小説(転載) 四枚の扉part2 4/13
官能小説
10
気の入らない勇次のプレイに、純子は少し苛立っていた。
4日ぶりに穴の潤みを塞いでいる勇次の塊は、いつもより堅さも長さも足りな
かった。
欲求不満な純子にとっては、とても物足りないものであったが、久し振りの肉
の温もりに、取り合えずの絶頂は迎えた・・・。
「勇次さん、元気ないわね」
危険日の為嵌めたゴムを勇次の萎んだ息子からはずし、純子は呟いた。
「そうか? そんな事ないぞ」
己の精液でネットリと濡れた息子をティッシュで拭くと、勇次はそのティッシ
ュをゴミ箱に投げ捨てた。
そしてベットを降りると、汗を流すと言って風呂場へ向かった。
その後ろ姿に恨めしそうな目を向けると、純子はベットに仰向けに寝転がっ
た。
シャワーを浴びながら勇次は、純子の指摘はもっともだと考えた。
智香を犯した夜以来、勇次は智香の若い身体と肉の感触の虜になり、智香もま
た本来の自分の性癖を喜んで受け入れ、二人は過激なプレイに没頭していた。
昨夜は智香をバイブで散々いたぶり、バックから激しく突き込みながら、尻穴
をアナルバイブでグリグリと穿ったのだった。
智香は高らかに嬌声を挙げ、勇次の繰り出す様々な責め込みに涎を垂らして喜
んだ。
勇次は憶えていない程の数の射精を果たした為、今日純子からの誘いを躊躇っ
たほどである・・・。
しかし4日も空いた純子の身体は火照りを静められず、しつこい位に勇次を誘
った。
仕方なく勇次はこうして純子と身体を重ねはしたが、息子は本来の元気さを取
り戻さなかった。
石鹸を付けた手で股間を洗いながら、勇次の頭には智香のヒクヒク泣く様に動
く蕾が思い出された。
(今度はあの蕾を散らしてみたいな・・・)
そんな風に恍惚する勇次の手の平の中で、肉茎は堅く反り返っていた・・・。
勇次は適当に理由を作ると、その晩はそのまま帰宅した。
純子はもっと欲しいと強く訴えていたが、勇次は調子が出ないと断わり、ホテ
ルを出た所で純子と別れた。
帰宅した勇次の自宅には電気が点いておらず、家には誰も居ないことを物語っ
ていた・・。
静絵はちょくちょく祐輔を実家に預け、夜に家を空けることが多くなってい
た。
勇次は崩壊してしまった家庭に涙した日も有ったが、今は現実を受け入れてい
た・・・。
(静絵のやつ、いったい誰と一緒なんだ!?)
勇次は鍵を開けると家へ入った。
静絵は今夜も正志に抱かれていた。
頻繁に正志に抱かれることにより静絵は淫蕩な女へと変貌し、正志の身体に溺
れていった・・・。
逞しく反り返る正志の巨大な肉の棒に、静絵は激しく痙攣し、その色付いた裸
身を全て捧げた。
正志は品のある人妻のあられもない姿に興奮し、己の性技の全てを駆使して静
絵を責めた!
二人は毎回貪るように裸身を絡め、飽く事ないSEXに没頭した・・。
頻繁に子供を預けては出掛けて行く娘に静絵の両親は苦言を呈していたが、そ
んな言葉も正志と会える事ですでに潤んでしまっている花弁を纏う静絵には
届かず、その様子は息子祐輔にも敏感に伝わっていた・・。
実家を後にし正志と会う度静絵は、自ら正志の塊に舌を這わせ、巨大化したそ
の肉棒を膣穴の奥に導き、激しく腰を振り背中を震わせた。
一匹の雌と化した静絵の身体は、濡れそぼる花の蜜を黒く反り立つ正志の硬物
に泡立たせ、女の性の喜びを身体中で表現した。
静絵はそんな自分を可愛く思っていた。
今夜も後ろから割り開かれる花弁を怪しく正志の肉茎に絡め、静絵は頤を反ら
した。
そんな時、静絵の携帯がバックの中で鳴った。
狂乱する静絵にその音は届かず、高らかに挙げる静絵の声により、正志の耳に
も届かなかった。
放射する正志の精子を口で受け止めた静絵は、喉を鳴らしてそれを飲み込ん
だ。
少し小さくなった塊を、すぐに体内へと再度受け入れたい静絵は、塊を舌と唇
で刺激した。
「おおおお・・・! 静絵さん・・ほんと好きモノだね・・」
前後する静絵の頭を見下ろしながら、正志は唸った。
静絵は上目遣いに正志を見ると、その目を怪しく輝かせて唇を更に締めた。
正志の塊は静絵のフェラチオですぐに強度を甦らせ、静絵の口内を突ついた。
そして仰向けに寝転がると、反り返った肉棒を数回擦った。
静絵は身体を正志の上へとズリ上げ、左手を肉茎の根元に添えると腰を落し
た。
一気に天井まで貫く肉茎に、静絵は口を大きく開けて悶えた。
そのとき、再度静絵の携帯が鳴った。
今度は二人共その音をキャッチしたが、「いいの?」と聞く正志の言葉にも、
静絵は腰の動きを止めることをしなかった。
身体全体を激しく揺すり、塊の先端から根元までを大きく膣口で擦り込み、静
絵は強大な波に呑み込まれていった・・・。
射精感を告げる正志の上から身体を素早く降ろすと、鈴口に多量の透明液を滲
ませる肉茎に唇を被せ、静絵は激しく首を振った。
「イクっ!」
顔を歪ませ腰を揺する正志の鈴口から、勢い良く精液が噴射される!
その液を舌で受けとめた静絵は、喉をゴクゴクと鳴らし全てを腹の中へ流し込
んだ。
静絵を腕枕しながら、正志はタバコの煙を吐いた。
「静絵さん、子供いるよね?」
正志の乳首を指で転がす静絵の動きが止まった。
「どうしてそんな事、聞くの?」
「だって静絵さんの身体って、とても子供産んだとは思えない程綺麗だから」
「そうなの?」
「そうだよ、どこも崩れてないし、スタイルが凄くイイよ。それにアソコの締
まりだって抜群だし!」
「嬉しいわ・・ でも、子供の話はやめてね・・」
微かに浮んだ祐輔の顔に、静絵の表情が沈んだ・・。
「もう私、正志君無しじゃダメかも・・」
乳首を触る指の動きを再開し、静絵は正志の首に唇を充てた。
「俺もそうだよ 静絵さんを無くせない」
二人は見詰め合い、そっと唇を重ねた・・。
「そう言えば電話大丈夫?」
正志はさっきの電話を思い出し言った。
「そう言えば鳴ってたわね・・」
静絵はスルリと裸身をベットから降ろすと、バックの中から携帯を取り出し
た。
そして着信履歴を確認すると、顔を歪めた・・。
「主人からだわ・・・」
ディスプレイに浮ぶ勇次の文字に、静絵は溜息混じりに呟いた・・。
そして携帯をまたバックにしまった。
「掛け直さなくていいの?」
二本目のタバコに火を付けた正志が聞いた。
「いいのよ・・ 話すことなんてないし」
「そうだよね! こんな時間に女房が他の男の上で腰振ってるなんて知りたく
も無いだろうからね」
そう言って笑う正志に、静絵は頬を膨らませた。
「失礼ね! 腰を振ってるのは正志君でしょ!」
「またまた! 急に貞淑な妻ぶっちゃって!!」
静絵は正志の横の座ると、軽く胸を手の平で叩いた。
「そんなイジワルなこと言う男の子には、こうしちゃうから!」
静絵は縮んだペニスを指で挟むと強く握った。
「おおうっ! 痛いよ・・」
「ふふふ・・」
静絵の顔が股間に近付き、縮んだペニスの先端を暖かな温もりが包んだ。
「まだ欲しいの? 静絵さん」
亀頭を舌でチロチロと舐める静絵は、頷く拍子に口に含んだ。
「とんだ淫乱奥さんだ!」
そう言うと正志は、乳首に指を絡ませ摘んだ。
「ふうんんっ!」
じょじょに堅くなる塊を含んだ唇から息が漏れる。
静絵の頭の中からは、夫と祐輔の顔はすでに消え去っていた・・・。
ウイスキーを煽る勇次は、電話に出ない妻に苛立っていた・・。
妻が誰かと浮気をしているのは薄々理解している・・。
でもそれを認めるのが嫌で、電話をしてしまった。
その電話に静絵が出ない事実が、妻の今の現状を如実に物語っていた・・。
「チクショウ!・・・」
空になったグラスにウイスキーを流し込むと、それを一気に飲み干した。
時計の針は2時を刺していた。
静絵は夕方には祐輔を預けているはずだ・・。
それから延々今の時間まで、男に抱かれているのだろうか・・・・
酔った勇次の頭に、他の男に抱かれ怪しく声を挙げる静絵の姿が浮かんだ。
妻は体位を変え、激しく男に貫かれている。
きっと人妻という事も忘れ、淫らに腰を振っているのだろう・・・。
想像する勇次の股間が何故か堅くなった。
妻の痴態を想像し、諮らずも股間を堅くしてしまった勇次は、携帯のメモリー
を押した。
チの欄から智香を選び出すと、ダイヤルを押した・・。
数回コールしたのち、眠そうな声をした智香が電話に出た。
「課長、こんな時間にどうしたんですか?・・」
掠れた声の智香に勇次は、
「今から会いたいんだ・・」
と言った。
「やだ課長・・・こんな夜中に欲情したんですか?・・」
「そうだ! 今すぐ君をメチャクチャにしたい・・・」
勇次の手は股間を摩っていた。
「そんな風に言われたら、私も興奮しちゃうじゃないですか・・・」
智香の甘えた声が勇次に届いた。
「俺の息子はもうビンビンなんだよ!」
ズボンから取り出した勃起物を擦りながら勇次は智香に言った。
「ああ・・ 課長! 私もちょっと濡れてきちゃいました・・」
「君も欲しいだろ・・? この堅くなったモノが・・」
「うん・・・ 欲しい・・」
「今から迎えに行くから、支度して待ってろよ」
「今から・・?」
智香はパジャマの下で指を動かしながら聞いた・・。
「そうだ! ただし、俺の言う格好で出て来い」
「えっ!・・」
車のキーを手にすると、勇次は智香の家まで車を走らせた。
(5)へつづく・・・
気の入らない勇次のプレイに、純子は少し苛立っていた。
4日ぶりに穴の潤みを塞いでいる勇次の塊は、いつもより堅さも長さも足りな
かった。
欲求不満な純子にとっては、とても物足りないものであったが、久し振りの肉
の温もりに、取り合えずの絶頂は迎えた・・・。
「勇次さん、元気ないわね」
危険日の為嵌めたゴムを勇次の萎んだ息子からはずし、純子は呟いた。
「そうか? そんな事ないぞ」
己の精液でネットリと濡れた息子をティッシュで拭くと、勇次はそのティッシ
ュをゴミ箱に投げ捨てた。
そしてベットを降りると、汗を流すと言って風呂場へ向かった。
その後ろ姿に恨めしそうな目を向けると、純子はベットに仰向けに寝転がっ
た。
シャワーを浴びながら勇次は、純子の指摘はもっともだと考えた。
智香を犯した夜以来、勇次は智香の若い身体と肉の感触の虜になり、智香もま
た本来の自分の性癖を喜んで受け入れ、二人は過激なプレイに没頭していた。
昨夜は智香をバイブで散々いたぶり、バックから激しく突き込みながら、尻穴
をアナルバイブでグリグリと穿ったのだった。
智香は高らかに嬌声を挙げ、勇次の繰り出す様々な責め込みに涎を垂らして喜
んだ。
勇次は憶えていない程の数の射精を果たした為、今日純子からの誘いを躊躇っ
たほどである・・・。
しかし4日も空いた純子の身体は火照りを静められず、しつこい位に勇次を誘
った。
仕方なく勇次はこうして純子と身体を重ねはしたが、息子は本来の元気さを取
り戻さなかった。
石鹸を付けた手で股間を洗いながら、勇次の頭には智香のヒクヒク泣く様に動
く蕾が思い出された。
(今度はあの蕾を散らしてみたいな・・・)
そんな風に恍惚する勇次の手の平の中で、肉茎は堅く反り返っていた・・・。
勇次は適当に理由を作ると、その晩はそのまま帰宅した。
純子はもっと欲しいと強く訴えていたが、勇次は調子が出ないと断わり、ホテ
ルを出た所で純子と別れた。
帰宅した勇次の自宅には電気が点いておらず、家には誰も居ないことを物語っ
ていた・・。
静絵はちょくちょく祐輔を実家に預け、夜に家を空けることが多くなってい
た。
勇次は崩壊してしまった家庭に涙した日も有ったが、今は現実を受け入れてい
た・・・。
(静絵のやつ、いったい誰と一緒なんだ!?)
勇次は鍵を開けると家へ入った。
静絵は今夜も正志に抱かれていた。
頻繁に正志に抱かれることにより静絵は淫蕩な女へと変貌し、正志の身体に溺
れていった・・・。
逞しく反り返る正志の巨大な肉の棒に、静絵は激しく痙攣し、その色付いた裸
身を全て捧げた。
正志は品のある人妻のあられもない姿に興奮し、己の性技の全てを駆使して静
絵を責めた!
二人は毎回貪るように裸身を絡め、飽く事ないSEXに没頭した・・。
頻繁に子供を預けては出掛けて行く娘に静絵の両親は苦言を呈していたが、そ
んな言葉も正志と会える事ですでに潤んでしまっている花弁を纏う静絵には
届かず、その様子は息子祐輔にも敏感に伝わっていた・・。
実家を後にし正志と会う度静絵は、自ら正志の塊に舌を這わせ、巨大化したそ
の肉棒を膣穴の奥に導き、激しく腰を振り背中を震わせた。
一匹の雌と化した静絵の身体は、濡れそぼる花の蜜を黒く反り立つ正志の硬物
に泡立たせ、女の性の喜びを身体中で表現した。
静絵はそんな自分を可愛く思っていた。
今夜も後ろから割り開かれる花弁を怪しく正志の肉茎に絡め、静絵は頤を反ら
した。
そんな時、静絵の携帯がバックの中で鳴った。
狂乱する静絵にその音は届かず、高らかに挙げる静絵の声により、正志の耳に
も届かなかった。
放射する正志の精子を口で受け止めた静絵は、喉を鳴らしてそれを飲み込ん
だ。
少し小さくなった塊を、すぐに体内へと再度受け入れたい静絵は、塊を舌と唇
で刺激した。
「おおおお・・・! 静絵さん・・ほんと好きモノだね・・」
前後する静絵の頭を見下ろしながら、正志は唸った。
静絵は上目遣いに正志を見ると、その目を怪しく輝かせて唇を更に締めた。
正志の塊は静絵のフェラチオですぐに強度を甦らせ、静絵の口内を突ついた。
そして仰向けに寝転がると、反り返った肉棒を数回擦った。
静絵は身体を正志の上へとズリ上げ、左手を肉茎の根元に添えると腰を落し
た。
一気に天井まで貫く肉茎に、静絵は口を大きく開けて悶えた。
そのとき、再度静絵の携帯が鳴った。
今度は二人共その音をキャッチしたが、「いいの?」と聞く正志の言葉にも、
静絵は腰の動きを止めることをしなかった。
身体全体を激しく揺すり、塊の先端から根元までを大きく膣口で擦り込み、静
絵は強大な波に呑み込まれていった・・・。
射精感を告げる正志の上から身体を素早く降ろすと、鈴口に多量の透明液を滲
ませる肉茎に唇を被せ、静絵は激しく首を振った。
「イクっ!」
顔を歪ませ腰を揺する正志の鈴口から、勢い良く精液が噴射される!
その液を舌で受けとめた静絵は、喉をゴクゴクと鳴らし全てを腹の中へ流し込
んだ。
静絵を腕枕しながら、正志はタバコの煙を吐いた。
「静絵さん、子供いるよね?」
正志の乳首を指で転がす静絵の動きが止まった。
「どうしてそんな事、聞くの?」
「だって静絵さんの身体って、とても子供産んだとは思えない程綺麗だから」
「そうなの?」
「そうだよ、どこも崩れてないし、スタイルが凄くイイよ。それにアソコの締
まりだって抜群だし!」
「嬉しいわ・・ でも、子供の話はやめてね・・」
微かに浮んだ祐輔の顔に、静絵の表情が沈んだ・・。
「もう私、正志君無しじゃダメかも・・」
乳首を触る指の動きを再開し、静絵は正志の首に唇を充てた。
「俺もそうだよ 静絵さんを無くせない」
二人は見詰め合い、そっと唇を重ねた・・。
「そう言えば電話大丈夫?」
正志はさっきの電話を思い出し言った。
「そう言えば鳴ってたわね・・」
静絵はスルリと裸身をベットから降ろすと、バックの中から携帯を取り出し
た。
そして着信履歴を確認すると、顔を歪めた・・。
「主人からだわ・・・」
ディスプレイに浮ぶ勇次の文字に、静絵は溜息混じりに呟いた・・。
そして携帯をまたバックにしまった。
「掛け直さなくていいの?」
二本目のタバコに火を付けた正志が聞いた。
「いいのよ・・ 話すことなんてないし」
「そうだよね! こんな時間に女房が他の男の上で腰振ってるなんて知りたく
も無いだろうからね」
そう言って笑う正志に、静絵は頬を膨らませた。
「失礼ね! 腰を振ってるのは正志君でしょ!」
「またまた! 急に貞淑な妻ぶっちゃって!!」
静絵は正志の横の座ると、軽く胸を手の平で叩いた。
「そんなイジワルなこと言う男の子には、こうしちゃうから!」
静絵は縮んだペニスを指で挟むと強く握った。
「おおうっ! 痛いよ・・」
「ふふふ・・」
静絵の顔が股間に近付き、縮んだペニスの先端を暖かな温もりが包んだ。
「まだ欲しいの? 静絵さん」
亀頭を舌でチロチロと舐める静絵は、頷く拍子に口に含んだ。
「とんだ淫乱奥さんだ!」
そう言うと正志は、乳首に指を絡ませ摘んだ。
「ふうんんっ!」
じょじょに堅くなる塊を含んだ唇から息が漏れる。
静絵の頭の中からは、夫と祐輔の顔はすでに消え去っていた・・・。
ウイスキーを煽る勇次は、電話に出ない妻に苛立っていた・・。
妻が誰かと浮気をしているのは薄々理解している・・。
でもそれを認めるのが嫌で、電話をしてしまった。
その電話に静絵が出ない事実が、妻の今の現状を如実に物語っていた・・。
「チクショウ!・・・」
空になったグラスにウイスキーを流し込むと、それを一気に飲み干した。
時計の針は2時を刺していた。
静絵は夕方には祐輔を預けているはずだ・・。
それから延々今の時間まで、男に抱かれているのだろうか・・・・
酔った勇次の頭に、他の男に抱かれ怪しく声を挙げる静絵の姿が浮かんだ。
妻は体位を変え、激しく男に貫かれている。
きっと人妻という事も忘れ、淫らに腰を振っているのだろう・・・。
想像する勇次の股間が何故か堅くなった。
妻の痴態を想像し、諮らずも股間を堅くしてしまった勇次は、携帯のメモリー
を押した。
チの欄から智香を選び出すと、ダイヤルを押した・・。
数回コールしたのち、眠そうな声をした智香が電話に出た。
「課長、こんな時間にどうしたんですか?・・」
掠れた声の智香に勇次は、
「今から会いたいんだ・・」
と言った。
「やだ課長・・・こんな夜中に欲情したんですか?・・」
「そうだ! 今すぐ君をメチャクチャにしたい・・・」
勇次の手は股間を摩っていた。
「そんな風に言われたら、私も興奮しちゃうじゃないですか・・・」
智香の甘えた声が勇次に届いた。
「俺の息子はもうビンビンなんだよ!」
ズボンから取り出した勃起物を擦りながら勇次は智香に言った。
「ああ・・ 課長! 私もちょっと濡れてきちゃいました・・」
「君も欲しいだろ・・? この堅くなったモノが・・」
「うん・・・ 欲しい・・」
「今から迎えに行くから、支度して待ってろよ」
「今から・・?」
智香はパジャマの下で指を動かしながら聞いた・・。
「そうだ! ただし、俺の言う格好で出て来い」
「えっ!・・」
車のキーを手にすると、勇次は智香の家まで車を走らせた。
(5)へつづく・・・