイジワルぅ」
事実、先程の陵辱で中途半端に犯されて女芯がくすぶって仕方が無いのだ。志郎は美母の上半身をバックシートにうつ伏せに倒すとドアを開けたまま綾奈のスカートを捲り始める。
「だ、ダメよ、こんな場所で…誰かに見られるわ」
綾奈は無理な姿勢で体を捻じると志郎の手を掴んで裾を戻そうとする。駐車場は木立に囲まれているし校舎からは距離があるので校外の通行人に目撃されることは考えにくいがそれでも他の来客の車が並んでいるし、いつ誰かが近付いてくるか知れたものではなかった。
だが、志郎はそんなことを気にも留めることもなかった。
「そのほうが刺激があって楽しいよ」
「あんっ駄目っ」
美母の手を振り切ると腰の上まで捲りあげたかと思うと素早くパンティを母の成熟しきって脂ののった見事なヒップから剥き下ろし、白日のもとに綾奈の下半身を露わにしてしまった。
「ああ、あ…恥ずかしいわ…」
剥き出しのヒップに風を感じて綾奈は戦慄を覚えた。あまりの恥辱に目を閉じて悲鳴を噛み殺す。
志郎は陽光の下で輝く母の白いヒップを撫で回している。綺麗だ。染み一つ無い丸い豊満な膨らみを好い様に触わりまくる。
「綺麗だね、おかあさんのお尻」
「あんっああん…」
楽しそうに母の尻を撫で回す少年と対照的に綾奈は志郎の手が這うたび甘え泣きを漏らしている。
志郎は尻肉の狭間で菊座がヒクヒクと蠢いているのを面白そうに見つめた。
ここはまだ「処女」に違いない。まだまだ開発の余地はある。
スラックスのチャックを下ろすと既に漲っている怒張を取り出し、母の女陰に添えた。そこは先刻の陵辱の痕で爛れたようになっている。美麗な媚肉の肉襞は淫らな蜜を吐き出して男を迎え入れる準備を整えて待っている。
「入れるよ、おかあさん」
「はい…」
昼間の駐車場で日の光の下で犯される異常なシチュエーションに二人とも燃えていた。怒張が根元まで押し込まれると綾奈はアスファルトに踏ん張った長い脚をピーンと張って、快楽を噛み締めている。
「ひぃぃぃ…イイ、イイの…あん」
「おかあさん、いつもより締まるね」
「あん、だって、だって…ああっ、イイ…」
志郎は怒張を母の膣の奥深くまで貫き、そして引き戻すとまた力の限りに貫いた。綾奈は淫らな腰の動きで少年の肉棒を締め上げ、粘膜を削るような荒々しい肉棒の勢いが与える悦楽に酔い痴れていた。
志郎は激しく母の中に突き入れながら目の前の菊座を狙っていた。そして指を母の中から溢れる愛蜜で濡らすと尻肉の割れ目を押し開く。次に母の中に突き入れるタイミングに合わせて、愛蜜に濡れた指で菊座を貫いた。
「あ?ああっ…あん、いいっッ…イクぅ…いっちゃうぅ…」
「おおっ…凄いぃっ、俺も出る…」
菊座を貫かれた綾奈はその衝撃に瞬く間に絶頂に追い立てられ何度も意識を失いながらエクスタシーの波に飲み込まれていった。
志郎も菊座に指を食い込ませるたびに凄い締め付ける美母の膣に翻弄されドクッドクッ、と精を噴射していく。少年の肉茎を咥えこんだ媚肉の合わせ目からは精と愛蜜の混ざった液体が溢れて、美麗な綾奈の太腿の上を流れ落ちていく。
可憐な菊座も少年の指を咥えこんだままヒクヒクと妖しく蠢いていた。

「凄かったね、おかあさん…」
「いやっ、そんな言い方しないでください…」
志郎は綾奈をバックシートから引き起こすと駐車場のアスファルトに跪かせて、後始末をさせている。まだ、姉に付き合ってやらねばならない。少年の肉茎に舌を絡ませている美母は肛門を犯されかけたことがショックで美貌を真っ赤に染めている。
「後ろを責められてあんなに感じるなんて本当に淫乱なんだね、綾奈は」
「言わないで…」
少年が新たな陵辱の対象を見付けたことを絶望的に悟っていた。だが、その絶望もすぐに甘い官能へと変貌してしまう。再び、肛門を責められてはしたない姿を晒してしまうことを想像すると、全身を甘い疼きが走るのだった。
母が浮かべた恍惚の表情に、志郎は美母の意志を感じ取る。
「想像してるんだろ?おかあさん」
「…はい」
「また、して欲しいかい?」
「あ、綾奈は志郎さんの奴隷です…また苛めてください」
隷従の言葉が躊躇いも無く口をついて出る。口に出すとまた羞恥心に頭がくらくらとしてくる。志郎は後始末を終えた綾奈の腕を取って引き立たせて抱き寄せる。人形のように力の抜けた美女の躯を抱きながらまるで年下の女を扱うような仕種で綾奈の髪を撫でている。
「ふふ、可愛いな、おかあさん」

志郎は綾奈が自分と彼女自身の後始末を済ませて、身繕いを終えると窓を開けて車内にこもった淫臭を追い出しながらバックシートに美母を横たえた。
「帰るまで休んでて、おかあさん」
「ウン…少し休むわ…」
綾奈は志郎の言うことをおとなしく聞いて帰るまで休んでいることにした。
志郎は自分の制服のブレザーを綾奈の肩にかけてやる。
「ありがとう志郎さん」
綾奈は少年に優しく微笑みかけながら感謝の言葉を口にした。少年の気遣いが嬉しい。綾奈は瞳を閉じた。

志郎は姉のところに戻った。
「おかあさん、どうしたのかしら…」
まさか志郎が奉仕させ強姦紛いに犯したとは想像だにしないだろう。志郎は姉の腰に手を廻して抱きよせる。
「ちょっと疲れてるみたいだけど大丈夫だよ」
「そう、良かった」
志郎に甘えかかりながら微笑む。志郎はあらためて姉の姿を鑑賞する。普段見慣れている制服姿だが学校にいるときは、やはり雰囲気が違ってみえる。さらさらと流れるようなセミロングの黒髪、制服の胸元を押し上げる膨らみも、ミニスカートから伸びる太腿も、全部自分のものだ。こうして抱いていると熟れ頃の少女独特の甘い匂いが志郎を堪らなくさせる。
「あん、駄目ぇ」
志郎の腕の束縛から逃れて鮎美は隣に並んだ。
「ね、お化け屋敷、もう入った?」
「いや、まだだけど」
「じゃ、行きましょう」
志郎は姉に引っ張られるように教育棟の階段を駆け登った。そこは黒い垂れ幕で窓の明かりを遮って作られた二つの教室程の広さの空間だった。
「そういえば…おねえさん、こういうの平気だっけ?」
「志郎クンと一緒だから平気よ」
ま、いいか。志郎は姉の座興に付き合ってやることにした。腕を組んで入り口をくぐった。
「ね、絶対に手を離さないでね」
「ああ、大丈夫だって」
平気といっていた割には結構、不安げではある。そんな表情も可愛いと思った。
不意に何かが目の前を横切った。なにか、夜光塗料で塗られた物らしかった。
「きゃあッ、嫌ぁ、志郎クンいるよね?」
「ああいるってば」
こんな子供だましで嬌声をあげる姉が何と無しに可愛い。志郎は暗闇でどうせ誰も見ていないと思って姉の躯を抱き寄せてその柔らかい美少女の肌の感触を楽しんだ。
「やん、駄目っ、志郎クンってば」
鮎美はすぐに志郎の目論見に気づいた。学校でしかも自分のクラスの出し物の中で恥ずかしい目に合わされては堪らない。しかし、志郎は姉の体を放そうとはしない。それどころかスカートを捲り上げて太腿の合間に指を差し込み、腿の内側の敏感な部分を撫で上げる。
「あふっ…嫌です…こんな」
鮎美が目元に涙を滲ませて抗議するのも構わず、下着の上から媚肉を擦りあげる。鮎美は志郎の凶行に何でもないように振る舞いながら他の誰にも気付かせないように裏方の休憩所へと志郎を誘導する。その間も弟の指はぐいぐいと下着越しに女芯を抉り、鮎美は必死に声を漏らさないようにしていた。
「咥えてよ、おねえさん」
「だ…だめよ…」
弟の精を呑まされたら最後、もう学校に出てこれないほどの痴態を晒してしまう。まさか自分が母親同様の調教を受けているとも知らず、鮎美は弟の命令を拒んだ。
「そう…仕方ないね」
鮎美はほっと息を吐いた。愛しい弟が求めることなら何でも応えてあげたい。でもそれがために学校に来れなくなるのは嫌だった。
「そのかわり…パンティを脱ぐんだ」
「えっ…」
「帰りは一緒に帰れるでしょう?その時までの辛抱さ。」
「ああ…そんな」
「嫌なら咥えるんだね」
志郎は美少女が卑怯な選択に困惑する顔を楽しげに見ていた。鮎美は何か決心したような諦めの表情を一瞬浮かべた。
「わかったわ…脱ぎます」
そう言ったかと思うと鮎美はスカートを捲くり上げ、下着に手を掛けた。いつも家では志郎の前でやらされる儀式を思い浮かべながら白い下着を剥き下ろしていく。いつも志郎に求められたときは弟の見ている前で全て脱ぎ捨てるのだ。二人だけのストリップショウ…。そんなイメージが鮎美の理性を奪っていく。
"はあぁ…"
学び舎での淫蕩な恥ずべき行為に身をやつす自分の浅ましさに溜め息を漏らすと先程まで自分の秘所を覆っていた小さな布切れから脚を片方ずつ抜いていく。そして脱ぎ終えたばかりの下着を弟に差し出した。志郎は姉の股間を隠していた小さな布切れを丹念に調べなる。
「ああ、鮎美の脱ぎ立てのパンティ、いったい幾らで売れるかな」
「いやっ…やめて」
弟が今脱いだばかりのパンティを広げてチェックしているのを見て居たたまれなくなる。先程の強引な愛撫で蜜が零れたのを知っているからだ。志郎は下着の染みに鼻を近付けてクンクンとその匂いを嗅いだ。
「やっぱり濡らしたんだね」
「はい…」
「見せて…本当に脱いだかどうか」
「…はい」
鮎美は志郎の求めに応じてスカートの前の部分の裾を掴むとおずおずと腹の上の方まで捲り上げる。学び舎で露わになった美少女の下半身に志郎は興奮していた。弟の視線が股間に突き刺さるのが分かる。いや感じるのだ。媚肉の入り口が羞恥責めでひくひくと振るえているのが自分でも分かった。
「ああ、綺麗だねあねえさんのオマンコ」
手を伸ばして割れ目の上を彩る草叢を指先で梳き上げる。鮎美は学び舎で恥ずかしい姿をとらされ、しかも誰か同級生に見られるかもしれないという脅えとで、ブルブルと震えていた。
「もう、もういいでしょう?」
鮎美は弟が媚肉の合わせ目を指先で擦ると腰が砕けそうになってしまい、立っているのが辛くなる。弟の指が柔らかな秘所の襞肉を掻き分けて我が物顔で姉の躯の中に侵入して行く。鮎美はもう荒い息を吐いて志郎の為すがまま、ただじっと弟の陵辱行為に堪えているだけだ。
「ふふん、やっぱし、したくなっちゃったな」
「え…ええっ?そんなぁ…」
「場所を変えよう、おねえさん。いいところがあるんだ」
志郎は姉を母を陵辱したあの場所へと連れて行った。空気がうまく喚起されないで淀んだようなそこは先刻の陵辱の残り香が漂っていた。かすかに母の身につけていた香水の匂いもする。
鮎美は弟に抱かれたままここに連れ込まれたときも既に濃厚な弟の悪戯に胸や尻を撫で回されて意識を朦朧としているようにみえた。美少女の怠惰で無気力なその表情は限りなく女のエロシティズムに溢れて天性のマゾの表情を見え隠れさせている。
「ね、ねぇ、本当にするの?」
「勿論さ。さあ、そこの手すりに掴まって後ろを向くんだ」
「ああっ、こんな…」
志郎は姉が渋々ながら自分の命令に従うのを確認すると制服のスカートを腰の上まで捲り上げ裸になった尻肉を掴んだ。
「あうっ…乱暴にしないで…」
「尻を突き出すようにするんだ、鮎美」
「は、はい」
呼び捨てにされて弟の衝動が昂ぶっているのを感じ取った。鮎美は長い脚を突っ張って、自らピンク色に染まった綺麗な桃のような尻を高々と差し上げた。
「こ、これでいい?」
「上出来だよ、鮎美。よく分かってきたじゃないか」
姉の桃尻の丸みをピタピタと撫で回し調教の成果に満足する。
「あん、恥ずかしいです。こ、こんな格好…」
「でも感じるんだろ?おねえさん」
それは事実だった。実際、先程教室の控え室で受けた愛撫に加えて、この場所で恥ずかしいポーズを自分で取ると、媚肉の合わせ目から愛蜜が溢れ出してくる。それはその恥ずかしい責めを自分の体が求めていることの証だった。
「はい…鮎美は感じちゃうの…」
制服のままで学び舎で陵辱されることが鮎美の性感の昂ぶりを徐々に加速していく。弟の掌が自らの尻を愛撫している感触が本当に学び舎で恥ずかしい姿を晒していることを実感させて、鮎美の恥辱に火を注ぐ。
「おねえさんはこっちはまだだったよね」
「あひぃ…そこは違います」
志郎の指が尻肉の狭間を開いて菊座の周りを撫で回し始めるのを感じてうろたえる。菊座はまだ開発されていなかったし、媚肉を責められるより恥ずかしい。
弟の指がそこを離れたと思うと再び中心に添えられた。
「あっ!!嫌ぁ…やめて…恥ずかしいっ」
志郎は既にグショグショに濡れて蜜を太腿に垂れ流している姉の媚肉のぬかるみで指先を濡らすと鮎美の菊座に指先をめり込ませ始めた。ここが姉の処女地だと思うと余計に犯したくなる。
「あっううっ…嫌ぁ…ひぃぃ」
恥ずかしい排泄器官を犯される恥辱に鮎美は媚肉が引き攣るような壮絶な官能の疼きに背筋を悪寒が走るのを何度も何度も感じた。そのたびごとに強烈なエクスタシーを迎えていた。愛蜜が止めど無く流れていく。その滴が床に垂れ恥ずかしい水溜まりを作っていく。鮎美は完全に自分を失っていた。
「ひぃぃん、あんっあんっ、あああ…」
志郎は姉が悲鳴を上げて絶頂を噛み締めている表情を嬉しそうに見つめた。そして、姉を翻弄させていた姉の排泄器官を犯していた指を引き抜き、代わりに姉のドロドロに熔けた媚肉を怒張で貫いた。鮎美は後ろを貫かれているような錯覚に弟の怒張を無意識に締め上げる。
「くぅっ…きついな、おねえさん」
「ダメぇ…だめなのっ…いい、いい…」
志郎は姉の尻肉に爪を食い込ませて、まるで後ろのように締め上げる姉の媚肉の感触を堪能する。
「ああっいいぜ、最高だよ鮎美のココ…」
「いいっいいのぉ…志郎クンもいいの。志郎クン、素敵ぃ…」
「く…出すぜ、鮎美」
「はい…んっ、来て…鮎美のなかに…ひぃぃ」
志郎は姉を手すりに押し付けてそのままの姿勢でグイッグイッと鮎美の中を突き上げながら噴射する。鮎美は初めて自ら志郎を求めた。汗にほつれた髪の毛を纏い付かせ、上気した美貌を捻じって弟に接吻を求めた。志郎は鮎美の要求に応えて唇を重ね、舌を絡ませ合う。
おびただしい量の精が鮎美の子宮を直撃し蜜壷を満たしてそれでも足りず二人の肉の合わせ目から溢れて姉の太腿を汚していく。志郎は姉の舌を吸い上げながら、予想外の効果に満足していた。これで完全に鮎美は堕ちたことを確信していた。

志郎は悦楽の余韻に荒い息を吐いている姉の中から怒張を引き抜いた。そして鮎美を跪かせると後始末を命じた。姉は弟の怒張に潤んだ視線を向けると愛しげに舌を絡ませていく。姉の口唇奉仕に怒張は再び漲ってゆく。鮎美はかたくなった肉茎を唇をいっぱいに開いて受け入れ、呑み込む。自分の愛撫で弟が感じているのを見ると嬉しくてもっと奉仕したくなる。
「うっ、おねえさん、上手くなったよね」
姉の技巧の上達ぶりに志郎は目を細めた。
「美味しいかい?僕の」
鮎美はそれに返答するかのように熱いまなざしで弟の顔を見上げ、肉茎を吸い上げる。
「ああ、おねえさんの唇、オマンコみたいだ…」
いつしか、姉の技巧に追い詰められている。鮎美の奉仕の技巧の上達ぶりが嬉しかった。志郎は鮎美の頭を掴むと姉の唇を媚肉に見立てて激しく突き立て始めた。喉の奥まで入り込む荒々しい行為に鮎美は弟の為すがままに唇を犯されるのを許した。
「だ、出すよ…」
鮎美は静かに目を閉じる。やがて喉奥まで突き立てられた肉茎から若々しい弟の逞しさに相応しい大量の精が注ぎ込まれていく。それをゴクッゴクッと本当にミルクを飲むように嚥下していく。志郎が放出しおわると再び後始末に熱中していた。

志郎は姉の股間を丁寧にポケットティッシュで清めてやると、手を貸して立たせる。パンティは奪ったままだ。鮎美は体の力が抜けてしまってふらふらと立っているのもやっと、という感じだった。
「動けるかい?」
「…駄目みたい。私、今日はもう帰るわ」
「ごめんね、僕のせいで…」
鮎美は志郎が謝るのを聞くとゆっくりとかぶりを振った。
「違うわ、志郎クンのせいじゃないわ。志郎クンは悪くないの…」
「おねえさん…」
志郎は鮎美とくちづけを交す。姉の躯に腕を廻して抱き締める。セミロングの黒髪を梳き上げると姉独特の甘い匂いが鼻腔をくすぐる。背中を撫で下ろして、制服の上からヒップを撫でる。アフン、と姉の鼻から溜め息が洩れた。
「も、もう駄目よ…感じちゃうから」
「あ、うん。じゃあ帰ろうか」
「ええ」
鮎美は嬉しそうに志郎の腕に腕を絡ませてもたれかかる。どこからみても恋人同士にしか見えない。鮎美は時々すれ違う友人にそれを見咎められると、嬉しそうに「そうよ、恋人よ」と自慢げに吹聴した。志郎はそんな姉のはしゃぎぶりを楽しく見守っていた。

駐車場に停めてある車に近付くと、綾奈は子供たちが腕を組んで歩いてくるのをみつけて微笑みを返してくる。その様子だと運転にも差し支えないだろう。
志郎のブレザーは畳んで助手席に置いてある。そして学園祭は終わりを告げた。

小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 7/13

官能小説
05 /18 2015

-7-

バカンス-陵辱の季節-第7章

今日は綾奈の付き添いで街に車で買い物に来ていた。
久しぶりに二人きりのデートということで綾奈ははしゃいでいた。息子と街で買い物をする、それだけで別に何かを期待しているわけではないのだが、何故か胸がときめいてしまう。それは家族の一員としての愛情というよりも恋に似ていた。強姦まがいに犯されて隷従を誓わされた今でも、その感情は変わらない。

今日の綾奈は志郎と街に出かけるというのでお洒落をしている。上半身はノースリーブのシースールーな白いブラウス。下着も肩紐の無いハーフカップの黒いブラジャー。肩には黒のカーディガンを掛けている。下半身はサテンのグレイっぽい短めの巻きスカートでパンティストッキングはつけない。パンティはブラとお揃いの黒のものをつけている。それに涼しげなサンダルを履いている。
髪はいつもストレートに伸ばしている綾奈には珍しく藤色のリボンで途中をとめている。
志郎も、わざわざお洒落に決めている綾奈に少なからず妥協していつものラフな格好ではなく、それなりにカジュアルな格好をしている。
彫りの深い美貌と刺激的なグラマラスボディをした美女が奔放な肌を露出した格好をしていると男たちのみならず女性たちも綾奈に視線を送ってくる。

車の運転席に座る綾奈を助手席から見るとまるで挑発している風にしか見えない。巻きスカートの布地の合わせ目から剥き出しの太腿が飛び出しているし、短い布地だけに膝を動かすとすぐに下着が顔を覗かせてしまう。

「ねえ、おかあさん」
「どうかしたの?志郎さん」

「それって挑発してるの?」

そう言いながら剥き出しの綾奈の太腿に手を伸ばした。綾奈の太腿を撫で回し素晴らしい感触を楽しみつつ尋ねる。

「パンティ、丸見えだよ」
「あん、触わっちゃダメ…きゃあ、見ないで」

デパートの立体駐車場の一角に停めた車の中で戯れあう二人。綾奈は若い思い人に揶揄されるたび悩ましい表情を見せて艶めかしく弾んだ声を上げる。

志郎は先に降りると、降りてくる美母を車のシートから引き上げて、立たせてやる。立っているだけで強烈なセックスアピールを発散している母の女として完成された美しさをあらためて感じざるをえない。我慢できず、志郎は美母を抱き寄せ唇を奪った。

「んっ…志郎さ…」

綾奈も志郎の求めに応じて体を預けてくる。香水の甘い匂いが志郎を痺れさせる。夢中で舌を絡ませて唾液を送り込む。美母も少年の要求に応えて流し込まれる唾液を呑み込んでいく。
互いにキスの味を堪能し尽くしてから、ようやく唇を離した。志郎は綾奈の装いもそうだが女としてのレベルの高さと、そういういい女を自由に出来るという事実に今更のように感動していた。

「おかあさん、とっても綺麗だ…」
「ありがとう。志郎さんに言われるのが一番嬉しい…」

志郎は珍しく照れている。綾奈は息子の不思議な表情を見あげて、少年が送る賛辞に頬を染めた。

志郎は美女の腰に腕を廻し抱きながら歩いた。エスカレーターを上がり、婦人服売り場に寄る。綾奈はこの繁華街にあるデパートに入っているブティックが気に入っていた。何着か選び、ときおり胸元にシャツをあてて鏡に映している。少し鏡に角度が付くだけでスカートの奥の方まで覗けてしまう。
志郎はこの衆目の見ている前で美母を羞恥責めに合わせることを想像して劣情を大いに昂ぶらせた。

「ねえ、これなんていいんじゃない」
「うーんちょっと派手じゃない?」

どうも露骨に胸元が開いているのは嫌なようだ。それなら今のように大胆に脚を晒しているのは何なのか。女心は分からない、というのが志郎の偽らざる感想だった。
ブティックを出ると水着のショップに入った。思えばあの浜辺での陵辱の時につけていた綾奈の水着もきわどいデザインだった。綾奈のグラマラスなボディにフィットした淫らな布地を忘れることが出来ない。

志郎は自分の選んだ水着を美母に着けさせて、それを剥ぎ取り、美女の中に思い切り精を放つ妄想を抱きながら綾奈を見た。美母は志郎の思惑など知らず、手近の水着を手にとって見比べている。

「ねえ、志郎さん。プールで着るのを選んで欲しいの」
「僕に?僕が選んでいいの」

「だって…、志郎さんに一番最初に見て欲しいから…」

ぽっと顔を赤らめる美母の仕種には淫蕩な気配を感じられた。志郎は甘い疼きを感じながら綾奈の美貌を見つめた。

「じゃあ僕が選んでいいんだね?」
「うん、お願いします」

とはいっても志郎は綾奈に破廉恥な水着を着けさせるつもりはなかった。美母の裸身を堪能するのは自分だけでいい。結局、ハイレグの青いワンピースの水着を綾奈のために選んだ。胸元から臍の辺りまで真ん中に広い裂け目が入っていて、前から見るとつなぎを脱いだような感覚だ。

「これでいいかな」
「うん、いいわ。ありがとう」

「ねえ、ちょっと着けてみてよ」

志郎は試着室のほうを指差して言った。

「え、ええ…いいわよ」
「僕が見張っててあげる」

綾奈は少年の選んだ水着を持ってヒールサンダルを脱いで、試着室のカーテンを閉じた。そして着衣を脱ぎ始めた。たよりない、ただ一枚のカーテンの向こうで志郎は、足元の隙間から綾奈の着替えの進行状況を確認していた。スカートが足元に落ちたとき、志郎はカーテンの端を開けて、頭だけ試着室の中に飛び込ませた。

「どう?もう着替えた?」
「きゃあっ、駄目よ…覗かないで」

下着姿の美女が試着室の中で背後の姿見に張り付くようにして恥ずかしそうに小さくなっている。黒の上下のお揃いの下着だけで試着室に立たされているかと思うと、羞恥心が煽られる。少年の欲情した視線が視姦するように肢体を舐め回し、突き刺さる。かあっ、と美貌を紅く染めていく。
几帳面な綾奈らしく着衣がたたまれて試着室の狭い空間の隅に積まれていた。

「大丈夫だからさっさと脱ぎなよ」
「そ、そんな…お願いですからカーテンを閉めて…」

「ここで犯してもいいんだぜ」
「ああ…そんな」

綾奈は志郎の言う通りするしかないと悟った。早くしないと、店員が気付くかもしれなかったし、他の客の前で肌を晒すことになるやも知れなかった。

「…脱ぎますわ」

美母は窮屈そうな胸元ではちきれんばかりに実っている見事な量感の乳房を黒の肩紐の無いハーフカップブラのフロントホックを外し、少年の目の前に開放する。双球が砲弾のような見事な形状で志郎の目の前に飛び出してくる。それはゆさっゆさっと志郎に触わってて欲しい、と言っているかのように淫らに揺れている。

「ああ…恥ずかしい」

ブラを床に落とすとお揃いのパンティに手を掛けて剥き下ろしていく。少し前かがみになり、乳房を揺らして背を反らせてたわわに実ったヒップからまるで一枚の皮膚を剥がすように下ろしていく。

「ぬ、脱いだわ」

全裸の美女が少年の見ている前でデパートの試着室の中でグラマーな裸身を晒していた。

「パンティを貰おうか」
「えっ…それは」

「ノーパンも涼しくていいよ、おかあさん」

ここへ来て、志郎の目論見を悟った。これが狙いだったのだ。今日の綾奈の短めの巻きスカートといういでたちでは、それはかなりきわどい賭けだ。綾奈の剥き出しの下半身を衆目のもとで陵辱しようというのだろう。

「ああ、意地悪…」

綾奈は脱いだばかりの志郎に渡した。志郎にはどうあっても逆らうことは許されない。少年は母の手の中の黒い布切れを奪うとカーテンを閉めた。

「おかあさんの水着姿早くみたいな」
「あ…はい、もう少しお待ちになって」

少年の姦計に簡単にはまってしまいうろたえ気味の綾奈。だが言われて、のろのろと綾奈は水着をつけてみた。志郎はどう評価するだろうか。それが心配だった。

「どうぞ…」

頼りなく揺れるカーテンの向こう側にいるはずの息子に声を掛ける。志郎はまた頭だけを布の中に入れてきた。そして美女の水着姿を鑑賞する。
綾奈の水着姿はそれなりにいい感じだ。長い脚はしなやかに伸びて白く輝いているし、胸元はもともと綾奈自身の乳房が大きいだけに挑発的なまでにその膨らみを露出している。また、ほとんど下腹の方まで臍より下の方まで前が開いて白く引き締った美母の腹の美しさを際立たせている。

「ああ、とっても似合うよ。プールが楽しみだね」
「そ、そう?ありがとう」

綾奈は胸元やハイレグの脚の付根付近に注がれる少年の視線を痛いほど感じて紅く頬を染めている。綾奈自身はワンピースタイプなので胸元から腹を除けば露出が少ない。志郎の選択に満足していた。

「じゃあ、決まりだね」
「ええ、ありがとう…あ、あの志郎さん」

「なに?」
「パ、ハンティを…返してくださらない」

「駄目だよ、これはお仕置きなんだからね」
「え…何のですか?」

「綾奈が俺以外の男に足や下着を見せ付けようとしたことのね」

言外に綾奈が今日のような足を露出するデザインの装いをしたことを責めているのだ。駐車場の車中でも言われたことを思い出していた。

"挑発してるの…それ"

志郎と一緒にデートを楽しめると思って選んだ失敗だった。綾奈は少年の不興をかっていると思い込み、悄然とうなだれた。

「も…申し訳ありません」
「分かったね?じゃあ早く着替えて」

「はい…ごめんなさい、志郎さん」

綾奈はたった今着たばかりの水着を脱ぎ始めた。今度は志郎が見ていても平気だった。呼び捨てにされたときから、母から性奴へと意識が変わっていたのだ。自然に、従属の意志を込めた受け答えをしていた。志郎に見せ付けるかのように肌を晒した。そして、奪われた下着のこと、それがもたらす恥辱のことを考えると媚肉の奥が妬け付くような感覚が蘇ってくる。

「あぁん…」

剥き出しの乳房の膨らみをかかえて身悶える綾奈。それを楽しげに見守る少年。志郎はカーテンを閉じて、母が出てくるのを待った。

「お待たせしました」
「へへ、ノーパンもいいだろ?綾奈」

「はい…恥ずかしいです」

美女の目元が潤んで妖しい雰囲気を醸し出している。志郎は綾奈の腰に腕を廻して自分の女であることを周囲にアピールした。綾奈は短めの巻きスカートの裾が気になって仕方が無い。
志郎は綾奈を抱き寄せながらスカートの正面を捲くった。綾奈はその動きに全身を硬直させる。志郎の胸にすがり付き、少年の指が剥き出しになった恥毛をシャリシャリと掻き撫でるのに耐えた。

「ノーパンはいいな、すぐオマンコをいじれるしね」
「ひぃぃ…」

綾奈の女の中心を少年の指が犯してくる。下着をつけずに試着室を出たときから蜜壷は潤いを増してきて、少年の指の侵入を容易く許してしまう。愛撫を待ちきれなそうに秘所を犯す指を締め付ける。さらに卑猥な四文字言葉を耳元で囁かれて言葉で嬲りものにされ、綾奈の性感はすぐに臨界点まで登りつめそうになる。

「凄い締め付けだね、おかあさん」
「ああ、お願い…です…指を抜いてぇ」

志郎は綾奈がイキそうなのを見てとると、指を抜いた。美女の蜜壷から抜いた指にはべっとりに透明な愛蜜が絡み付いていた。それを口に含んで舐める。塩っぽい磯の香りの成熟した女の味がする。姉のものとはまた違う。

「美味いね、綾奈の蜜は」
「ああっ、嫌っ…」

綾奈は淫猥な評価にブルブルと体を震わせる。絶頂を迎える寸前で放りだされたため、媚肉が綾奈の意志に逆らって貪欲に収縮を繰り返して、肉体に男を迎え入れるように命令しているかのようだ。

「勘違いしないでね、おかあさん」
「え、…なに?」

「おかあさんの今日のオシャレ、とっても素敵だからね」
「そ、そうなの」

「ああ、こんなふうに楽しめるしね。ねぇ?」

今度は後ろから剥き出しのヒップを撫でてくる。尻肉の丸みに沿って撫で上げられ綾奈には志郎の肩にすがって息を整えることしか返答のしようが無かった。

レジで水着をようやく購入し、志郎は綾奈を連れてぶらぶらと歩いた。せっかく、ノーパンの美女がいるのにどうやって、楽しもうか考えながら書店に来た。
客の多い店で綾奈を辱めてやるか…。
志郎は書店の雑誌コーナーの方に近付きながらぼんやりと考えていた。綾奈はフロア中の客全ての視線が自分に向けられているという錯覚を覚えて羞恥に頬を染める。実際、突然あらわれた美女の艶めかしい姿に色めき立つ客たちはそれぞれの思惑と期待を込めた視線を綾奈に向けてきていた。男たちは欲情に目を血走らせて、女たちは露出過多な装いに身を包んだ同性に対する蔑みを込めて。なかには露骨に剥き出しの太腿に視線を注ぐ男性客もいた。

少年たちが床に腰を下ろしそうな格好で座りながら雑誌を読んでいる前で、足を停める。そして、何食わぬ顔で少年たちの前にある雑誌に手を伸ばし自分も読み始める。
「ね、志郎さん…志郎さんってば…」
ここでも綾奈は注目の的だ。背後に近付いた女の香りに振り返った少年たちが
女の剥き出しの太腿に無遠慮な視線を投げ掛け、そして気付く。少年は真下から綾奈のスカートの中を凝視している。そして、女の美貌とそして胸の膨らみと、そして目の前のスカートの中の剥き出しの女陰と恥毛の生えっぷりに視線を忙しく行き来させ始める。手に握っている漫画雑誌も取り落とさんばかりだ。
綾奈は無論、目の前の少年たちが下着を着けていない女のスカートの中を見ているのにすぐに気付いて、美貌を喘がせる。頼みの綱は志郎だけなのに、その肝心の志郎は美母の恥辱に喘ぐ様をときどき横目で盗み見ながら、それでも放っておく。

「し、志郎さん…許して」

綾奈はもうほとんど限界だった。少年たちがただ、見ているだけでなく、手を伸ばしてきたらどうしたらよいのか。それに目の前で雑誌を広げる少年たちの視線に気付いた周りの大人たちも綾奈のスカートの裾からはみ出した見事な太腿に視線を集めている。中には露骨にじろじろと鑑賞を始める者もいる。
フロア全体の視線を集めているかのような、その視線全部が綾奈をはしたない牝犬だと責め立てているような錯覚すら覚えて、ガクガクと脚を竦ませるばかりだった。

「も、もう…駄目」

志郎はその声を聞くと、すぐに雑誌を投げ捨てると、陥落寸前の綾奈を連れて書店から去った。他の男たちが熱い視線で追い縋るなか、無視して美女を連れて行く。さいわい、誰も追ってこない。
そして階段付近の化粧室まで来ると他に人のいないことを確かめて、紳士用トイレに綾奈の手を引いて強引に連れ込む。トイレの個室の中に二人で入ると鍵を下ろした。二人きりになると綾奈は気を許したのか志郎にしがみついてくる。

「ああ…ひどいわ…志郎さん」
「でも感じたんだろ?楽しんだんでしょ、男たちの視線を」

「あ、あんな、嫌…」

名も知らぬ男たちの視線の痛いような突き刺さる視線を思い出して下肢をわななかせる。二人だけの個室でようやく気を緩めたのか、美母の方から積極的な接吻を仕掛けてくる。志郎もそれに応える。

「よっぽど欲しそうだね、綾奈」

今の綾奈は貪欲な牝そのものだった。志郎の舌を吸い立てながら命令してもいないのに片手で少年の怒張をスラックスの上からその形をなぞり、指の感触だけでジッパーを探し当て、引き降ろしていく。志郎の下着の間から勢いのついた逞しい肉茎を掴み出すと、細い手の中に握り締め、上下に扱き出す。

「あん、ああん、欲しいんです、早くゥ」
「せっかちだな…」

志郎は便器の上に座り、美母に膝の上に跨らせる。

「自分で入れるんだね」
「ああ…、入れます…志郎さん、ごめんなさい」

綾奈は息子の膝の上に跨ると剥き出しの女陰の狭間に志郎の肉茎を導くと腰を落としていく。怒張が呑込まれるように綾奈の中に収まっていく。

「ひぃぃぃ、イイッ、いいのぉ、志郎さんの…いいの」

美母は場所も忘れてよがり声をあげる。尻をプリプリと淫らに振って怒張を締め上げる。志郎も負けじとばかりに、下からズンズンッと蜜壷を突き上げる。

「あんっああんっ、イクゥ…いっちゃうの…」
「早いよ、おかあさん」

「そんな、ああん、でも、イ…ク…」

綾奈は志郎が射精するのを待てずに絶頂を極めていた。少年にしがみついて、膣襞で肉棒を食いちぎらんばかりに締め上げ、ブルブルッ、ブルブルッと腰を痙攣させては絶頂を噛み締めている。

「俺より先にイクなんて許せないな、綾奈」
「アフン、アハァ…ン、ご、ごめんなさい…ああ、またいっちゃうぅ…」

よがり声を上げる性奴を蔑むように見つめる志郎は美母のよく発達した尻肉を掴むと、女の中から怒張を引き抜いていく。

「い、いやぁ…抜かないでェ」

淫らな悲鳴を無視して美女の愛蜜に濡れた剛直が媚肉の狭間から外に飛び出した。綾奈は悦楽から引き離され、荒いため息を吐いて志郎を恨みがましい眼差しで見つめ返している。

「犯して欲しかったら後ろを向くんだ」
「く、ください」

美母は背後の壁にすがるように手をついて裸の尻を高々と息子の方に差し上げる。美麗な綾奈の太腿を愛蜜のしずくが一筋に流れていく。志郎は美母の尻肉の割れ目を指先で広げるとグショ濡れの媚肉の上でひくひくと誘うように蠢いている菊門を眺め、蜜液で指先を湿らすと中心に当てて押し揉む。

「あっああ、そ、そこはダメです…」

拒絶の言葉を吐いて脅える美母の声を聞くのは楽しい。この声を聞くともっともっと苛めてやりたくなる。彼女もそれを望んでいるのだから。

「こっちは"処女"なんだ…?」
「いやぁ…ゆ、許してください…」

「俺が初めての男になってやるよ」

綾奈が嫌がるのも聞き流して、既に綾奈自身の蜜で濡れた怒張を菊門の中心に添えると少しずつ力を込めていく。息子の凶行から逃げようとする美母の尻を爪を食い込ませながらしっかりと掴むと、グイッとばかりに突き入れる。

「痛いっ、痛いわ…だめぇ」
「初めだけだよ、すぐに気持ち良くなるって」

少年が美母の窮屈な後ろの肉洞をメリメリ、と引き裂いていくと、激しい痛みに襲われるのか、綾奈は悲鳴を高くあげる。ここが、デパートの紳士用トイレの一室であることも忘れて。

「も、もう、許して…ください」
「まだ、半分も入ってないよ」

「ああ…勘弁して…」

美女の菊花は無残にも裂傷を引き起こしているのか無理矢理に捻じ込まれた肉棒との間から血が流れ出していた。それが志郎の獣欲をより昂ぶらせる。血を見て美女を陵辱している実感に酔い痴れているのだ。

「あっ…ひぃ…はぁん…むぅ…」

荒い鼻息とともに意味不明の言葉を吐いて体の中心を引き裂かれる激痛に耐えている綾奈だったが、不思議なことに陵辱の度合いが深まれば深まるほど、媚肉はカッカと燃え上がり、秘苑の奥から愛蜜が溢れ出してくる。
とうとう少年の剛直を根元まで、菊門で受け入れてしまった。

「凄いね、ぜんぶ入っちゃったよ」
「ああ…ああん、だめぇ」

「ふふっ、オマンコ、凄く熱いよ。こんなに濡らしてる」
「そんな…うっ…うう」

志郎と直腸で繋がったまま綾奈は媚肉を抉られていつしか官能の渦に呑み込まれていた。恥ずかしい排泄器官の"処女"までも奪われ、もう何もかも諦めたような思いに囚われている。
さらには、先程までは痛みしかおぼえなかった、無理矢理突き破られた肉棒を精一杯に開いて受け止めている菊花の粘膜がジーンと痺れたように熱く火照って、その熱はそのまま媚肉を焦がしていく。

「千切れそうだ…そんなに締めないでよ」
「ちが…違いま…す…くぅぅん」

二本の指で深々と貫かれ、そのまま指先が綾奈の体の深いところで粘膜越しに菊花を散らした肉棒と触れ合う感触に綾奈は狂いそうになる。息の詰まりそうな圧迫感と下腹に込み上げる悪寒とで自分自身を見失いそうだった。
「ああん、熱いわ…感じちゃうぅ…いい…」
はっきりと官能の疼きを認めて快感を訴え始める綾奈。志郎も直腸を無意識に締め上げる美母の粘膜の動きに、菊門深く埋め込んだままの怒張を込み上げる放出の欲求に堪えていた。

「ああ…、たまんないよ…おかあさんのお尻」
「あはん、いいの…綾奈、感じちゃうぅ…」

「か、おかあさん…出す、出すよ…」
「あん、ああん…志郎さん、私も…イク…イクぅ…」

志郎は美母の腰を掴んだまま綾奈の直腸深く精を放出する。
綾奈は躯の奥深くに打ち付ける熱水を感じながら絶頂へと登り詰めていく。トイレの後ろの壁に縋り付き、そのまま崩れ落ちそうな肢体をしなやかな両足を張り詰めて支えているのかやっとだというのに、息子の肉棒が突き刺さったままの尻を知らないうちに小刻みに振って志郎の腰の動きを催促していた。

小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 6/13

官能小説
05 /18 2015
-6-

バカンス-陵辱の季節-第6章

鮎美と一緒に歩いていると男たちの誰もが鮎美に視線を送ってくる。セミロングのウエーブのかかったつややかな黒髪と整った大人びた顔立ちの美少女は実際かなりいい線をいっている。加えてブラウスの胸の膨らみはかなりのものだったし、裾を短く詰めたミニスカートから伸びる形のいい脚のラインも絶妙なバランスを与えている。
こんな美少女を我が物にして好きなように扱える特権を自分だけ一人占めしている気分といったら最高だ。だが、自分の言うことを忠実に聞く牝奴隷に仕立て上げるには未だ調教が足りない。犯して犯しぬいて服従させて母親と同じ血筋に眠るマゾ性に目覚めさせなければ。

「姉さん始めようか」
「ね、ねえっどうしても脱がないとダメなの?」

志郎の前で制服の美少女が羞恥に喘いでいる。姉の部屋の勉強机に腰を下ろして姉が困ったような美貌を歪めているのを楽しそうに見守っている。

「脱がないと汁がついちゃうよ。それでもいいなら構わないけど」
「そうね、…わかったわ」

鮎美は観念して制服のリボンに手を掛けると衣擦れの音を立てて抜き取った。弟は楽しそうな表情を浮かべて姉のストリップを鑑賞している。美姉は弟が薄笑いを浮かべて着替えを見ているのを知って屈辱にブラウスのボタンを外す指をわななかせる。スカートの留め金を外しながら志郎の視線を咎める。

「女性の着替えを楽しむものではなくてよ」
「姉さんは俺の女だからいいんだよ」

「私は貴方の所有物ではないのよ」
「へえ?じゃあこれから何をしようというの。俺のチンポが欲しいんだろ?おしゃぶりしたいんだろ」

「やめてっ!!」

弟の口から野卑な言葉が飛び出すのが耐えられない。まるで人が変わってしまったかのように冷たく荒っぽい弟の態度が信じられない。

「姉さんはこれが欲しいんだろ?」

そう言ってジーンズのジッパーを下ろすと怒張を姉の目の前に晒す。その肉の棒は隆々とそびえて、志郎の手の中でビクッビクッと脈打っている。

「いや…見せないで」
「俺の女だったら咥えるんだよ、…鮎美」

はっ、と志郎を見据える。しかしすぐ視線をそらせてしまう。確かに志郎を求めて我を忘れるほどに自分を慰める姿を目撃されて処女を半ば強引に奪われ、それでいながら躯は快感を貪ってしまった。その事実を突き付けられると、もう志郎の言うことを拒否できないと思った。
呼び捨てにされると無償に血が騒いで興奮してしまう自分が恐い。

「おかあさんのやるようにやればいいんだよ」
「おかあさん…何故?」

志郎は震えている鮎美の腕を掴むと半裸の姉を抱き寄せる。そして無抵抗な姉の唇を奪う。腕を廻して鮎美の躯を執拗にまさぐる。女になりたての姉の肌は掌に吸い付くような堪らない感触をかえしてくる。唇を重ねながらパンティの上から秘唇を責め立てると、ビクッ、と身を堅くする。

「あふっ…ダメぇ…」
「言うことを聞くんだよ、鮎美」

隆々とした肉棹が咥えてくれと言わんばかりに姉の前に突き付けられる。それを見ていると何故か吸い寄せられるような錯覚を憶えてふらふらと弟の足元に跪き、凶々しくそそり立つ肉棒と対面していた。ぼーっと酩酊に近い混乱した意識のまま弟の男根に手を伸ばしていた。

「ああ、凄い…とっても熱いわ」
「へへ、気に入ったかい?姉さんの処女を奪ったんだぜ、これで」

「これが私の中に…ああ太い…こんな凄いものが私の中に…」

鮎美は透明な滴を先端から溢れさせてピンク色に輝いている怒張を上下に撫でながら興奮していた。そして徐々に吸い寄せられるように唇を肉棒の先端に触れさせる。舌先をおずおずと怒張に絡め出すと、もう何か自分の中で責め立てられるものを感じて、可憐な唇を精一杯に広げて弟の男根を咥え始めていた。「ああ…堪んないよ、姉さんのおしゃぶり」

「気持ちいいの?こうすると?」
「ああ、姉さん…凄く感じるよ、気持ちイイ」

鮎美は弟が自分の行為に感じて気持ち良さを訴え始めているのを見ると、もっと志郎を悦ばせてあげたくて熱心に肉棒に舌を絡ませていく。

「くぅ…出そうだ、姉さん」
「いいわよ、志郎クン。姉さんの…お口に出して」

「いいの?ああ、で、出るぅ…」

志郎は拙い奉仕ながらも憧れの姉が自らすすんで咥えてくれ、あまつさえ呑んでくれると申し出てくれたことに感激していた。その一方で姉がまた一歩、性奴へと堕ちたことに手応えを感じていた。
美姉の頭を掻きい抱き、喉奥まで怒張を突き立てる。姉がもがくのを無視して肉棒で強引に姉の口腔を犯していく。鮎美は自ら凶器をすすんで咥え、そして精を呑むことを申し出たのに、弟が自分の好意を無にするような荒々しい責めで応えたことに一瞬驚き、だが、喉を肉棒で塞がれる苦しみにもう、そんなことを考えている余裕はなかった。

「へへ、いいぜ、鮎美。鮎美の口の中、最高だぜ」

姉の口腔を性器に見立てて腰を激烈に突き入れる志郎。その間も粘っこい液体が姉の口の中を汚していく。
しかし、荒々しく責め立てられるほどに躯の中心から湧き出してくる悦楽の悪寒に全身が震えて拒もうとしたいのに腕に全くといっていいほど力が入らず弟の凶行を許してしまう。それどころか躯に火がついたかのように、熱いものが込み上げてきて、媚肉の奥の方から蜜が溢れ出してくるのを感じていた。

"こんな、こんな私、違う…"

喉奥に突き立てられた怒張の噴射が始まると意識が朦朧として太腿を擦り合わせていた。喉を直撃した熱い液体を呑み干しながら美貌を火照らせて自分が弟の男根を咥えながら感じてしまっていることを絶望的に悟っていた。
精を思いのまま姉の中にぶちまけ、そのままの勢いを保っている怒張を、鮎美の唇から引き抜き、姉の美貌に突き付ける。

「後始末もちゃんとするんだぜ、鮎美」
「ああ…志郎クン」

鮎美は精をすっかり吐き出した肉棒を見上げる姉の視線はトロンとまるで霞がかかったかのようにぼんやりとしている。だが、目元は涙を滲ませながらも凄絶なエロティックな輝きを見せている。

「ほら、咥えな」
「…はい」

足元に視線を落とすと跪いた美少女が下着姿も露わな格好で必死になって男のものを咥えている。拙い動きながらも弟の欲望を満足させようと必死になっている。それでいながら、形の良い太腿の間を擦り合わせては、咥えた肉棒への奉仕の動きに合わせて腰をうねらせている。

「咥えながら感じてるんだね?姉さん」
「!!」

「へへ、姉さんもマゾなんだ…?男のものに奉仕して濡らしてるなんて」
「ち、違うわ…」

弟の男根から唇を離して上目遣いに抗議するその表情は今にも泣き出しそうだ。

「そうかな、確かめてみようよ。さあ、立って」

そう言って姉の腕を取って引き立たせる。鮎美は自らの淫蕩さを暴かれる恥辱に脅えていた。志郎は姉のパンティに手を掛けようと手を伸ばす。

「イヤッ…脱がさないで」

弟の手を掴んで必死になってもがいている。志郎が強引に姉の手を振りほどくと勢いあまって鮎美は床に崩れ落ちる。

「ああっ…い、痛い…やめて」

床の上に倒れた姉の躯を難なく捻じ伏せると今度こそ確実に姉の下着に手を掛けて剥き下ろしていく。うつ伏せの姿勢で後ろ手に腕をねじ上げられ、

「姉さん…往生際が悪いな」
「やあっ、嫌なの…やめてぇ」

程よく引き締ったヒップの丸みを布地が滑り落ちていく。ピンク色に上気した肌は少女らしい瑞々しい光沢とミルクのような甘い芳香を放っている。その光景をしっかりと眼に焼き付けながら姉の尻からパンティをむしり取った。

「いや…許してぇ」
「へへ…姉さんのパンティだ。どれどれ」

「駄目っ、見ないで…お願い」

果たして姉の下着のクロッチの部分はねっとりと甘酸っぱい匂いのする蜜に塗れて、しっとりと濡れていた。

「へへ、なんだ。やっぱし濡らしてるじゃないか」
「嫌ぁ…」

「姉さんもマゾだったんだ…間違いないよ」
「そんな…違う、違います」

「じゃあ、なんで濡れてるんだい」

姉の涙に濡れる美貌に、姉の淫蕩さの証明たる濡れた下着を突き付けながら問いただす。鮎美はただ弱々しく首を振るばかりだ。
志郎は剥き出しになった姉の魅力的なヒップに手を伸ばし撫で上げる。

「ああ、姉さんのヒップ、最高だね。このボリュームも堪んないよ」
「ひぃっ…やぁっ…」

鮎美は弟のてのひらで尻の丸みを好い様に撫で回され恥辱に悲鳴を上げている。
無遠慮に美少女の恥ずかしい部分を弄んでは姉の反応を楽しんでいる。

「もう堪んないよ、姉さん。入れてもいいだろ?こんなに濡れてるんだし」
「や、やぁ…」

秘唇を広げると愛蜜が指先にまつわり付く。
美少女のヒップを両手で掴むと目の前に持ち上げ、既にはちきれんばかりの勢いを取り戻している怒張の切っ先を鮎美の媚肉の合わせ目に押し当てる。

「ああっ」
「入れるよ、鮎美」

バックから犯される鮎美。後ろから弟を受け入れ喘いでいる。勢いよく貫かれるたび、ハァッ、ハァッと息を吐いて肉棒が肉襞を擦り立てる感触に堪えている。

「あぁっああ…」

このところたて続けに犯され続けて、ただ弟の欲望器官を受け入れて堪えるだけでなく別の感覚が湧きあがってくるのを感じていた。しかしそれを認めてしまっては自分が弟の言うとおり淫蕩なマゾであることを認めてしまう。媚肉を貫かれるたびに湧き上る快感を必死に押し止めようとする。だがその試みは必ずしも上手くいかず、思わず極まった溜め息を洩らしてしまう。

「どうだい?いいんだろう、鮎美」
「んっ、んくっ…ひぁっ…あん」

なかなか官能を認めようとしない鮎美の悶え方を楽しげに見下ろしながら姉の背筋に指を這い登らせてブラに包まれた乳房をすくい取る。底から揉みにじり爪を食い込ませて掴みながら怒張を抉りこむ。

「あっあんっ…いやっ…」
「姉さんのオッパイ大きくて好きだよ」

「そんな…はぁん…ああっいやぁ」
もう駄目だった。感じやすい胸を揉みしだかれて貫かれると、どうにも抑え切れない。

「ね、ねぇっ…あんっ私…」
「へへ感じてるんだ?姉さん」

「あん…志郎クン…いいっ…いいの」
もう抑えはきかなかった。自ら尻を振って弟の責めを求めていた。

「ああ、やっぱり鮎美もマゾだったんだね」

ボリュームのある姉の乳房を揉み潰して姉を屈服させたことを実感させている。尻を打ち付ける恥ずかしい音が室内にこだまして鮎美の性感を追い込んでいく。

「ハァン、アンッ…イイッ…いいのぉ」
「ああ、出すぜ、鮎美。」

「きて…鮎美の中に…」

姉の求める声に合わせて射精する。ドクッ、ドクッ、と勢いのある精を鮎美の子宮に叩き付けていく。

「俺の女だぜ、鮎美」
「鮎美はあなたの女よ、奴隷にして…」

美少女の尻肉に爪を立てて服従を迫ると、鮎美もみずから隷従を誓う。もう志郎なしには生きられない、と思った。性奴に堕ちてもいい、弟のそばにいられるのなら…。

「ああっ…熱い…」

内臓を抉りぬく剛直の熱に焼かれてプリプリと尻を振る鮎美はいたいけな性奴そのものだった。志郎は姉を完全に屈服させたことを感じていた。

小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 5/13

官能小説
05 /18 2015
-5-

バカンス-陵辱の季節-第5章

浴室から脱衣所に逃げるようにして上がると躯の水気を拭くのもそこそこにしてバスタオル一枚という艶めかしい格好のまま、階段を上がり自分の部屋に飛び込んだ。そして扉を背にしばし立ち竦んだ。まだ息が荒い。胸の上に手を置いて深呼吸する。息は穏やかになってきた。だけども手の震えは止まらない。

ときどき誰も聞いていないことを確認できたときに自分の中に目覚めつつある"何か"を指先で慰めることはあった。それが愛する弟の股間で屹立する男根を目にしたとき、不意にそれが目覚め、鮎美自身"何か"に支配されていた。そして強く弟の男性を意識するとともに理性の箍はあっさりと崩壊していた。鮎美はそれが自分が母親から受け継いだ淫蕩なマゾの血の所為であることを知らなかった。
日頃からあまりに近く弟と接しているが為に弟も一人の男性であることを理解していなかっただけなのだと思う。志郎と冗談交じりに自らの裸身の評価を聞いたとき感じた落胆がそうさせたのなら、それは自分の責任であって決して弟の所為ではない。

ベッドに躯を投げ出し、瞼を閉じた。

「綺麗だ、おねえさんのカラダ…」

弟の声が蘇ってくる。そうすると躯が熱くなってくる。弟の男根を握った手で肩を抱く。そうすると弟に躯を弄られているかのような錯覚すら覚えてくる。志郎の視線が肌に突き刺さる感覚に頬がカーッと熱くなる。

「変よ、こんなのって…」

正直、弟と顔を合わせたときいつも通りに振る舞えるのか自信が持てない。何気ない会話の最中にでも"何か"が目覚めてしまったらと思うと、恐ろしくなる。「いや、いやだ…」
そこへ母が弟の男根を咥えるシーンが予告無く脳裏に蘇る。母はそれをすることを悦んでいた。血管の浮き出た肉茎を美味しそうに舐めていた。そしてそれが出した何かをミルクでも飲むように嚥下していた。そのときの母の恍惚とした表情を見て羨ましいと思った。気がつけば弟の男根を握った指を夢中でしゃぶっていた。一方の手は股間に伸びて、処女の秘唇を嬲っている。

「ああん…欲しいの…志郎クン…きて」

"恥ずかしい…でも志郎クンに見て欲しい…私の本当の姿"
"そんなのダメぇ…志郎クンにだけは知られたくない…こんな浅ましい姿"

浴室での母の凄絶な淫らさを見せつけられた所為で勢いを増して表に脱け出そうとするマゾの本能と、砕け散ってしまいそうな理性との板挟みになっていた。
思いとは裏腹な指が未知の官能を求めて処女の媚肉を慰めていた。

「いい…いいの、ああんっイクぅ…いっちゃう…」

弟の視線を思い出しながら激しいオルガスムに肢体を硬直させる。ピーンと張った背筋を反らせながらも指は女芯を強くこすりあげていた。

翌日、食卓で朝食を摂っていると志郎が階段を降りてきて、鮎美の正面の席に腰掛けた。鮎美は昨晩のオナニーが後を引いて弟の視線が気になって仕方がなかった。何気なくトーストをかじる志郎が視線で制服の上から犯されるような錯覚を覚えるのだ。鮎美はそれが錯覚にすぎないと分かっていてもいつもだったら屈託のない表情を見せて朝のひとときを過ごせるのに今日に限っては気まずい思いをしながら視線を反らせていた。普段なら一緒に家を出るのだが、その日は志郎と一緒にいるのが居たたまれなくなって、先に席を立つ。鞄を取って玄関に向かう。

「あっ、待ってよ。僕も一緒に出るよ」
玄関で靴を履いていると、志郎が駆けつけてくる。まだトーストの半分をくわえたままだ。

「昨日はごめんね」
「えっ」

志郎は玄関の上がり口に腰を下ろして姉の美しい制服姿を見上げながら呟いた。セミロングの髪はヌメヌメと光り輝いて波うち、半袖のブラウスは良く見れば下着が透けてみえる。制服のミニスカートからは健康そうな太腿が惜しげも晒されている。手を伸ばせばすぐに触われる位置にそれはある。志郎は姉の何気ない日常の官能美を鑑賞する。

「お姉さんのハダカ、とっても綺麗だったよ」
「えっ?」

「オッパイもお尻も…アソコもね」

不意にかけられた言葉にかあっ、と顔が紅くなる。やはり全部見られていたのだ。志郎の視線が制服の胸に食い入る気配に思わず鞄を胸に抱き締める。そして太腿もぴったりと閉じ合わせた。昨夜の母の痴態を思い出すと無意識に太腿を擦り合わせていた。

「もう、忘れて、ねぇ」

姉の羞恥に喘ぐ姿を楽しそうに見ながら言葉で追打ちをかける。

「やっぱしお母さんの娘だよね、裸もそっくりだったし」
「恥ずかしいから、やめて…」

「ああ、ごめん」

志郎は靴を履き終えると立ち上がり姉の手を取ってドアを開けた。二人は同じバスで通っている。最寄りの駅までは一緒だ。バス停まで一緒に歩いていく。鮎美はドキドキと胸の鼓動が早く打つのを聞いていた。志郎に握られた手に引っ張られるように歩いていた。握られた手が熱い。それは体温のせいでも日差しのせいでもないことは分かっていた。
やがてバスが着いた。今日も混雑している。二人は何とか立つ位置を確保した。志郎は姉をかばうようにその華奢な躯を抱き締める。いつものことだ。それなのに鮎美は弟の腕の中で恥ずかしさに震えていた。

「あ…んっ」

胸と胸を合わせているせいでバスが揺れるたびに乳房の膨らみが志郎の胸板で潰れて、そのたびに甘い疼きがはしる。それに窮屈な脚の間に弟の脚が挟まって、下着越しに小刻みに女芯を嬲られる。思わず甘い吐息を洩らしてしまう。結局、駅に着いたときには下着を濡らしてしまっていた。

帰宅すると弟はポロシャツにジーンズというラフな格好で居間にいた。姉の姿を見とめると「おかえりなさい」と声を掛けてくる。鮎美はほっとした。いつも通りの可愛い弟に戻っているみたいだ。だいたい、今朝のあれは自分の錯覚が招いた結果なのだから、弟に何の科もあるわけではないし。

「今日は勉強教えてくれる約束だったよね」
「あ、そうだったわね。じゃあ後で部屋に来て、姉さん着替えるから」

「うん」
「覗いちゃダメよ」

もちろん冗談だ。志郎に着替えを覗かれたことなど一度も無い。ふざけて笑う弟の顔を見ていると温かい気分に包まれてくる。言われて思い出したが、今日は弟に勉強を教える約束をしていた。いつも鮎美の部屋で授業をしている。二人きりの濃密な時間だ。
階段を上がり自分の部屋に入ってドアを閉めた。勉強机の上に鞄を静かに置いた。そして鏡の前で制服を脱ぎはじめる。胸元のリボンを外すと、スカートを床に落さないようにしながら脱いで、ハンガーに掛ける。ブラウスのボタンを外してそれもハンガーに掛けた。下着姿のまま鏡に映る自分の姿に見入った。今日、何度思い出しただろう志郎の言葉がまた蘇る。

「…ハダカ、とっても綺麗だったよ…」
「オッパイもお尻も…アソコもね」

ブラジャーを外してみる。下着の束縛を離れた膨らみはゆさゆさと揺れるもののまったく型崩れも無く丸みを保っている。パンティに手を掛けた。するり、と長い脚を滑らせて、片足ずつ抜き取った。下腹の茂みはまだ淡い。その下で処女の女芯が息づいていた。

「綺麗?私のオッパイ」

乳房の両の膨らみを底から掬い上げ手の中に収めようとする。が、張りがあってしかもよく実っている膨らみは鮎美の手の中には収まりきらないほどだ。
自分で自分の乳房を掴んでいる姿が鏡に映っている。その姿は昨晩の母の痴態を思い出させる。女子高生には似つかわしくないほど淫らだった。

「お尻も…」

乳房から手を離すと腰からヒップにかれて手を滑らせる。くるりと振り返り、鏡でヒップの様子を確かめる。ツン、上を向いた尻肉は目映い光沢を放っている。その割れ目に指を添え広げてみた。

「こ、こんな姿見られたら…ああっ…」

菊門から秘部にかけてが鏡の前で露わになる。鮎美は無意識に鏡に向かって腰を突き出すような格好を取り尻の割れ目を広げていた指を媚肉の狭間に添えた。

「…アソコも…綺麗…?」

鏡には細い指先で広げられた処女の淡いピンク色の媚肉が映っていた。その中心からは淫らな蜜がトロトロと零れだしていた。
ここにはいるはずのない弟の視線が媚肉の中心を犯すのを感じて鮎美はガクガクと突っ張った脚を震わせて喘いだ。倒れそうになる上体を机の端に手を付いて支え、危ういバランスで長い脚を開いていった。

「あんっだめぇ見ないで…いやぁ」

自分の他には誰もいないはずの個室で鮎美は全裸のまま淫らに指を動かしては快楽を貪っていた。弟と家庭教師の約束をしていたことも忘れて。弟がこっそり開けたドアの向こうからその痴態のすべてを覗いていることも知らずに。

志郎は姉の着替えがとっくに終わっていると思って階段を上がる。母は買い物に出たまま未だ戻ってはいなかった。ドアを叩こうとして中で何かの動く音を聞いた。当然、姉の鮎美以外ではありえない。志郎はこっそり音を立てないようにしてドアをわずかに開けた。そして姉の淫らな姿を見てしまった。姉が自分の言葉を反芻しながら指を動かしてオナニーに耽ける姿はこの上もなく美しかった。

いつしか志郎の勉強を見てやることなど頭から消え去っていた。胸の双球をプルンプルンと揺すり立てて指で女芯を擦り上げるのに忙しくて、ドアがゆっくりと音も立てず開いていくのを気が付くことはなかった。

「おねえさん、お姉さんのハダカとっても綺麗だね」
快楽を貪る鮎美の背中から弟の声が投げ掛けられる。

「えっ、あ…嫌ァ!!」

その途端慌てた鮎美は姿勢の危ういバランスを崩して床に前のめりに倒れてしまう。咄嗟に机の端に手を伸ばそうと試みたもののそれは叶わずに無理な姿勢のまま倒れる。

「きゃあっ…」
一声あげて気を失ってしまう。

「おねえさん?大丈夫?」

志郎は床に倒れたままの姉の肢体に近付く。姉の細腕を取って肩を抱いて起こそうとする。鮎美はう、うーん、と息を洩らしているものの起きなかった。

「良かった。息はしてる…」

でも、腕の中の姉の裸身はまるで美しいオブジェかなにかのようだ。志郎は姉の裸身を慎重に抱き上げるとベッドの上に横たえた。
あらためて姉の躯を鑑賞する。美しい顔にはセミロングの髪の毛が1、2本張り付いている。全身が汗でしっとりと濡れた肢体は妖しい光沢を放っている。胸の隆起がいやらしくプルル、プルルンと浅い呼吸に合わせて震えている。放恣に投げ出された二本の太腿の肉感もたまらない。露わにされている股間の茂みは淡いものの逆三角形に繁っている。そしてその下に息づく処女の媚肉の狭間からは愛蜜が溢れ出して、太腿の付根をびしょびしょに濡らしていた。そして姉の肌から漂う甘い匂いが志郎の獣欲を刺激する。ゴクッ、と唾を飲み込んでおそるおそる震える姉の乳房に手を伸ばした。

「あ…ふ…」

志郎の掌が姉の乳房を鷲づかみにした。そしてゆっくりとその感触を味わうように揉みしだいた。鮎美は気を失っているものの柔肌に加わる陵辱を敏感に感じているのか溜め息を漏らしている。志郎は柔らかい、でも手に吸い付くような肌の張りを感じて興奮する。美母の乳房の感触とは明らかに匂いも手触りも違っていた。志郎は姉の乳房を慎重に揉みしだきながら気を失っている美少女の唇に接吻する。

"ああ、おねえさんとキスしてるんだ"
志郎は感激しながらも大胆に舌先を無防備な姉の朱唇に深く捩じ入れていく。

「う…むん」

鮎美は未だ目を覚ます気配はなかった。志郎は姉の口腔を嬲るのを止めると唇を離した。唾液の滴が糸を引く。もう何がなんでも鮎美の中に肉棒を突っ込んで射精したかった。無防備な裸身を晒している姉を犯す。そのことを思うと志郎はわくわくした。そして姉の制服のリボンをハンガーから抜き取ると、鮎美をバンザイの形に腕を上げさせて、ほどけないように両腕を拘束する。
好き勝手に嬲り物にしていた姉の乳房から手を離すと、着ているものを脱ぎ始める。トランクスの中から怒張がすっかり体制を整えて顕われる。肉棒を左手でしごきながら姉の横たわるベッドに上がる。志郎は姉の裸身の上に跨り、目の前に姉の顔が来るように見下ろした。

「おねえさん…、おねえさん!!」

姉の頬に手を添えてぐらぐらと頭を揺する。すると鮎美はうっすらと瞼を開けて、目の前で見下ろしている弟の顔を見上げ返した。

「あ…志郎クン…な、に」
志郎は姉の声に答えず顔を下ろしてくる。

「嫌…志郎クン、やぁっ!!」

志郎は鮎美がすっかり目を覚ましたのが分かると体重を姉の躯に掛けて組み敷いた。美姉は弟の肌と肌を重ねることに羞恥心を覚え、また躯の自由を奪われたことに脅えていた。

「あ…私…裸なのね」
「おねえさん、オナニーしてて気を失ったんだよ」

「恥ずかしい…」

全部見られてしまったのだ。弟の名前を呼びながらオナニーに耽っていたこと。全裸で鏡に映る自分の姿を見ながらはしたなく指を恥ずかしい部分に添えて動かしていたこと。志郎は姉が羞恥に美貌を紅く染めて歪める様を楽しげに見下ろしている。

「…全部見たよ、おねえさんのいやらしいポーズも」

志郎は唇を姉のうなじに埋めて舌で汗の浮いた姉の肌を弄ぶ。ビクッ、と全身を強ばらせる鮎美。姉の肌の感触を存分に味わうと、胸と胸の間で潰れている乳房を掴み取り、揉みしだく。鮎美はただ恥辱に肩を震わせているだけだ。

「やめて…ね、放して」
「駄目だよ、おねえさんを僕のものにするんだからね」

弟に柔肌を陵辱される恥辱に身悶えている姉に囁きながら彼女の腹の辺りに押し付けていた怒張をグリグリと衝き付ける。

「ひぃぃ、嫌ぁぁ…」
「感じるでしょう、僕の」

鮎美は悲鳴を上げる。腹を突き破らんばかりに堅く勢いのある物体が脈打っているのが分かったのだ。それはいつぞや母が頬張った弟の性器に違いない。

「ああ、それとももっとよく見てみたいの?いいよ見せてあげる」
「嫌っ…嫌よ、許して…志郎クン」

志郎は姉の乳房を両手で捩じ上げ乱暴に揉み立てながら姉の躯の上に跨ったまま腰を前に進めてくる。弟の股間のものはゆさり、と大きく跳ねて鮎美の乳房の狭間に沈められる。弟が膝を進めて鮎美の両脇に入ってくる。両腕は制服のリボンに括られて動かすことが出来ない。バンザイの格好を強制されたまま否応なく弟の怒張と対面させられる。

「どうだい僕の…。」
「ああ…いや…」

グロテスクに膨れ上がった弟の肉棒を見ると、おぞましさを感じながらもその先端に吸い寄せられていくような錯覚を覚える。それを鮎美はオナニーのせいだと思っていた。
志郎は腰を前後に揺すりながら姉の豊満な双球の谷間を怒張で嬲る。そうしながらいいことを思い付いた。

「おねえさん、これが…出すの見たことないでしょ?」
「え、あ…」

「見せてあげるよ」
「な…何…?」

志郎はへへへと笑いながら姉の両の乳房を再び握り締めた。そして、乳房の肉の間に怒張を挟み込んで、扱きあげる。

「いやぁ…いやっ!!止めて、そんなことしないでぇ…」

肉棒を柔肌で無理矢理擦りあげるおぞましい感触が何故か女芯を疼かせる。弟の肉棒の先端から先走りの透明や露がこぼれるたび、鮎美も怒張から溢れる精の匂いに媚肉が蠢いてしまうのを感じていた。

"いやよ…いや…嫌なのに何故濡れちゃうの…"

志郎が乳房を捏ね上げ爪を食い込ませて無理矢理怒張を扱くたび、妖しい興奮に鮎美も囚われ、人知れず太腿を擦り合わせ女芯の疼きに耐えている。

「ああ…おねえさんのオッパイ気持ちいいよぉ」

志郎は射精の一瞬が近付くのを感じて急ピッチで肉棒を擦りあげる。怒張の先端からは透明な露がピュッピュッと姉の柔肌に飛び散っていた。

「ああっ、志郎クン…お願い…いやぁ」
「あああ、おねえさんっ、うう出るっ出るよぉ」

姉の声をきっかけに激しく肉棒を擦りあげてはその矛先を姉の美貌に向けた。その刹那、ドクッと白いネバネバした液体が姉の頬に向かって放たれ張り付く。
「うう、いいぜ、おねえさんっいいよぉ」
次々と姉の顔を白い精液が汚していく。姉の鼻も唇も頬も額も髪の毛も夥しい量の精でどろどろになっていく。

「ああっ…いやぁ…」

美貌を熱い精で汚されているのに、その瞬間、鮎美の背筋を官能の疼きが走り抜けていた。媚肉の狭間からは蜜がトロトロと湧き出しているのを感じていた。

「ああ、良かったよ。おねえさん」

志郎は肉棒をしごいて最後の一滴までもを姉の顔に注ぎ掛ける。そうしておいて、なお勢いを失わない剛直を姉の唇に近付けていく。

「どうだった?凄いでしょう」
「こんなものをお母さんは呑んだのね…」

鮎美は母が志郎の出したものを呑み下したのを思い出していた。母は弟の性器を美味しそうにしゃぶりながら、後始末までしたのだ。その表情は恍惚に濡れたような妖しい色気に満ちていた。
志郎は怒張を姉の美貌に擦り付けていく。鮎美は凶々しい弟の怒張を突きつけられて戦慄いていた。

「ね、おねえさん。しゃぶってよ」
「そんな…できません」

「おかあさんはやってくれたよ?」

そう言われると母が美味そうに肉棒を咥えるシーンがまざまざと蘇る。その間に志郎は肉棒の先端で姉の朱唇をこじ開けようとしている。

「やぁっ…嫌…」

無理矢理に怒張が鮎美の唇を割って入ってくる。口腔を犯されていく。唇をいっぱいに開いて弟の怒張を受け入れるしかなかった。弟の性器を咥えながら、何故かこうすることを願っていたかのようにも思えてくるのだ。おぞましい性の誘惑に鮎美は困惑していた。躯は心に逆らって弟の羞恥責めに反応を返しているのだ。

"ああっ凄いの…かたい、かたいわ…"

舌を肉棒に沿えて滑らせながら弟の逞しい肉棒を舐め啜っていた。もう、怒張に対する恐怖は無くなっていた。どちらかといえばそれが自分の処女肉を貫くことを想像して自ら羞恥を煽っていた。
志郎は狂喜した。姉の乳房でパイズリし、そのあげく顔射し、そして今度は強制フェラチオをさせているのだ。しかも、弟の性器を頬張る姉は何故か積極的に肉棒に舌を絡めている。
そういえば美母・綾奈も肉棒を咥えているうち奴隷に落としたのを思い出した。親がマゾなら娘も同じかもしれない…。
志郎は肉棒を姉の口腔深く突き刺しては抜き掛け、そしてまた激しく喉奥まで突き立てた。鮎美は強制的に口腔を犯され、弟の行為の為すがままに大人しくしている。だが、弟が激しく怒張を突き立てるたびに太腿を擦り合わせて、媚肉の疼きを噛み締めていた。

「ああ、おねえさんの口、まるでオマンコみたいだ…」

その卑猥な四文字言葉を聞かされたとき鮎美の背筋を悪寒が走った。それはビクビクと全身を駆け巡り、口を犯されながら絶頂に押し上げられていた。志郎は姉の反応に驚きながらも怒張の動きのピッチを上げた。

「うう、いいぜ。だ、出すよ」

"ああん、来てぇ…はやくぅ…"
鮎美は腰を淫らに振って弟の射精を待ち望んでいた。

「で、出るぅっ」

志郎は怒張を姉の喉の奥深く突き刺したまま噴射した。鮎美は息苦しさに涙を流しながらも弟の肉棒から拭き出す精液を必死に飲み干していた。
弟がぜいぜいと荒い息を吐いて精を吐き出し終えた怒張を引き上げようとすると殊勝にも鮎美は肉棒に舌を絡めて精液の残滓を舐め取っている。

「ありがとう、おねえさん。後始末もできるんだね」

弟の感謝の声にカーッと目元を紅く染める。自分が淫蕩な女であるかのように決め付けられたような気がして激しい羞恥に見舞われる。弟の怒張を清め終え、唇から離れていくと美貌を背けて美少女は荒い息をついた。弟にその表情を見られたくなかった。だが、両腕の自由を奪われて志郎に頬を押さえられては為す術も無かった。目元は官能に潤みきって眼差しの色はかつての母がそれを咥えたときのように淫蕩な妖しさを湛えている。

「おねえさんも随分と感じたみたいだね」

鮎美は答えられない。弟のものを咥えながら感じてしまったのは事実なのだから。しかもまだ終わりではないのだ。鮎美は絶望感が官能に変わるのを初めて意識した。虐げられれば虐げられる程に感じてしまうのだ。淫らな行為を強制されて、だがその行為は自分も望んでいることを悟っていた。

「そろそろ僕のものになってもらうよ」
「ああっ、ダメぇ、志郎クン許して」

鮎美は自由の効かない体をクネクネといやらしく揺さ振り下腹部の方に移動する志郎に抗議する。だが、今日、何度も登り詰めた躯には力が入らなかった。

「凄いや…おねえさんのオマンコ」
「ひぃぃ…」

力の抜けた太腿を抱き上げて肩に担いだ。そうすると処女の媚肉が正面から目に入る。姉の媚肉はとうにびしょ濡れで志郎を迎え入れる準備は整っていた。
志郎は怒張の切っ先を姉の秘所の中心に添える。

"ああ…志郎クンに…抱かれる…"

それは待ち望んでいた瞬間だった。母が弟の肉茎を美味そうに咥えたとき母に可愛い弟を取られたような気がして嫉妬した。風呂場での出来事以来、志郎に抱かれることばかり意識していたような気がする。だがそんな思いとは裏腹に処女を奪われる恐怖にぶるぶると肩を震わせていた。

「いやぁ…」

切っ先が媚肉の割れ目に当たる感触に身構える鮎美。そしてそれは入ってきた。鮎美の膣肉を掻き分けて。志郎が腰を進めるたびメリッという感触が肉棒から伝わってくる。その瞬間姉の処女膜を確かに貫いたのだ。美姉を自分のものにした感動に志郎は震えた。

「ひぃぃぃ…痛い…痛いの…」

姉の悲鳴を聞きながらも志郎は怒張を埋めていく。ピリピリと腰に伝わる快感とフェラチオとは違う感触に呻いた。そして最後まで怒張を埋め込む。志郎は怒張を埋め込んだまま姉の顔を覗き込む。美少女の美貌は涙でグシャグシャに歪んでいる。鮎美は躯の中心から引き裂かれるような破瓜の痛みに堪えていた。弟の肉棒は相変わらず楔のように突き刺さったままで、そこから電気のように痺れが湧き上ってくる。

「ああ、いいぜ、おねえさんのオマンコ」
「ああ…志郎クン」

「これでおねえさんは僕のものだからね」
「鮎美は…志郎クンのもの…?」

志郎は鮎美の腕の戒めを解いた。そして乳房を掴むと爪を食い込ませて揉みしだいた。鮎美は朦朧とした表情で弟の宣告を聞いていた。

「俺の女だぜ…おねえさんは」
もう一度告げると、肉棒を引き抜き掛けた。

「あうっ…痛い…ね、ねぇっ…ああっ」

鮎美は痛みを訴えるものの、その底の方から別の感覚が湧き上ってくる。
志郎は姉の痛みを訴える声を聞きながらも怒張を破り立ての処女の粘膜に突き立てる。ズブズブと姉をいたわる気など無いかのような乱暴な動きで抜き差しを繰り返す。その動きは徐々に早くなっていく。

「ああっんっ…はぁっ、んく…あぁん」

志郎に激しく突き立てられるうちに鮎美の反応も徐々に痛みを訴えるというよりも別の感覚に支配されているかのようなものに変わってきていた。痛みに強ばらせていた四肢から力が抜けて、志郎の抜き差しのタイミングに合わせて腰を揺すり始めている。

「おねえさん、まだ痛いかい?」
「ああ…だめっ…ひぃぃ」

志郎は確信した。姉はよがっている。志郎は鮎美の脚を肩から下ろすと姉の腕を取って引き起こす。

「はぁん…ああっ」

志郎の膝の上に跨らせられて結合が深まる。鮎美は両腕を弟の首に廻して仰け反ったまま、腰を揺らしていた。志郎は下から腰を突き上げながら、目の前でプルンプルンといやらしく波打つ乳房を握り締める。

「ああっ…志郎クン…いいの…いい」
「おねえさん、オマンコいいかい?」

「いいっ…いいの…あんっ恥ずかしい…」

淫らに腰を振って、弟の怒張の注送のタイミングに合わせて粘膜を擦り合わせる。まだ、破瓜の痛みはまだ残るものの、それを上回る官能の波が背筋を走りぬけていく。

「ああっおねえさん」
「志郎クン…ああ、いいの」

「出る…また出るよ」

怒張を媚肉の中心にガンガンと下から打ち衝けて志郎はクライマックスを迎えていた。鮎美も貫かれるままに裸身を揺らして、官能を貪る。やがて、怒張が膨らむのを二人は同時に感じながら、射精が始まると志郎は鮎美を押さえつけ、子宮めがけて白濁液をぶちまける。
鮎美もアアン、アハンというよがり声をあげながら志郎の肉棒から体の中に熱い弟の精が注ぎ込まれるのをはっきりと意識しながら初めて感じるエクスタシーに酔い痴れていた。

「俺の女だぜ、鮎美」

志郎は姉を初めて呼び捨てにして姉を自分のものにした余韻に浸っていた。

小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 4/13

官能小説
05 /18 2015
-4-

バカンス-陵辱の季節-第4章

志郎は一旦自分の部屋に帰ると美母から奪った戦利品を取り出して、その布地に刻まれた淫らな牝の匂いを吸い込んだ。すると怒張が勢いを取り戻し、トランクスの中で存在を主張しはじめる。肉棒を取り出すと片手でしごいた。そうして美母の下着を肉茎に巻き付けると母の下着を母の膣に見立ててしごいた。

「…志郎さん」
「すっきりしたかい、母さん」

トイレのドアを開けた綾奈を志郎が待ち構えていた。淫蕩なマゾの血が騒ぎだし、自分で慰め一時をしのいだ筈だった。だが、目の前の少年に再び狭いトイレの個室の中に押し込められる。
少年はまだ顔が火照っている人妻の細腰に腕を廻して抱き寄せる。綾奈は恨みがましげに艶っぽい眼差しで志郎をなじる。

「志郎さん、鮎美ちゃんに話したのね…」
「姉さんは勘違いしてるだけさ、誕生日のプレゼントのこととね」

「ほ、本当なのね?」

綾奈は娘に志郎の奴隷としての悦びに溺れる変態の素顔を知られてしまった、という絶望で悲嘆に暮れていた。だが絶望に全てを諦めきったような美母の表情は限りなく淫蕩で、思わずゾクッとするぐらいだ。
その暗く淫猥な美貌に、志郎の一言で生気が蘇る。まだ、娘の前では以前と変わらぬ貞淑な母を演じていられるのだ、と思うとほっとしている。

「おかあさんはこれが欲しいんだろ」
綾奈の手を取るとジーンズの上から強張りに押しつけられる。

「堅い…」
「どうする?オマンコがいいかい、それとも咥えてもらおうか」

「志郎さんのミルク…熱いミルク、呑ませてください」

今この家には鮎美がいる。先程のような醜態を晒す訳にはいかない。媚肉を貫かれれば乱れてしまう。が、どちらにせよ性奴の務めは果たさなくてはならない。それが目の前で不遜に笑う少年に尽くす牝奴隷の義務なのだから。

「いいよ咥えて、おかあさん」

綾奈を跪かせて自分は便座に腰を下ろして肉棒を取り出す。綾奈は髪を梳き上げると、覚悟を決めたのか溜め息を洩らして、朱唇を開けて舌先を突き出すようにする。目の前で揺れている若い肉茎を握り、その逞しさを確かめると舌先を近付けていく。

「ああん、素敵です…志郎さんの」

歓喜の声を上げながら肉竿を上下に舌先で舐め上げる。舌先から少年の肉茎の熱と勢いを感じる。そして蒼い精の匂いが脳髄を痺れさせ、奉仕している奴隷の自分を強く意識させる。
鈴口から溢れる粘っこい透明な蜜を啜り、肉棒全体をすっぽりと咥え込む。そのまま喉の奥まで呑み込み唾液を肉茎の隅々まで塗しながら頬張り、ときおり軽く噛んだ。

「ああ…、上手いね…誰に仕込まれたんだい?」
「そんな…、はあんっ…一生懸命やってるだけです」

志郎は我が家のトイレの個室で美母に奉仕させるうち、尿意を催してきていた。そして本能の赴くままにまかせて男根を咥えている美女の喉奥に向けて発射する。
綾奈は予告無く、肉棒が発射する濃い臭いのするしょっぱい液体を勢いよく喉の奥に直撃されて、戸惑う。しかし志郎に頭を掴まれて逃げることも出来ず、それを受け入れるしか他にすべがなかった。

「あっ…む…」
「ごめんね、オシッコ出ちゃったよ」

「か…はぁ…んっ」

美母の口腔を汚す熱水の勢いは止まらない。綾奈は排泄物を飲まされる恥辱に媚肉が蕩けていくのを感じてうろたえる。屈辱を与えられて濡れてくる自分の生理が恥ずかしい。閉じた太腿を知らず知らず擦り合わせていた。
ゴクッゴクッという美母の喉を鳴らす音が生々しく個室に響く。綾奈には息を詰まらせて目に涙を浮かべながらも喉を犯す尿の陵辱に堪えるしかなかった。
ようやく放尿を終えて、志郎は掴んでいた綾奈の頭から手を放した。綾奈は、いったん、肉棒を唇から抜いて、肩で息をしている。かなり、辛そうな表情だ。だが、その苦しそうな喘ぎ声がまた志郎の嗜虐欲をそそった。

「全部、飲んでくれたんだね僕のオシッコ」
「うぅ…はぁっ…あぅ」

「美味しかったかい?僕の」
「あ…お、美味しいです、志郎さんの…」

綾奈にはYesか、Noかと問われればYesと答えざるをえない。自らの口を便器に見立てられ、排泄物を流し込まれる恥辱が逆に媚肉を激しく疼かせてしまう。それに他の誰でもない、志郎のものだと思えばむしろすすんで受け入れてみたい。

「これからも飲ませてあげるね」
「ああっ」

少年の陵辱宣告に再び恥辱が蘇り綾奈はかぶりを振って喘いだ。志郎は放尿後も勢いを全く失わない、母に尿を飲ませたことに興奮して余計に昂ぶっている怒張を再び、恥辱に喘いでいる綾奈の唇に突き入れていく。

「時間かけると、おねえさんが変に思うかもね」

綾奈は少年の言葉に動揺している。怒張を咥えて、奉仕を続行しつつ不安げな眼差しで楽しそうな表情の志郎を見上げる。

「そんなに心配しないでよ、じゃあ、早く終わらせてあげる」

そう言って、おもむろに綾奈の後頭部を掴んでくる。不意をつかれて剛直を喉奥まで突き入れられて、思わずむせる綾奈。だが、美女の苦しそうな表情も見えない振りをして、自分勝手に突き入れてくる。
頭を前後に激しく振り立てられると意識が朦朧としてくる。

「へへ、いいオマンコだね」

綾奈は今度は唇を女陰に見立てられたことに激しく動揺した。だが、綾奈の感傷をよそに志郎は肉棒を激しく抜き差しする。ヌチャッ、ヌチャッという濡れた肉棒と美女の朱唇がこすれ合う淫らな音が響く。綾奈は力なく腕を垂らして志郎の為すがままにしていた。
やがて、ひときわ切なそうな溜め息を洩らして志郎が精の発射予告をしてきた。その瞬間を待って思わず瞳を閉じた。

「ああ…いいよ、出そうだ…行くよ、出るっ!!」
「!?…ああっ、嫌っ…」

志郎は射精する瞬間、綾奈の唇から怒張を引き抜くとその凶々しい剛直の先端を美母の美貌に向けた。綾奈が顔を背ける暇もなく、白濁した熱い液体が、美貌も、美しい髪にも飛び散り、ねっとりとした粘液がこびりついてゆく。

「ん…んっ…うぅ」

だが拒絶の言葉を吐きつつも、顔に精の放出を受けたとき、背筋を戦慄が駆け抜けていくのを感じていた。顔射されて絶頂を迎えてしまったのだ。ぶるぶると肩が震えて力が抜けてしまい、どうにもならなかった。
膝を崩し、トイレの床の上に跪いたまま少年の股間に倒れ伏してしまう。

「おかあさんも感じたんだね…」
「あぁ…んっ」

「凄いね…奉仕しながらイっちゃうなんて」

志郎は美女の妖艶な媚態を興奮して見下ろしている。汗で美貌に張り付いたほつれ髪を梳き上げてやり、その淫らな美母の表情を鑑賞する。息子の精を浴びて荒淫にやつれたような放心した表情からは生気は感じられない。代わりに限りなく淫蕩で、綾奈自身が猥褻そのものといった印象を与える。
志郎は美母が口唇奉仕しながら絶頂を極めたのを知って今更のように、成熟しきった女の凄絶なまでに貪欲な性に対する執着を見せつけられたような気がしていた。

「…惚れ直したよ、おかあさん」

志郎のことを思いつつ風呂場でオナニーしてしまった翌日、鮎美は母と一緒に風呂に入ろうと思った。最近はさすがに高校生にもなって親と風呂に入ることはない。しかし、実父が去って母娘二人だけのときにはどちらからともなく背中を流し合ったものだった。今は可愛い弟がいるから寂しくはないけれども、あの頃と環境的には同じように思える。だから、いいと思う。自分なりの理由をつけて無理に納得する。結局、憧れの綾奈の裸身を確かめたいだけなのかもしれない。稚拙な嫉妬かもしれない。弟に冗談交じりに躯を貶されたからだ。
夕食の後、鮎美も手伝って一緒に台所仕事を終えた母が風呂場に向かうのを確認して鮎美もその後を追う。浴室の扉が開け閉めされる音を聞いて脱衣所に入るのと、母を呼んだ。

「おかあさん、私も入っていい?」
「鮎美ちゃん?どうしたの、いいわよ。いらっしゃい」

鮎美は服を脱いで、下着を脱衣籠に入れると浴室の扉を開いた。
浴槽の前で石鹸を泡立てている母の裸身があった。鮎美は女同士で何も隠す必要を感じないのか母の前に座った。相変わらず母は綺麗だった。入ったばかりで湯気は余り立っていないから母の均整の取れた裸身の全てが目の前に晒されている。綾奈は娘が自分のからだを鑑賞しているのを感じて複雑な気分に陥る。まさか、志郎との情交の証でも見つけられはしないだろうか。

「そんなに見ちゃ嫌よ」
「いいじゃない、お母さんの躯って綺麗なんですもの」

「鮎美ちゃんも綺麗よ」
「私は駄目よ、志郎さんにも馬鹿にされちゃったし」

「えっ…」

美母は呆然となる。まさか志郎の手が娘にまで?

「ふふっ冗談だってば、やだわ、おかあさん」

鮎美は母のとなりににじり寄って、綾奈の腰に手を伸ばした。

「きゃっ、鮎美ちゃん…くすぐったいわ」
「綺麗ね、やっぱしおかあさんには敵わないなぁ」

そう言いながらも娘の手はウェストを這い上がって豊満な双乳を底から掬い上げるように掴む。

「あんっ…だめよ…」
「素敵…羨ましい…」

背後から羽交い締めに母の躯を弄ぶ娘。妖しいまでに妖艶な構図だ。鮎美は片手をよく張った母の太腿において、内腿へと滑らせていく。娘の腕の中ではしたない喘ぎ声をあげる綾奈。

「やめなさい…ああっ…やめて…」

内腿を滑る娘の指先が秘薗の繊毛を漉き、その下に隠された媚肉へと近付いていく。綾奈はここに来てようやく抵抗の意志を見せた。娘の手を押さえて、それ以上の愛撫を止めさせた。

「これ以上は駄目よ…変になってしまうわ。お湯に入りなさい」
「うん、ごめんね。おかあさん」

その時、脱衣所に誰かが入ってくる音がした。
二人とも脱衣所のほうを振り返った。

「お母さん、僕も入っていい?」

志郎だった。綾奈は迷った。娘に触られて感じそうになった躯はピンク色に染まっている。だが、その娘の方が母が応えるより早く応答していた。

「いらっしゃい、志郎クン」
「あ、おねえさんもいるんだね」

志郎は脱衣所で手早く服を脱ぐと浴室の扉を開いた。すると湯気の合間に二人の美女のオールヌードが見えた。志郎は怒張が膨らむのを手拭いで隠しながら、二人の前に座った。
綾奈は咄嗟に胸の前で両腕を交差させて裸身を少しでも隠そうとした。だが、その試みはまったく無駄だった。腕を交差させたぐらいでは綾奈の躯の魅力は隠せる物ではなかった。
鮎美は反対に手拭いを取ったままの姿勢で固まっていた。視線が志郎の股間を覆う手拭いを下から突き上げる凶器に注がれていた。

「へぇ、おねえさんのカラダとっても綺麗だね」

胸の膨らみを隠そうともせず鮎美は母譲りの美貌を真っ赤に染めていた。湯気の所為ばかりではない。何度も唾を飲み込んで初めて見る男性器に見惚れている。弟の視線が舐め回すように汚れのない裸身の全てを凝視めていることを感じても動けなかった。

「なに?ああ、そんなに見たいの?」

志郎は姉の好奇心いっぱいの視線が手拭いの下の男根に注がれていることを知って嬉しかった。

「ほら、触ってもいいよ」

志郎は立ち上がると浴槽の縁に腰掛け二人の裸身の美女の前で手拭いを取って自慢の肉棒を晒した。そうして姉の腕を取って肉棒を握らせる。
綾奈は気が変になりそうだった。目の前に晒された立派な肉棒を見ているとマゾの血が騒ぎ出して堪らなくなる。既に乳首は堅くなってきていたし、秘所は蜜を分泌しはじめている。だが、娘の前では絶対に醜態は見せられない。
しかし今はその最愛の娘が志郎の男根を握っているのだ。鮎美の目はトロン、としてまるで意識を失っているかのようだ。乙女の肌を隠そうともせず、弟の手の動きにしたがって少年には不釣り合いなほどの凶々しい肉棒を握り締めている。

「ダメ…志郎さん、やめて…」
だが志郎は取り合おうとはしない。

「だったら綾奈さんが咥えるかい?」
「嫌ですぅ…許して」

男根を咥えたが最後、きっと綾奈は欲望の虜になってしまうだろう。そして娘の前で牝奴隷の姿を晒してしまうかもしれない。
鮎美は少年の肉棒を握り締めたまま何が起きているのか分からなかった。ただ、弟の腰についている肉棒の勢いと熱に何も考えられない。

「熱いわ…」

その堅くて長い肉の棒を上下にしごいてやると志郎が気持ち良さそうにしている。志郎の目が鮎美を犯していた。弟の目を意識すると胸が熱くなってくる。乳房の先端が固くなって、脚の付根がむず痒いような不思議な感覚が湧き上ってくる。恥ずかしいところを見られているのにそれが気持ちいいなんて…。

「志郎クン…見てるの?鮎美のカラダ…」
「ああ、おねえさんの躯、とっても綺麗だよ」

「恥ずかしい…」

鮎美は志郎がとっても気持ち良さそうなのを見て満足だった。自分が握っているのが弟の男性器だということは分かっている。だが、不思議と嫌な感じはしない。むしろ弟が悦ぶなら何でもしてやりたい。ふと、視線を母の方に見せると綾奈は美貌を真っ赤にして何かに耐えているかのような表情で鮎美の手元の太くて長い肉棒を凝視めている。その妖しいまでの艶気に鮎美も胸が熱くなってくる。二人の裸身の美女はお互いの興奮に煽られていた。

「おかあさんも志郎クンの触ってみる?」
「そんな…」

鮎美は母ならもっと弟を悦ばせる術を心得ているのではないかと思い、薦めてみる。綾奈がすでに弟の奴隷になっていることも、それを娘にその事実を知られたくないことも、知らないだけに無邪気に話し掛けてくる。綾奈は娘に奉仕を薦められ、志郎の先走りの透明な液体を分泌しはじめた男根と目の前で対面させられ、理性の箍を失っていく。

「…あ、だめ…こんな…」

綾奈は志郎の肉棒に無意識のうちに手を伸ばしていた。そしてその逞しい太さと長さを確かめるように撫で回していく。胸の膨らみは手の拘束から解き放たれて、ゆさゆさと重たげに揺れる。
"ああ…立派だわ…食べてしまいたいぐらい…"
鮎美は母が志郎の男根を握り、愛撫を咥える様子に見入っている。そして空いた手を無意識に自ら、胸の膨らみに伸ばして揉みしだいていた。弟の視線に晒されるまま、潤ませていた処女の秘唇も疼きに堪えられず片手で嬲っていた。

「ああっ…素敵よ…」
「綾奈さん、咥えてよ」

「はい…」

すっかり理性を失い性奴の務めを思い出した綾奈は、娘の目の前だというのに志郎の命令に従順に頷くと、男根を朱唇に咥えた。そして、根元深くまで呑み込むと舌を使って肉茎全体を愛しげに啜り出す。そして、まるで母の朱唇が女性器そのものであるかのように上下に出たり入ったりを繰り返した。

「あー…出るッ!出るよっ」
「な、なにが出るの?」

鮎美はまだ詳しくは男の生理を知らないだけにこれから目の前でどんないやらしいことが繰り広げられるのか予期していなかった。娘の困惑をよそに綾奈は奉仕に没頭していた。志郎の呟きに噴射の気配を感じて肉棒の摩擦のピッチを上げていく。

「あう、出る…くっ」

志郎は綾奈の髪の毛を掴むとグイッと引き寄せ、綾奈の口腔めがけて噴出した。綾奈はだらん、と両腕を垂らして頭をおさえる義理の息子の為すがままにさせている。喉奥にまで剛直を衝き立てられる容赦ない責めが綾奈のマゾの本能に火をつける。責め嬲られ虐げられるほどに、カッカと躯を熱くしていく。喉の奥まで突き込まれた怒張の噴出する精液の迸りを受け、ただ、しきりに嚥下していく綾奈。その表情は虚ろだが幸せそうだ。

「あ…あ…凄い…、ああっ」

姉はその様を食い入るように見ていた。弟が中腰になって母の頭を押さえつけると尻を振って腰を叩きつけるような勢いで怒張を母の口腔へ突き入れていくのを見て、その瞬間、背筋を熱い物が駆け上がっていくのを感じていた。そして膝に屈み込むようにしながら初めて経験する官能の痺れに堪えるのだった。

娘が隣で息を荒くしている間、母は息子の射精の後始末をしていた。尿道に残る精を残らず吸い上げるかのように鈴口を清め、肉茎を愛しげに舐め、精の残滓を啜りとる。志郎は母の唇から男根を抜き取った。綾奈はまだ物足りなそうな淫蕩な表情を浮かべて志郎の怒張を見上げている。

「ありがとう、おかあさん。とっても良かったよ」
「ああ…恥ずかしい…」

綾奈は義理の息子の賛辞にぽうっ、と頬を赤らめている。

鮎美はあまりにも生々しい性の営みの一端を見せ付けられ、今更ながらに肌を弟の目の前に晒していることの羞恥を覚えていた。すでに、全てを見られているというのに胸の膨らみを両手で隠し、立て膝で股間の茂みも隠そうとした。

「おねえさん、どうしたの?」
「見ないでっ」

鮎美は肩を震わせていた。志郎はどうしたら良いか分からず、ただ呆然と姉の変貌を眺めている。

「わたし、でるわ…」

手近にあった手拭いで胸元を隠すとふらふらと立ち上がり浴室の扉を開いた。弟の視線が裸の尻を追いかけてくるのを感じて、小走りに脱衣所に逃げ込んだ。

志郎は姉がやはり母・綾奈同様にマゾの血を引いていることを確信した。ならば、綾奈と同じように性奴に出来るということだ。志郎は母と姉の二人の美女をマゾの牝奴隷にすることを想像すると怒張を奮い立たせた。今日のことはどちらにせよ絶好の口実になる。
浴槽の縁を跨いで張られた湯の中に身を沈める。そして母の手を取って引き寄せる。

「綾奈さん、おいで」
「はい…」

少年に引かれるまま、背を預ける格好で綾奈も湯の中に身を沈める。志郎は母の躯を両腕で包み込む。綾奈は自らの躯に廻された腕をそっと押さえながら、逞しくなった息子自身を感じていた。志郎はどこもかしこも成熟しきった素晴らしい肢体を持っている美女を思いのままにしているのかと思うと感慨深い物がある。
脇の下から手を差し入れ、豊満な乳房を底から掴み揉み立てた。張り詰めた乳房は志郎の手には余る大きさだ。それを爪を立てて好きなように捏ね上げる。

「はぁっ…んっ…うぅん」
美母は瞳を伏せて少年の悪戯を甘受している。鼻から官能の呻きが洩れる。

「おかあさん、可愛いいね」
「ヤダ…」

母をまるで年下の少女のように扱うと綾奈も可憐な喘ぎ声をあげる。美女だけにそんな少女のような表情も許せる。手を柔らかな腹へと滑らせる。その下の恥毛が湯の中で海草のように揺らめいているのを指で梳く。そしてクリトリスを摘み上げる。

「あ…ああんっ…ダメッ…」

女の急所を弄られびくっと躯を震わせる。そして少年の指が秘唇を捉え中に侵入して来ると、息も絶え絶えに責めを受け入れる。

「ヌルヌルしてるよ、おかあさんのオマンコ」
「ああ、堪忍して…」

「じゃあ、自分で入れるかい」
「…はい」

男に餓えた美母は一旦起き上がり向きを変えて志郎の膝の上に跨るポーズをとる。そして少年の肉茎を細い指先で導くと、そのまま腰を湯の中に沈めた。

「あんっ、ああっ…ああん、いいですぅ…」
「おかあさん、綺麗だよ」

自ら腰を振って貪欲に快楽を貪る美女の姿は淫蕩に過ぎる。志郎は締め上げる美母の膣の動きを堪能しつつ、ヒップの丸みに沿って指を這わせて尻の割れ目から二人の結合部へと辿り着く。綾奈は両腕で少年の肩につかまり、仰け反っては快感を噛み締めている。

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。