2ntブログ

小説(転載) 四枚の扉part2 7/13 

官能小説
04 /26 2015
13

 だいぶ酔いの廻った3人は、会話を更に弾ませ楽しんでいた。
 純子も適度に酔い、若い3人との会話がとても楽しかった。
 (旅に出て来て良かったわ・・ こんな楽しい出会いもあったし)
 屈託無く純子に話し掛ける3人が、素直に可愛く思えた・・。
 「俺ちょっとトイレ・・・」
 キヨシがモジモジと立ち上がり、トイレへ向かった。
 一つしか無いトイレに入ったキヨシは、ズボンとパンツを膝まで降ろすと、堅
く張り詰めるペニスを握った。
 酔いが進み、丁度キヨシの正面でより乱れを見せる純子の胸元に、キヨシのジ
ュニアは辛抱堪らない状態になっていた・・。 
 「抜かねえとダメだ・・・」
 キヨシは右手をジュニアに沿って擦り始めた。

 暫く戻って来ないキヨシがトイレでシコっているとは露知らず、3人は飲みを
続けた。
 そうこうしているうちに、純子にも尿意が襲ってきた・・。
 「私もちょっと化粧室へ行ってくるわね」
 立ち上がる純子に元気良く返事する二人を置いて、純子はトイレへと向かっ
た。
 カウンターの中では、経営者の女性がイスに座ったままウトウトとしていた。

 (お年だから大変ね・・)
 そう思うと純子は、トイレとプレートの貼られたドアを開けた。
 「あっ!・・」
 開けたドアの向こうでは、顔を真っ赤にしてペニスをシゴくキヨシがいた!
 「うわあっ!」
 焦るキヨシはどうして良いか解らず、思わず身体を純子の方へ向けてしまっ
た。
 立ち竦む純子の目に、射精まじかでその身を揺らすペニスの姿が飛び込んでき
た!
 股間の痛みを沈めたくて焦っていたキヨシは、ドアの鍵を締め忘れていたのだ
った。
 
 「ゴ、ゴメンナサイ・・・!」
 なんとかペニスをズボンに押し込もうとするキヨシであったが、反り返るモノ
は簡単に納まらず、ズボンを弾いては上へ激しく反り立っていた。
 (凄いのね・・ 若い子のって・・・)
 純子はその様子から目を逸らせずに見詰め思った・・。
 若さを纏うキヨシの塊に、純子の腰が自然と震えた・・。
 その震えに合わせ、花芯を濡らす液が滲み出した。
 (ああ・・ 見るのなんて久し振り・・・)
 勇次と別れ、その疼く身体を強引に封印してきた純子は、男の勢いを漂わせる
肉茎が無償に欲しくなった・・。

 顔を赤らめ涙目で慌てるキヨシに純子は、
 「そのままでイイわよ・・・」
 と、声を掛けた。
 「ええっ!・・・」
 理解出来ずに純子の顔に潤んだ目を向けるキヨシを黙って見詰め、純子は個室
の中へその身を入れると、呆然とするキヨシの唇に口付けした・・。
 想像だにしない純子の行為に固まるキヨシは、差し込んでくる純子の舌に口内
を舐め回された。
 数秒舌を絡ませた純子は、そっとキヨシから顔を離した・・。
 「お姉さんに任せなさい・・・」
 そい言うと姿勢を低くし顔を股間の前に据え、キヨシの堅く脈打つペニスに指
を絡ませた。
 「い、いいんですか・・・・」
 ゆっくりと這ってくる純子の指に身を震わせながらキヨシは聞いた。
 「いいのよ・・・ スッキリしたいでしょ?」
 「は、はいっ!・・・」
 キヨシの返事に軽く微笑んだ純子は、先走り液を垂らす亀頭をスッポリと口に
含んだ・・・。
 「あっ・・ ああ・・」
 ペニスを包む温かなぬくもりに、キヨシは小さく唸った。
 純子はペニスの根元を軽く掴むと、ゆっくりと顔を前後させた。
 キヨシのジュニアは、純子のフェラチオによって本来の堅さと大きさを取り戻
してきた・・。
 咥え込む自分の喉を突いてくる逞しさに、純子の割れ目はジュクリ・・と蜜を
滲ませた・・。

 「も、もう・・・イキそうです・・・」
 オナニーによりクライマックス近くまで刺激していたペニスは、純子の巧みな
フェラにより射精を促していた。
 唇を肉茎に滑らせたままコクリと純子は頷くと、顔の前後速度を速めた。
 「あうっ!・・・・  イク・・ いきますぅ・・・」
 最大に張り詰めた塊は、先端の鈴口を大きく開き激しく精子を純子の口内へと
噴射させた!
 ジュジュジュジュジュッ・・・・・。
 舌の上で踊る精子を奥まで吸い込み、純子はキヨシの精子を全て飲み尽くし
た。
 食道を伝って流れ落ちる生暖かい精子の感触に、純子の腰は怪しく揺れ、その
中心は下着を丸く汚していた。

 唇からニュルリとキヨシのジュニアを吐き出した純子は、濡れた唇を舌で舐め
キヨシを見上げた。
 「キモチよかった?・・・」
 肩で息をするキヨシのペニスを手の平て包むと純子は聞いた。
 「は・・・はい・・ 凄く良かったです・・」
 「そう、良かったわ」
 そういいながら純子は、少し萎えたキヨシの塊を指で軽く擦った・・。
 「ああっ! そんな事されたら、また感じちゃいますよ!・・」
 言ってるそばからキヨシの肉棒は、完全に近い状態まで屹立した!
 「凄いのね、若い男の子って・・・ もう、こんなになったわ」
 尚も指を絡ませる純子に、キヨシは呻き声を挙げた。
 「純子さんと、したいです・・」
 指を絡ませる純子を上から見詰め、キヨシは指を純子の髪の毛に絡ませた。
 「わたしも欲しいわ・・ こんな堅いもの・・」
 「じゃあ・・ あげます・・ いくらでも!・・」
 キヨシは腰を折ると態勢を低くし、純子の胸を浴衣の上から揉んだ。
 「ああん・・・ ここじゃダメよ・・・ 友達だって待ってるし」
 胸を揉まれ純子は肩を怪しく振って言った・・。
 「だけど・・ 我慢出来ないよ・・!」
 胸を揉む指に力を入れて弾力を味わうキヨシは訴えた。
 「それなら、友達にも言えば?」
 「えっ? 何をですか・・」
 「だから・・ みんなで私とシましょうって・・・」
 キヨシの指の動きがピタリと止まった!
 「マジですか!? 4人でヤルんですか?」
 「そうよ、4人で楽しみましょう・・」
 立ち上がった純子は、目を丸くするキヨシに口付けすると怪しく微笑んだ。

 長いトイレから戻ったキヨシに、アキラとマコトは文句を言っていた。
 その様子をトイレから出た所で見ていた純子は、愛液で濡れる下着が貼り付い
た合わせ目をモジモジさせた。
 キヨシが二人に耳打ちをし、二人は目を見開いて純子の方を見た!
 その目は驚きの中に若い厭らしさを纏い、純子の全身を凝視していた。
 見詰められた純子は、花芯に更なる潤みを感じ身体を揺すった・・・。
 慌てた様に靴を履いたマコトは、眠っていたオバチャンを急いで起こすと会計
を済ませた。
 純子は先に店を出て表で待った。
 表で待つ純子に店を出て来た3人は、半信半疑の笑みを向けた。
 その笑みに純子は、胸元を両手で広げ谷間を深く晒した!
 「うおおお!」
 3人が一斉に股間を押させ唸った!
 その様子に純子は、
 (ふふふ・・ 楽しくなりそう・・・)
 と、染み出してきた液を内腿で擦った・・。


(8)へつづく・・・

小説(転載) 四枚の扉part2 6/13 

官能小説
04 /26 2015
12

 勇次の雌奴隷と化した智香は、いついかなる時でも勇次の命令に従った。
 勇次も新たに芽生えた性癖に酔い、智香をあらゆる手で苛め抜いた。
 会社ではアナルにバイブを入れさせたまま業務をさせ、皆にバレないように席
で悶え苦しむ智香を視姦して楽しんだ。
 蜜をダラダラに流し、下着をグチョグチョに濡らし耐える智香を退社後ホテル
で裸に剥き、アナルと膣穴を交互に侵し白液を噴射させた・・。

 時にはムチや荒縄を使用し、勇次のプレイはどんどんエスカレートしていっ
た。
 奴隷にゴムなど使う気の無い勇次は、智香にピルを飲ませ、射精は毎回穴の奥
に生出しだった。
 目くるめく高度な刺激をもたらすプレイに、勇次と智香はその身を狂わせてい
った・・。
 当然純子の事はお座なりになり、純子の執拗な誘いにも勇次は一切乗らなかっ
た。
 純子は身と心を持て余し、毎日悶々とした日々を送らされていた。

 妻の静絵も正志との情事に溺れ続け、息子祐輔の事など殆どお構い無しに女の
蜜壷を濡らし、男根を呑み込んだ・・。
 完全に家庭は崩壊し、全ての事柄はもう戻る事など出来ない所まで来ていた。

 絡み合う男達と女達の人生は、急速に滅亡へと突き進んでいた・・・。

 勇次との関係を一方的に断ち切られた純子は、その現実を受け入れる事が出来
なかった。
 僅か数ヶ月の関係は、純子にとって夢のような時間であり、失いたく無いもの
であった。
 だがその関係が崩れ去った現実を、自分はどの様にして受けとめれば良いのだ
ろう・・。
 悩む純子は仕事など全く手に付かず、会社からも疎外されつつあった。
 ある深夜純子は軽い鬱状態に陥り、無意識に遺書まで書いてしまった・・。

 その内容は、勇次との出会いから今迄の経緯に始まり、不倫関係を続けた日々
を克明に記し、挙げ句の果てには勇次に捨てられた・・・。
 その先は鬱状態が虚偽のセリフを純子の手に書かせ、最終的には勇次をとんで
も無い悪者に仕立てあげた。
 自分の身体を弄んだ勇次は、きっといつか自分の命をも弄ぶだろう・・・。
 自分がこの世界から消えた時、それは自分を疎ましく思う勇次の手が下された
に違いない・・。
 その様な滅茶苦茶な内容に仕上がってしまった・・。
 最後に純子は「遺書」と封筒の表に書き、無意識にタンスの奥に閉まった。
 暫く放心状態だった純子は、起床時間を訴える目覚まし時計の音で我に返っ
た。
 朝日が純子の顔を赤く照らし、その熱で純子の顔に血の気が戻った。
 (私、朝までなにやってたんだろう・・・・)
 遺書を書いた事など全く記憶に無い純子は、ぬるま湯のシャワーを浴びると出
社した・・・。

 数日後、純子は勤めるデパートに1週間の休暇届を出した。
 一向にスッキリしない自分を慰める為に純子は、気分転換の旅行に出る事にし
たのだった。
 新宿から小田急線に乗り、取り合えず下った・・。
 宛なんて無い、気ままな旅だった。
 2時間程電車に揺られ、神奈川の或る温泉地を有する土地に着いた。
 電車を降りた純子は、温泉地までのバスのキップを買い、山間の風景の広がる
景色を窓から見詰めた。

 旅行案内所で宿を選んだ純子は、教えられた旅館に着き部屋に通されると、川
に面する大きな窓を開けた。
 涼しげな風が窓から自然の空気を吹き込み、その空気を胸一杯吸い込んだ純子
は清々しい気分になった。
 自分に纏わり付いた負の感情を露天風呂で洗い流し、山の幸の夕食を堪能し
た。
 美味しい料理にお酒もすすみ、純子は心地良い酔いを感じた。
 「酔い覚ましにちょっと散歩でもしようかしら・・・」
 浴衣姿に上着を羽織り、純子は夜の温泉街へと繰り出した。
 30分程歩いたところで、温泉街を完全に抜けてしまい裏路地に出てしまっ
た。
 「この先は何も無さそうね・・・」
 呟くと純子は、来た道を引き返そうと向きを替えた。

 山間の秋の夜風は少し肌寒く、その風を散歩中感じ続けた純子の酔いは、すっ
かり醒めていた。
 「旅館に戻って飲み直そうかしら・・・」
 100m程先に旅館の明かりを見止め、純子は歩む速度を少し速めた。

 旅館の少し手前に有るタバコの自販機の前で、マコト達3人は暇を持て余して
いた。
 地元に住む20歳の若者3人は、やる事も無くただ会話を重ねるだけだった。

 「暇だな~・・ ツマんねぇー!」
 キヨシは吸い終わったタバコをアスファルトに擦り付け消すと唸った。
 「ホントだよな! 金もネエし・・・」
 アキラも同調しながら夜空を見上げた。
 「へへへ・・ 俺、金ならちょっと有るぜ!」
 マコトは二人に笑い掛けると、ポケットの中をガサガサと探った。
 「ホラ! 万札だ!」
 ポケットから出された手の中には、皺くちゃの一万円札が1枚転がっていた。

 「一万だけかよ! そんなんじゃ居酒屋くらいしか行けないじゃんか!」
 期待した自分が馬鹿に思え、キヨシは悪態をついた。

 「いいじゃんか! 居酒屋行こうぜ!」
 「そうだな・・・ 取り合えず飲むか・・」
 「そうそう、オゴッてやるからよ!!」
 3人は重い腰を上げて立ち上がった。
 その前を、浴衣姿に上着を羽織った純子がゆっくりと歩いて行った・・。
 「おっ!見ろよ!  色っぽいお姉さんだな・・」
 万札をポケットにしまったマコトが二人に言った。
 「マジいい女だな・・ キヨシ、声掛けろよ!」
 アキラはキヨシの脇腹を肘で小突きながら促した。
 「マジかよ~・・ 相手にされないって!」
 顔を顰めるキヨシを二人は更に煽った。

 「分かったよ・・ 絶対に無理だろうけどな・・」
 30mほど先に行ってしまった純子を、キヨシは小走りに追った。
 「スイマセン・・ お姉さん」
 いきなり後ろから声を掛けられて、純子は驚いて振り向いた。
 振り向いた純子の美しい顔に、キヨシは一瞬声を詰まらせた・・。
 「なんですか?・・」
 若いキヨシに純子は軽く微笑んで聞いた。
 「あの~・・・ ダメならイイんですけど・・・」
 「はい?」
 「もし良かったら、俺達と飲みにでも行きませんか?・・・」
 モジモジと下を向きながら話す若い男に、純子は思った。
 (もしかして、ナンパ?・・・)
 キヨシの後方を見ると、二人の若者が頭をチョコチョコ下げて純子を見てい
た。

 「あっ! 無理ならイイです! スイマセン・・・」
 上目遣いに自分を見るキヨシが小さな声で言った。
 (慣れてないのにナンパなんてしちゃって! 可愛いわね・・・)
 純子は腕時計に目をやった。時刻は10時を少し回っていた。
 (この時間じゃ旅館の中で飲む所ないわね・・・)
 (ナンパしてきた若い男の子達と軽く飲むのも楽しいかもね・・)
 (最近楽しい事無いし・・・ 行こうかな!)
 決心した純子は、後方の二人を手招きした。

 「マジ! 成功!?」
 アキラとマコトは小走りでやって来た。
 その足音に顔を上げ純子を見るキヨシに、純子は笑い掛けた。
 「いいわよ!」
 「ホントですか! ラッキー!! 有難うございます!!」
 キヨシの背中をパチン!と叩くアキラとマコトも嬉しそうに純子に頭を下げ
た。
 「俺、オゴリますから!」
 皺くちゃの一万円札を見せるマコトに、純子は笑った。

 歩いて5分程の小さな居酒屋に4人は入った。
 「スイマセン・・ ここら辺にはこんな店しか無くて・・・」
 ナンパしてきたキヨシが申し訳なさそうに呟いた。
 この店はキヨシしか来た事が無く、他の二人は初めてだった。
 「なんだよキヨシ! 他になかったのかよ!」
 文句を言う二人に、キヨシは申し訳なさそうな顔をした。
 確かに店は古びていて、一段上がった座敷にテーブルが3つ有るだけの小さな
店だった。
 初老の女性が一人で切り盛りしているらしく、他には店員は見当たらなかっ
た。
 「気にしないで 結構好きよ、こんな所」
 笑顔を見せ言う純子に、キヨシは満面の笑みを浮かべた!
 その笑顔を見た純子は、
 (可愛いわね・・)
 純粋に年下の可愛さに純子は微笑んだ。

 テーブルを囲んだ4人は、生ビールを注文し喉を鳴らした。
 若い3人の止めど無い会話に、純子は声を出して笑いビールを数杯飲んだ。
 「日本酒貰おうかしら」
 「おばちゃん、熱燗!!」
 勢い良く手を上げ注文するアキラに、純子は頬を緩めた。
 徳利が数本テーブルに転がる頃、純子は熱燗の熱で身体が熱くなった。
 「上着脱ぐわ・・」
 そう言って羽織った上着を脱いだ姿に、3人は目を奪われた!
 上着を着た状態では良く解らなかった純子の胸元は、合わせ目を少し乱し、ふ
くよかな胸の谷間を覗かせていた・・。
 3人の目は暫くその谷間に釘付けになったが、純子は気付かずにお猪口の熱燗
を口に運んだ。


(7)へつづく・・・

小説(転載) 四枚の扉part2 5/13 

官能小説
04 /26 2015
11

 玄関を出て来た智香は、薄いワンピース一枚の姿だった。
 初夏を思わせる今夜には、丁度良い格好だった。
 しかし車の助手席に乗り込んだ智香は、どこか落ち付かない様子だった。
 「ちゃんと言う通りにしてきたか?」
 勇次は智香の身体を覗き込みながら聞いた。
 「はい・・ してきました・・・ でも、恥ずかしいです・・」
 「どれどれ・・・」
 勇次の手の平が、ワンピースの胸の膨らみを揉んだ・・。
 「ああ・・・」
 ピクンと震える智香の胸元が、ポチッと小さく膨らんだ。
 智香はノーブラだった・・。
 布を微かに突上げる突起を指で捏ねた勇次は、太腿に掛かる裾を捲くった。
 「いやんっ!」
 恥じらいの声を挙げる智香の陰毛が、合わせた太ももの奥で小さく揺れた。
 「言われた通り、ワンピースの下は裸で来ました・・・」
 「良し!」
 大きく膨らむ智香の乳房を数回揉んだ勇次は、車を発進させた。

 車はこの辺りで一番大きな公園の駐車場に停車した。
 勇次は無言で車を降りると、智香を手招きした。
 躊躇う智香はゆっくりと助手席のドアを閉めると、先を歩く勇次の後に従っ
た。
 公園の一番奥の茂みに辿り付くと、木を背にして勇次はもたれ掛った。
 そしてズボンのジッパーを降ろすと、中からすでに反り返った肉棒を取り出し
た・・。
 「しゃぶれ!」
 命令口調で言う勇次の言葉に、智香の花芯がジュン・・と緩んだ。
 智香は勇次の前に跪くと、堅く反り立つ肉茎に手を添え口に含んだ・・。
 喉の奥まで咥え込み、舌を腹に這わせ唾液を馴染ませる。
 右手は無意識にワンピースの裾を割り、花芯に絡ませている。
 最初から気の入ったフェラチオに、勇次は先端を大きく膨らませた。
 「この淫乱なマゾ女め!・・」
 勇次の浴びせるセリフに、智香の割れ目は大きく潤んだ。

 最初に犯されたときに知った自分の本当の姿・・・。
 そしてその後も勇次に責め込まれ、すっかり染み付いてしまった非虐心・・。

 智香の花弁は蜜を滴らせ、勇次の苛めを待ち侘びていた。
 「裸になれ・・・」
 智香の口からペニスを抜くと、勇次は命令した。
 「は・・い・・」
 立ち上がった智香は、ワンピースを裾から捲り上げると、頭から脱ぎ捨てた。

 木々の間から零れる月明かりが、智香の豊満な裸体を照らした・・。
 小柄な体型から主張するたわわな両の膨らみが、月夜に浮び上がる・・。
 しっかりと合わさった両脚は、適度に大きな尻から細く真っ直ぐに伸び、その
合わせ目をモジモジさせている・・・。
 男の本能を揺さぶる身体付きとは、きっとこんなのを言うのだろう・・・・。

 勇次は若く張りのある乳房を荒々しく両手で揉むと、智香の唇を塞いだ。
 左手を乳房の残したまま、右手で潤んだ花弁を割り裂く・・。
 ネットリと絡み付く蜜は、瞬く間に勇次の指をフヤケさせた!
 「あああん! キモチ・・・いいですぅ・・・!」
 両手で勇次の塊を掴みながら智香は尻を振った。
 「そこの木に手をついて尻を迫り出せ!」
 智香は命令通りの格好をし、脚をひらいた。
 白く突き出された尻を、勇次は手の平で強くはたいた!
 ビシッ! という音が茂みに木霊した。
 「ああああんうん! もっとおぉ・・・・」
 智香の尻は更なる痛打を求めて怪しく揺れる。
 その尻を1度目より強い打撃が襲った!
 「い! イイっ!! もっと・・強く・・ください!」
 勇次は何かに獲り付かれた様に尻を手の平で打ち続けた。
 激しくなる痛感に、智香の割れ目は潤みを大量に吐き出した。
 その潤みは内股を伝い、膝裏の辺りにまで筋を作った・・。

 「お願いします・・・ 挿れて・・ください・・」
 ヌラヌラと光る花弁をヒクヒク蠢かせ、智香が哀願する・・・。
 勇次は指を3本堅く揃えると、液を吐き出す穴に突き入れた!
 「あううっ! いやんん・・!」
 待ち焦がれる肉の塊とは違う感触に、智香は顔を後ろに向けた。
 「催促するなんて生意気な女だ! お仕置きしてやる・・」
 勇次は突き入れた指をグリグリと回し、穴の中を引っ掻き回した。
 「ひあうぅぅ! きついぃ・・」
 ゴツゴツする3本指に中を掻き回され、智香は顔を歪めた!
 「文句を言う女にはお仕置きが足りないみたいだな・・」
 勇次は挿入した指をサッと引き抜いた。
 「あぅ・・ だめ・・」
 ポッカリと広がった膣口をヒクつかせ、智香は尻を突き出した。

 「お前みたいな女には、ココがお似合いさ!」
 そう言って勇次は、ヒクつく入口の上で小さく佇む蕾に親指を突き刺した!
 「いやぁっ! そ・・そこわぁ・・・」
 逃げ様とする智香の尻を押さえ、指した親指をグリグリと捩じ込ませた。
 「ああああ・・・・・・!」
 根元まで埋まった親指の感覚に、智香は背中を反らせた。
 蕾はキツク親指を締め付け、皺を怪しく痙攣させている・・・。
 勇次は親指を前後させ、蕾の入り口を強く擦った!
 「はああああぁぁぁんん・・・・!」
 ポッカリと開いたままの膣穴からは、次々と愛液が溢れ出し割れ目を濡らし
た。
 一旦親指を引き抜いた勇次はその愛液を中指に絡ませると、指の太さに口を開
けた尻穴に一気に突き入れた!
 親指より長い指先に穴の中程を突かれ、智香は大きな声を出した!
 しかしその声は朗かに感じた時に出す音色であり、膣穴からは更に愛液を撒き
散らした。

 「このマゾ女が!」
 蕾に突き入れた指を何度か往復したのち、勇次は指を抜き取った。
 抜き出る指をキュウキュウに締めた蕾は、入口を赤く充血させ、皺を伸ばしポ
ッカリ口を開いていた。
 勇次は智香の腰を上から押し少し下げさせると、ポッカリと開く尻穴に標準を
定めた。
 そして亀頭をそこに押し当てると、力強く腰を押し出した!
 「ひいいい!!」
 頭を反らし叫ぶ智香の尻穴に、勇次の肉棒が半分まで埋まった!
 更に腰とペニスに力を込めた勇次は、残りの肉棒を一気に突き入れた。
 「ひいいやああああぁぁあああ!!  いっ! イタあいいぃぃ!!」
 始めて体験する痛感に、智香は激しく叫んだ!
 その声に木々で羽を休めていた鳥が一斉に飛び立ち、辺りを騒然とさせた!

 「うるさい女だな! すぐに良くなるよ!!」
 勇次は智香の尻を数回ピシッ!と叩くと、ペニスをゆっくりと引いていった。

 便を排出するような感覚に、智香の脚は震えた。
 再度突き込んで来た塊にアナルの奥を圧迫されると、智香の脳みそは激しく痙
攣した。
 「あっ ああっ! す・・凄いぃ・・!」
 苦痛に咽ぶ身体を蹂躙される・・・。
 それはマゾの智香にとっては、得も言われぬ衝撃的な快感であった・・・。

 ペニスを強烈に食い締められる快感に、勇次は喉から唸り声を出した。
 初のアナルセックスでの余りにの刺激に、興奮度は最高潮に達していた。
 智香の最大まで広がったアヌスは、勇次の抽送する塊を絶え間無く締め付け、
針一本も入り込む隙間も無い程ギチギチに纏わり付き締めていた。
 大きな摩擦を与える菊門を巻き込み、引き摺りだしながら、勇次は己のペニス
を何度も送り込んだ!

 「うああああぁぁぁああああ!!!  いい・・! ですうぅぅ・・!」
 智香は膝をカクリと曲げた脚をブルブルと震わせながら、必死に両腕を木に絡
ませ立っている。
 何度もアナルに突き入れられる衝撃は、智香を益々マゾの境地へと導いてい
た。
 「た・・叩いて・・くださいぃぃ!!」
 杭を打ち込まれた蕾を軸にして、智香は尻を振って勇次にお願いした。
 「こうか! マゾめ!!」
 勇次は抽送を続けながら、智香のタップリと張った尻を手の平で強く叩いた!

 ビシリ! ビシリッ!と激しい打撃音が公園に響いた。
 「あああぁぁ・・・・  そう・・です  嬉しい・・・」
 智香はアヌスと尻に与えられるダブルの痛感に悶え酔った・・。

 両手を交互に智香の尻に叩き付ける勇次は、興奮がどんどん高くなるのを自覚
した。
 (素晴らしい! こんなプレイは・・最高だぜ!)
 マゾの智香によって勇次までもが、サドの喜びを纏い身体を打ち震えさせた!

 勇次にもたらされた新たな性癖は、勇次の塊に未知量の血液を流し込み、亀頭
を更に膨張させ芯を堅くさせた。
 硬度と密度を増したペニスでの杭打ちに智香のアナルは強烈に摩擦され、それ
が与える刺激と快感は智香を完全に狂わせた!

 「ひっ! ヒッ! ひいいぃぃ!!」
 心臓が激しく血液を送りだし、その血液は全て智香を快感の渦に巻き込む為に
使用され、感覚は自然にアナルに一点に集中させられた。
 「くわああああ!!! ぁぁぁああぁぁああぁぁあああ!!」
 アナルの奥に強烈に発火した炎の灼熱を感じ、智香の木に廻した腕からは力が
抜け落ちた!
 
 上半身を地面に倒れこました智香の腰をしっかり掴み、勇次も最後の突き入れ
に熱を込めた。
 「ぐはあぁあ!!」
 アヌスの奥へと精液を発射した時に感じた衝撃は、勇次の脳細胞を完璧に狂わ
せた。
 放射しながら痙攣したペニスに、菊門から始まった肉の締め付けは亀頭の先端
までその締めを巡らせ、残った精子を全て搾り取る!
 牛の乳を搾るような動きをペニスに与え続けるその感覚は、勇次に大きな叫び
声を挙げさせた!
 「うおおおおおお!!!!!!」
 深夜の公園のアチラこちらで密かに営むカップル達は、その声に一瞬動きを止
めた・・・。


(6)へつづく・・・

小説(転載) 四枚の扉part2 4/13 

官能小説
04 /26 2015
10

 気の入らない勇次のプレイに、純子は少し苛立っていた。
 4日ぶりに穴の潤みを塞いでいる勇次の塊は、いつもより堅さも長さも足りな
かった。
 欲求不満な純子にとっては、とても物足りないものであったが、久し振りの肉
の温もりに、取り合えずの絶頂は迎えた・・・。

 「勇次さん、元気ないわね」
 危険日の為嵌めたゴムを勇次の萎んだ息子からはずし、純子は呟いた。
 「そうか? そんな事ないぞ」
 己の精液でネットリと濡れた息子をティッシュで拭くと、勇次はそのティッシ
ュをゴミ箱に投げ捨てた。
 そしてベットを降りると、汗を流すと言って風呂場へ向かった。
 その後ろ姿に恨めしそうな目を向けると、純子はベットに仰向けに寝転がっ
た。

 シャワーを浴びながら勇次は、純子の指摘はもっともだと考えた。
 智香を犯した夜以来、勇次は智香の若い身体と肉の感触の虜になり、智香もま
た本来の自分の性癖を喜んで受け入れ、二人は過激なプレイに没頭していた。
 昨夜は智香をバイブで散々いたぶり、バックから激しく突き込みながら、尻穴
をアナルバイブでグリグリと穿ったのだった。
 智香は高らかに嬌声を挙げ、勇次の繰り出す様々な責め込みに涎を垂らして喜
んだ。
 勇次は憶えていない程の数の射精を果たした為、今日純子からの誘いを躊躇っ
たほどである・・・。
 しかし4日も空いた純子の身体は火照りを静められず、しつこい位に勇次を誘
った。
 仕方なく勇次はこうして純子と身体を重ねはしたが、息子は本来の元気さを取
り戻さなかった。

 石鹸を付けた手で股間を洗いながら、勇次の頭には智香のヒクヒク泣く様に動
く蕾が思い出された。
 (今度はあの蕾を散らしてみたいな・・・)
 そんな風に恍惚する勇次の手の平の中で、肉茎は堅く反り返っていた・・・。

 
 勇次は適当に理由を作ると、その晩はそのまま帰宅した。
 純子はもっと欲しいと強く訴えていたが、勇次は調子が出ないと断わり、ホテ
ルを出た所で純子と別れた。
 帰宅した勇次の自宅には電気が点いておらず、家には誰も居ないことを物語っ
ていた・・。
 静絵はちょくちょく祐輔を実家に預け、夜に家を空けることが多くなってい
た。
 勇次は崩壊してしまった家庭に涙した日も有ったが、今は現実を受け入れてい
た・・・。
 (静絵のやつ、いったい誰と一緒なんだ!?)
 勇次は鍵を開けると家へ入った。

 静絵は今夜も正志に抱かれていた。
 頻繁に正志に抱かれることにより静絵は淫蕩な女へと変貌し、正志の身体に溺
れていった・・・。
 逞しく反り返る正志の巨大な肉の棒に、静絵は激しく痙攣し、その色付いた裸
身を全て捧げた。
 正志は品のある人妻のあられもない姿に興奮し、己の性技の全てを駆使して静
絵を責めた!
 二人は毎回貪るように裸身を絡め、飽く事ないSEXに没頭した・・。
 頻繁に子供を預けては出掛けて行く娘に静絵の両親は苦言を呈していたが、そ
んな言葉も正志と会える事ですでに潤んでしまっている花弁を纏う静絵には
届かず、その様子は息子祐輔にも敏感に伝わっていた・・。
 
 実家を後にし正志と会う度静絵は、自ら正志の塊に舌を這わせ、巨大化したそ
の肉棒を膣穴の奥に導き、激しく腰を振り背中を震わせた。
 一匹の雌と化した静絵の身体は、濡れそぼる花の蜜を黒く反り立つ正志の硬物
に泡立たせ、女の性の喜びを身体中で表現した。
 静絵はそんな自分を可愛く思っていた。
 今夜も後ろから割り開かれる花弁を怪しく正志の肉茎に絡め、静絵は頤を反ら
した。
 そんな時、静絵の携帯がバックの中で鳴った。

 狂乱する静絵にその音は届かず、高らかに挙げる静絵の声により、正志の耳に
も届かなかった。
 放射する正志の精子を口で受け止めた静絵は、喉を鳴らしてそれを飲み込ん
だ。
 少し小さくなった塊を、すぐに体内へと再度受け入れたい静絵は、塊を舌と唇
で刺激した。
 「おおおお・・・! 静絵さん・・ほんと好きモノだね・・」
 前後する静絵の頭を見下ろしながら、正志は唸った。
 静絵は上目遣いに正志を見ると、その目を怪しく輝かせて唇を更に締めた。
 正志の塊は静絵のフェラチオですぐに強度を甦らせ、静絵の口内を突ついた。

 そして仰向けに寝転がると、反り返った肉棒を数回擦った。
 静絵は身体を正志の上へとズリ上げ、左手を肉茎の根元に添えると腰を落し
た。
 一気に天井まで貫く肉茎に、静絵は口を大きく開けて悶えた。
 そのとき、再度静絵の携帯が鳴った。

 今度は二人共その音をキャッチしたが、「いいの?」と聞く正志の言葉にも、
静絵は腰の動きを止めることをしなかった。
 身体全体を激しく揺すり、塊の先端から根元までを大きく膣口で擦り込み、静
絵は強大な波に呑み込まれていった・・・。
 射精感を告げる正志の上から身体を素早く降ろすと、鈴口に多量の透明液を滲
ませる肉茎に唇を被せ、静絵は激しく首を振った。
 「イクっ!」
 顔を歪ませ腰を揺する正志の鈴口から、勢い良く精液が噴射される!
 その液を舌で受けとめた静絵は、喉をゴクゴクと鳴らし全てを腹の中へ流し込
んだ。

 静絵を腕枕しながら、正志はタバコの煙を吐いた。
 「静絵さん、子供いるよね?」
 正志の乳首を指で転がす静絵の動きが止まった。
 「どうしてそんな事、聞くの?」
 「だって静絵さんの身体って、とても子供産んだとは思えない程綺麗だから」

 「そうなの?」
 「そうだよ、どこも崩れてないし、スタイルが凄くイイよ。それにアソコの締
まりだって抜群だし!」
 「嬉しいわ・・ でも、子供の話はやめてね・・」
 微かに浮んだ祐輔の顔に、静絵の表情が沈んだ・・。
 「もう私、正志君無しじゃダメかも・・」
 乳首を触る指の動きを再開し、静絵は正志の首に唇を充てた。
 「俺もそうだよ 静絵さんを無くせない」
 二人は見詰め合い、そっと唇を重ねた・・。

 「そう言えば電話大丈夫?」
 正志はさっきの電話を思い出し言った。
 「そう言えば鳴ってたわね・・」
 静絵はスルリと裸身をベットから降ろすと、バックの中から携帯を取り出し
た。
 そして着信履歴を確認すると、顔を歪めた・・。
 「主人からだわ・・・」
 ディスプレイに浮ぶ勇次の文字に、静絵は溜息混じりに呟いた・・。
 そして携帯をまたバックにしまった。
 「掛け直さなくていいの?」
 二本目のタバコに火を付けた正志が聞いた。
 「いいのよ・・ 話すことなんてないし」
 「そうだよね! こんな時間に女房が他の男の上で腰振ってるなんて知りたく
も無いだろうからね」
 そう言って笑う正志に、静絵は頬を膨らませた。
 「失礼ね! 腰を振ってるのは正志君でしょ!」
 「またまた! 急に貞淑な妻ぶっちゃって!!」
 静絵は正志の横の座ると、軽く胸を手の平で叩いた。
 「そんなイジワルなこと言う男の子には、こうしちゃうから!」
 静絵は縮んだペニスを指で挟むと強く握った。
 「おおうっ! 痛いよ・・」
 「ふふふ・・」
 静絵の顔が股間に近付き、縮んだペニスの先端を暖かな温もりが包んだ。
 「まだ欲しいの? 静絵さん」
 亀頭を舌でチロチロと舐める静絵は、頷く拍子に口に含んだ。
 「とんだ淫乱奥さんだ!」
 そう言うと正志は、乳首に指を絡ませ摘んだ。
 「ふうんんっ!」
 じょじょに堅くなる塊を含んだ唇から息が漏れる。
 静絵の頭の中からは、夫と祐輔の顔はすでに消え去っていた・・・。

 ウイスキーを煽る勇次は、電話に出ない妻に苛立っていた・・。
 妻が誰かと浮気をしているのは薄々理解している・・。
 でもそれを認めるのが嫌で、電話をしてしまった。
 その電話に静絵が出ない事実が、妻の今の現状を如実に物語っていた・・。
 「チクショウ!・・・」
 空になったグラスにウイスキーを流し込むと、それを一気に飲み干した。
 時計の針は2時を刺していた。
 静絵は夕方には祐輔を預けているはずだ・・。
 それから延々今の時間まで、男に抱かれているのだろうか・・・・
 酔った勇次の頭に、他の男に抱かれ怪しく声を挙げる静絵の姿が浮かんだ。
 妻は体位を変え、激しく男に貫かれている。
 きっと人妻という事も忘れ、淫らに腰を振っているのだろう・・・。
 想像する勇次の股間が何故か堅くなった。

 妻の痴態を想像し、諮らずも股間を堅くしてしまった勇次は、携帯のメモリー
を押した。
 チの欄から智香を選び出すと、ダイヤルを押した・・。
 数回コールしたのち、眠そうな声をした智香が電話に出た。
 「課長、こんな時間にどうしたんですか?・・」
 掠れた声の智香に勇次は、
 「今から会いたいんだ・・」
 と言った。
 「やだ課長・・・こんな夜中に欲情したんですか?・・」
 「そうだ! 今すぐ君をメチャクチャにしたい・・・」
 勇次の手は股間を摩っていた。
 「そんな風に言われたら、私も興奮しちゃうじゃないですか・・・」
 智香の甘えた声が勇次に届いた。
 「俺の息子はもうビンビンなんだよ!」
 ズボンから取り出した勃起物を擦りながら勇次は智香に言った。
 「ああ・・ 課長! 私もちょっと濡れてきちゃいました・・」
 「君も欲しいだろ・・? この堅くなったモノが・・」
 「うん・・・ 欲しい・・」
 「今から迎えに行くから、支度して待ってろよ」
 「今から・・?」
 智香はパジャマの下で指を動かしながら聞いた・・。
 「そうだ! ただし、俺の言う格好で出て来い」
 「えっ!・・」
 車のキーを手にすると、勇次は智香の家まで車を走らせた。


(5)へつづく・・・

小説(転載) 四枚の扉part2 3/13 

官能小説
04 /26 2015


 涙をシーツに染み込ませ、智香は泣いていた。
 背中を微かに揺らし、時折、嗚咽を漏らしている。
 小さな後姿がベットに投げ出され、脚をクの字に曲げて身体を丸めていた。
 こちらに向いた尻の間から、白い液が何筋にも垂れ下がっている・・。
 
 勇次はそんな智香の後姿に携帯を向けると、カシャリとシャッターを押した。

 フラッジュの光に智香は驚き、顔を勇次に向けた。
 その顔をまたフラッジュが照らした。
 「ヤメテ! やだぁ!!」
 身体中に汗をかき、全裸を晒している自分の写真を撮られた智香は、縛られた
腕を伸ばし携帯を取り上げようとした!
 しかし勇次はその腕を素早くかわすと、交差された手首を掴み上へ持ち上げ
た。
 上半身を引き上げられた格好になった智香は、激しく勇次を睨み付けた!
 そんな智香の顔にひげた笑いを向けると、勇次はシャッターを押した。
 智香の裸身が正面から収められた・・。

 角度を変え、何枚も勇次は写真を撮った。
 その全てが智香の汗ばんだ裸身を写し、苦痛に歪む顔を捕らえていった・・。

 「ひどい・・・ ひどすぎる・・・」
 智香の目から大粒の涙が幾重にも流れ、その涙が正座した太腿へと落ちた。
 その智香の姿態が、勇次の興奮を再度煽った。
 「見ろよ!」
 勇次の言葉に無意識に顔を向けた智香の目に、大きく天を突く肉茎が飛び込ん
できた。
 「いやあぁ!」
 顔を背ける智香の頭を掴むと、勇次は強引にこちらを向かせた。
 智香の目線を自分の股間に向かせ、勃起したものをビクンと震わせ智香に見せ
た。
 その律動を目にした智香は、目を堅く閉じた。

 「課長・・・ もうヤメテください!」
 目を閉じたまま智香は哀願した。
 「まだ駄目だよ この状態じゃね・・・」
 勇次は右手で数回、塊を擦りあげた。
 放出したばかりの肉茎は、先っぽから少し濁った雫を垂らし、尿道口をヒクヒ
クさせた。
 「君の中はとても最高だよ! もっと味わってもイイだろ?」
 えっ!?と戸惑いの表情を浮かべる智香を、勇次はうつ伏せでベッドに倒し
た。
 「イヤ!」
 抵抗する智香の背中を押さえ、勇次は言った。
 「君だってさっきは随分感じていたじゃないか・・ 自分から欲しがったりし
て」
 「ウソよ! そんなの嘘!」 
 後頭部を激しく振り、智香は否定した!
 「嘘か本当か、もう1回すれば解るよ」
 勇次は智香の腰の下に手を入れると、尻を持ち上げた。
 「あっ!?」
 一瞬の出来事に慌てる智香の尻をしっかりと掴むと、勇次は素早く肉棒を突き
入れた!
 表面に付着した勇次の精子を共に引き摺り込み、肉棒は深く埋没した。
 「あああ! ああっ!・・」
 ガツンと奥を突く激しさに、智香は頭を持ち上げ、反らした。
 「ああ・・ イイかんじだ・・!」
 押した腰を後ろに引き、抽送を開始した勇次は唸った・・。
 一度精を放った塊は、智香のもたらす甘い肉の味わいを、今度はジックリと堪
能していった・・・。

 リズミカルに繰り返される抽送に、子宮から噴出される熱い潤みを智香は止め
られなかった。
 犯されてる事実は理解してても、智香の身体は情熱に焼かれ、自分でも知らな
かった生まれ持ったマゾの資質を、はっきりと智香の頭に理解させた。
 本当の自分を身体で悟った智香は、無意識に肉を絡め、脳内を狂わせた!
 「あああっ! もっと・・ もっとおぉぉ!!」
 激しく変貌した智香の態度に、勇次は痺れるほどの感慨を深め、夢中で腰を智
香の内部に撃ち込んだ!
 「イイぃぃぃっ!  だぁ・・だぁぁ! だめええぇぇえええええええ!!」

 智香の花弁から愛液が迸り、膣穴は激しく脈うちヒダヒダが次々に絡んだ!
 勇次は二度目の噴出を果たし、智香の頭の中ではフラッシュが何度も眩しく光
った・・・。


(4)へつづく・・・

小説(転載) 四枚の扉part2 2/13 

官能小説
04 /26 2015


 頭上で両手をネクタイで縛られた智香は、大粒の涙を溢れさせた。
 結び目を左手で押さえた勇次は、右手をブラのワイヤーに掛けた。
 「イヤ! ダメ!」
 必死に頭を持ち上げて涙で濡れた顔を向けた智香は、勇次に訴えた。
 その恐怖に怯える表情は、一層勇次の偏った欲望を狩り立てた。
 ワイヤーに掛けた指を上へ押上げる。
 豊かな胸の膨らみは、ワイヤーの通過をそれ自身で拒んだが、尚も押上げる勇
次の手によってその全貌を勇次の目に晒した。
 ブラの通過でブルンっ!と揺れた乳房は、その存在を見事に主張していた。

 上半身を裸に剥かれた智香は、首を一杯に捻って嗚咽を漏らした。
 まさか自分の身のこんな事が起こるとは・・・ しかもその相手が会社の上司
だなんて・・。
 信じられない現実に、智香の涙は止めど無く流れ出した。
 嗚咽する智香の胸に、いきなり舌の感触が宿った。
 「やあぁ・・・ いやああ!」
 生温く濡れた舌は、山の麓の辺りをヌラヌラ濡らすと、先端を堅くし、山の中
腹まで這い上がってくる・・。
 頂上に辿り付こうとした舌は、その脇を通り過ぎ、隣の山の中腹を這い回る。
 おぞましい感覚に、智香の胸は震えた。

 中腹を2,3度往復した舌は、全体を山肌に押し付け、唾液のラインを引いて
登ってくる。
 そして頂上に佇む起伏を見付けると、その腹全体で起伏を覆いこんだ。
 「ああっ! ダメぇ!」
 まだ柔らかい起伏の上を這い回るヌラリとした舌に、智香は脚をバタつかせ
た。
 勇次は乳首を唇で挟むとその間から舌を差し出し、突起の先をチロチロと舐め
た。
 智香の口から小さな叫びが聞こえる。
 チロチロと先を舐める行為から、勇次は舌全体を使って乳首を擦った。
 少し大きくなった叫びが智香から漏れる・・。
 空いた手をゆっくりと乳房に被せると、やんわりとそれを揉んだ。
 「ああああ・・・・・ だめえぇ・・!」
 手の平でグニグニと揉まれる感触が、智香の胸へ強く伝わる。

 勇次は手の平に納まり切らない豊満な胸の大きさに欲情した・・。
 (ここまでデカイのは初だな!)
 巨大だかシッカリと張り詰める若い智香の胸は、勇次を充分に楽しませた。
 まるで女には乳房しか無いかと思わせるくらい、勇次は巨大に張る胸を夢中で
責めた。
 5指で強く揉んだり、上下に激しく揺すってみたり・・・。
 大きく揺れる乳房は、その先端の乳首をも大きく揺らし、揺れに合わせて這わ
せる舌で、両の膨らみは唾液塗れになった・・。

 「はあ・・はあ・・・はあああぁぁぁ・・・」
 長時間続く両胸への責め込みに、智香の息が荒くなってきた。
 両腕を拘束され、酷い仕打ちを受けているはずの身体が反応してしまうのを、
智香は信じられなかった。
 だが、そんな智香の意思に逆らうように、身体の芯が熱を持ち始め、花弁から
は少量の体液を潤ませている・・。
 乳首を勇次によってアマ噛みされた瞬間、花弁は開き、溜め込んでいた水流が
激しく流れ出した・・。
 その水流はブラとお揃いの白い下着に大きな染みを作り、花弁の形をクッキリ
と浮び上がらせ、割れ目へと張り付いた。

 張り付いた下着を、その下へ滑り込ませた勇次の指が割れ目から剥がした。
 花弁を撫でる指は、コンコンと湧き出した水分を絡め取った・・。
 「ああああぁぁっ・・」
 開いた花弁は難なく指の侵入を許し、動き回る指先を濡らした・・。
 長い中指が水源を探るために洞窟に進入し、その頭が左右、縦横にクルクルと
動く・・。
 その動きに智香は背中を反らせた。
 (やだ・・ 感じたくない! こんなの許しちゃダメ!・・)
 必死に自分に言い聞かせる智香の理性を、クリトリスに触れる指が掻き消し
た!
 「あああっ! いやあああぁっ・・・・」
 勇次の親指は的確に智香のクリトリスを捉え、周りを覆う表皮を簡単に剥き、
生身の突起を擦りあげた。
 「あうううううう! あううぅぅ・・・!」
 智香の色付き始めた声を聞き、とっくに堅くなった勇次の塊は激しく脈うっ
た!

 辛抱の限界に達していた肉の塊は、出口を求めて強烈にズボンを突上げてく
る。
 勇次がズボンを脱ぎ捨てると、その先端はトランクスに染みを作り、生地を突
き破る勢いだった!
 降ろされたトランクスの中から飛び出た勃起物は、勇次の人生で最大の大きさ
を誇示していた。
 (すげえ! こんなになってやがる!)
 中心からハチ切れそうな程勃起した息子に、勇次は我ながら驚いた!
 ドクンドクンと脈打ち開放された塊は、今度は入口を探してヨダレを垂ら
す・・。
 極限まで充血した亀頭が、グロテスクに光っていた。

 勇次は智香の脚の間に腰を滑り込ますと、先端を股間に近付けた。
 智香の両脚はだらしなく左右に開き、抵抗の様子を伺わせない・・。
 勇次は染みを作る下着を脱がすのもモドカシく、股の部分の布地に指を掛ける
と横にずらした。
 「あああっ・・・・」
 智香の口から漏れる吐息は、甘く鼻にかかったものになっていた・・。
 部屋の灯りに照らされた智香の花芯は、ゆるゆると口をあけ怪しく光り、塞が
れるのを待っている。
 智香の心は花芯と同じ状態だった・・。

 智香はもう抵抗する気持ちもが失せていた・・・。襲いくる官能の波に翻弄さ
れ、早くその潤みを閉ざして欲しくなっていた。
 智香の変化を半信半疑に思いながらも、勇次は張り詰めた肉茎をずらした下着
の脇から押し充てた。
 身体を震わせる智香に呼応し、多くの液が排出され亀頭を濡らす・・。
 勇次は赤く充血した亀頭を、智香の中心に進ませた・・。
 ズビュリ・・・・。
 大きく口を開いた膣口は、勇次の亀頭の形に姿を変えた。
 更に亀頭を進ませると、入口は怪しく変化し、勇次の分身に纏わりつく・・。

 穴は円状に大きく広がり、ビッチリと張り付きビラを絡ませる。
 智香はアゴを上下に揺すり、途切れ途切れの声を挙げた。
 勇次の腰に力が篭り、残った肉茎を全て埋没させた!

 「あっ! ああっ!! ああああっぁぁぁぁああ!!」
 智香の官能の雄叫びが響き、勇次の下半身を食い締める!
 まだ片道しか進んでない肉棒に、衝撃的な電流が流れた・・・。
 「くわあ! コイツは・・スゲぇぇ・・!」
 咥え込んだ塊を、一時も逃すものかと、智香のヒダヒダは蠢き絡み付いた!
 それは智香が意識して行なっているものではなく、自然に起こる現象だった。

 ヒダによって食い殺されそうな感覚に、勇次は慌てて腰を引いた。
 抜け出ようとする獲物を、ヒダは追い掛け纏わりついてくる・・。
 逃げ切った塊は先端まで這い出し、その全体にはヌルヌルとした液体を滲ませ
ている・・。
 刺激的な智香の膣内に勇次は息を弾ませた。

 体内から男の象徴を引き抜かれた智香は、首を振って悶えた。
 「やだあぁ・・・ やめちゃ・・やだあぁぁ!」
 腰を左右に振って挿入を催促する・・。勇次は智香に残った服と下着を全部剥
ぎ取ると、目の奥を輝かせ、この新入社員の若い女の身体に見惚れた。

 朗かに勇次の限界は近付いていた・・・。
 まだ挿入して1分も経っていない肉棒は、完全に智香の蜜穴に翻弄されてい
た。
 必死に尻の穴に力を入れながら、勇次は射精感を押さえ込んでいた・・。
 純子といい、智香といい・・・。どうしてこんなに素晴らしい名器を持った女
に巡り会うのだろう・・。
 勇次は自分の運の良さに腰を震わせた。
 穴の内側が与える感覚は、二人とも全く違う。
 純子は柔らかく蠢く肉ヒダが、シワリジワリと肉茎を覆い、身体の芯を痺れさ
せる。
 だが智香のそれは、全体をギュウギュウに締め付け、それでもってヒダヒダが
次々と塊に纏わりつき攻撃してくる・・・。
 感触としては、どちらも甘美な衝撃を与えるものだが、智香の肉穴の方が男の
射精を強烈に促し、頭の神経を麻痺させる。

 勇次の塊は、そんな二人の女の肉の素晴らしい記憶を深く刻み込み、今、激し
く痙攣している・・・。
 睾丸から排出された精子が、勢い良く尿道を駆け上がってきた!
 「くうっ! ダメだ!・・・」
 堅く充血した亀頭から、ショットガンの様に精液が打ち出された。
 「うああああああんんんんんっ!!!!!」
 智香は背中を何度もベットに打ち付け、頤を大きく反らし激しく痙攣した。
 勇次から噴出した精液は打ち止まる事を知らず、何発も智香の奥底に連射を続
けた・・。


(3)へつづく・・・

小説(転載) 四枚の扉part2 1/13 

官能小説
04 /26 2015
正直なところ、「あれ?こんな展開だった。」というのが読み直しての感想。まあエロい作品には違いない。


「課長 今日予定平気ですよね!?」
 部下の男性社員が勇次に声を掛けた。
 ボサボサになった髪を手で直しながら勇次は、
 「今日? なんだっけ?」
 と聞いた。
 「イヤだなー 今日は新人のチカちゃんの歓迎会ですよ! 忘れちゃ困ります
よ」
 「ああ・・・ そうだったな」
 澤田智香は、中途採用でこの部署へやってきた娘だった。
 小柄な可愛らしい女性だ。
 愛くるしいクリクリした目に可愛い笑顔。
 そして、小柄な体型には不釣合いの豊満なボディー・・。
 入社間も無い智香は、すぐに男性社員のアイドルになっていた。

 「それでは、チカちゃん・・もとい、澤田さんの我が部署への配属を祝って、
乾杯!!」
 あちこちでグラスを合わせる音が聞こえる。
 勇次はお座なりにジョッキを合わせたが、どうしても楽しむ気持ちには成れな
かった。
 心に砂嵐の吹き続ける勇次は、智香の歓迎会ということも忘れ、酒を大量にあ
おった。
 普段と違う課長の様子に部下達は不可思議な顔をしていたが、腫れ物には触る
べからず・・の精神で、勇次には誰も声を掛けなくなっていった。

 ただ主役の智香だけは、素直な性格が災いしてか、勇次になにかと気を使っ
た。
 「課長! これからもヨロシクお願いしまーす!」
 日本酒へと変わった勇次のお猪口に、智香はお酌を続けた。
 「はいよ・・こちらこそヨロシク・・」
 沈んだまま浮び上がって来ない勇次の様子が、智香をやる気にさせた。
 「課長! 元気だしてください! 理由は知りませんが、今日は私の歓迎会
よ!」
 そう言って智香は、空のお猪口に酒をそそいだ。
 「ありがとうさん・・・ 智香ちゃんは可愛いね」
 智香にニコリとすると、勇次はロレツの廻らない口調で言った。
 「もう、課長ったら・・ 酔ってますね!」
 智香は酔った勇次の背中を摩る真似をした。
 「まだ酔ってないぞ!  ところで智香ちゃん、何歳だっけ?」
 「ほら、やっぱり酔ってますよ!  22で~す!」
 「そりゃあ若いね~・・ ピチピチしてる!」
 そう言って触れてきた勇次の手を、智香はピシッ!と叩いた。
 「課長、セクハラ! ダメですよ、部下にセクハラしちゃぁ」
 智香は笑って勇次の頭をコンと叩いた。

 その後、二次会、三次会と続き、勇次はすっかり酩酊していた。
 この頃には本当に誰も勇次に構う者は無く、一人にされていた。
 「はい、お開き~!」
 幹事の掛け声と共に、冥々帰宅していった。
 勇次はフラつく脚でヨロヨロと歩き始めた。
 その後ろ姿に、誰かが声を掛けた。
 「課長、一人で大丈夫ですか?!」
 それは智香だった。
 「あれ、智香ちゃんは何してるのお~・・!」
 「なにじゃないですよ! 課長がフラフラしてるから心配なんです!」
 智香は勇次の左腕の下に頭を入れると、腰に手を廻し勇次を支えた。
 「駅までご一緒しますよ!」
 勇次は智香に引き摺られる格好になった。

 密着した智香からは、若く芳しい香りが漂っていた・・。
 勇次は鼻の穴を広げ、その香りを吸い込んだ。
 「やだあ、課長 それもセクハラ!」
 智香は腰に廻した腕に力を入れると、勇次の身体をシャキっとさせた。智香の
豊満なボディーの感触が伝わった
 荒んでいる勇次の心に、フシダラな気持ちが沸き始めた。
 (この女をメチャクチャにしたい・・・・)
 酒の力で理性を失った勇次は、沸き起こる衝動に気分が高まった。
 「ああ、ダメだ! 気分が悪い・・・」
 勇次は口に手を充てると、身体を揺すって吐きそうな素振りをした。
 「えーっ! 大丈夫ですか!? 困ったな・・・」
 智香は体重を掛けて自分の肩にもたれ掛かる勇次の身体を持て余した。

 「ダメだ・・ もう歩けない・・・」
 「そんな・・ しっかり歩いてください・・」
 尚も倒れ掛かる勇次の身体を、智香の小柄な身体が支えた。
 勇次の目線の先には、ホテルのネオンが光っていた。
 「智香ちゃん、俺をあそこまで連れてってくれ」
 勇次の指差す方向のネオンに、智香は戸惑った・・・。
 「でも、そんなこと出来ません」
 「俺を部屋にほっぽってくれたら、君は帰ってくれ・・ 俺はそこで寝ていく
から」
 「ホントですか・・?」
 智香は不安な顔をして勇次を見た。
 「もちろんさ・・ そんな事したら、セクハラだろ!」
 ニコリと笑う勇次の顔に、智香は若干安心した。
 「そうですよね、なんたって課長ですし! 分かりました、お連れします」
 身体に力を込め自分の身体を支える智香を、勇次は横目でチラリと見た・・。

 適当に部屋を選んだ勇次は、智香に支えられて部屋の鍵を開けた。
 智香は開いたドアを後ろ手で押さえると、勇次を部屋の中へと引き入れた。
 「ベットまで、頼む・・」
 智香は仕方なく勇次をベットまで運ぶと、勇次を寝かそうとした。
 勇次は倒れ込みながら智香の身体を引き倒し、その上へ覆い被さった。
 「ええっ!?・・」
 驚きの顔を見せる智香に顔を近付け、唇を強引に奪った。
 「うむう! ぐううう・・!」
 顔を左右に激しく振り抵抗する智香の頭を押さえ、勇次は尚も激しく唇を重ね
た。
 智香は手足をバタバタさせ、勇次の下から逃れようともがいた。
 勇次は智香の両手首を掴むと、上へ引き上げバンザイの格好をさせた。
 
 塞がれてた唇を開放された智香は、勇次に叫んだ。
 「課長! やめてください! なんですかぁ!!」
 智香の訴えを無視して勇次は、顔を首筋に近付け舌を這わした。
 首筋に感じる生暖かい舌の感触に、智香は全身を揺すって抵抗した!
 だが勇次の舌は首筋をゆっくり下がると、鎖骨の間を舐め、シャツの第一ボタ
ンの合わせ目で止まった。
 豊満な乳房に持ち上げられたシャツの襟元は、その大きな膨らみの上部を豊か
に曝け出していた・・。
 
 勇次はボタンを歯で挟むと、グリグリと外しにかかった。
 「いやあ! やめてぇぇ!」
 智香の目に涙が溢れてきた・・・。その涙目の訴え声は、虚しく部屋の壁に吸
収される。
 ブチッ!
 歯では上手く外せないボタンを、勇次は噛み千切った!
 他のボタンも同じ様に噛み千切り、全てのボタンは千切れた糸を絡ませたま
ま、シーツの上に転がった・・。
 大きな乳房を張り詰めて覆い隠していたシャツは、支えを無くして両サイドへ
開いた。
 谷間を鮮やかに浮き上がらせた両の乳房は、身体を揺する智香の動きに合わせ
て、ブラを纏いユサユサと揺れていた。
 勇次は深い谷間に顔を埋めると、谷の底で滲む汗を舌で掬い取った・・。
 「いやああ・・・・!」
 童顔の智香の顔に浮ぶ苦悩の表情と谷間から発する芳香に、勇次の荒れた欲情
はグングン高まった。


(2)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。