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小説(転載) 相姦旅行18/18

近親相姦小説
10 /16 2014

「ああ、いいわ。智ちゃん、いい気持ちよ。」
「僕も最高にいい気持ちだよ。」
僕はゆっくりと腰を使い、腹の方から右手を差し込んで姉ちゃんの乳房をもみながら言っ
た。左手は姉ちゃんの腿の下からペニスを挟むようにしてクリトリスを愛撫し、腰の動き
を次第に早くしてゆく。姉ちゃんの膣内は熱くぬめり、気持ちがよくてしかたがない。
いくらもしないうちに子宮が中ほどまで降りてきて、子宮口が亀頭の先端をすっぽりと咥
え込んだ。
「ああ、入るわ。智ちゃんのペニスがあたしの子宮に入る。ああ、あ、ああ。」
姉ちゃんがうわごとのように言いながら腰を強く突き上げると、ヌルっとした感触ととも
にペニスが子宮内に侵入した。僕がゆっくりと腰を使ってペニスを押し付けると、
「ああ、あ、ああ、いい、いいわ。」
と、姉ちゃんが半狂乱になって快感を訴える。
そのときすでに子宮は膣の入り口付近まで降りてきて、ペニスの半ば以上をも呑み込み、
体内に戻ろうとするかのように膣の奥に向かってペニスを吸引する。
膣内とは明らかに異なる熱いぬめりがペニス全体を包み込み、ペニスの根元から先端に向
けてゆっくりとしごくようにうごめくので気持ちよくてしかたがない。
「姉ちゃん、すごく気持ちがいいよ。もう限界だ。でる。出ちゃうよ。」
「ああ、いいわ。出して。いっぱい出して。いい。いいわ。」
僕はこらえにこらえた引き金を目いっぱい引いて姉ちゃんの子宮内に噴射した。
どくっどくっと自分でも呆れるほど大量の精液が姉ちゃんの子宮内に送り込まれ、それに
合わせて子宮がペニスを根元から先端にかけてしごくようにうごめく。
十数回にわたる射精の鼓動ですっかり吐き尽くしたと思われたのにもかかわらず、ペニス
は一向に萎えそうになく、子宮の蠕動で僕の快感は再び高まり、わずかに腰を動かすだけ
でまた絶頂に達してしまった。
姉ちゃんも激しい快感に襲われ、腰を激しく突き上げながら“いいわ”を連発し、口から
泡を吹いて失神してしまった。
僕は再び激しく射精し、十数秒にわたって精液を子宮に送り込んだ。
射精の快感が無限に続くような感覚のまま、僕はペニスを硬く勃起させて次の射精を開始
していた。今回も激しく射精し、どくっどくっと十数回精液を送り込んだ。
連続3回にわたる激しい射精でどれだけの精液が子宮内に送り込まれたのかよくわからな
いが、恐らく30ccくらいは出たのではないだろうか。
ようやく萎え始めたペニスを抜き、姉ちゃんのおまんこを覗いてみると、子宮が膣の奥に
引っ込み、夥しい愛液が膣内から流れ出した。
僕は膣に口をつけて音を立てながら吸い、姉ちゃんの性器をきれいに舐め清めてやった。
ようやく失神から覚めた姉ちゃんが、
「ああ、智ちゃん。すっごくよかったわ。死ぬんじゃないかと思ったわ。最高!」
と言って僕のペニスをのどの奥まで呑み込んできれいに舐め清めてくれた。
「ああ、またよ。出そうなの。子宮から。お願い。」
姉ちゃんはそう言って仰向けに寝転び、ひざを折りたてて股を大きく開いた。
僕は姉ちゃんの股間に顔を入れ、膣に口を付けて溢れ出す子宮内液を吸った。
口中にとろけるような薄い甘みと、僅かに感じられるほどの塩気が何とも言えぬ微妙な味
わいで、精液の放つ独特の青臭さが手伝って勢力がどんどん回復してくるように思える。
吸っても吸っても子宮内液はとどまるところを知らぬ気に膣から溢れ出し、僕は2度にわ
たって口中に溜まった液を飲み下したが、最後に溜まった液を口移しに姉ちゃんに飲ませ
た分を含めると大体180cc くらいだ。
「これで間違いなく妊娠したと思うけど、家に帰ってもまたお願いね。」
「うん。姉ちゃんの愛液や子宮内液を飲めるんだから、毎日でもいいよ。」
僕たちはそれから互いの尿を飲み合い、身支度を整えて木村の待っている出口に向かった。
僕たちが打たせ湯の下に下りると、母たちは対岸の露天風呂の前のベンチで談笑していた。
「さっきは気がつかなかったけど、横穴の奥に別な小さな横穴があったの。適当なところ
 で引き返してきたんだけど、けっこう奥が深いみたいで、面白かったわ。」
姉ちゃんが当たり障りなさそうに言った。
そこに旅館のおばさんがお茶を持ってきてくれたので、
「あの洞窟の奥の横穴はどのくらい深いんですか?」
と姉ちゃんが訊いた。
「私は最後まで行ったことはないんですが、番頭さんの息子さんの話では2キロくらい続
 いてるそうですよ。展望台の対岸の崖の上のほうに出られるそうですが、みなさん、あ
 そこに入られたんですか?」
「ええ、とばくちだけですけど。」
「とばくちだけでよかったんですよ。奥の方は迷路みたいになっていて、迷ったら出てこ
 れなくなるかもしれませんからね。」
「おばさん、はじめにそんなこと言わなかったじゃないか。」
木村が姉ちゃんに代わって言った。
「申し訳ございません。みなさんに言うのを忘れちゃったんですよ。でもご無事でよかっ
 たわ。いえね、この前に来られたお客さんなんですけど、あの横穴で迷った方がおられ
 るんですよ。みんなして探したんですが、2時間くらいしてようやく見つかったんです。
 皆さんが行かれた後、私、番頭さんにひどく怒られまして、もう少ししたら探しに行こ
 うかと言ってたところなんです。」
おばさんは冗談ではなさそうな言い方で言った。
「本当に申し訳ございませんでした。あの横穴は塞ぐことにしますので。」
おばさんはそう言って戻っていった。
僕たちはお茶を飲みながら無駄話をしていたが、ここに夕方までいてもしかたがないので、
どこかまわって帰ろうということになり、一度それぞれの部屋に戻って帰りの支度をして、
一時間後に玄関に集合することに決まった。
部屋に入ると母が、
「智ちゃん、これからもよろしくね。」
と、言って僕の唇に軽くキスをしてくれた。
「僕のほうこそ嬉しくてどうしようもないんだ。」
僕は母のスカートに手を差し入れ、太ももを優しく愛撫しながら上にずらしていった。
「ああ、だめ。わたし、もう濡れてきちゃったわ。」
「僕だって固くなってきちゃったよ。」
僕たちはそう言いながら座布団の上に寝転び、互いの唇を貪りあった。
僕は母のパンティーストッキングを優しく脱がし、ぐっしょりと濡れたパンティーを剥ぎ
取った。
僕は母の股間に口をつけ、溢れ出る愛液を舌をすぼめて吸い、膣の中にまで舌を差し入れ
て激しく愛撫した。
「智ちゃん、時間がないから、早く入れて。ああ、お願い。」
母の哀願に僕は急いでズボンを脱ぎ、硬く勃起したちんこを挿入した。
「ああ、いいわ。すばらしいわ。とてもいい気持ちよ。」
母はうっとりとした表情で僕をきつく抱きしめ、唇を合わせて舌を僕の口の中に差し込ん
できた。
ねっとりとした母の舌は僕の口中で妖しくうごめき、甘い唾液を送り込んでくれる。
僕は腰を激しく動かしながら母のクリトリスを左手で愛撫し、右手で母の肛門を愛撫し続
けた。
「ああ、いいわ。智ちゃん。いいわ。とてもよ。いい。いい気持ちよ。」
母の快感を訴える口調に昂ぶりが伺える。
僕も急速に快感が高まってきたが、母の子宮が下りてくるまで頑張らなくてはと思い、腰
の動きを早めながらも絶頂に達しないように注意をした。
母の膣口からはヌルヌルの愛液が滴り落ち、座布団に吸われてゆく。もったいないけど腰
の動きを止めるわけにはいかないから、いまは溢れるにまかせるしかない。
ようやく母が絶頂に達したらしく、子宮口がだいぶ下りてきてちんこの先がはまったみた
いだ。
「ああ、いいわ。いい。」
母の快感を訴える口調が激しさを増し、僕がちんこを強く押し付けると亀頭の先端が子宮
口に完全にはまりこんだ。
「母さん、僕もすごくいい気持ちだ。これから子宮に入れるよ。」
「ええ、いいわ。入れて。ああ、入れて。」
母はもう半狂乱で、僕の腰に足を絡みつかせて腰を突き上げてくる。
僕はちんこを子宮口に突き立て、さらに強く押し付けると、すっぽりと子宮の中に入った。
すごく熱い。子宮口がちんこを吸い上げるように蠕動し、膣口の絞まりと合わせて三段に
も四段にも絞めつけてくる。
僕は子宮にちんこを入れたままゆっくりと腰を使い、最後のスパートに入った。
昨日はできなかったのだが、子宮に入れたままごく僅かではあるが出し入れできた。
母も気持ちがよくて仕方がないらしく、いいわ、いいわ、を連発する。
「母さん、出すよ。ああ、出る。」
「いいわ、いいわよ。出して。いっぱい出して。ああ、いいわ。」
僕は母の子宮の中に多量の精液をぶちまけた。どくっどくっと送り込まれる精液が尿道か
ら亀頭の先端を通って子宮の中に噴出する音が聞こえるみたいな感じがした。
姉ちゃんの子宮の中にあれほど多く放出したのに、いままた激しく射精した。
気持ちがよくてしかたがない。
射精してもちんこは一向に柔らかくならず、次から次に快感が襲ってきてちんこは固く勃
起したまま連続して3回も射精した。
母もあまりの気持ちよさに腰が砕けたようになり、半ば失神状態で僕にしがみついている。
僕は萎えはじめたちんこを抜いて膣口に口をつけた。
溢れかえる愛液と膣液、そして子宮から漏れ出る子宮内液が僕の口中にどんどん流れ込ん
でくる。
何度飲み下したかわからないほど溢れ出てくる膣液がようやくおさまってきた頃、母がよ
うやく意識を取り戻した。
肛門や太ももの方までまわった愛液をすっかり舐め清め、母におしっこをしてもらって、
のどを鳴らして飲み下した。
母も僕のちんこをすっかりきれいに舐め清め、二人の身支度がすっかり整ったのは約束の
時間の5分前だった。


日常


あっという間の一泊二日だったが母とも愛し合えたし、姉ちゃんや美由紀さんともおまん
こできて、実に有意義な旅行だった。
家に帰ってからも旅行の続きみたいに母とやり狂った。
僕たちは玄関に入るやいなやドアに鍵を掛け、荷物を放り出したまま抱き合って互いの唇
をむさぼり合った。
僕は母を立たせたままスカートの中に手を入れ、パンストと一緒にパンティーを引き下ろ
し、芳しい匂いの発散するおまんこを夢中で舐めた。
母は股を半端な角度に開いたまま僕の頭を股間に押し付け、いいわ、いいわを連発する。
ヌルヌルの愛液が顔に滴り、前髪までびしょびしょにして舐めまくった。母が尿意を訴え
ても性器に付けた口を離さず、不自然な姿勢なまま排尿してもらった。のどに流れ込む尿
が鼻のほうに逆流してとしたが、夢中で飲み続けた。
その後、僕たちは僕の部屋のベッドに倒れこみ、精液が出なくなるまでやり続けた。正確
に数えたわけではないが、6回以上やったと思う。
翌日、母は病院に電話を入れて休みをもらい、僕も母に学校に電話を入れてもらってずる
休みをして、一日中母とおまんこし続けた。
兄妹相姦によって生まれた息子と母子相姦するという異常な性愛に脳を灼かれた母は、
性交のたびに子宮が下りてきて僕のちんこをすっぽりと吸い込んでくれる。
まるで僕自身が母の子宮の中に入り込んだみたいな強烈な快感と安心感が広がり、何度も
何度も射精することができる。
性交を終えたあとも楽しみは続く。母の膣から流れ出る濃厚な愛液や子宮内液が、疲れた
僕に新たな活力を与えてくれるようで、口移しで母にも飲ませてやると、
「意外においしいのね。」
と言って味わうようにして飲み込む。
旅行を含めて三日間やり続けた僕たちは母子であると同時に新婚夫婦みたいな関係ができ
あがり、現在に至っている。
姉ちゃんや美由紀さんとも日常的にやっており、木村のおばさんともときどきやっている。
一方、木村は谷口先生ともやるようになり、
「おやじと兄弟になっちゃったよ。」
と言ってにやついている。
母が妊娠したのを知ったのはそれから二月後のことで、相次いで姉ちゃんと美由紀さんか
らも妊娠の報告がもたらされた。
木村のおばさんも妊娠したと言うので、来年はおめでただらけだ。


- 完 -

小説(転載) 相姦旅行17/18

近親相姦小説
10 /16 2014
探検


母が優しく僕の肩をゆり起こしてくれているのを、僕は夢見心地で感じていた。
「智ちゃん、もう起きて。みなさん下で待ってるわよ。」
「ああ、母さん。おはよう。」
 僕が薄目を開けて見上げると、母は化粧も済ませ、いつものように優しい笑顔で僕の顔
を覗いている。いつもよりすごくきれいに見える。何歳か若返ったようだ。
「もう、9時をまわっているわよ。」
「いけねえ、7時に散歩に行こうって木村と約束してたんだ。」
「義ちゃんもまだ寝てるらしいから、それはだいじょうぶだけど、食事ができてるんです
 って。はやく支度してちょうだい。」
そう言って母は僕に軽く口付けしてくれた。
「母さん、昨日はごめんね。」
「ううん、いいのよ。智ちゃんの気持ち、わたし、よくわかってるんだから。」
母は笑顔で洗面セットを手渡してくれた。
僕は慌ててトイレに駆け込み、用を足し、歯を磨き、顔を荒い、と慌しく支度した。学校
に行くときの、いつもの朝と少しも変わらない。
広間に降りて行くと、木村を除く全員が揃っていた。
「おはよう、よく眠れた?」
姉ちゃんが真っ先に声を掛けてきた。肌の色艶がとてもいいのは昨日の性交のせいだろう。
美由紀さんもしっとりとした肌で、輝いているようだ。
「うん、ばっちりだよ。ところで、木村はまだ寝てんの?」
僕たちは、みんなと朝の挨拶を交わして席に座り、木村のことを訊いてみた。
「そうなの。朝ごはんはいらない、ですって。智ちゃん、起こしてきてよ。」
きれいに化粧を済ませたおばさんがお茶を注ぎながら言う。
「うん、ちょっといってくるよ。」
木村の部屋に入ったら生臭い匂いがこもったままだった。
「おい、木村。だいじょうぶか?」
僕は窓を開けて空気を入れ替え、木村に尋ねた。寝ぼけ顔で半身を起こした木村は、目の
下に隈ができ、かなり疲れている様子だ。
「ああ、中山か。完全にグロッキーだよ。」
ろれつがよくまわらないようなしゃべりかただ。
「いったい、どうしたんだよ?」
「ああ、あれから部屋に帰ったら、母ちゃんが起きてたんだ。どうしたんだって言うから、
 姉ちゃんたちの部屋でのことを、かいつまんで話してやったんだけど、母ちゃん、すご
 く情しちゃってさ、俺のちんこを咥えて離さないんだよ。夜通しって言うか、朝まで吸
 い付きっぱなしでさ、何回抜かれたか覚えてないんだ。」
木村は大きくあくびをする。
「いま、ようやく、うとうとしたところなんだ。悪いな。もう少し寝かせて…」
木村は半分寝ているような話し振りで、そのままいびきをかいて寝てしまった。
このまま寝かせておくしかないと思った僕は、窓を閉めてから広間に降りた。
「どうだった?」
姉ちゃんが心配顔で訊いたので、
「うん、大分疲れてるみたいだから、そのまま寝てろ、と言ってきたんだ。」
「あら、そう。それじゃあ、先にいただきましょうよ。」
おばさんの意見でさっそくご飯を食べ始めた。
「智ちゃん、ご飯お代わりしてね。たくさんあるんだから。」
美由紀さんがみんなのご飯をよそりながら言う。
「うん、今朝はすごく食欲があるんだ。」
僕はそう言いながらぱくつき、さっそくお代わりをした。
「みごとな食べっぷりよ。惚れ惚れするわ。」
おばさんがにこにこ笑いながら言う。
「うん、景色のいいところで、いい空気を吸って、食欲の秋だよ。」
美由紀さんはご飯を軽くよそるので、僕は3杯目をお代わりした。
「あら、いい女と、いい温泉で、性欲の秋かと思ったわ。」
姉ちゃんが憎まれ口をきいたので、みんなが大笑いだ。
「ところで、帰りにどっか寄りたいところあります?みなさんに特にご希望がなければ、
 ここで夕方までゆっくりしていきたいと思ってるんです。半端な時間に帰っても、道路
 が混むだけだと思うの。」
木村も寝ていることだし、みんなもゆっくりした方がいいということから、姉ちゃんの提
案どおり、岩の湯館でゆっくりすることにした。
ちょうど、食後のお茶を運んできてくれた旅館のおばさんが、
「それじゃあ、洞窟探検なさったらどうですか?」と言ってくれた。
「あら、この辺に洞窟なんてあったかしら?」
木村のおばさんも、姉ちゃんも知らないと言う。
「昔からあったんですけど、中に入れるようになったのはついこのあいだなんです。みな
 さん、行かれたでしょう?打たせ湯。あの上なんですけど。」
「ええ、でも、気がつかなかったわ。」
美由紀さんが言った。
「下からでは見えませんが、お湯の落ち口の上にあるんです。」
この夏の台風で露天風呂の対岸の崖が大きく崩れ、それまであちこちの岩の割れ目から
ちょろちょろと湧き出していた温泉が、一箇所から滝のように出るようになったので打た
せ湯を造ったのだそうだが、以前からあった洞窟の入り口も崖崩れで大きく開いたので、
入り口まで道を造って中に入れるようにしたのだそうだ。
「面白そうね、行ってみない?」
「そうね、行ってみたいわね。」
ということで、みんなで洞窟探検をすることになったが、出掛ける頃になって木村がよう
やく起きてきた。
「寝てないで大丈夫か?」
僕が訊くと、
「ああ、ようやく眠気がとれたよ。俺も朝飯を食べたら行くから、先に行ってていいぜ。」
木村がそう言うので僕たちは一足先に行くことにした。
露天風呂の先から飛び石伝いに川を渡り、打たせ湯の左側の案内板に沿って歩いてゆくと
幅1メートルくらいのコンクリートの階段がある。かなり急な階段を50段ほど上り、右
に大きく回りこんだところが少し広くなっていて打たせ湯の滝の落ち口だった。
鉄の手すりにつかまって対岸を見ると、僕たちの泊まっている部屋が左側の木の間越しに
見え、正面には露天風呂がよく見える。右側の奥には瑞垣山がくっきりと望まれ、けっこ
う景色がいい。
「わりといい景色ね。」
姉ちゃんたちもあちこち眺めながら満悦そうだ。
「あら、このお湯けっこう熱いのね。」
美由紀さんが湯溜りに手を浸けて言った。
打たせ湯のお湯は洞窟の入り口から流れ出て落ち口の窪みに溜まってから竹の樋を通って
下の湯船に落ちるようになっている。僕も手を浸けてみるとかなり熱い。
湯の落ち口のすぐ上に、高さが2メートルくらいで幅3メートルくらいの洞窟の口が開い
ていて、3段ほどの階段を上がると中に入れるようになっている。
「僕が先頭になるから、滑らないように気をつけてね。」
僕のあとに母とおばさんが続き、姉ちゃんと美由紀さんが続いた。
洞窟の中は湯気が充満していて奥まで見通すことはできないが、右側に掘られた溝を熱い
お湯がちょろちょろと流れている。壁に触るとけっこう熱くて、サウナに入っているよう
な感じだ。
入り口から50メートルほど入ったあたりで天井がぐんと高くなり、ちょっとした広間み
たいなところに出た。
「わあすごいわ。ほら、見て。」
姉ちゃんの声で、みんなが姉ちゃんの照らす方を見た。
「鍾乳洞みたいね。」
「石筍っていうんじゃない?」
鍾乳洞の中に生成する石灰石の柱みたいなものが無数に立っている。懐中電灯の光を浴び
て白くひかるそれは、きらきらと小さな結晶が光を反射してとてもきれいだ。
「茸みたいなかっこうのがあるわ。」
「あら、ほんと。そっくりね。」
姉ちゃんたちがくすくす笑いながら懐中電灯で照らした岩は、ペニスそっくりの形をして
いて、おまけに根元が睾丸の袋みたいに、しわしわになっている。
「ここで行き止まりみたいだね。」
広間の少し先で洞窟は行き止まりになっている。
「智ちゃん、こっちに横穴があるわよ。」
母が左手の上の方を懐中電灯で照らして言った。
洞窟の床から1mほど上に横穴が開いている。背伸びして覗いてみると奥が深そうだ。
「入ってみようか。」
僕が言うと、
「滑りそうだからやめといた方がいいわよ。」
とおばさんが言った。
「だいじょうぶよ。あたしが入ってみるわ。」
姉ちゃんが足場を確かめながら岩を登り、横穴に這い込んだ。
「智ちゃん、ちょっと来てみて。」
僕も姉ちゃんの後に続いて横穴に這いこむと、
「智ちゃん、昨日はああ言ったけど、本当はあたし、どうしても智ちゃんの子を産みたい
 の。だから約束して。お願い。」
と、僕の耳に口を近づけて小声で言った。
「わかってる。僕は姉ちゃんのこと大好きだから喜んで協力するよ。でも、母さんには絶
 対内緒だよ。」
僕も小声で言って姉ちゃんの頬に軽く口付けした。
「ありがとう。それから美由紀ちゃんもお願いね。生まれた子は大事に育てるから安心し
 て。」
「約束するよ。」
そんな秘密の会話をしてから、横穴の中をじっくりと眺めまわした。
上の方に空気が流れてゆくのがわかる。どこかに岩の裂け目でもあるのかもしれない。
5メートルほど進んだあたりで穴が垂直にちかくなり、上のほうに明かりが見える。
チムニー状の竪穴の右奥には一段高くなった岩棚があり、その向こう側にも洞窟が続いて
いるみたいだが、話も終わったことなので、
「なんてことないね。戻ろうよ。」
と、大きな声で言って僕が先に横穴から広間に降り、姉ちゃんも続いて降りた。
みんなで洞窟を出ると木村が上がってきたところだった。
木村も中を見たいというので、僕は木村を案内してもう一度洞窟に入った。
「な、よく似てるだろう?」
「本当だな。」
僕たちが例のペニスに似た鍾乳石のところで話していると、
「やっぱり気になる?」
と、姉ちゃんが戻ってきて言った。
「そりゃあ、気になるよ。こんなでかいのを持ってる奴がいたら、俺なんかの出る幕がな
 いもん。中山だってそう思うだろう?」
「まあね。でも、大きいいからいいってもんじゃないよね。」
僕が姉ちゃんに同意を求めると、
「そうねえ、小さいより大きいほうがいいとは思うけど、大きすぎるのもねえ。硬さだっ
 てそうよ。ふにゃふにゃじゃしょうがないけど、あたしだったら、膣で締め付けられる
 程度の硬さのほうがいいわね。締めてるっていう実感があるもの。」
姉ちゃんはかなり正直に言ったみたいだ。
「ところで、智ちゃん。さっきの話、美由紀ちゃんに言ったらすごく喜んでたわ。」
「何の話?」
木村が訊いた。
「あたしたちみんなが智ちゃんの子を産むってこと。」
「それなら決着してるじゃないか。」
木村は、母の一言で計画が撤回されたことを知らないらしい。
姉ちゃんがその辺の事情を木村に説明すると、
「そうかあ、悪いことしちゃったな。」
と、言ってしきりに頭を掻いた。
「木村が気にすることなんかないよ。僕が悪かったんだ。母さんの気持ちを踏みにじっち
 ゃったんだから。よく謝っといたから、母さんもわかってくれたみたいだ。」
「そう言われると助かるけど、姉ちゃんや美由紀さんが子どもを産んだら、すぐにおばさ
 んにバレちゃうんじゃないのか?」
「それは大丈夫だと思うんだ。それぞれ離れた地域の病院で産めばわからないよ。」
「そうはいかないんじゃないか。生まれた子の顔や体形なんかがお前にそっくりだったら
 どうする?おばさんにとっては孫だろ?一目見ただけでわかっちゃうんじゃないのか?」
「それはそうよ。あたしだって、智ちゃんとあたしの血が混じった子を産みたいからこそ
 頼んでるんだもの。その子が男なら、あたしたち母子相姦ができるじゃない。智ちゃん
 によく似た息子と母子相姦するなんて、考えただけで濡れてきちゃうわ。」
「姉ちゃん、俺が言ってるのはそういうことじゃないぜ。おばさんを悲しませないように
 するにはどうしたらいいかっていうことなんだから。」
「あら、そうだったわよね。あたし、自分のことばかり言っちゃって、ごめんなさいね。
 でも、智ちゃん、どうしたらいいと思う?」
「うん、一番簡単なのは姉ちゃんたちと母さんが顔を合わせないようにすることだけど、
 なかなかそうもいかないよな。」
「まあ、なるようにしかならないんだから、今からくよくよしてもしょうがないけど、
 そこんとこを十分に考えておかないとまずいぜ。」
僕も木村の言わんとすることはよくわかった。
「ところで義男、悪いんだけど、10分だけ時間くれない?」
姉ちゃんが思いついたようにそう言った。
「なに?」
「智ちゃんと二人だけになりたいの。」
「いいよ。俺先に行ってるから。」
「そうじゃないのよ。そこら辺で時間つぶししていて欲しいのよ。」
姉ちゃんはもじもじしながら言った。
「ああ、そういうことか。いいよ。しっかり子どもを仕込んでもらいなよ。俺ここで待っ
 てるから。でも、早いとこ頼むぜ。」
「悪いな。すぐに済ませるから。」
僕は木村にそう言って姉ちゃんと手をつなぎ、横穴に向かった。
横穴に這い上がり、竪穴の近くの岩棚の上で姉ちゃんの下半身を剥いた。
姉ちゃんの股間はバターを溶かしたようになっていて、僕のペニスも固く勃起して亀頭の
先端がぬるぬるになっている。僕は前戯もなしに姉ちゃんの膣にいきなり挿入した。


(18)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行16/18

近親相姦小説
10 /16 2014
夜這


おばさんとの話し合いで興奮した母は貪欲さを剥きだしにして僕を貪った。もちろん
僕も母の全てを貪り尽し、互いの尿も飲み合った。
展望台から戻ってすぐに母と激しい性愛を交わし、夕食の後にも愛し合った。母の子
宮口が開いて、陰嚢が空っぽになるほど多量の精液を噴出させたのに、露天風呂では
姉ちゃんを相手に又しても姉ちゃんの子宮の中にたっぷりと射精したのだ。
本来ならこれほど激しく性交することなどとてもできそうにない筈なのに、それが苦
痛でもなく、むしろ激しい快感をもってできたのだから、呆れるしかない。
さらに、愛しい母と迎えた初夜は、欲情しきった母が熟した雌の匂いを発散させなが
ら月の女神に化身し、僕の全てを貪り尽くしたのだから、僕の陰嚢には一滴の精液も
残っていない筈だった。
母は激しい性交が終わる前に失神し、そのまま軽いいびきをかいて眠ってしまった。
僕は母の性器を丹念に舐め清め、お湯でタオルを絞ってきてからだの隅々まで拭いて
やった。もちろん股間も丁寧に拭い清め、新しいパンティーを穿かせて布団を掛けて
やったのだ。
そのとき廊下で人の話す声が聞こえたので、僕はそっと戸を開けて廊下を覗いてみた。
木村と姉ちゃんが階段のところで何か話しているみたいだ。壁に掛かった時計は午前
4時をまわっている。僕はそのまま部屋を抜け出し、木村たちのところに行ってみた。
「どうしたんだ?」
僕は小さな声で声を掛けた。
「ああ、中山か。さっきは悪かったな。母ちゃんに、よせって言ったんだけど、話せ
 ばわかるわよ、って言っておばさんに話しちゃったんだよ。ごめんな。姉ちゃんや
 母ちゃんはお前の子どもを妊娠したのは間違いないって喜んでるんだけど、美由紀
 さんが承知しないんだよ。どうしてもお前の子どもを産みたいって言うんだ。いま、
 姉ちゃんに、お前に言ってくれって頼まれてたとこなんだ。」
木村は浴衣の前をはだけたまま、疲れた表情で言う。
「ねえ、智ちゃん、お願いだから、美由紀ちゃんと愛し合ってあげて。だめ?」
姉ちゃんも疲れた表情で言う。
「だめじゃないけど、今日はさんざんやり狂ったから、袋の中が空っぽになっちゃっ
 たんだ。あしたの晩まで待ってもらえないかなあ。必ず約束どおりするから。それ
 まで木村に頑張ってもらえば…」
僕も疲れた表情をしているんだろうなと思った。
「だめだめ、美由紀ちゃんはあんたでなけりゃあ承知しないんだから。あたし死んじ
 ゃう、なんて言ってるのよ。だから、ちょっと来てよ。」
「中山よう、ああ言ってるんだから、ちょっとでも相手してやってくれよ。俺、本当
 にグロッキーなんだ。母ちゃんにすっかり搾り取られちゃってよ、連続10回もや
 ったんだぜ。」
「わかったよ。僕も本当は美由紀さんともやりたいんだけど、おばさんが余計なこと
 言ったもんだから、あんなことになっちゃったんだ。でも、今夜だけで妊娠させら
 れるかはわからないよ。僕だってからっぽなんだから。」
「そんなことどうだっていいの。とにかく美由紀ちゃんをおとなしくさせてくれれば
 いいんだから。はやくして。」
こうして僕は姉ちゃんたちの部屋に連れ込まれてしまった。
「美由紀ちゃん、智ちゃんに来てもらったわよ。」
「あら、本当に来てくれたのね。わたし、嬉しい。」
美由紀さんは僕の首に両手を絡めて抱きついてきた。
「まったく、美由紀ったら。あたしたちがいるんだから、もう少ししとやかに出来な
 いの?」
「そうだよ。さっきも言ったけど、こいつも疲れてるんだから。」
木村は後の言葉をあくびとともに言った。
僕は美由紀さんを抱いてベッドに下ろし、添い寝するように横たわった。
「俺たちはこっちにいるから、ゆっくりやってくれよ。」
木村はそう言って和室の唐紙を閉めた。
「智ちゃん、ごめんなさいね、わがまま言って。」
「いいんだ。僕だって、美由紀さんとこうしたかったんだから。でも、今日みんなに
 祝福してもらったように、僕は母さんと結婚したから、そんなに頻繁に美由紀さん
 と愛し合うことはできないんだ。それをわかってもらえれば、ありがたいんだけど」
「わかってるわ。わたしだって和子を愛してるんですもの。でも、それとこれとは別
 よ。わたし、智ちゃんのことも愛しちゃったんですもの。好きで好きでどうしよう
 もないの。わたし、いままで男の人としたことないから、智ちゃんはわたしの初め
 ての人よ。全部あげたいの。だから、お願い。」
僕は美由紀さんが話しているあいだ彼女の身体を優しく愛撫する手を休めなかった。
豊かなふくらみを見せる胸から、真っ白に輝く腹部を、そして最も魅力的な部分をじ
っくりと、優しく、丹念に愛撫した。
美由紀さんの口から吐息が漏れ出したのはいくらも経たなかった。
浴衣の下には何も着けていなかったから、腰紐を解くだけですぐに裸にできた。
僕も母とあれだけ激しくやったのにちんこに命が蘇って硬く勃起し、脈にあわせて小
刻みに上下し、亀頭の先端からはぬめぬめとした愛液さえも溢れ出している。
「ああ、いいわ。これでわたしも女になれるのね。智ちゃんの女に。」
「そうだよ。美由紀さんは僕の愛人だよ。これっからも、ずうっと。」
僕は彼女の股を開かせ、太腿の内側に手を入れ、下から掬うように性器の先端に触れ
た。彼女はびくんと身体を動かし、股を閉じようとするが、僕が強引に指を膣口に進
めると、ふたたび股の力を抜いた。
彼女の股間はバターを溶かしたように濡れ、僕の手をスムーズに奥まで導き入れる。
僕は彼女にちんこを握らせた。彼女は
「ああ、」
と太いため息をもらし、どうしたらいいのかわからずに、ただ握り締めている。
「美由紀さん、手をゆっくりと動かしてくれるといいんだけど。」
僕が彼女の手を取ってしごきながら言うと、彼女もわかったみたいで、ゆっくりと手
を動かし始めた。いい気持ちだ。
彼女の手は僕のちんこから溢れる愛液でたちまちぬるぬるになってしまったが、僕の
手も彼女の愛液でびっしょりと濡れ、芳しい雌の匂いが立ち上ってくる。
僕は彼女の股間に顔を入れ、舌を尖らして膣や周辺を舐めた。溢れ続ける愛液は枯れ
ることを知らないように僕の顔を濡らし、舌を差し入れるたびに、
「ああ、いい、すばらしいわ。いい気持ちよ。」
を連発する。僕は頃合を見計らって腰をずらし、膣にちんこをあてがい、溢れかえる
愛液をちんこに塗りつけてゆっくりと挿入した。
「あああ、いいわ。いい。すごいわ。ああ、ああ。」
美由紀さんが大きな声をあげた。途端に膣の奥が膨らみ、子宮口が開く予兆を示し始
めた。僕は出し入れしたい衝動に駆られたが、子宮口の開くのを待ち、ちんこの先に
それを感じたのと同時にちんこを更に強く押し付けた。
「ああ、いいわ。あ、あ、いい、いいわ。」
美由紀さんは子宮に侵入したちんこを押し戻そうとするかのように背を仰け反らせ、
早口で快感を訴え続けている。僕は膨れ上がる子宮にちんこを押し付けたまま、快感
の高まるのを待った。僕も気持ちよくてどうしようもないほどだが、まだまだ持ちこ
たえられそうだ。
子宮全体がちんこを咥えてすごい力で吸引する。膣壁が蠕動しながら厚く滑り、ちん
この根元から亀頭のすぐ下のほうまで蠢き、その気持ちよさといったら言葉ではとう
てい言い表せないほどだ。
つい今しがたまで母と同じことをしていたのが信じられないくらいに気持ちがよく、
堪えにこらえてがまんしていた引き金を引いた。
どこにこれだけの精液が残っていたのかと思われるほど大量の精液が放出した。どく
んどくんと脈打つ長さの長いことといったら呆れるほどで、恐らく今回も30cc以上は
出たのではないだろうか。さっき母とやったときの方が多かったのは間違いないが、
美由紀さんは半狂乱でうわごとのように快感を訴えている。
「ああ、愛してるわ。わたしはあなただけのものよ。もう死んでもいいわ。あなたの
 子どもができたわ。わたしのお腹にあなたの子どもができたのよ。ああ、いいわ。」
ほとんど何を言ってるのかわかっていない筈だが、よくもこれだけ並べ立てられるも
のだと思うほど夢中で快感を訴えている。
彼女の膣が激しく収縮し、ちんこを根元からしごくように搾りたてたかと思うと、急
に弛緩し、彼女は失神してしまった。これで僕のお勤めも終わった。
ものの15分くらいの間だったが、彼女ほど敏感な女は珍しいのではないだろうか。
僕は母、おばさん、姉ちゃんと美由紀さんしか女は知らないが、これらの中でもっと
も敏感なのが美由紀さんだろうと思う。
「中山よ、ごくろうだったな。」
「智ちゃん、ありがとう。」
木村と姉ちゃんからねぎらいの言葉を掛けられ、僕は和室のたたみに大の字になって
しまった。
「ああ、疲れた。今日だけで100cc 以上も精液を出しちゃったみたいだよ。冗談じゃ
 なくて、本当だよ。母さんに3回、姉ちゃんに1回、そして美由紀さんに1回だろ
 う、合計5回だもんな。」
「馬鹿言ってんなよ。5回くらいでどうこうなるお前じゃないだろう?」
「うん、普通にやったんなら20回くらいはどうってことないけど、毎回子宮の中に直
 接10回分くらい放出すること考えて見ろよ。100cc じゃきかないよ。母さんも、
 姉ちゃんも、美由紀さんも、どういうわけだか僕とやるときまって子宮口が開くん
 だ。そしてぐいぐい吸引されるもんだから、連続して射精しちゃうんだよ。だから
 1回といっても5、6回分くらいが一度に出ちゃうんだ。気持ちいいのは当然だけ
 ど、その分疲れるんだ。僕の顔、おじいさんみたいになってないかい?」
「だいじょうぶよ。精悍な、男らしい顔をしてるから。まだあたしの分が十分に残っ
 てそうだわ。」
姉ちゃんは僕のちんこを弄びながら冗談めかして言ったが、どうやら冗談ではなさそ
うな雰囲気なので、早めに退散することにした。
「あら、もう帰っちゃうの。あたしはどうしたらいいのよ。」
姉ちゃんは口惜しそうに言い、僕を恨みがましく見つめた。
「俺もさっきから眠くってしょうがないんだ。じゃあ、あした。」
木村も先手を打ってそう言う。
「姉ちゃん、お休み。またあしたね。」
僕たちはそろって姉ちゃんたちの部屋を抜け出した。階段の上の壁に掛かった時計は
午前5時少し前だ。僕たちはできるだけ足音を立てないようにして部屋に戻った。
部屋では母が軽やかな寝息を立てて眠っていた。
僕は母の隣に身体を滑り込ませ、ゆっくりと母の腰に手を回した。母が寝返りを打っ
て僕の方を向き、無意識に僕の身体を引き寄せようとするので、僕は母の胸の中に顔
を埋めて目を閉じた。“柔らかい温かさ”を感じた。母の匂いも牝の匂いから優しい
母の匂いに変わっていた。女って不思議な生き物だなあと思いながら眠りに就いた。


(17)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行15/18

近親相姦小説
10 /15 2014
木村は、姉ちゃんが僕とやって死にそうなくらいよかったと言ってたから、美由紀さんも
中山とやってみたほうがいいかも知れないと言ったのだそうだ。
「わたし、和子のお母さんからも同じような話を聞いたので和子に問いただしたの。そう
 したら、和子ったら、智ちゃんと結婚の約束したって言うでしょう、わたし頭の中が真
 っ白になっちゃったの。」
「それで智ちゃんにお願いなんだけど、美由紀ちゃんにも、ほんとうの男の味を教えてや
 って欲しいのよ。義男じゃだめだわ。あの子技巧的ではあるんだけど、真剣さが足りな
 いの。あたしもこれまでに何人かの人とセックスしてきたけど、子宮口が開くほどいい
 気持ちになったのは、智ちゃんだけよ。さっきも言ったけど、あたし、智ちゃんの子を
 産みたいの。だから、美由紀ちゃんにも智ちゃんの愛を分けてやって欲しいの。」
「本当に僕でいいの?」
「ええ、お願い。わたしにも智ちゃんの子を産ませて。結婚できなくてもいいの。
和子のお母さんも言ってたわ。ぜひ智ちゃんの子を産みたいって。」
「母さんまでそう言ったの?競争相手が多すぎるわね。」
そう言って姉ちゃんは楽しそうに笑った。
「なんだか種馬みたいな気もするけど、姉ちゃんたちさえよければいいよ。でもね、僕は
 母さんのことが好きで好きでしょうがないんだ。だけど、姉ちゃんのことも愛してるん
 だ。もちろん、美由紀さんのことも。すごい浮気者みたいだけど、本当のことなんだよ。
 姉ちゃんちのおばさんのことも大好きだし、どうして僕の周りにはこんなに素敵なひと
 ばっかりいるんだろうって、いつも思うんだ。」
僕は本心からそう言った。
「ありがとう、智ちゃん。あとで、そうねえ、いま9時半だから、11時半頃になったら来
 てくれない。鍵は開けておくから。どうしても今夜美由紀ちゃんを抱いてやって欲しい
 の。無理言うけど、お願いね。」
「うん、それじゃあ、あとで。」
僕はそう言って部屋を出た。
僕が部屋に戻ると、母はおばさんと和やかに談笑していた。
「あら、智ちゃん、ちょうどよかったわ。」
おばさんが一緒に聞いてくれと言う。
「智ちゃん、申し訳ないけど、わたしこれまでのこと、智子さんにみんな話したの。こう
 いうことって秘密にしておくのはよくないから。」
おばさんは大して申し訳なさそうではない調子で言った。
「母さん、黙っててごめんね。」
僕はすなおに謝ったが、
「智ちゃん、わたし気にしてないわよ。むしろ、ほっとしているの。智ちゃんが、わたし
 だけしか知らないなんて、ちょっと可愛そうだなとも思ってたんだから。」
母も笑顔で言う。
「和子もお陰さまでうまく離婚できたし、智ちゃんたちもめでたく“結婚”できたことで
 もあるし、そろそろわたしも身辺整理しようかなって思ってるの。」
「どういうこと?」
「ご主人と離婚されるらしいの。」
「へえ、いよいよなの?」
「あら、智ちゃん、知ってたの?」
おばさんが、意外なことを言われたというような顔をして言った。
「いけねえ、これ、ないしょだったんだ。」
僕は慌てて口を押さえたが、もう間に合わない。これまで僕は“無口”で通っていたのだ
が、いろいろな人とおまんこするようになってからは、大分口数が多くなってしまった。
反省しなければいけない。
「智ちゃんの知ってるってこと、どういうこと?」
おばさんが不審そうに言った。
「谷山先生とのことでしょう?」
「やっぱりそうなの。そうじゃないかとは思ってたんだけど。」
おばさんはくすくすと笑いながら言った。
「あれ、僕、余計なことを言っちゃったみたいだね。」
「そんなことはないのよ。わたしも薄々感じてたんだから。」
おばさんは、おじさんが谷山先生と関係しているらしいということを1年くらい前から知
っていたそうだ。
「でも、わたしって、そういうことがあまり気にならない性格なの。わたしの家系は昔か
 ら母系家族なの。出も、女系家族というのとは少し違うのよ。」
「へえ、母系と女系と違うんだ?」
「ええ、そうよ。女系家族というのは家族の主要構成員が女だというだけで、一家の主は
 父親なんだけど、母系家族というのは家族の構成員はどうでもかまわないんだけど、一
 家の主が母親で、その母親を中心として家庭ができているのよ。」
「なんか、母子家庭みたいな感じだね。」
「そうじゃないのよ。いい、子どもが生まれるには父親と母親が必要でしょう?でも、子
 どもが出来てしまえば、どちらか片方がいなくてもなんとかなるわよね。」
「それはそうだね。」
「そこで、問題となるのは主導権を取るのは誰かということなの。家庭の外では男が主導
 権をとり、家庭の中では女が主導権をとる、というのがこの国の昔からの習わしだった
 のよ。それが母系家族なの。子どもを産むのは女なんだから、夫は妻の生んだ子はすべ
 て“子ども”として認知し、“本当の父親”が誰かは問わないの。その代わり、夫がよ
 その女に子を産ませても、妻がああだこうだと言うのは許されないの。今で言うスワッ
 ピングと少し似ているけど、子どもの出産から育児まですべて母親の責任でやるの。父
 親というのは“母親の夫”だというだけなの。わかった?」
おばさんはそこまで一気にしゃべってお茶を口に運んだ。
「ようするに、父親というのは妻の夫なんだから、妻が産んだ子は自分の子として育てな
 ければならないっていうわけ?」
「そういうことよ。その代わり、夫がよその女といい関係になったからといって焼き餅や
 いたりしちゃあいけないの。」
「平安時代だったかな?そんな話を聞いたことがあったなあ。」
僕は以前、中学生向けの口語訳本でそんな記述を読んだことがあったような気がして言っ
た。
「そうね。わたしも聞いたことがあるわ。」
母もそう言う。
「わたしの家も代々そういう家柄なの。家柄って言うとオーバーだけど、そういう性格の
 人間が多いのよ。わたしもそうした人間の一人で、自分が産む子どもは愛した人の子じ
 ゃなくちゃいやなの。だからって言うわけではないけど、和子も義男も主人の子ではな
 いの。わたしの子には違いないけど、それぞれ父親は違うのよ。」
「そのこと、木村も姉ちゃんも知ってるの?」
「ええ、知ってるわよ。ちゃんと話してあるから。和子も義男もわたしと考えが似ている
 し、主人もその点は理解してるからよかったんだけど、谷山先生はその辺を理解してい
 ないから主人を独り占めしたいらしいの。まあ、普通の人なら当たり前なんだけど、つ
 い最近、主人から離婚したいって言われたの。それで考えてるのよ。そろそろ主人を解
 放してやろうかしらって。」
「へえ、そうなの?」
僕は感心して言った。何に感心したかと言えば、おばさんが主導権を持っているって事に
だ。
「智ちゃんはどう思う?」
「そうだなあ、おじさんがそう思ってるんなら離婚してやった方がいいんじゃないのかな
 あ。?母さんはどう思う?」
「わたしも智ちゃんと同意見ね。ご主人は谷山先生を愛しているんでしょうから、もし和
 美さんが、どうしてもご主人を手放したくないというのでなければ、離婚して差し上げ
 た方がいいのじゃないかしら。」
「そうね。あなたたちの考えを聞いてすっきりしたわ。どうもありがとう。」
姉ちゃんが離婚を決めたときにも今のおばさんと同じことを言ったのを覚えている。
「ところで、あなたたちはこれからどうするの?」
おばさんが僕の顔を見て言った。
「さっきもお話したように、わたしとこの子は母子でありながら姉弟でもあるし、みなさ
 んに祝福された夫婦でもあるわけだから、末永く濃密な愛を交わしていきたいと思って
 るんですけど、みなさんのお申し出でもあるし、この子さえよかったらみなさんに子種
 を授けるのは、わたしはかまわないと思うんです。智ちゃん、どう?」
母は上気した顔を僕に向けて言った。なぜか少し辛そうに見える。
「母さん、僕、母さんのこと死ぬほど愛してるんだよ。でも、おばさんのことも、姉ちゃ
 んのことも、美由紀さんのことも好きなんだ。みんなが僕の子を産みたいって言ってる
 のはさっき聞いたばかりだけど、母さんが許してくれるなら、みんなに僕の子を産んで
 もらいたいんだ。みんなが産んでくれた子は母さんの甥っ子か姪っ子だと思ってくれれ
 ばいいんだ。孫だと思ってくれてもいいよ。みんなの、と言うより、それぞれの子だと
 思ってくれればいいんだよ。僕たちの子は、母さんと僕との間に生まれた子だけなんだ
 から。おばさんが言ってるのはそういうことなんだと思うけど?」
僕は都合のいい理屈を言ってしまったことを後悔したが、遅かった。
「わたし、智ちゃんのこと、それこそ死ぬほど愛してるから、本当は他の人とセックスし
 て欲しくはないの。頭の中ではよくわかってはいるんだけど、やっぱり、やだわ。和美
 さん、ごめんなさい。わたし、智昭が他の女の人と性交することなんかとても考えられ
 ないの。智ちゃん、堪忍して。母さん、あなただけが生きがいなの。だからわかって。」
母は泣き出してしまった。母は僕が否定的な気持ちを表明してくれることを期待して言っ
たのだ。それを額面どおりに受け取って、母の気持ちを無視した物言いをしてしまった。
母が泣き出すのは当たり前だ。僕は母の身体を抱きしめ、
「母さん、僕が悪かった。もう母さんを心配させるようなことはしないから、安心して。
 ごめんね。おばさん、こういうことになっちゃったんだ。本当に申し訳ないけど、この
 話、なかったことにしてよ。」
「ううん。わたしこそ無神経なことを言っちゃって、申し訳なかったわ。智子さん、もう、
 言わないわ。気分を直して。わたしだってあなたたちが幸せになってくれることが一番
 なんだから。許してね。智ちゃんも、わたしたちが言ったこと、忘れてちょうだいね。
 和子にも、美由紀ちゃんにもよく言っておくから。」
おばさんは気まずそうにそう言って戻っていった。
「母さん、僕、約束するよ。これからは、母さん以外の女とは絶対にセックスしないよ。
 母さんが一番大事なんだから。」
僕は浮気を見つけられた亭主みたいにおろおろしながら言った。
しばらく母の背中を愛撫しているうちに母も気を取り直したようで、
「智ちゃん、ごめんなさいね。取り乱しちゃって。でも、わたしの気持ちは言った通りな
 の。だから、お願い。よそにあなたの子をつくるなんて言わないで。」
「うん、もうけっして言わないよ。僕は母さん一人だけいればいいんだから。」
「それじゃあ、キスして。うんと優しくしてくれないといやよ。」
「うん。母さん、愛してるよ。」
それから僕たちは空が白み始めるまで激しく燃えながら愛し合った。


(16)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行14/18

近親相姦小説
10 /15 2014
相談


僕たちが部屋に戻ったのは9時をまわていた。わいわいやりながらの入浴だったので気が
付かなかったが、1時間以上も露天風呂にいたことになる。
みんなが茶の間に集まって一服し、明日のコースや時間の打合せをした。
「智ちゃん、後であたしたちの部屋に来てくれない。美由紀ちゃんが相談したいことがあ
 るって言うの。あたしからも頼みたいことがあるんだけど、いい?」
話し合いが済んでそれぞれの部屋に引き上げるときに姉ちゃんが言った。
美由紀さんは下を向いていて何も言わない。
「うん、でも、1時間くらい後でもいい?木村も話があるそうなんだ。」
「ええ、いいわよ。ゆっくりで。」
姉ちゃんたちはもう少し茶の間にいると言う。
「智ちゃん、わたし、木村さんとお話しすることにしたの。だから、ちょっと義ちゃんと
 話していて。」
おばさんも母と話があるらしい。みんな何かを企んでいるみたいだが、僕は、
「いいよ。わかった。」
と答えておいた。
母とおばさんは僕たちの部屋に行ったので、僕と木村は木村たちの部屋に行った。
「なんだい?話って。」
「うん、美由紀さんのことなんだ。彼女、お前と結婚したがってるんだよ。」
木村は歯切れの悪い言い方で言った。
「ちょっと待ってくれよ。僕は姉ちゃんと結婚するって指切りしちゃったんだぜ。」
「それはわかってるけど、美由紀さんの気が変わっちゃったんだよ。」
木村は困惑した顔で言う。
「じゃあ、お前と美由紀さんは結婚しないのか?」
「まあ、そういうことになるな。俺はどっちでもいいんだけど。相手が気が変わっちゃっ
 たんだから、しょうがないじゃないか。」
「なんでそうなっちゃったんだ?お前たち仲がよさそうだったじゃないか?」
「うん、もともとは姉ちゃんの気まぐれからなんだよ。姉ちゃんが康三と別れたのはお前
 も知ってのとおりだけど、姉ちゃんと美由紀さんが昔付き合ってたのも言ったよな?」
「ああ、レズってたってことだろう?」
「うん。それで、姉ちゃんが離婚したことを美由紀さんが喜んでいるってことも言ったろ
 う?」
「それも聞いたよ。だけど、それとこれとは関係ないだろう?」
「いや、大いに関係があるんだ。美由紀さんは姉ちゃんと結婚できると思ってたそうなん
 だ。ところが、姉ちゃんはお前と結婚したくなっちゃって、彼女を俺に押し付けようと
 したんだよ。俺はそれがわかったから、彼女に本当の気持ちを訊いてみたんだ。俺が美
 由紀さんを滝の裏側に連れて行ったのは、お前と姉ちゃんがやるところを見せたくなか
 ったからで、俺は美由紀さんとはやってないよ。」
「そうだったのか。僕はてっきりお前たちもやってると思ってたんだよ。」
「まあ、誰でもそう思うよな。ところが彼女、滝の裏側に行ったらすぐに言ったんだよ。」
そこで木村はコップにコーラを注いで一口飲んだ。僕にも注いでくれたので僕も一口飲ん
で話を促した。
「彼女、姉ちゃんのことずうっと忘れられないでいたんだけど、姉ちゃんが、お前と結婚
 するって彼女に言ったもんだから、彼女、パニクっちゃってさ、“和子が智ちゃんと結
 婚しないようにするには、わたしが智ちゃんと結婚すればいいんだわ。そう思わない?”
 って言うんだよ。」
木村は苦笑いしながら言った。
「美由紀さんの気持ちもわからないではないけど、ずいぶん飛躍した考え方だなあ。もっ
 と他にも方法はあるだろう?」
僕は半ば呆れて言った。
「ああ、そうだけどよ、そんなことあまり深く考えない方がいいんだよ。」
そう言って木村は楽しそうに笑った。
木村は2年以上も近親相姦しているから、割りと覚めた目で見られるようだ。
「まあな。実の母親と結婚しようってんだから、飛躍なんてもんじゃないけどさ。」
僕も実際そう思う。母のことを誰にも負けないくらい愛しているとは思うものの、姉ちゃ
んとも、おばさんとも、そして美由紀さんともやりたいと思っているのだから、どうしよ
うもない。
「そうだろう、俺はお前んちのおばさんとやったことはないけど、本当はやってみたいと
 は思ってるんだ。男でも女でも同じなんだよ。欲を言い出したらきりがないのは誰でも
 知ってることだけど、できればやってみたいんだよ。その点美由紀さんはちょっと違う
 んだ。姉ちゃんのことだけしか頭にないんだよ。俺が見るところ、お前んちのおばさん
 もお前しか眼中にないみたいだから、俺はちょっかい出さないんだ。お前だってやだろ
 う?俺がお前んちのおばさんとやるのは。」
「うん。勝手な言い分だけど、やっぱり、やだなあ。」
「それでいいんだよ。俺んちとお前んちとは違うんだから。それでだ、お前、姉ちゃんと
 の婚約を解消しちゃえよ。姉ちゃんはショックだろうけど、それが一番いいみたいだぜ。
 お前んちのおばさんにとっても、美由紀さんにとっても。」
「そうだなあ。僕もそう思うけど、姉ちゃんはどうなるんだ?」
「そんなことは心配いらないよ。姉ちゃんはときどきお前とおまんこができて、お前の子
 どもが産めれば満足なんだから。ひょっとしたら、美由紀さんもお前の子どもを産みた
 いって、言うかも知れないぜ。でも、そんときはそんときだよ。」
「なんだかお前ってすごく大人だな。僕、尊敬しちゃうよ。」
僕は本当に木村が大人に思えた。
「そんなことはないよ。俺は母ちゃんに俺の子どもを産んでもらえばいいんだ。でもよ、
 母ちゃんはお前の子どもも産みたいって、言ってるんだ。俺はそれでもいいと思ってる
 んだ。おかしいだろう?でも、本当だぜ。俺さ、母ちゃんや姉ちゃんが喜ぶことは何で
 もやってやりたいんだよ。俺の性格はお前が一番よく知ってるじゃないか。だから気に
 することはないんだ。俺、好きなんだよ。そういうの。」
確かに木村にはそういうところがある。変わってると言えばそれまでだが、木村みたいな
考え方ができなければ母系家族の一員とはなれないだろうという気がする。
僕は木村の家のような母系家族に憧れているくせに、自分を中心とする男系家族を構築し
ようとしている。自分の子種をあちこちに撒き散らすのと、あちこちからいろいろな人の
子種を集めるのは、男系と母系との違いがあるだけで、どこか似ているような気がする。
僕の心境はすごく複雑だった。
「僕もお前みたいにできればいいんだけど、なかなかそうはできそうにないよ。これから
 姉ちゃんたちに会わなければなんないんだけど、気が重いなあ。」
「なあに、けろっとして言っちゃえばいいんだ。姉ちゃんは、あれで、けっこうさっぱり
 としたところがあるから、それほど心配しないでもだいじょうぶだよ。頑張ってこいよ。
 いざとなったら俺が言ってやるから。」
木村に背中を叩かれて、僕は姉ちゃんたちのいる茶の間に向かった。
「あら、はやかったのね。もういいの?」
姉ちゃんは美由紀さんと一緒に週刊誌を広げていた。僕が
「うん。」
と言うと、
「それじゃあ、あたしたちの部屋に行きましょうよ。」
「そうね、あっちの方が話しやすいわね。」
姉ちゃんが明るい声で言うと、美由紀さんも笑顔で言って立ち上がった。
美由紀さんが立ち上がるとき、浴衣の裾が割れて真っ白いふくらはぎがのぞいたが、それ
を見た僕は急にむらむらとしてきて、ちんこに力が漲ってくる。
母や姉ちゃんとあれだけ激しくやったのに、美由紀さんのふくらはぎを見ただけでもうや
りたくなるのだから、僕は本当に淫乱だと思う。
「さあ、智ちゃんも美由紀ちゃんも入って。」
姉ちゃんはドアを開けて自分の部屋に招き入れるように言った。
「へえ、けっこう広いんだね。」
僕は窓際まで行って部屋の中を見回した。
部屋は10坪くらいの広さのワンルームで、セミダブルベッドが2台置かれた寝室の突き
当りに六畳間くらいの畳が敷かれた部分があり、唐紙を閉めると和室になるように造られ
ている。姉ちゃんたちはベッドで寝るつもりのようで、和室には荷物が置かれていた。
「智ちゃん、立ってないで座ってよ。いま、コーヒーを入れるから。」
姉ちゃんが旅行用のバッグからドリップパックを取り出しながら言った。
「智ちゃん、どうぞ。」
美由紀さんが座布団を勧めてくれる。姉ちゃんがドリップするコーヒーの香りが部屋に漂
い始めた。
「うん、ありがとう。」
僕が座卓の前に座ると姉ちゃんがコーヒーの入ったカップを三つ持って来たので、
美由紀さんは左側に座をずらし、姉ちゃんに僕の前の席を譲った。
「さあ、どうぞ。インスタントだけど、わりとおいしいのよ。」
僕は一口飲んで見た。軽い口あたりでさっぱりとしている。
「うん、おいしいね。駅前のクレモナのコーヒーとあまり変わらないよ。」
「よかったわ、気に入ってもらえて。これ、うちのお父さんの勤めてる会社で作ってるの」
美由紀さんが言った。
「へえ、美由紀さんのおとうさんって、コーヒー屋さんなの?」
「なによ、智ちゃん知らないの?UCCって有名じゃない。美由紀ちゃんのお父さんは、
 UCCの専務さんなのよ。うちで飲んでるコーヒーはみんな美由紀ちゃんが持ってきて
 くれるの よ。いつも飲んでるじゃない。」
僕はコーヒーは好きだけど、家ではいつもインスタントしか飲んでいないから、本当を言
うと、コーヒーのおいしさなんてあまりわからないのだ。
「まあ、とにかくおいしいよ。」
僕は笑いでごまかして姉ちゃんたちの話を促した。
「さてと。何から話したらいいかしら。そうそう、さっき露天風呂で智ちゃんと約束した
 ことね、あれちょっとペンディングにして欲しいのよ。」
「ペンディングって延期っていう意味だよね。」
「ええ、そうよ。あたしの方から頼んだくせに勝手なこと言って申しわけないんだけど、
 ちょっと美由紀ちゃんの話も聞いてやって欲しいの。あたしとの約束はそれから考えて
 もらえばいいわ。」
「それじゃあ、さっきの件は取り敢えず白紙に戻すってこと?」
「簡単に言えばそういうことなの。ごめんなさいね。」
「O.K!了解したよ。」
僕は内心しめしめと思いながらも顔には出さず、できるだけさらっと言った。
「それじゃあ本題に入るわ。智ちゃん、あんた美由紀ちゃんのこと好き?」
「本人の前じゃ言いにくいけど、好きだよ。どっちかって言えば大好きだよ。」
僕は若干顔を赤らめて言った。
「よかったわ。実はあたし、露天風呂でのこと、美由紀ちゃんに話したの。智ちゃんには
 悪かったけど、前のこともみんな話したのよ。もう一度謝るわ、ごめんなさいね。」
姉ちゃんは座卓に手をついて深々と頭を下げた。
「そんなこと、僕、気にしてないんだから、頭を下げるのはやめてよ。」
「ありがとう。それじゃあ続きね。智ちゃんは、あたしと美由紀ちゃんの関係は知ってる
 でしょう?」
「うん、高校からの友達だって言ってたよね。」
「それだけ?」
「さっき木村から聞いたんだけど、そのう、姉ちゃんたちは、愛し合ってるんでしょう?」
美由紀さんは下を向いたままだが、耳が真っ赤になっている。
「東屋の下で見たと思うけど、あのとおりなの。」
「本当よ。わたし、和子のこと死ぬほど愛してるの。」
美由紀さんは必死の面持ちで言った。
「美由紀さんの気持ちよくわかるよ。僕も母さんのこと大好きで、やりたくてどうしよう
 もなかったんだから。でも、みんなのお陰でやれるようになったんだから、姉ちゃんに
 も美由紀さんにも大いに感謝してるんだ。」
「あたしも美由紀ちゃんのことすごく愛してるけど、智ちゃんとやったら死にそうなくら
 いよかったから、美由紀ちゃんにも男の味を知ってもらおうと思って義男に頼んだのよ。
 そうしたら、義男が余計なことを言ったらしいの。」
「そうじゃないのよ。わたし、義ちゃんから聞いたの。」


(15)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行13/18

近親相姦小説
10 /15 2014
露天風呂


そんなことを話しながら僕たちは露天風呂に着いた。
「ずいぶん時間が掛かったんだな。俺すっかりのぼせちゃったよ。」
木村が僕たちを認めて裸で寄ってきた。太いちんこがぶらぶらと揺れている。
「あれからまたやっちゃったんだよ。やってもやってもやり足りないみたいでさ、すぐ
 に発情しちゃうんだ。母さんもいくらやっても飽きないみたいでさ、なんだか腰がふ
 らふらするんだ。」
僕は木村と並んで岩の上に腰掛け、脚だけ湯に浸けた。熱すぎずぬるすぎずいい湯加減
だ。母も湯に浸かっておばさんたちと談笑している。
「あまりいっぺんにやるのはよくないぜ。温泉も入りすぎると“湯あたり”するって言
 うからな。いくら減るもんじゃないったって限度ってもんがあるんだから。」
「うん、できるだけセーブするよ。ところで姉ちゃんたちはどうしたんだ?」
「ああ、打たせ湯の方にいるよ。俺も入ったことないからわからないけど。」
「打たせ湯なんてあったかな?」
「川の向こう側にこの夏造ったんだって。肩や腰に当てるとけっこういい気持ちだって
 旅館のおばさんが言ってた。」
「面白そうだね。いってみようよ。」
僕たちはタオルをぶら下げ、飛び石伝いに打たせ湯のある対岸に渡ったが、お湯に足し
か浸けていなかった僕は冷たい谷風に吹かれて寒くなってしまった。
川を渡ってこんもりとした植え込みを曲がると、竹垣に囲まれて川から直接見えないよ
うになったところに打たせ湯があった。もうもうと立ち上る湯気の向こうに、身体にバ
スタオルを巻いた姉ちゃんたちが寝転がっていた。
数条の湯滝が岩だたみにあたってあたり一面にしぶきを散らし、滝に直接あたっていな
くても寒くはなさそうだ。
「気持ちよさそうだね。」
「あら智ちゃん、ずいぶんごゆっくりね。」
「隣に入ってもいい?」
「ええ、どうぞ。でも、ちゃんと話してくれなくちゃだめよ。」
「何を話せばいいの?」
僕は言いながら姉ちゃんと美由紀さんの間に身体を滑り込ませた。
湯はかなり温めだが、滝つぼのようになった湯船全体に熱いしぶきがあたっているから
少しも寒くはない。湯の深さは10センチくらいで、寝転がっていても身体の半分くらい
が外に出てしまう。
僕は姉ちゃんと美由紀さんの身体に触れてちんこが勃起してきた。
「そうね、どうせ話しを聞いたって肝心のところはわからないんだから、智ちゃんがお
 母さんにしてあげたとおりのことをしてみて。義男は母さんにしたとおりのことを美
 由紀ちゃんにしてあげるのよ。美由紀ちゃんは男の人としたことないんだから、優し
 くしてあげないとだめよ。手抜きしたら承知しないから。」
「わかってるよ。俺、美由紀さんのこと大好きなんだから、手抜きなんかするわけない
 じゃないか。」
木村はそう言いながら美由紀さんの肩に手を置き、
「姉ちゃんがうるさいから、もう少し向こうに行こうよ。」
と言って滝の裏側の方へ誘っていった。木村のちんこも勃起して反り返っていた。
「まず、キスしながら胸やお腹を愛撫して、それからおまんこに指を入れて愛撫したん
だ。そしたら母さんが僕のちんこをいじってくれた。」
「こんなふうに?あら、もうこんなに硬くなっちゃってるわ。」
姉ちゃんはそう言いながら僕のちんこを握ってゆっくりとしごき始めた。
「うん。それから僕が母さんのおまんこを舐めてやったんだ。姉ちゃんと同じくらいた
くさん愛液が出たよ。とてもおいしくって夢中で飲んだんだ。」
「それからどうしたの?」
「母さんが、好きなようにしていいって言うから、おまんこに挿入したんだけど、すっ
 ごく気持ちよくって、すぐに出ちゃった。」
「じゃあ、それと同じことをあたしにもしてみて?」
姉ちゃんは仰向けに寝て、膝を曲げながら股を大きく開いた。
「こうやって入れてさ、こうやって・・・」
僕は姉ちゃんを相手に母とやったことをそっくりおさらいさせられた。
姉ちゃんの快感が高まるに連れ、膣の奥から子宮口が盛り上がってきて、この前と同じ
ように子宮口が開いた。僕はちんこを深く差し込み、子宮口を探り当ててぐいっと押し
付けた。
子宮の中に達したちんこは膣の締め付けと蠕動に揉まれ、快感が極限にまで達して爆発
的な射精がはじまった。いましがた母と性交したときもそうだが、以前に姉ちゃんとし
たときともまったく同じだ。とにかく射精が長いのだ。どくんどくんと30秒くらいた
っぷり放出した。また50ccくらい出たかもしれない。気持ちよくて死にそうなくらいだ。
頭の中が真っ白になってしまう。姉ちゃんの子宮の中は僕の精液でたっぷんたっぷんし
ているに違いない。
「智ちゃんって本当にすごいのね。あたし、死ぬんじゃないかと思ったわ。もう智ちゃ
 んなしではとても生きていけそうにないわ。お願い。ときどきでいいから、そうね、
 月に1回、いや、週に1回はあたしと会ってくれなくちゃ嫌よ。あたし死んじゃうか
 ら。約束して。」
失神から覚めた姉ちゃんは切れ切れの声で言った。
「うん、約束するけど、毎回中で出していたら姉ちゃん妊娠しちゃうよ。」
「そんなこと心配してるの?あたし、智ちゃんの子どもを産むって言ったじゃない。あ
 たし、智ちゃんと結婚するんだからいいのよ。智ちゃんの子を産みたいんだもの。」
「姉ちゃんはそう言うけど、僕は母さんと結婚したんだよ。正式にじゃあないけど。み
 んな祝福してくれたじゃないか。僕は母さんのことすごく愛してるんだ。姉ちゃんの
 ことも大好きだけど、二人と結婚するなんて、そんなの無理だよ。」
「ちっとも無理じゃないわ。あたしと正式に結婚すればいいんだから。智ちゃんのお母
 さんだってその方が安心するわよ。智ちゃんはあたしだけじゃなくてお母さんともや
 れるんだから文句ないんじゃない?お母さんが子どもを産んでも、あたしたちの籍に
 入れれば私生児にならないし、いいアイデアだと思わない?あたし、智ちゃんのお母
 さんに頼んでみるわ。いいでしょう?」
「ちょっと待ってよ。いきなりそんなこと言ったら母さん気絶しちゃうよ。」
木村が言ってた通りだ。こんな美人の姉ちゃんに惚れられるのは悪い気持ちはしないけ
ど、ちょっと強引過ぎる。母さんがうんと言う筈はないし、困ったものだ。
「あのね、実は美由紀ちゃんも義男のことが好きなのよ。だからあたし、義男にも同じ
 こと言ってやったの。そうしたら義男ったら“いいんじゃねえか”ですって。義男は
 さっき母さんに了解とっちゃったのよ。大学を卒業したら美由紀ちゃんと結婚するん
 ですって。だから智ちゃんも大学を卒業したらあたしと結婚してくれればいいのよ。
 親友同士が同じ条件で結婚するのよ。悪い話じゃないと思うけどなあ。あたしは出戻
 りだから、その辺はオマケしてもらいたいけど、智ちゃんへの愛の深さは誰にも引け
 を取らないつもりよ。智ちゃんのお母さんのことも大好きだし、あたしたち、きっと
 うまくやっていけるわ。智ちゃんもそう思わない?」
姉ちゃんはそう言うけど、自分が僕より10歳も年上だということを考えているんだろ
うか?考えているわけないな。正式ではないにしろ“母と結婚”した僕が、年のことを
気にする筈はないと思ってるに違いない。いずれにしても、姉ちゃんと性交を続けるこ
とができるわけだから、僕にとっては悪いことじゃないが、ふたりへの愛が中途半端に
なってしまわないだろうかとの不安はある。
「うん、わかった。だけど僕んちは姉ちゃんちと違うから、いますぐには返事できない
 よ。“前向きに善処する”ってことでどう?」
「そうね、取り敢えずはそれでいいわ。でも、本当よ。あたし、智ちゃんのこと死ぬほ
 ど愛してるんだから。このこと忘れちゃいやよ。さあ、げんまんよ!」
僕は姉ちゃんと“指きりげんまん”させられてしまった。
実を言うと僕は“指きり”が大の苦手なのだ。“指きりげんまんうそつくと針千本飲ま
す”という言葉が、“指切りをしたこと”は全力でやらなければいけないという呪縛と
なってしまったのだ。針を千本も飲まされたらたまったものではない。
姉ちゃんとの約束も、“指きり”さえしなければそれほど責任を感じることもないのだ
が、しちゃった以上は是が非でも何とかしなければならない。
まずやらなければならないことは、一生懸命に勉強して高校、大学と進学しなければな
らないな。それも、いい加減な学校じゃだめだ。トップクラスの学校でなけりゃ周りの
連中を納得させられない。そして、一流の小説家になっていい作品をたくさん書かなけ
ればならないし、けっこう大変だ。
僕はこれまで“切実なこと”などほとんど無いと思っていたが、実際は切実なことだら
けだということがわかった。
「姉ちゃん、僕、みんなを幸せにできるように頑張ってみるよ。姉ちゃんや母さんが喜
 ぶように、一生懸命努力する。勉強ももっとまじめにやるよ。」
「そうよ。智ちゃんと義男はいい意味でのライバルなんだから、二人とも頑張ってもら
 わなくちゃあ。あたしも一生懸命応援するから、頑張ってね。」
こうして僕たちの複雑な関係がスタートすることになったのだ。
僕たちは飛び石を渡って露天風呂に戻った。姉ちゃんとの性交は15分くらいのものだ
ったが、打たせ湯の熱いしぶきにあたりながらやっていたので少しのぼせ気味で、冷た
い風がここちよい。
「あんたたち打たせ湯に行ってたんでしょう?どうだった?」
おばさんが訊く。
「うん、びしょびしょになるけど、とてもいい気持ちよ。」
姉ちゃんが髪から滴を垂らしながら言った。
「行きたいけど、髪を乾かしたりセットするの面倒ね。智子さん、行ってみる?」
「ちょっと行ってみたい気もするけど。」
「見るだけでも行ってみたら。そこの飛び石を渡っていけばいいんだから。」
姉ちゃんの意見で、母とおばさんはバスタオルで胸から下をくるみ、打たせ湯に行くこ
とになったが、飛び石のところで躊躇している。
「あんたたち、ここを渡ったの?」
「うん、そうだよ。」
「わたし、こわいわ。一緒に渡ってよ。」
「流れがこんなに速いじゃない。滑ったら流されちゃうわ。手すりくらい付けとけばい
 いのに。」
母もおばさんも口々に言う。
「飛び石と言ったって、平らで滑りにくくなってるんだから、だいじょうぶだよ。」
「そんなこと言わないで、一緒に行ってよ。」
「うん、わかった。」
僕はもう一度打たせ湯に行くことになり、母たちの手を引いて飛び石を渡った。
僕たちが竹垣の中に入ったとき、木村たちが滝の裏側から出てきた。
「あらやだ。あんたたちまだいたの?」
おばさんがからかうように言うと、
「うん、美由紀さんといろんなこと話していたんだよ。」
木村はけろっとして言った。
「風邪をひいちゃいけないから、はやく行ったほうがいいわ。」
母が笑顔で言う。
「うん、そうするよ。」
木村が美由紀さんの手を引いて行こうとすると、
「それから義男、あんた、腰がふらふらしてるみたいだから、飛び石を踏み外さないよ
 うに気をつけるのよ。」
おばさんが含み笑いしながら言うと、
「母ちゃんはいつも一言多いんだよ。」
木村は憤慨したような顔をして言ったが、いつものじゃれあいであることは僕にはよく
わかる。美由紀さんは顔を真っ赤にしてうつむいていた。
「木村よ、いくら減るもんじゃないったって、限度ってものがあるんだからな。」
僕も笑いながら、さっきの木村のせりふをそっくり返してやった。


(14)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。