小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 13/13
官能小説
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バカンス-陵辱の季節-第13章
風呂から上がるとタオルを腰に巻いただけの格好で自分の部屋に戻った。昨日は二人を陵辱したままの状態で散らかしたままになっていたはずだが部屋に入ると今はそんな様子も無く綺麗に片付けられている。そして整然とメイクされたベッドには全裸の美女が膝を抱いて志郎の訪れを待っている。
「待ったかい」
「いいえ」
「自分で慰めてたりしたのか」
「…そんなこと」
ポウッ、と顔を赤らめる美母。その表情が志郎の嗜虐欲をそそる。
美女が男の愛撫を待ち焦がれて一人、自慰に耽る。そんな空想を描いてみる。
「綾奈、自分でやってみろよ」
「え、ここで…ですか」
「ああ、俺が見ててやるからさ」
「分かりましたわ」
肯いて長い美脚をパックリ、と綺麗に左右に開くと腰を突き出して細い指先を秘唇に伸ばす。長い髪を後ろに流して胸をグッ、と前に突き出す。胸の双球が誇らしげにユサユサと揺れる。限りなく扇情的で淫らな誘惑のポーズだ。
「フゥ…ンンッ…」
二本の指で秘唇を開き、肉襞をなぞっていく。そうすると、媚肉の内側から潤滑液が少しずつ染み出してくる。その動作を繰り返し、内側の粘膜がテラテラ、と淫らに光るまでになるところで中指を突き刺していく。正面から見ている志郎にはその様子がはっきりと見えた。
「あぁ…ん…あふっ」
媚肉の奥に突き込まれた中指を出し入れする動作がだんだんと早くなる。そうしている内に美貌には汗が浮き始め、肌はピンク色に上気してくる。喘ぎが激しくなって、愛蜜が秘唇から溢れ始める。
「いやっ…いい…あんっ…あふっ…」
うわ言のような喘ぎ声が、綾奈の性感の高まりを如実に表している。いつしか蜜壷を突き入れる指は2本に増えて激しく内臓を抉りたてていく。そして、不意に全身を硬直させて絶頂を噛み締める。
「イヤぁ…来てぇ志郎さん…アアン、欲しいの…イヤッ、いやーっ…」
「いったね?おかあさん。とっても綺麗だったよ」
綾奈は躯の力を抜いて裸身をしどけなくベッドの上に横たえている。肩先で息をして淫らな輝きに彩られた視線を志郎へと注いでいる。
「お、お願いです…抱いてくださいっ…」
「駄目だな、かあさん。契約したことはちゃんと守らないと」
「あ…」
綾奈の頬を撫で上げ、視線を交える。意地悪な笑みを浮かべて、美母との奴隷契約の内容を思い出させてやる。
「自分から求めちゃ駄目だろ?お前は俺のペットなんだよ」
「ペット…?」
「飼い主に楯突くつもりかい、綾奈」
「ああっ…申し訳ありませんわ。綾奈は志郎さんのペットです」
綾奈は何度も湧き上る悦楽の残り火に焼かれるまま生殺しの状態を必死に堪え忍ぶしかなかった。うなだれて肩を震わせる。媚肉の奥が火照って仕方がないが志郎がそれを埋めてくれる気配はない。爛れたように充血した秘唇からは止めど無く淫液が溢れてくる。美母はいかにも切なそうに淫蕩な肉体を縛る歳若い御主人様を見上げた。
だが、意外にも従順な性奴を見る志郎の目には、いつも牝奴隷を弄ぶときの不敵そうな笑みは浮かんでいなかった。
「でも、母さん。俺は貴方に惚れちゃったんだよ」
「志郎さん?」
綾奈は飛び掛かるように抱き締めてくる息子を受け止める。躯を重ねて肌と肌で互いの体温を交換し合うと綾奈は充実した至福に酔う。甘い陶酔も今は淫らな肉の疼きに変わる。
「甘えたいのに、いざその時になるとこの素晴らしいカラダが目の前にあって貴方を犯してるんだ。母さん、貴方が綺麗すぎるのがいけないんだ」
「そう…なの、そうだったのね」
この時ほど綾奈は自らの淫蕩なマゾ性を悔いたことはなかった。この因果な性癖のために少年の母ではなく、牝奴隷へと堕ちてしまったのかと思うとやりきれなくなる。だが、志郎に貫かれ女の悦びを噛み締めるときの充実感はなにものにも代え難いものがあるのも事実だった。綾奈の脳裏に疑問が湧いた。では、鮎美とのことは何だったのだろう。
志郎は美母の胸の谷間に顔を埋ずめている。
「ねぇ、鮎美ちゃんは何故抱いたの?」
「姉さんとのことは事故だったんだ。」
「母さんを抱いて童貞を卒業して自信があったんだ。勉強教えてもらう約束だったのに、姉さんは自分の部屋でオナニーしてたんだ。俺の名前を呼びながらね。」
少年の初めての人だったという事実は少なからず綾奈を感動させた。
そして、顔を赤らめた。あの浜辺での陵辱から家に帰ってくるまでの獣のような交わりはすべて自分の淫蕩なマゾ性ゆえのことだったのだ。そしてその淫蕩な血は娘にも受け継がれていることは確実だ。
夫とは淡白な性交渉しか無く、綾奈は日常的に熟れた躯を持て余していたのだ。だから、あれほどのめり込んだのかもしれない。それは今も続いている。出来るならこの先も志郎への奉仕に身も心も捧げていたい。もう志郎のペットとして抱かれることなくして綾奈はやっていけそうにもない。
「ねえ、志郎さん。私はあなたの本当のお母さんになれないの?」
「俺にとっては母さんは大事なのは変わらないよ」
「ううん、違うの。」
綾奈は顔を起こした志郎を優しく見つめ返しながら、少年の首に腕を廻して甘えるように囁きかける。
「私、あなたに犯されて奴隷にしていただいたことを感謝しているの」
「母さん」
「ねえ、急がなくていいのよ。時間はまだたっぷりあるわ。だから、志郎さんは欲しいものを私や鮎美に言えばいいの。私たち貴方を愛しているもの」
何も一緒に生活することだけが家族ではない。母も娘も志郎を愛しているのだから時間が全てを解決してくれる。その日が来るのは決して遠くではない。奴隷として志郎に身も心も捧げながらそれを待つのもいいと思う。
「ああ、母さん…何だかとってもしたくなっちゃったよ」
「うふふ。ね、抱いて下さらない?」
「今夜は寝かせないよ、母さん」
「あんっ…素敵よ」
母と息子は互いの関係がより近くなったことを実感していた。親子より親密で恋人よりも近く肌を合わせる。二人は互いの肌を溶け合わせるように激しい行為へと突入していくのだった。
バカンス-陵辱の季節-第13章
風呂から上がるとタオルを腰に巻いただけの格好で自分の部屋に戻った。昨日は二人を陵辱したままの状態で散らかしたままになっていたはずだが部屋に入ると今はそんな様子も無く綺麗に片付けられている。そして整然とメイクされたベッドには全裸の美女が膝を抱いて志郎の訪れを待っている。
「待ったかい」
「いいえ」
「自分で慰めてたりしたのか」
「…そんなこと」
ポウッ、と顔を赤らめる美母。その表情が志郎の嗜虐欲をそそる。
美女が男の愛撫を待ち焦がれて一人、自慰に耽る。そんな空想を描いてみる。
「綾奈、自分でやってみろよ」
「え、ここで…ですか」
「ああ、俺が見ててやるからさ」
「分かりましたわ」
肯いて長い美脚をパックリ、と綺麗に左右に開くと腰を突き出して細い指先を秘唇に伸ばす。長い髪を後ろに流して胸をグッ、と前に突き出す。胸の双球が誇らしげにユサユサと揺れる。限りなく扇情的で淫らな誘惑のポーズだ。
「フゥ…ンンッ…」
二本の指で秘唇を開き、肉襞をなぞっていく。そうすると、媚肉の内側から潤滑液が少しずつ染み出してくる。その動作を繰り返し、内側の粘膜がテラテラ、と淫らに光るまでになるところで中指を突き刺していく。正面から見ている志郎にはその様子がはっきりと見えた。
「あぁ…ん…あふっ」
媚肉の奥に突き込まれた中指を出し入れする動作がだんだんと早くなる。そうしている内に美貌には汗が浮き始め、肌はピンク色に上気してくる。喘ぎが激しくなって、愛蜜が秘唇から溢れ始める。
「いやっ…いい…あんっ…あふっ…」
うわ言のような喘ぎ声が、綾奈の性感の高まりを如実に表している。いつしか蜜壷を突き入れる指は2本に増えて激しく内臓を抉りたてていく。そして、不意に全身を硬直させて絶頂を噛み締める。
「イヤぁ…来てぇ志郎さん…アアン、欲しいの…イヤッ、いやーっ…」
「いったね?おかあさん。とっても綺麗だったよ」
綾奈は躯の力を抜いて裸身をしどけなくベッドの上に横たえている。肩先で息をして淫らな輝きに彩られた視線を志郎へと注いでいる。
「お、お願いです…抱いてくださいっ…」
「駄目だな、かあさん。契約したことはちゃんと守らないと」
「あ…」
綾奈の頬を撫で上げ、視線を交える。意地悪な笑みを浮かべて、美母との奴隷契約の内容を思い出させてやる。
「自分から求めちゃ駄目だろ?お前は俺のペットなんだよ」
「ペット…?」
「飼い主に楯突くつもりかい、綾奈」
「ああっ…申し訳ありませんわ。綾奈は志郎さんのペットです」
綾奈は何度も湧き上る悦楽の残り火に焼かれるまま生殺しの状態を必死に堪え忍ぶしかなかった。うなだれて肩を震わせる。媚肉の奥が火照って仕方がないが志郎がそれを埋めてくれる気配はない。爛れたように充血した秘唇からは止めど無く淫液が溢れてくる。美母はいかにも切なそうに淫蕩な肉体を縛る歳若い御主人様を見上げた。
だが、意外にも従順な性奴を見る志郎の目には、いつも牝奴隷を弄ぶときの不敵そうな笑みは浮かんでいなかった。
「でも、母さん。俺は貴方に惚れちゃったんだよ」
「志郎さん?」
綾奈は飛び掛かるように抱き締めてくる息子を受け止める。躯を重ねて肌と肌で互いの体温を交換し合うと綾奈は充実した至福に酔う。甘い陶酔も今は淫らな肉の疼きに変わる。
「甘えたいのに、いざその時になるとこの素晴らしいカラダが目の前にあって貴方を犯してるんだ。母さん、貴方が綺麗すぎるのがいけないんだ」
「そう…なの、そうだったのね」
この時ほど綾奈は自らの淫蕩なマゾ性を悔いたことはなかった。この因果な性癖のために少年の母ではなく、牝奴隷へと堕ちてしまったのかと思うとやりきれなくなる。だが、志郎に貫かれ女の悦びを噛み締めるときの充実感はなにものにも代え難いものがあるのも事実だった。綾奈の脳裏に疑問が湧いた。では、鮎美とのことは何だったのだろう。
志郎は美母の胸の谷間に顔を埋ずめている。
「ねぇ、鮎美ちゃんは何故抱いたの?」
「姉さんとのことは事故だったんだ。」
「母さんを抱いて童貞を卒業して自信があったんだ。勉強教えてもらう約束だったのに、姉さんは自分の部屋でオナニーしてたんだ。俺の名前を呼びながらね。」
少年の初めての人だったという事実は少なからず綾奈を感動させた。
そして、顔を赤らめた。あの浜辺での陵辱から家に帰ってくるまでの獣のような交わりはすべて自分の淫蕩なマゾ性ゆえのことだったのだ。そしてその淫蕩な血は娘にも受け継がれていることは確実だ。
夫とは淡白な性交渉しか無く、綾奈は日常的に熟れた躯を持て余していたのだ。だから、あれほどのめり込んだのかもしれない。それは今も続いている。出来るならこの先も志郎への奉仕に身も心も捧げていたい。もう志郎のペットとして抱かれることなくして綾奈はやっていけそうにもない。
「ねえ、志郎さん。私はあなたの本当のお母さんになれないの?」
「俺にとっては母さんは大事なのは変わらないよ」
「ううん、違うの。」
綾奈は顔を起こした志郎を優しく見つめ返しながら、少年の首に腕を廻して甘えるように囁きかける。
「私、あなたに犯されて奴隷にしていただいたことを感謝しているの」
「母さん」
「ねえ、急がなくていいのよ。時間はまだたっぷりあるわ。だから、志郎さんは欲しいものを私や鮎美に言えばいいの。私たち貴方を愛しているもの」
何も一緒に生活することだけが家族ではない。母も娘も志郎を愛しているのだから時間が全てを解決してくれる。その日が来るのは決して遠くではない。奴隷として志郎に身も心も捧げながらそれを待つのもいいと思う。
「ああ、母さん…何だかとってもしたくなっちゃったよ」
「うふふ。ね、抱いて下さらない?」
「今夜は寝かせないよ、母さん」
「あんっ…素敵よ」
母と息子は互いの関係がより近くなったことを実感していた。親子より親密で恋人よりも近く肌を合わせる。二人は互いの肌を溶け合わせるように激しい行為へと突入していくのだった。