小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 8/13
官能小説
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バカンス-陵辱の季節-第8章
初秋のよく晴れた日曜日、姉の鮎美の学園の文化祭が開催されていた。志郎は母・綾奈の運転する車で文化祭に向かっていた。
綾奈は今日は娘の学校の文化祭ということで割とシックな装いに身を包んでいる。シルクのノースリーブのブラウスの上からジャケットを羽織り、胸元には金のチェーンが輝いている。膝より少し短い丈の浅くスリットの入ったスカートを着けている。太腿は付根まで隠す黒いストッキングをガーターで吊っていた。そして高いヒールのパンプスできめている。
よそ行きの服装としては普通の物なのに綾奈が着ると途端に艶やかになる。ブラウスを内側から押し上げる乳房は弾けそうなほど実っていて胸元は窮屈そうだったし、ウエストはあんなに細いのにヒップと太腿は張り詰めてスカートの中でぷりぷりと息を潜めている。長くすらりとした形の良い脚の美しさは絶品で男の視線を集めずにはいられない。彫りの深い美貌は、男なら誰でも振り返らずには置かせないほどの妖艶な魅力をたたえている。長い黒髪はしっとりと濡れたようにぬめ光っている。男を誑かすためだけに生まれてきたような妖艶なエキスを全身から発散している。
綾奈はハンドルを握りながら切れ長の瞳の中に憂いを含んだ眼差しを助手席に座る少年に投げ掛ける。その途端、美女の眼差しには優しい笑みが浮かび、美貌全体を彩る。その頬には若干、薄く紅色がさしている。
志郎はネクタイを締めた学生服姿だ。少年らしさを十分に残した甘いマスクに男らしい鋭さを秘めた口元は成長期特有のナイフのような危い雰囲気をも合わせ持っている。少年は瞳に何も写していないかのように静かに座っている。
綾奈は少年の虜だった。夫が海外へと長期の単身赴任をしてから二人きりになれる時間をなるべく多く作るように心がけている。といって娘への愛情を疎かにしているわけではない。比重は確かに志郎へかける愛情の方が高いのだが。娘を育てた経験はあっても男の子はない。だから少年がどんな考え方をしているか、母親に対してどんな反応をするのか、まったく未知数なのだ。
少年のことを深く理解するためにもスキンシップは必要だった。たとえそれが躯を提供し、性奴隷として奉仕することだとしても。
信号待ちの間中、志郎の横顔に無意識の内にに視線を向ける。少年の眼差しは綾奈を見ていない。その凛々しさと幼さのアンバランスな魅力を秘めた横顔に一瞬見惚れた。息子に惚れる、そんなことがあるのだろうか。息子は綾奈を陵辱のさなかで犯し、牝奴隷として虐げ、恥辱を与えた。だが、今の綾奈の心境にはそれが一番しっくりする表現だった。
志郎さんが望むならこの体を捧げるのも厭わない…。いつのまにか肉体だけでなく心まで息子に捧げていた。
「おかあさん…」
「な、なに?志郎さん」
「信号変わったよ」
「あ、そ、そうね」
慌てて発進させる。いつのまにか夢中になって凝視めていた。ハンドルを切り回しながら胸の鼓動がドキドキと早鐘のように打ち、母親が息子の横顔に見惚れるというはしたない行為に顔を赤らめる。
やがて車は鮎美の高校の外来用駐車場へと入った。空いているスペースに見事なハンドルさばきで停める。エンジンを切りキーを抜くと、少年の方に向き直った。
「ねえ、おかあさん行く前にしゃぶってよ」
「えっ…そんな」
「おかあさんの顔見てたらムラムラしてきちゃったんだ。責任とってよ」
カーッと美貌を染める綾奈。
志郎は言っている間にもスラックスのジッパーを下げると中からここの所頻繁に牝の蜜を吸って逞しくなった肉茎を取り出している。隆々としたシャフトからは車内に若い精のフェロモンが溢れ出す。
少年の手の中で勢いを持て余している肉棒を見るとも無しに見せ付けられて美母の朱唇はわなないた。ハァ、という溜め息を洩らして全身を襲う戦慄に空しい抵抗を試みる綾奈。だが、生々しい息子の怒張の勢いを目の前にすると綾奈の性感は昂ぶりを見せていた。両腕を抱いて肩で息を吐く。媚肉の奥から滲み出す蜜液が下着を濡らしてしまう。毎日のように嬲られた躯はコントロールする術を失っていた。
「嫌です、こ、こんな…」
「そうかな?触ってみれば気が変わるんじゃないかな」
「や…だめぇ」
理不尽な申し出を拒絶した美母の手を強引に引き寄せると、剛直を握らせてしまう。離そうとする細い手を逃がさないように上からしっかりと押さえつけながら、綾奈の手で自分の物をしごく。
「い、いや」
熱く、脈動する肉棒の感触に綾奈は太腿を擦り合わせてしまう。逞しい剛直で貫かれる妄想にとりつかれていた。志郎は美母がいつしか熱い吐息を洩らしているのに気付くと上から押さえていた手を離した。
綾奈は少年が自分の淫らな姿態を眺めているのに気付くゆとりも無かった。志郎が強制していないにもかかわらず自分からすすんで少年に肉棒をしごき上げては、ハア、ハア、と息を荒げて太腿を擦り合わせていた。
「そろそろ咥えてよ」
「ああ…私、こんな」
肉棒をしごいている自分自身の手を凝視めながら、その手の動きを止めることが出来ない。もっと、もっと、と肉棒が快感をせがんでいるような錯覚に頭がクラクラとしてくる。志郎の方に身を乗り出して剛直を、恍惚に震える両手で捧げ持ち接吻ける。
"だめ…こんなことしては…でも、ダメ"
僅かばかりの理性が拒否する行為を、手が、舌が、嬉々として受け入れていく現実に綾奈は自分で自分を呪った。怒張から零れる先走った液体に細い指先はグッショリと濡れていた。それを紅い舌先が掬いとり、啜る。そして肉棒を口腔深く呑み込んでいく。
「ああ、いい…いいよ、おかあさん」
美女が口唇奉仕するのを見下ろしながら、時折、長い黒髪を梳き上げて奉仕に没頭する淫らな横顔が隠れないようにする。
もう、迷いは無かった。頭を上下に振って唾液を肉茎全体に塗しながら舌を絡め、精を啜る。
「下さい…志郎さんのミルク…あん…欲しいの」
「う…出すよ、おかあさん」
「いいわ、呑ませて」
美母の口腔にドクッドクッと濃い粘液が注がれる。志郎は綾奈の髪の毛を握って頭を引き寄せる。喉の奥まで突き立てられた怒張から大量の精が流し込まれていく。それを綾奈は鼻を鳴らしながら美味そうな音をたてて呑み干していく。
ひとしきり噴射が終わると綾奈はその後始末をする。ペニスを頬張ったまま肉棒に絡まった精液の残滓を舌先で丁寧に舐め啜りとる。その一連の動作は既に何回も慣れ親しんだかのように自然だった。
車を降りて玄関に向かう。運転席から立ち上がるとき綾奈は荒い息を吐いて志郎に支えてもらわなければ立っているのも危うかった。志郎は美母の腰に手を廻し、足元のおぼつかない美女の肢体を支える。それはヒールの所為ばかりとは言えなかった。いつもこってりと濃い志郎の精を呑まされると綾奈は躯が快感を求めるようにスイッチが入ってしまう。そういう風に志郎に調教されたのだ。
玄関で履き物を変えると玄関を抜けて昇降口を上がった。女子校特有の華やかな雰囲気に妖しいムードを感じる。
教室棟の廊下に設置されたベンチに綾奈を座らせる。美母は息をようやく整えたところだ。
「まだ顔が赤いよ、お母さん」
「志郎さんが意地悪するから…」
かあっと赤い顔をまた赤くする美母。美女が困ったような顔をするのは何とも男の嗜虐欲をそそる眺めだ。
「美味しかったかい僕のミルク?」
「…はい」
もう綾奈の顔は真っ赤だ。先刻までようやく息を整えていたのは全く無駄になってしまった。教育棟の廊下で言葉による羞恥責めに綾奈は気が気でなかった。目の前を誰か通るたびに淫蕩な自分の性を暴露してしまいそうだ。志郎は綾奈の腕を取ると立ちあがらせる。
「そろそろ、おねえさんの所行ってみようか」
「そ、そうね」
気が紛れるなら何でもよかった。志郎と一緒の時間を過ごす時間が多ければ多いほど自分の正体を無くしてしまいそうだからだ。もうフラフラという感じで、頭一つ分高い志郎の肩に凭れるようにして歩いている。
今年の姉のクラスの出し物はお化け屋敷だという。まあ、何処の学園祭も似たようなものでマンネリを責めるのは酷というものだ。志郎は姉のクラスに着くとさっそく姉を呼び出した。鮎美は母譲りの美貌だけに誘惑も多いらしく、取り次ぎも楽ではなかった。しばらく待たされた後、なにやら手に持ったまま鮎美が黒い垂れ幕の向こうから出てきた。
「あっ志郎クン来てくれたのね。嬉しい」
鮎美は志郎の顔を見るとポッ、と顔を赤らめた。この学園でも1、2を争うほどの美少女の微笑みを独占していると思うと気分もいい。ましてその美少女は既に自分の奴隷なのだから。
「おねえさんはまだ暇じゃないの?」
「ごめんなさい、1時から体が空くからもう少し待ってて。帰っては嫌よ」
志郎はそっと姉の頬に指先を伸ばす。鮎美はその手を取って頬に当てる。一瞬だけ時間が止まり、また流れ出す。
「うん、待ってるから」
「…はい」
姉の従順な返事を聞くと志郎は踵を返した。
今は未だ昼過ぎだ。鮎美の体が空くのには時間がある。志郎は美母のところに戻ることにした。綾奈は美術室にいた。絵やオブジェの展示そのものはたかだか生徒の作品だけにたいした物があるわけでもない。だが、一番高い階にある美術室は見晴らしも良いし、屋上へ抜けるには近道だし、人の出入りも少ないとサボるには何かと都合の良い場所ではある。
綾奈は展示に見飽きたのか、美術室のテラスに凭れてぼんやりとしている。
美女はただぼんやりとしているだけでも絵になる。事実、綾奈の方をちらちらと視線を向けている見学者が結構いた。そんな中を真っ直ぐに近付いて美女の肩に手を掛ける。
「おかあさん、具合はどう?」
「ええ、もう大丈夫。御免なさい心配掛けちゃって」
心配掛けるようなことをしたのは、志郎なのだがそれはおくびにも出さない。
「おねえさん、まだもう少しかかるみたいだから…」
「…もう少し楽しもうか」
志郎は美女の肩にかけた手に力を込めて囁いた。それは調教の合図だった。駐車場で口唇奉仕をさせただけでは飽き足らず、まだ弄ぶつもりなのだ。綾奈の美貌に陰が差した。
「そ、そんな、もう許してくださぃ…」
「さ、行こうか」
強引に美母の腕を取って引き立てていく。美女と少年のやり取りに視線を送るギャラリーは何事かと驚いているようだ。が、綾奈の狼狽をよそに志郎は綾奈を連れ添ってそこを出た。
向かったのはVの字の教育棟で美術室の反対側の屋上に通じる階段の一番上である。こちらからは屋上に出ることは出来ない。締め切られている屋上への扉の前はちょっとした踊り場になっている。ここは機械室に通じる扉の前なので普段は立ち入り禁止になっているところで、誰も近付かない。志郎にとっては都合のいい場所である。
「嫌です…鮎美ちゃんに知られたら私…」
壁際に追いつめると脅えて逃げようとする美母を後ろから抱き締める。
そしてうなじに顔を埋めてブラウスの上から胸をまさぐる。初めは嫌がっていたもののうなじを熱い舌で責められると途端に力を抜いて志郎の愛撫に身を任せる。
「あ…いや…んっ」
「大丈夫だよ、心配しないで」
気休めを言ってブラウスのボタンを外し始める。すっかりブラウスの前の部分をはだけさせるとブラジャーをずらして、豊満な乳房を掴み出して揉みしだく。娘の学び舎で肌を露出させられる恥辱に息を荒くしてしまう。スカートのホックを外されて、床に落ちる。ガーターで止められた黒いストッキングとベージュのパンティが艶めかしい対比を見せている。志郎は尻の上からパンティの縁に手を掛けると一気にまるで桃の皮を剥くように引き下ろした。
「ああっ…こんな…私…」
恥辱に身悶える美母のヒップを愛でるように撫で上げる。
「堪らないね、学校で見るおかあさんのお尻は」
遠慮無く撫で回しては尻の割れ目に指を添えた。その指を亀裂に沿って撫で下ろしていく。綾奈はガクガクと震える脚を突っ張って志郎の責めを甘受している。息子の指が菊門で止まると狼狽は強くなる。
「ああっ…ダメェ…」
だが指は菊門を通りこし後ろから美女の媚肉へ突き刺さった。そこは駐車場での口唇奉仕によって既に牡を迎え入れる準備が整っていた。その中心をこね回し、指の第一関節まで一気に差し入れる。
「凄いね、ミルク呑んだだけでこんなになるんだ」
「あうっ…綾奈は…淫乱なんです、ああん…だから濡れちゃうんです」
美母は既に牝奴隷に堕ちていた。志郎の指の動きに翻弄されるまま性奴の言葉を吐いていた。壁に腕を突っ張って、尻をプリプリと淫らに振り立てて主人の責めを甘受する。裸の乳房が尻を振るたび淫らに揺れている。
「淫乱な奴隷にはお仕置きが必要だね?」
「ああ…お仕置きを下さい…。」
志郎はスラックスの前を開くと怒張を取り出して、美母の後ろから貫く。
「ああっいいです…志郎さんの…」
綾奈は既に娘の学び舎にいることを忘れて喘いでいた。パンパンと打ち付ける志郎の腰にタイミング良く尻を高々と持ち上げて押し当てていく。
「ふふ、おかあさんは牝犬みたいだね」
「ああん、綾奈は犬なんですぅ…いやらしい牝犬なの…」
そのまま犬の交尾よろしく激しく尻を掴んで貫き、また貫く。志郎も姉の学び舎で抱くシチュエーションにいつもより燃えていた。そのまま放出の衝動を抑えることもせず、予告無く射精する。
「ああっいや…そんな嫌です…あぁん」
エクスタシーへと登るまでの途中で一人取り残されたまま精を注ぎ込まれ、不満気に尻を振る美母。だが、志郎はさっさと身繕いをしてしまう。
「ほら、おかあさんも着替えてよ。おねえさんとの約束の時間だよ」
「そんな…酷いです」
強引に床に散らばっていた服を押し付けられ不満そうな綾奈。その表情は喩えようも無く淫らだ。しかたなくパンティを引き上げて、スカートを穿く。志郎はブラウスのボタンを留めてやった。
「腰を下ろして」
「え、…はい」
「後始末忘れてるだろう?」
志郎は無理矢理美母を膝間づかせると怒張を朱唇に捩じ込む。
「あ…申し訳ありません」
志郎の命令には逆らえない。綾奈は情交の余韻に疼く躯に耐えながら志郎の怒張を口に含んだ。そして先程まで自分の体内にあった肉棒を愛情を込めて舌を絡め、精液を啜った。志郎の怒張を清めながら膣に注ぎ込まれた精液が逆流してきて下着を濡らすのを感じていた。
"ああ…溢れてきちゃう…いやぁ"
志郎は恥辱に顔を歪めつつも肉棒を啜る美女を楽しげに見下ろしていた。
鮎美は母親の様子を見て気色ばんだものの志郎を疑う素振りは全く見せず愛しい弟との逢瀬を楽しんでいる様子だった。志郎は途中で綾奈を駐車場に置いてある車のドアに寄り掛らせて様子を見た。
「おかあさん大丈夫?」
「ご免なさい、私のせいで」
綾奈は志郎が本当に自分を大切に思っていると信じて疑わない。志郎は荒淫にやつれたような美女の艶めかしさにゾクゾクした。思わず美母の顎尻を捉えると接吻を交す。
「アァァ…ン…」
舌を絡め合い互いの唾液を啜った。志郎が唇を離すと綾奈はエロティックな眼差しを恍惚に染めていた。
「欲しそうだね?イキたいんだろ、綾奈」
「…ああん、志郎さんのイジワルぅ」
事実、先程の陵辱で中途半端に犯されて女芯がくすぶって仕方が無いのだ。志郎は美母の上半身をバックシートにうつ伏せに倒すとドアを開けたまま綾奈のスカートを捲り始める。
「だ、ダメよ、こんな場所で…誰かに見られるわ」
綾奈は無理な姿勢で体を捻じると志郎の手を掴んで裾を戻そうとする。駐車場は木立に囲まれているし校舎からは距離があるので校外の通行人に目撃されることは考えにくいがそれでも他の来客の車が並んでいるし、いつ誰かが近付いてくるか知れたものではなかった。
だが、志郎はそんなことを気にも留めることもなかった。
「そのほうが刺激があって楽しいよ」
「あんっ駄目っ」
美母の手を振り切ると腰の上まで捲りあげたかと思うと素早くパンティを母の成熟しきって脂ののった見事なヒップから剥き下ろし、白日のもとに綾奈の下半身を露わにしてしまった。
「ああ、あ…恥ずかしいわ…」
剥き出しのヒップに風を感じて綾奈は戦慄を覚えた。あまりの恥辱に目を閉じて悲鳴を噛み殺す。
志郎は陽光の下で輝く母の白いヒップを撫で回している。綺麗だ。染み一つ無い丸い豊満な膨らみを好い様に触わりまくる。
「綺麗だね、おかあさんのお尻」
「あんっああん…」
楽しそうに母の尻を撫で回す少年と対照的に綾奈は志郎の手が這うたび甘え泣きを漏らしている。
志郎は尻肉の狭間で菊座がヒクヒクと蠢いているのを面白そうに見つめた。
ここはまだ「処女」に違いない。まだまだ開発の余地はある。
スラックスのチャックを下ろすと既に漲っている怒張を取り出し、母の女陰に添えた。そこは先刻の陵辱の痕で爛れたようになっている。美麗な媚肉の肉襞は淫らな蜜を吐き出して男を迎え入れる準備を整えて待っている。
「入れるよ、おかあさん」
「はい…」
昼間の駐車場で日の光の下で犯される異常なシチュエーションに二人とも燃えていた。怒張が根元まで押し込まれると綾奈はアスファルトに踏ん張った長い脚をピーンと張って、快楽を噛み締めている。
「ひぃぃぃ…イイ、イイの…あん」
「おかあさん、いつもより締まるね」
「あん、だって、だって…ああっ、イイ…」
志郎は怒張を母の膣の奥深くまで貫き、そして引き戻すとまた力の限りに貫いた。綾奈は淫らな腰の動きで少年の肉棒を締め上げ、粘膜を削るような荒々しい肉棒の勢いが与える悦楽に酔い痴れていた。
志郎は激しく母の中に突き入れながら目の前の菊座を狙っていた。そして指を母の中から溢れる愛蜜で濡らすと尻肉の割れ目を押し開く。次に母の中に突き入れるタイミングに合わせて、愛蜜に濡れた指で菊座を貫いた。
「あ?ああっ…あん、いいっッ…イクぅ…いっちゃうぅ…」
「おおっ…凄いぃっ、俺も出る…」
菊座を貫かれた綾奈はその衝撃に瞬く間に絶頂に追い立てられ何度も意識を失いながらエクスタシーの波に飲み込まれていった。
志郎も菊座に指を食い込ませるたびに凄い締め付ける美母の膣に翻弄されドクッドクッ、と精を噴射していく。少年の肉茎を咥えこんだ媚肉の合わせ目からは精と愛蜜の混ざった液体が溢れて、美麗な綾奈の太腿の上を流れ落ちていく。
可憐な菊座も少年の指を咥えこんだままヒクヒクと妖しく蠢いていた。
「凄かったね、おかあさん…」
「いやっ、そんな言い方しないでください…」
志郎は綾奈をバックシートから引き起こすと駐車場のアスファルトに跪かせて、後始末をさせている。まだ、姉に付き合ってやらねばならない。少年の肉茎に舌を絡ませている美母は肛門を犯されかけたことがショックで美貌を真っ赤に染めている。
「後ろを責められてあんなに感じるなんて本当に淫乱なんだね、綾奈は」
「言わないで…」
少年が新たな陵辱の対象を見付けたことを絶望的に悟っていた。だが、その絶望もすぐに甘い官能へと変貌してしまう。再び、肛門を責められてはしたない姿を晒してしまうことを想像すると、全身を甘い疼きが走るのだった。
母が浮かべた恍惚の表情に、志郎は美母の意志を感じ取る。
「想像してるんだろ?おかあさん」
「…はい」
「また、して欲しいかい?」
「あ、綾奈は志郎さんの奴隷です…また苛めてください」
隷従の言葉が躊躇いも無く口をついて出る。口に出すとまた羞恥心に頭がくらくらとしてくる。志郎は後始末を終えた綾奈の腕を取って引き立たせて抱き寄せる。人形のように力の抜けた美女の躯を抱きながらまるで年下の女を扱うような仕種で綾奈の髪を撫でている。
「ふふ、可愛いな、おかあさん」
志郎は綾奈が自分と彼女自身の後始末を済ませて、身繕いを終えると窓を開けて車内にこもった淫臭を追い出しながらバックシートに美母を横たえた。
「帰るまで休んでて、おかあさん」
「ウン…少し休むわ…」
綾奈は志郎の言うことをおとなしく聞いて帰るまで休んでいることにした。
志郎は自分の制服のブレザーを綾奈の肩にかけてやる。
「ありがとう志郎さん」
綾奈は少年に優しく微笑みかけながら感謝の言葉を口にした。少年の気遣いが嬉しい。綾奈は瞳を閉じた。
志郎は姉のところに戻った。
「おかあさん、どうしたのかしら…」
まさか志郎が奉仕させ強姦紛いに犯したとは想像だにしないだろう。志郎は姉の腰に手を廻して抱きよせる。
「ちょっと疲れてるみたいだけど大丈夫だよ」
「そう、良かった」
志郎に甘えかかりながら微笑む。志郎はあらためて姉の姿を鑑賞する。普段見慣れている制服姿だが学校にいるときは、やはり雰囲気が違ってみえる。さらさらと流れるようなセミロングの黒髪、制服の胸元を押し上げる膨らみも、ミニスカートから伸びる太腿も、全部自分のものだ。こうして抱いていると熟れ頃の少女独特の甘い匂いが志郎を堪らなくさせる。
「あん、駄目ぇ」
志郎の腕の束縛から逃れて鮎美は隣に並んだ。
「ね、お化け屋敷、もう入った?」
「いや、まだだけど」
「じゃ、行きましょう」
志郎は姉に引っ張られるように教育棟の階段を駆け登った。そこは黒い垂れ幕で窓の明かりを遮って作られた二つの教室程の広さの空間だった。
「そういえば…おねえさん、こういうの平気だっけ?」
「志郎クンと一緒だから平気よ」
ま、いいか。志郎は姉の座興に付き合ってやることにした。腕を組んで入り口をくぐった。
「ね、絶対に手を離さないでね」
「ああ、大丈夫だって」
平気といっていた割には結構、不安げではある。そんな表情も可愛いと思った。
不意に何かが目の前を横切った。なにか、夜光塗料で塗られた物らしかった。
「きゃあッ、嫌ぁ、志郎クンいるよね?」
「ああいるってば」
こんな子供だましで嬌声をあげる姉が何と無しに可愛い。志郎は暗闇でどうせ誰も見ていないと思って姉の躯を抱き寄せてその柔らかい美少女の肌の感触を楽しんだ。
「やん、駄目っ、志郎クンってば」
鮎美はすぐに志郎の目論見に気づいた。学校でしかも自分のクラスの出し物の中で恥ずかしい目に合わされては堪らない。しかし、志郎は姉の体を放そうとはしない。それどころかスカートを捲り上げて太腿の合間に指を差し込み、腿の内側の敏感な部分を撫で上げる。
「あふっ…嫌です…こんな」
鮎美が目元に涙を滲ませて抗議するのも構わず、下着の上から媚肉を擦りあげる。鮎美は志郎の凶行に何でもないように振る舞いながら他の誰にも気付かせないように裏方の休憩所へと志郎を誘導する。その間も弟の指はぐいぐいと下着越しに女芯を抉り、鮎美は必死に声を漏らさないようにしていた。
「咥えてよ、おねえさん」
「だ…だめよ…」
弟の精を呑まされたら最後、もう学校に出てこれないほどの痴態を晒してしまう。まさか自分が母親同様の調教を受けているとも知らず、鮎美は弟の命令を拒んだ。
「そう…仕方ないね」
鮎美はほっと息を吐いた。愛しい弟が求めることなら何でも応えてあげたい。でもそれがために学校に来れなくなるのは嫌だった。
「そのかわり…パンティを脱ぐんだ」
「えっ…」
「帰りは一緒に帰れるでしょう?その時までの辛抱さ。」
「ああ…そんな」
「嫌なら咥えるんだね」
志郎は美少女が卑怯な選択に困惑する顔を楽しげに見ていた。鮎美は何か決心したような諦めの表情を一瞬浮かべた。
「わかったわ…脱ぎます」
そう言ったかと思うと鮎美はスカートを捲くり上げ、下着に手を掛けた。いつも家では志郎の前でやらされる儀式を思い浮かべながら白い下着を剥き下ろしていく。いつも志郎に求められたときは弟の見ている前で全て脱ぎ捨てるのだ。二人だけのストリップショウ…。そんなイメージが鮎美の理性を奪っていく。
"はあぁ…"
学び舎での淫蕩な恥ずべき行為に身をやつす自分の浅ましさに溜め息を漏らすと先程まで自分の秘所を覆っていた小さな布切れから脚を片方ずつ抜いていく。そして脱ぎ終えたばかりの下着を弟に差し出した。志郎は姉の股間を隠していた小さな布切れを丹念に調べなる。
「ああ、鮎美の脱ぎ立てのパンティ、いったい幾らで売れるかな」
「いやっ…やめて」
弟が今脱いだばかりのパンティを広げてチェックしているのを見て居たたまれなくなる。先程の強引な愛撫で蜜が零れたのを知っているからだ。志郎は下着の染みに鼻を近付けてクンクンとその匂いを嗅いだ。
「やっぱり濡らしたんだね」
「はい…」
「見せて…本当に脱いだかどうか」
「…はい」
鮎美は志郎の求めに応じてスカートの前の部分の裾を掴むとおずおずと腹の上の方まで捲り上げる。学び舎で露わになった美少女の下半身に志郎は興奮していた。弟の視線が股間に突き刺さるのが分かる。いや感じるのだ。媚肉の入り口が羞恥責めでひくひくと振るえているのが自分でも分かった。
「ああ、綺麗だねあねえさんのオマンコ」
手を伸ばして割れ目の上を彩る草叢を指先で梳き上げる。鮎美は学び舎で恥ずかしい姿をとらされ、しかも誰か同級生に見られるかもしれないという脅えとで、ブルブルと震えていた。
「もう、もういいでしょう?」
鮎美は弟が媚肉の合わせ目を指先で擦ると腰が砕けそうになってしまい、立っているのが辛くなる。弟の指が柔らかな秘所の襞肉を掻き分けて我が物顔で姉の躯の中に侵入して行く。鮎美はもう荒い息を吐いて志郎の為すがまま、ただじっと弟の陵辱行為に堪えているだけだ。
「ふふん、やっぱし、したくなっちゃったな」
「え…ええっ?そんなぁ…」
「場所を変えよう、おねえさん。いいところがあるんだ」
志郎は姉を母を陵辱したあの場所へと連れて行った。空気がうまく喚起されないで淀んだようなそこは先刻の陵辱の残り香が漂っていた。かすかに母の身につけていた香水の匂いもする。
鮎美は弟に抱かれたままここに連れ込まれたときも既に濃厚な弟の悪戯に胸や尻を撫で回されて意識を朦朧としているようにみえた。美少女の怠惰で無気力なその表情は限りなく女のエロシティズムに溢れて天性のマゾの表情を見え隠れさせている。
「ね、ねぇ、本当にするの?」
「勿論さ。さあ、そこの手すりに掴まって後ろを向くんだ」
「ああっ、こんな…」
志郎は姉が渋々ながら自分の命令に従うのを確認すると制服のスカートを腰の上まで捲り上げ裸になった尻肉を掴んだ。
「あうっ…乱暴にしないで…」
「尻を突き出すようにするんだ、鮎美」
「は、はい」
呼び捨てにされて弟の衝動が昂ぶっているのを感じ取った。鮎美は長い脚を突っ張って、自らピンク色に染まった綺麗な桃のような尻を高々と差し上げた。
「こ、これでいい?」
「上出来だよ、鮎美。よく分かってきたじゃないか」
姉の桃尻の丸みをピタピタと撫で回し調教の成果に満足する。
「あん、恥ずかしいです。こ、こんな格好…」
「でも感じるんだろ?おねえさん」
それは事実だった。実際、先程教室の控え室で受けた愛撫に加えて、この場所で恥ずかしいポーズを自分で取ると、媚肉の合わせ目から愛蜜が溢れ出してくる。それはその恥ずかしい責めを自分の体が求めていることの証だった。
「はい…鮎美は感じちゃうの…」
制服のままで学び舎で陵辱されることが鮎美の性感の昂ぶりを徐々に加速していく。弟の掌が自らの尻を愛撫している感触が本当に学び舎で恥ずかしい姿を晒していることを実感させて、鮎美の恥辱に火を注ぐ。
「おねえさんはこっちはまだだったよね」
「あひぃ…そこは違います」
志郎の指が尻肉の狭間を開いて菊座の周りを撫で回し始めるのを感じてうろたえる。菊座はまだ開発されていなかったし、媚肉を責められるより恥ずかしい。
弟の指がそこを離れたと思うと再び中心に添えられた。
「あっ!!嫌ぁ…やめて…恥ずかしいっ」
志郎は既にグショグショに濡れて蜜を太腿に垂れ流している姉の媚肉のぬかるみで指先を濡らすと鮎美の菊座に指先をめり込ませ始めた。ここが姉の処女地だと思うと余計に犯したくなる。
「あっううっ…嫌ぁ…ひぃぃ」
恥ずかしい排泄器官を犯される恥辱に鮎美は媚肉が引き攣るような壮絶な官能の疼きに背筋を悪寒が走るのを何度も何度も感じた。そのたびごとに強烈なエクスタシーを迎えていた。愛蜜が止めど無く流れていく。その滴が床に垂れ恥ずかしい水溜まりを作っていく。鮎美は完全に自分を失っていた。
「ひぃぃん、あんっあんっ、あああ…」
志郎は姉が悲鳴を上げて絶頂を噛み締めている表情を嬉しそうに見つめた。そして、姉を翻弄させていた姉の排泄器官を犯していた指を引き抜き、代わりに姉のドロドロに熔けた媚肉を怒張で貫いた。鮎美は後ろを貫かれているような錯覚に弟の怒張を無意識に締め上げる。
「くぅっ…きついな、おねえさん」
「ダメぇ…だめなのっ…いい、いい…」
志郎は姉の尻肉に爪を食い込ませて、まるで後ろのように締め上げる姉の媚肉の感触を堪能する。
「ああっいいぜ、最高だよ鮎美のココ…」
「いいっいいのぉ…志郎クンもいいの。志郎クン、素敵ぃ…」
「く…出すぜ、鮎美」
「はい…んっ、来て…鮎美のなかに…ひぃぃ」
志郎は姉を手すりに押し付けてそのままの姿勢でグイッグイッと鮎美の中を突き上げながら噴射する。鮎美は初めて自ら志郎を求めた。汗にほつれた髪の毛を纏い付かせ、上気した美貌を捻じって弟に接吻を求めた。志郎は鮎美の要求に応えて唇を重ね、舌を絡ませ合う。
おびただしい量の精が鮎美の子宮を直撃し蜜壷を満たしてそれでも足りず二人の肉の合わせ目から溢れて姉の太腿を汚していく。志郎は姉の舌を吸い上げながら、予想外の効果に満足していた。これで完全に鮎美は堕ちたことを確信していた。
志郎は悦楽の余韻に荒い息を吐いている姉の中から怒張を引き抜いた。そして鮎美を跪かせると後始末を命じた。姉は弟の怒張に潤んだ視線を向けると愛しげに舌を絡ませていく。姉の口唇奉仕に怒張は再び漲ってゆく。鮎美はかたくなった肉茎を唇をいっぱいに開いて受け入れ、呑み込む。自分の愛撫で弟が感じているのを見ると嬉しくてもっと奉仕したくなる。
「うっ、おねえさん、上手くなったよね」
姉の技巧の上達ぶりに志郎は目を細めた。
「美味しいかい?僕の」
鮎美はそれに返答するかのように熱いまなざしで弟の顔を見上げ、肉茎を吸い上げる。
「ああ、おねえさんの唇、オマンコみたいだ…」
いつしか、姉の技巧に追い詰められている。鮎美の奉仕の技巧の上達ぶりが嬉しかった。志郎は鮎美の頭を掴むと姉の唇を媚肉に見立てて激しく突き立て始めた。喉の奥まで入り込む荒々しい行為に鮎美は弟の為すがままに唇を犯されるのを許した。
「だ、出すよ…」
鮎美は静かに目を閉じる。やがて喉奥まで突き立てられた肉茎から若々しい弟の逞しさに相応しい大量の精が注ぎ込まれていく。それをゴクッゴクッと本当にミルクを飲むように嚥下していく。志郎が放出しおわると再び後始末に熱中していた。
志郎は姉の股間を丁寧にポケットティッシュで清めてやると、手を貸して立たせる。パンティは奪ったままだ。鮎美は体の力が抜けてしまってふらふらと立っているのもやっと、という感じだった。
「動けるかい?」
「…駄目みたい。私、今日はもう帰るわ」
「ごめんね、僕のせいで…」
鮎美は志郎が謝るのを聞くとゆっくりとかぶりを振った。
「違うわ、志郎クンのせいじゃないわ。志郎クンは悪くないの…」
「おねえさん…」
志郎は鮎美とくちづけを交す。姉の躯に腕を廻して抱き締める。セミロングの黒髪を梳き上げると姉独特の甘い匂いが鼻腔をくすぐる。背中を撫で下ろして、制服の上からヒップを撫でる。アフン、と姉の鼻から溜め息が洩れた。
「も、もう駄目よ…感じちゃうから」
「あ、うん。じゃあ帰ろうか」
「ええ」
鮎美は嬉しそうに志郎の腕に腕を絡ませてもたれかかる。どこからみても恋人同士にしか見えない。鮎美は時々すれ違う友人にそれを見咎められると、嬉しそうに「そうよ、恋人よ」と自慢げに吹聴した。志郎はそんな姉のはしゃぎぶりを楽しく見守っていた。
駐車場に停めてある車に近付くと、綾奈は子供たちが腕を組んで歩いてくるのをみつけて微笑みを返してくる。その様子だと運転にも差し支えないだろう。
志郎のブレザーは畳んで助手席に置いてある。そして学園祭は終わりを告げた。
バカンス-陵辱の季節-第8章
初秋のよく晴れた日曜日、姉の鮎美の学園の文化祭が開催されていた。志郎は母・綾奈の運転する車で文化祭に向かっていた。
綾奈は今日は娘の学校の文化祭ということで割とシックな装いに身を包んでいる。シルクのノースリーブのブラウスの上からジャケットを羽織り、胸元には金のチェーンが輝いている。膝より少し短い丈の浅くスリットの入ったスカートを着けている。太腿は付根まで隠す黒いストッキングをガーターで吊っていた。そして高いヒールのパンプスできめている。
よそ行きの服装としては普通の物なのに綾奈が着ると途端に艶やかになる。ブラウスを内側から押し上げる乳房は弾けそうなほど実っていて胸元は窮屈そうだったし、ウエストはあんなに細いのにヒップと太腿は張り詰めてスカートの中でぷりぷりと息を潜めている。長くすらりとした形の良い脚の美しさは絶品で男の視線を集めずにはいられない。彫りの深い美貌は、男なら誰でも振り返らずには置かせないほどの妖艶な魅力をたたえている。長い黒髪はしっとりと濡れたようにぬめ光っている。男を誑かすためだけに生まれてきたような妖艶なエキスを全身から発散している。
綾奈はハンドルを握りながら切れ長の瞳の中に憂いを含んだ眼差しを助手席に座る少年に投げ掛ける。その途端、美女の眼差しには優しい笑みが浮かび、美貌全体を彩る。その頬には若干、薄く紅色がさしている。
志郎はネクタイを締めた学生服姿だ。少年らしさを十分に残した甘いマスクに男らしい鋭さを秘めた口元は成長期特有のナイフのような危い雰囲気をも合わせ持っている。少年は瞳に何も写していないかのように静かに座っている。
綾奈は少年の虜だった。夫が海外へと長期の単身赴任をしてから二人きりになれる時間をなるべく多く作るように心がけている。といって娘への愛情を疎かにしているわけではない。比重は確かに志郎へかける愛情の方が高いのだが。娘を育てた経験はあっても男の子はない。だから少年がどんな考え方をしているか、母親に対してどんな反応をするのか、まったく未知数なのだ。
少年のことを深く理解するためにもスキンシップは必要だった。たとえそれが躯を提供し、性奴隷として奉仕することだとしても。
信号待ちの間中、志郎の横顔に無意識の内にに視線を向ける。少年の眼差しは綾奈を見ていない。その凛々しさと幼さのアンバランスな魅力を秘めた横顔に一瞬見惚れた。息子に惚れる、そんなことがあるのだろうか。息子は綾奈を陵辱のさなかで犯し、牝奴隷として虐げ、恥辱を与えた。だが、今の綾奈の心境にはそれが一番しっくりする表現だった。
志郎さんが望むならこの体を捧げるのも厭わない…。いつのまにか肉体だけでなく心まで息子に捧げていた。
「おかあさん…」
「な、なに?志郎さん」
「信号変わったよ」
「あ、そ、そうね」
慌てて発進させる。いつのまにか夢中になって凝視めていた。ハンドルを切り回しながら胸の鼓動がドキドキと早鐘のように打ち、母親が息子の横顔に見惚れるというはしたない行為に顔を赤らめる。
やがて車は鮎美の高校の外来用駐車場へと入った。空いているスペースに見事なハンドルさばきで停める。エンジンを切りキーを抜くと、少年の方に向き直った。
「ねえ、おかあさん行く前にしゃぶってよ」
「えっ…そんな」
「おかあさんの顔見てたらムラムラしてきちゃったんだ。責任とってよ」
カーッと美貌を染める綾奈。
志郎は言っている間にもスラックスのジッパーを下げると中からここの所頻繁に牝の蜜を吸って逞しくなった肉茎を取り出している。隆々としたシャフトからは車内に若い精のフェロモンが溢れ出す。
少年の手の中で勢いを持て余している肉棒を見るとも無しに見せ付けられて美母の朱唇はわなないた。ハァ、という溜め息を洩らして全身を襲う戦慄に空しい抵抗を試みる綾奈。だが、生々しい息子の怒張の勢いを目の前にすると綾奈の性感は昂ぶりを見せていた。両腕を抱いて肩で息を吐く。媚肉の奥から滲み出す蜜液が下着を濡らしてしまう。毎日のように嬲られた躯はコントロールする術を失っていた。
「嫌です、こ、こんな…」
「そうかな?触ってみれば気が変わるんじゃないかな」
「や…だめぇ」
理不尽な申し出を拒絶した美母の手を強引に引き寄せると、剛直を握らせてしまう。離そうとする細い手を逃がさないように上からしっかりと押さえつけながら、綾奈の手で自分の物をしごく。
「い、いや」
熱く、脈動する肉棒の感触に綾奈は太腿を擦り合わせてしまう。逞しい剛直で貫かれる妄想にとりつかれていた。志郎は美母がいつしか熱い吐息を洩らしているのに気付くと上から押さえていた手を離した。
綾奈は少年が自分の淫らな姿態を眺めているのに気付くゆとりも無かった。志郎が強制していないにもかかわらず自分からすすんで少年に肉棒をしごき上げては、ハア、ハア、と息を荒げて太腿を擦り合わせていた。
「そろそろ咥えてよ」
「ああ…私、こんな」
肉棒をしごいている自分自身の手を凝視めながら、その手の動きを止めることが出来ない。もっと、もっと、と肉棒が快感をせがんでいるような錯覚に頭がクラクラとしてくる。志郎の方に身を乗り出して剛直を、恍惚に震える両手で捧げ持ち接吻ける。
"だめ…こんなことしては…でも、ダメ"
僅かばかりの理性が拒否する行為を、手が、舌が、嬉々として受け入れていく現実に綾奈は自分で自分を呪った。怒張から零れる先走った液体に細い指先はグッショリと濡れていた。それを紅い舌先が掬いとり、啜る。そして肉棒を口腔深く呑み込んでいく。
「ああ、いい…いいよ、おかあさん」
美女が口唇奉仕するのを見下ろしながら、時折、長い黒髪を梳き上げて奉仕に没頭する淫らな横顔が隠れないようにする。
もう、迷いは無かった。頭を上下に振って唾液を肉茎全体に塗しながら舌を絡め、精を啜る。
「下さい…志郎さんのミルク…あん…欲しいの」
「う…出すよ、おかあさん」
「いいわ、呑ませて」
美母の口腔にドクッドクッと濃い粘液が注がれる。志郎は綾奈の髪の毛を握って頭を引き寄せる。喉の奥まで突き立てられた怒張から大量の精が流し込まれていく。それを綾奈は鼻を鳴らしながら美味そうな音をたてて呑み干していく。
ひとしきり噴射が終わると綾奈はその後始末をする。ペニスを頬張ったまま肉棒に絡まった精液の残滓を舌先で丁寧に舐め啜りとる。その一連の動作は既に何回も慣れ親しんだかのように自然だった。
車を降りて玄関に向かう。運転席から立ち上がるとき綾奈は荒い息を吐いて志郎に支えてもらわなければ立っているのも危うかった。志郎は美母の腰に手を廻し、足元のおぼつかない美女の肢体を支える。それはヒールの所為ばかりとは言えなかった。いつもこってりと濃い志郎の精を呑まされると綾奈は躯が快感を求めるようにスイッチが入ってしまう。そういう風に志郎に調教されたのだ。
玄関で履き物を変えると玄関を抜けて昇降口を上がった。女子校特有の華やかな雰囲気に妖しいムードを感じる。
教室棟の廊下に設置されたベンチに綾奈を座らせる。美母は息をようやく整えたところだ。
「まだ顔が赤いよ、お母さん」
「志郎さんが意地悪するから…」
かあっと赤い顔をまた赤くする美母。美女が困ったような顔をするのは何とも男の嗜虐欲をそそる眺めだ。
「美味しかったかい僕のミルク?」
「…はい」
もう綾奈の顔は真っ赤だ。先刻までようやく息を整えていたのは全く無駄になってしまった。教育棟の廊下で言葉による羞恥責めに綾奈は気が気でなかった。目の前を誰か通るたびに淫蕩な自分の性を暴露してしまいそうだ。志郎は綾奈の腕を取ると立ちあがらせる。
「そろそろ、おねえさんの所行ってみようか」
「そ、そうね」
気が紛れるなら何でもよかった。志郎と一緒の時間を過ごす時間が多ければ多いほど自分の正体を無くしてしまいそうだからだ。もうフラフラという感じで、頭一つ分高い志郎の肩に凭れるようにして歩いている。
今年の姉のクラスの出し物はお化け屋敷だという。まあ、何処の学園祭も似たようなものでマンネリを責めるのは酷というものだ。志郎は姉のクラスに着くとさっそく姉を呼び出した。鮎美は母譲りの美貌だけに誘惑も多いらしく、取り次ぎも楽ではなかった。しばらく待たされた後、なにやら手に持ったまま鮎美が黒い垂れ幕の向こうから出てきた。
「あっ志郎クン来てくれたのね。嬉しい」
鮎美は志郎の顔を見るとポッ、と顔を赤らめた。この学園でも1、2を争うほどの美少女の微笑みを独占していると思うと気分もいい。ましてその美少女は既に自分の奴隷なのだから。
「おねえさんはまだ暇じゃないの?」
「ごめんなさい、1時から体が空くからもう少し待ってて。帰っては嫌よ」
志郎はそっと姉の頬に指先を伸ばす。鮎美はその手を取って頬に当てる。一瞬だけ時間が止まり、また流れ出す。
「うん、待ってるから」
「…はい」
姉の従順な返事を聞くと志郎は踵を返した。
今は未だ昼過ぎだ。鮎美の体が空くのには時間がある。志郎は美母のところに戻ることにした。綾奈は美術室にいた。絵やオブジェの展示そのものはたかだか生徒の作品だけにたいした物があるわけでもない。だが、一番高い階にある美術室は見晴らしも良いし、屋上へ抜けるには近道だし、人の出入りも少ないとサボるには何かと都合の良い場所ではある。
綾奈は展示に見飽きたのか、美術室のテラスに凭れてぼんやりとしている。
美女はただぼんやりとしているだけでも絵になる。事実、綾奈の方をちらちらと視線を向けている見学者が結構いた。そんな中を真っ直ぐに近付いて美女の肩に手を掛ける。
「おかあさん、具合はどう?」
「ええ、もう大丈夫。御免なさい心配掛けちゃって」
心配掛けるようなことをしたのは、志郎なのだがそれはおくびにも出さない。
「おねえさん、まだもう少しかかるみたいだから…」
「…もう少し楽しもうか」
志郎は美女の肩にかけた手に力を込めて囁いた。それは調教の合図だった。駐車場で口唇奉仕をさせただけでは飽き足らず、まだ弄ぶつもりなのだ。綾奈の美貌に陰が差した。
「そ、そんな、もう許してくださぃ…」
「さ、行こうか」
強引に美母の腕を取って引き立てていく。美女と少年のやり取りに視線を送るギャラリーは何事かと驚いているようだ。が、綾奈の狼狽をよそに志郎は綾奈を連れ添ってそこを出た。
向かったのはVの字の教育棟で美術室の反対側の屋上に通じる階段の一番上である。こちらからは屋上に出ることは出来ない。締め切られている屋上への扉の前はちょっとした踊り場になっている。ここは機械室に通じる扉の前なので普段は立ち入り禁止になっているところで、誰も近付かない。志郎にとっては都合のいい場所である。
「嫌です…鮎美ちゃんに知られたら私…」
壁際に追いつめると脅えて逃げようとする美母を後ろから抱き締める。
そしてうなじに顔を埋めてブラウスの上から胸をまさぐる。初めは嫌がっていたもののうなじを熱い舌で責められると途端に力を抜いて志郎の愛撫に身を任せる。
「あ…いや…んっ」
「大丈夫だよ、心配しないで」
気休めを言ってブラウスのボタンを外し始める。すっかりブラウスの前の部分をはだけさせるとブラジャーをずらして、豊満な乳房を掴み出して揉みしだく。娘の学び舎で肌を露出させられる恥辱に息を荒くしてしまう。スカートのホックを外されて、床に落ちる。ガーターで止められた黒いストッキングとベージュのパンティが艶めかしい対比を見せている。志郎は尻の上からパンティの縁に手を掛けると一気にまるで桃の皮を剥くように引き下ろした。
「ああっ…こんな…私…」
恥辱に身悶える美母のヒップを愛でるように撫で上げる。
「堪らないね、学校で見るおかあさんのお尻は」
遠慮無く撫で回しては尻の割れ目に指を添えた。その指を亀裂に沿って撫で下ろしていく。綾奈はガクガクと震える脚を突っ張って志郎の責めを甘受している。息子の指が菊門で止まると狼狽は強くなる。
「ああっ…ダメェ…」
だが指は菊門を通りこし後ろから美女の媚肉へ突き刺さった。そこは駐車場での口唇奉仕によって既に牡を迎え入れる準備が整っていた。その中心をこね回し、指の第一関節まで一気に差し入れる。
「凄いね、ミルク呑んだだけでこんなになるんだ」
「あうっ…綾奈は…淫乱なんです、ああん…だから濡れちゃうんです」
美母は既に牝奴隷に堕ちていた。志郎の指の動きに翻弄されるまま性奴の言葉を吐いていた。壁に腕を突っ張って、尻をプリプリと淫らに振り立てて主人の責めを甘受する。裸の乳房が尻を振るたび淫らに揺れている。
「淫乱な奴隷にはお仕置きが必要だね?」
「ああ…お仕置きを下さい…。」
志郎はスラックスの前を開くと怒張を取り出して、美母の後ろから貫く。
「ああっいいです…志郎さんの…」
綾奈は既に娘の学び舎にいることを忘れて喘いでいた。パンパンと打ち付ける志郎の腰にタイミング良く尻を高々と持ち上げて押し当てていく。
「ふふ、おかあさんは牝犬みたいだね」
「ああん、綾奈は犬なんですぅ…いやらしい牝犬なの…」
そのまま犬の交尾よろしく激しく尻を掴んで貫き、また貫く。志郎も姉の学び舎で抱くシチュエーションにいつもより燃えていた。そのまま放出の衝動を抑えることもせず、予告無く射精する。
「ああっいや…そんな嫌です…あぁん」
エクスタシーへと登るまでの途中で一人取り残されたまま精を注ぎ込まれ、不満気に尻を振る美母。だが、志郎はさっさと身繕いをしてしまう。
「ほら、おかあさんも着替えてよ。おねえさんとの約束の時間だよ」
「そんな…酷いです」
強引に床に散らばっていた服を押し付けられ不満そうな綾奈。その表情は喩えようも無く淫らだ。しかたなくパンティを引き上げて、スカートを穿く。志郎はブラウスのボタンを留めてやった。
「腰を下ろして」
「え、…はい」
「後始末忘れてるだろう?」
志郎は無理矢理美母を膝間づかせると怒張を朱唇に捩じ込む。
「あ…申し訳ありません」
志郎の命令には逆らえない。綾奈は情交の余韻に疼く躯に耐えながら志郎の怒張を口に含んだ。そして先程まで自分の体内にあった肉棒を愛情を込めて舌を絡め、精液を啜った。志郎の怒張を清めながら膣に注ぎ込まれた精液が逆流してきて下着を濡らすのを感じていた。
"ああ…溢れてきちゃう…いやぁ"
志郎は恥辱に顔を歪めつつも肉棒を啜る美女を楽しげに見下ろしていた。
鮎美は母親の様子を見て気色ばんだものの志郎を疑う素振りは全く見せず愛しい弟との逢瀬を楽しんでいる様子だった。志郎は途中で綾奈を駐車場に置いてある車のドアに寄り掛らせて様子を見た。
「おかあさん大丈夫?」
「ご免なさい、私のせいで」
綾奈は志郎が本当に自分を大切に思っていると信じて疑わない。志郎は荒淫にやつれたような美女の艶めかしさにゾクゾクした。思わず美母の顎尻を捉えると接吻を交す。
「アァァ…ン…」
舌を絡め合い互いの唾液を啜った。志郎が唇を離すと綾奈はエロティックな眼差しを恍惚に染めていた。
「欲しそうだね?イキたいんだろ、綾奈」
「…ああん、志郎さんのイジワルぅ」
事実、先程の陵辱で中途半端に犯されて女芯がくすぶって仕方が無いのだ。志郎は美母の上半身をバックシートにうつ伏せに倒すとドアを開けたまま綾奈のスカートを捲り始める。
「だ、ダメよ、こんな場所で…誰かに見られるわ」
綾奈は無理な姿勢で体を捻じると志郎の手を掴んで裾を戻そうとする。駐車場は木立に囲まれているし校舎からは距離があるので校外の通行人に目撃されることは考えにくいがそれでも他の来客の車が並んでいるし、いつ誰かが近付いてくるか知れたものではなかった。
だが、志郎はそんなことを気にも留めることもなかった。
「そのほうが刺激があって楽しいよ」
「あんっ駄目っ」
美母の手を振り切ると腰の上まで捲りあげたかと思うと素早くパンティを母の成熟しきって脂ののった見事なヒップから剥き下ろし、白日のもとに綾奈の下半身を露わにしてしまった。
「ああ、あ…恥ずかしいわ…」
剥き出しのヒップに風を感じて綾奈は戦慄を覚えた。あまりの恥辱に目を閉じて悲鳴を噛み殺す。
志郎は陽光の下で輝く母の白いヒップを撫で回している。綺麗だ。染み一つ無い丸い豊満な膨らみを好い様に触わりまくる。
「綺麗だね、おかあさんのお尻」
「あんっああん…」
楽しそうに母の尻を撫で回す少年と対照的に綾奈は志郎の手が這うたび甘え泣きを漏らしている。
志郎は尻肉の狭間で菊座がヒクヒクと蠢いているのを面白そうに見つめた。
ここはまだ「処女」に違いない。まだまだ開発の余地はある。
スラックスのチャックを下ろすと既に漲っている怒張を取り出し、母の女陰に添えた。そこは先刻の陵辱の痕で爛れたようになっている。美麗な媚肉の肉襞は淫らな蜜を吐き出して男を迎え入れる準備を整えて待っている。
「入れるよ、おかあさん」
「はい…」
昼間の駐車場で日の光の下で犯される異常なシチュエーションに二人とも燃えていた。怒張が根元まで押し込まれると綾奈はアスファルトに踏ん張った長い脚をピーンと張って、快楽を噛み締めている。
「ひぃぃぃ…イイ、イイの…あん」
「おかあさん、いつもより締まるね」
「あん、だって、だって…ああっ、イイ…」
志郎は怒張を母の膣の奥深くまで貫き、そして引き戻すとまた力の限りに貫いた。綾奈は淫らな腰の動きで少年の肉棒を締め上げ、粘膜を削るような荒々しい肉棒の勢いが与える悦楽に酔い痴れていた。
志郎は激しく母の中に突き入れながら目の前の菊座を狙っていた。そして指を母の中から溢れる愛蜜で濡らすと尻肉の割れ目を押し開く。次に母の中に突き入れるタイミングに合わせて、愛蜜に濡れた指で菊座を貫いた。
「あ?ああっ…あん、いいっッ…イクぅ…いっちゃうぅ…」
「おおっ…凄いぃっ、俺も出る…」
菊座を貫かれた綾奈はその衝撃に瞬く間に絶頂に追い立てられ何度も意識を失いながらエクスタシーの波に飲み込まれていった。
志郎も菊座に指を食い込ませるたびに凄い締め付ける美母の膣に翻弄されドクッドクッ、と精を噴射していく。少年の肉茎を咥えこんだ媚肉の合わせ目からは精と愛蜜の混ざった液体が溢れて、美麗な綾奈の太腿の上を流れ落ちていく。
可憐な菊座も少年の指を咥えこんだままヒクヒクと妖しく蠢いていた。
「凄かったね、おかあさん…」
「いやっ、そんな言い方しないでください…」
志郎は綾奈をバックシートから引き起こすと駐車場のアスファルトに跪かせて、後始末をさせている。まだ、姉に付き合ってやらねばならない。少年の肉茎に舌を絡ませている美母は肛門を犯されかけたことがショックで美貌を真っ赤に染めている。
「後ろを責められてあんなに感じるなんて本当に淫乱なんだね、綾奈は」
「言わないで…」
少年が新たな陵辱の対象を見付けたことを絶望的に悟っていた。だが、その絶望もすぐに甘い官能へと変貌してしまう。再び、肛門を責められてはしたない姿を晒してしまうことを想像すると、全身を甘い疼きが走るのだった。
母が浮かべた恍惚の表情に、志郎は美母の意志を感じ取る。
「想像してるんだろ?おかあさん」
「…はい」
「また、して欲しいかい?」
「あ、綾奈は志郎さんの奴隷です…また苛めてください」
隷従の言葉が躊躇いも無く口をついて出る。口に出すとまた羞恥心に頭がくらくらとしてくる。志郎は後始末を終えた綾奈の腕を取って引き立たせて抱き寄せる。人形のように力の抜けた美女の躯を抱きながらまるで年下の女を扱うような仕種で綾奈の髪を撫でている。
「ふふ、可愛いな、おかあさん」
志郎は綾奈が自分と彼女自身の後始末を済ませて、身繕いを終えると窓を開けて車内にこもった淫臭を追い出しながらバックシートに美母を横たえた。
「帰るまで休んでて、おかあさん」
「ウン…少し休むわ…」
綾奈は志郎の言うことをおとなしく聞いて帰るまで休んでいることにした。
志郎は自分の制服のブレザーを綾奈の肩にかけてやる。
「ありがとう志郎さん」
綾奈は少年に優しく微笑みかけながら感謝の言葉を口にした。少年の気遣いが嬉しい。綾奈は瞳を閉じた。
志郎は姉のところに戻った。
「おかあさん、どうしたのかしら…」
まさか志郎が奉仕させ強姦紛いに犯したとは想像だにしないだろう。志郎は姉の腰に手を廻して抱きよせる。
「ちょっと疲れてるみたいだけど大丈夫だよ」
「そう、良かった」
志郎に甘えかかりながら微笑む。志郎はあらためて姉の姿を鑑賞する。普段見慣れている制服姿だが学校にいるときは、やはり雰囲気が違ってみえる。さらさらと流れるようなセミロングの黒髪、制服の胸元を押し上げる膨らみも、ミニスカートから伸びる太腿も、全部自分のものだ。こうして抱いていると熟れ頃の少女独特の甘い匂いが志郎を堪らなくさせる。
「あん、駄目ぇ」
志郎の腕の束縛から逃れて鮎美は隣に並んだ。
「ね、お化け屋敷、もう入った?」
「いや、まだだけど」
「じゃ、行きましょう」
志郎は姉に引っ張られるように教育棟の階段を駆け登った。そこは黒い垂れ幕で窓の明かりを遮って作られた二つの教室程の広さの空間だった。
「そういえば…おねえさん、こういうの平気だっけ?」
「志郎クンと一緒だから平気よ」
ま、いいか。志郎は姉の座興に付き合ってやることにした。腕を組んで入り口をくぐった。
「ね、絶対に手を離さないでね」
「ああ、大丈夫だって」
平気といっていた割には結構、不安げではある。そんな表情も可愛いと思った。
不意に何かが目の前を横切った。なにか、夜光塗料で塗られた物らしかった。
「きゃあッ、嫌ぁ、志郎クンいるよね?」
「ああいるってば」
こんな子供だましで嬌声をあげる姉が何と無しに可愛い。志郎は暗闇でどうせ誰も見ていないと思って姉の躯を抱き寄せてその柔らかい美少女の肌の感触を楽しんだ。
「やん、駄目っ、志郎クンってば」
鮎美はすぐに志郎の目論見に気づいた。学校でしかも自分のクラスの出し物の中で恥ずかしい目に合わされては堪らない。しかし、志郎は姉の体を放そうとはしない。それどころかスカートを捲り上げて太腿の合間に指を差し込み、腿の内側の敏感な部分を撫で上げる。
「あふっ…嫌です…こんな」
鮎美が目元に涙を滲ませて抗議するのも構わず、下着の上から媚肉を擦りあげる。鮎美は志郎の凶行に何でもないように振る舞いながら他の誰にも気付かせないように裏方の休憩所へと志郎を誘導する。その間も弟の指はぐいぐいと下着越しに女芯を抉り、鮎美は必死に声を漏らさないようにしていた。
「咥えてよ、おねえさん」
「だ…だめよ…」
弟の精を呑まされたら最後、もう学校に出てこれないほどの痴態を晒してしまう。まさか自分が母親同様の調教を受けているとも知らず、鮎美は弟の命令を拒んだ。
「そう…仕方ないね」
鮎美はほっと息を吐いた。愛しい弟が求めることなら何でも応えてあげたい。でもそれがために学校に来れなくなるのは嫌だった。
「そのかわり…パンティを脱ぐんだ」
「えっ…」
「帰りは一緒に帰れるでしょう?その時までの辛抱さ。」
「ああ…そんな」
「嫌なら咥えるんだね」
志郎は美少女が卑怯な選択に困惑する顔を楽しげに見ていた。鮎美は何か決心したような諦めの表情を一瞬浮かべた。
「わかったわ…脱ぎます」
そう言ったかと思うと鮎美はスカートを捲くり上げ、下着に手を掛けた。いつも家では志郎の前でやらされる儀式を思い浮かべながら白い下着を剥き下ろしていく。いつも志郎に求められたときは弟の見ている前で全て脱ぎ捨てるのだ。二人だけのストリップショウ…。そんなイメージが鮎美の理性を奪っていく。
"はあぁ…"
学び舎での淫蕩な恥ずべき行為に身をやつす自分の浅ましさに溜め息を漏らすと先程まで自分の秘所を覆っていた小さな布切れから脚を片方ずつ抜いていく。そして脱ぎ終えたばかりの下着を弟に差し出した。志郎は姉の股間を隠していた小さな布切れを丹念に調べなる。
「ああ、鮎美の脱ぎ立てのパンティ、いったい幾らで売れるかな」
「いやっ…やめて」
弟が今脱いだばかりのパンティを広げてチェックしているのを見て居たたまれなくなる。先程の強引な愛撫で蜜が零れたのを知っているからだ。志郎は下着の染みに鼻を近付けてクンクンとその匂いを嗅いだ。
「やっぱり濡らしたんだね」
「はい…」
「見せて…本当に脱いだかどうか」
「…はい」
鮎美は志郎の求めに応じてスカートの前の部分の裾を掴むとおずおずと腹の上の方まで捲り上げる。学び舎で露わになった美少女の下半身に志郎は興奮していた。弟の視線が股間に突き刺さるのが分かる。いや感じるのだ。媚肉の入り口が羞恥責めでひくひくと振るえているのが自分でも分かった。
「ああ、綺麗だねあねえさんのオマンコ」
手を伸ばして割れ目の上を彩る草叢を指先で梳き上げる。鮎美は学び舎で恥ずかしい姿をとらされ、しかも誰か同級生に見られるかもしれないという脅えとで、ブルブルと震えていた。
「もう、もういいでしょう?」
鮎美は弟が媚肉の合わせ目を指先で擦ると腰が砕けそうになってしまい、立っているのが辛くなる。弟の指が柔らかな秘所の襞肉を掻き分けて我が物顔で姉の躯の中に侵入して行く。鮎美はもう荒い息を吐いて志郎の為すがまま、ただじっと弟の陵辱行為に堪えているだけだ。
「ふふん、やっぱし、したくなっちゃったな」
「え…ええっ?そんなぁ…」
「場所を変えよう、おねえさん。いいところがあるんだ」
志郎は姉を母を陵辱したあの場所へと連れて行った。空気がうまく喚起されないで淀んだようなそこは先刻の陵辱の残り香が漂っていた。かすかに母の身につけていた香水の匂いもする。
鮎美は弟に抱かれたままここに連れ込まれたときも既に濃厚な弟の悪戯に胸や尻を撫で回されて意識を朦朧としているようにみえた。美少女の怠惰で無気力なその表情は限りなく女のエロシティズムに溢れて天性のマゾの表情を見え隠れさせている。
「ね、ねぇ、本当にするの?」
「勿論さ。さあ、そこの手すりに掴まって後ろを向くんだ」
「ああっ、こんな…」
志郎は姉が渋々ながら自分の命令に従うのを確認すると制服のスカートを腰の上まで捲り上げ裸になった尻肉を掴んだ。
「あうっ…乱暴にしないで…」
「尻を突き出すようにするんだ、鮎美」
「は、はい」
呼び捨てにされて弟の衝動が昂ぶっているのを感じ取った。鮎美は長い脚を突っ張って、自らピンク色に染まった綺麗な桃のような尻を高々と差し上げた。
「こ、これでいい?」
「上出来だよ、鮎美。よく分かってきたじゃないか」
姉の桃尻の丸みをピタピタと撫で回し調教の成果に満足する。
「あん、恥ずかしいです。こ、こんな格好…」
「でも感じるんだろ?おねえさん」
それは事実だった。実際、先程教室の控え室で受けた愛撫に加えて、この場所で恥ずかしいポーズを自分で取ると、媚肉の合わせ目から愛蜜が溢れ出してくる。それはその恥ずかしい責めを自分の体が求めていることの証だった。
「はい…鮎美は感じちゃうの…」
制服のままで学び舎で陵辱されることが鮎美の性感の昂ぶりを徐々に加速していく。弟の掌が自らの尻を愛撫している感触が本当に学び舎で恥ずかしい姿を晒していることを実感させて、鮎美の恥辱に火を注ぐ。
「おねえさんはこっちはまだだったよね」
「あひぃ…そこは違います」
志郎の指が尻肉の狭間を開いて菊座の周りを撫で回し始めるのを感じてうろたえる。菊座はまだ開発されていなかったし、媚肉を責められるより恥ずかしい。
弟の指がそこを離れたと思うと再び中心に添えられた。
「あっ!!嫌ぁ…やめて…恥ずかしいっ」
志郎は既にグショグショに濡れて蜜を太腿に垂れ流している姉の媚肉のぬかるみで指先を濡らすと鮎美の菊座に指先をめり込ませ始めた。ここが姉の処女地だと思うと余計に犯したくなる。
「あっううっ…嫌ぁ…ひぃぃ」
恥ずかしい排泄器官を犯される恥辱に鮎美は媚肉が引き攣るような壮絶な官能の疼きに背筋を悪寒が走るのを何度も何度も感じた。そのたびごとに強烈なエクスタシーを迎えていた。愛蜜が止めど無く流れていく。その滴が床に垂れ恥ずかしい水溜まりを作っていく。鮎美は完全に自分を失っていた。
「ひぃぃん、あんっあんっ、あああ…」
志郎は姉が悲鳴を上げて絶頂を噛み締めている表情を嬉しそうに見つめた。そして、姉を翻弄させていた姉の排泄器官を犯していた指を引き抜き、代わりに姉のドロドロに熔けた媚肉を怒張で貫いた。鮎美は後ろを貫かれているような錯覚に弟の怒張を無意識に締め上げる。
「くぅっ…きついな、おねえさん」
「ダメぇ…だめなのっ…いい、いい…」
志郎は姉の尻肉に爪を食い込ませて、まるで後ろのように締め上げる姉の媚肉の感触を堪能する。
「ああっいいぜ、最高だよ鮎美のココ…」
「いいっいいのぉ…志郎クンもいいの。志郎クン、素敵ぃ…」
「く…出すぜ、鮎美」
「はい…んっ、来て…鮎美のなかに…ひぃぃ」
志郎は姉を手すりに押し付けてそのままの姿勢でグイッグイッと鮎美の中を突き上げながら噴射する。鮎美は初めて自ら志郎を求めた。汗にほつれた髪の毛を纏い付かせ、上気した美貌を捻じって弟に接吻を求めた。志郎は鮎美の要求に応えて唇を重ね、舌を絡ませ合う。
おびただしい量の精が鮎美の子宮を直撃し蜜壷を満たしてそれでも足りず二人の肉の合わせ目から溢れて姉の太腿を汚していく。志郎は姉の舌を吸い上げながら、予想外の効果に満足していた。これで完全に鮎美は堕ちたことを確信していた。
志郎は悦楽の余韻に荒い息を吐いている姉の中から怒張を引き抜いた。そして鮎美を跪かせると後始末を命じた。姉は弟の怒張に潤んだ視線を向けると愛しげに舌を絡ませていく。姉の口唇奉仕に怒張は再び漲ってゆく。鮎美はかたくなった肉茎を唇をいっぱいに開いて受け入れ、呑み込む。自分の愛撫で弟が感じているのを見ると嬉しくてもっと奉仕したくなる。
「うっ、おねえさん、上手くなったよね」
姉の技巧の上達ぶりに志郎は目を細めた。
「美味しいかい?僕の」
鮎美はそれに返答するかのように熱いまなざしで弟の顔を見上げ、肉茎を吸い上げる。
「ああ、おねえさんの唇、オマンコみたいだ…」
いつしか、姉の技巧に追い詰められている。鮎美の奉仕の技巧の上達ぶりが嬉しかった。志郎は鮎美の頭を掴むと姉の唇を媚肉に見立てて激しく突き立て始めた。喉の奥まで入り込む荒々しい行為に鮎美は弟の為すがままに唇を犯されるのを許した。
「だ、出すよ…」
鮎美は静かに目を閉じる。やがて喉奥まで突き立てられた肉茎から若々しい弟の逞しさに相応しい大量の精が注ぎ込まれていく。それをゴクッゴクッと本当にミルクを飲むように嚥下していく。志郎が放出しおわると再び後始末に熱中していた。
志郎は姉の股間を丁寧にポケットティッシュで清めてやると、手を貸して立たせる。パンティは奪ったままだ。鮎美は体の力が抜けてしまってふらふらと立っているのもやっと、という感じだった。
「動けるかい?」
「…駄目みたい。私、今日はもう帰るわ」
「ごめんね、僕のせいで…」
鮎美は志郎が謝るのを聞くとゆっくりとかぶりを振った。
「違うわ、志郎クンのせいじゃないわ。志郎クンは悪くないの…」
「おねえさん…」
志郎は鮎美とくちづけを交す。姉の躯に腕を廻して抱き締める。セミロングの黒髪を梳き上げると姉独特の甘い匂いが鼻腔をくすぐる。背中を撫で下ろして、制服の上からヒップを撫でる。アフン、と姉の鼻から溜め息が洩れた。
「も、もう駄目よ…感じちゃうから」
「あ、うん。じゃあ帰ろうか」
「ええ」
鮎美は嬉しそうに志郎の腕に腕を絡ませてもたれかかる。どこからみても恋人同士にしか見えない。鮎美は時々すれ違う友人にそれを見咎められると、嬉しそうに「そうよ、恋人よ」と自慢げに吹聴した。志郎はそんな姉のはしゃぎぶりを楽しく見守っていた。
駐車場に停めてある車に近付くと、綾奈は子供たちが腕を組んで歩いてくるのをみつけて微笑みを返してくる。その様子だと運転にも差し支えないだろう。
志郎のブレザーは畳んで助手席に置いてある。そして学園祭は終わりを告げた。