小説(転載) 人妻達の午後
官能小説
◇◇◇◇◇ 人妻達の午後 ◇◇◇◇◇
全国に大雪を降らせた厳しい冬型の気圧配置も緩み、
暖かな日差しが部屋の中にさしこんできて床に反射している。
芥川久枝は子供たちを学校へ送り出すと、厳しい寒さのために
この何日か半ばサボって手をつけなかった掃除などの家事を済ませ、
悪天候のため溜まってしまった何日か分の洗濯物を片付けるのに忙しかった。
溜まってしまったといっても夫は現在単身赴任中で家には久枝と息子、
それに娘の三人しかいないから量的には大したことはないのだが。
久枝はやっと最後の洗濯した衣類を洗濯機から取り出すとプラスチック製の
洗濯カゴに無造作に詰め込んで、物干しに使用している二階のベランダへと
階段を上っていった。
久枝たち夫婦の寝室を抜けてベランダに面した窓を開けると、
冷たいが少しだけ春のにおいがする風が部屋の中に吹き込んできて
久枝の鼻腔をくすぐった。
身体中にひんやりとした新鮮な空気が染み込んでゆくようで気持ちいい。
久枝は何日かぶりの心地よい日差しに上機嫌で洗濯物を干し始めた。
その異変に久枝が気づいたのは、洗濯物をあらかた干し終わって一息ついたころだった。
久枝の家の隣は同じような造りの住宅が建っており、高木という夫婦が住んでいた。
高木夫婦には子供はいなかったが久枝たちとはほぼ同世代ということもあって、
家族ぐるみの親密な付き合いをしていた。
特に妻の彩美とは年齢も彩美の方が三十二歳と一つ年上なだけのため、
共通の話題も多く妙に気が合うのか、お互いの家を毎日のように頻繁に行き来する仲であった。
その高木家の二階にある彩美たち夫婦の寝室がちょうど久枝のいるベランダの正面にあり、
土地の構造上久枝の家の方がすこし高い位置になるため、正面から見下ろすような形で部屋を一望することができた。
久枝があれっと思ったのはその寝室の中だった。窓は当然閉めてあるのだがカーテンは開け広げられており、
久枝の位置からだと部屋の中がほぼ見渡せる。ちょうどその中央あたりで何かがモゾモゾと動いているのだ。
最初は彩美が掃除でもしているのだろうと思ったのだが、
しかし、よく見るとどうも様子がおかしい。掃除をしているようには見えない。
それどころか彩美は衣服を全く着けておらず全裸のようなのだ。それに気づいたとき、久枝の身体に緊張が走った。
彩美の身体に何か異変が起こったのではないか、そんな不安が真っ先に頭に浮かんだ。だとすれば大変だ。
久枝は洗濯物をことなど忘れてベランダから身を乗り出すようにしてじっと部屋の様子を覗った。
「あっ・・・・・・!」
ようやく彩美が何をしているのかその行動の意味が理解できたとき、
久枝は思わず声を上げてしまった。
(あ、彩美さん、オナニーしてる・・・・・・。)
なんと彩美は一糸まとわぬあられもない姿で
四つん這いになり、肉付きのいい白いお尻を窓の方に向けて
自らの秘部にあてがった指をリズミカルに動かしていたのだ。
久枝の目には肉襞に半分埋没しながらもリズミカルに蠢く
白くて長い彩美の指の動きだけが浮き出しているように見え、
淫靡なその動きとともにグチョグチョという
粘液と肉襞の擦れ合う音が聞こえてくるようだった。
お尻の穴までびっしりと生えそろった恥毛までが
愛液でぐっしょりと濡れそぼち、妖しく光っている。
(だめ、見ちゃだめよ。)
図らずも親しい隣人の秘め事を垣間見てしまった久枝は、
強い罪悪感を感じて必死に目を逸らそうとし、
その場を立ち去ろうとするのだが、一方でその視線は、
固まったように窓越しの隣人のあられもない姿に
釘付けとなり、その身体は意思に反して
その場を動くことを許さなかった。
ベランダの手すりを握り締める指に力が入り、
身体中がカーッと火照り出すのがわかった。
天気がいいとはいえ、真冬の戸外で久枝の身体が
うっすらと汗ばんでゆく。
彩美の引き締まった身体が汗光っている。
指の動きに合わせて蠢く腰がとても卑猥だ。
しかし、不思議なことに、彩美の行為が久枝には
少しも不快には感じられなかったのだ。
彩美の夫も久枝の夫と同様単身赴任で長い間家を空けている。
三十二歳のいわゆる女盛りの身体にはと時に一人寝の寂しさに耐えられないこともあるだろう。
身体が疼いてどうしようもないときもあるものだ。そんな時、自慰行為に走ることも仕方のないことではないか。
同じような境遇に身を置く久枝には痛いほど彩美の気持ちが理解できた。
不倫でもして夫を裏切るよりは、余程ましだ。
そんな彩美に対する同情が不思議な共鳴作用を及ぼしたのか、久枝の身体にも変化が顕れはじめた。
早鐘を打つような激しい動悸と共に、甘い痺れのようなものが股間を中心に広がってゆく。
その痺れはすこしづつ強くなり最後には立っているのがやっとの状態となっていた。それに、
厚手のニットの奥にしまわれた乳首が痛いほど固く尖ってきているのがわかる。
無意識のうちに久枝の右手が手すりを離れ、ジーンズの上から股間を撫ではじめていた。
最初は痺れを抑えようとするようなゆっくりとした動きだったが、
徐々に最初の目的を離れ別の目的のための早い動きに変化していった。
「ああっ。はぁーっ・・・・・・。」
久枝の口から切なそうなため息がもれる。
それでも視線は、一心不乱に肉襞を擦りあげる
彩美の姿に集中していた。
「我慢・・・・・・できない。
彩美さんがいけないのよ。」
うわ言のように呟くと、久枝はジーンズのボタンを外して
ファスナーを降ろすと、白いレースが前面を覆った
パンティーの上から柔肉の部分にゆっくりと触れていった。
愛液がしとどにパンティーを濡らしている。
「す、すごい・・・・・・。こんなに濡れてる。」
中指でそっとクリトリスに触れてみる。
包皮が剥けて弾けたように顔を出し、
固く勃起したそこから激しい快感が
電流のように身体中を突き抜けていった。
「ああーっ・・・・・・。い、いいーっ。」
股間を中心に身体中を包み込むような快感に、
身をよじりながら、更に久枝はクリトリスを擦りつづけるのだった。
そのうち下着の上からでは物足りなくなった久枝は、
パンティーの中へと指をすすめていった。
量が多く硬めの陰毛を掻き分けて指を這わせてゆくと、
目指す部分は硬く尖ったクリトリスを頂点にして
口を開け襞を蠢かせながら、トロトロと涎のように
愛液を吐き出しつづけていた。
彩美の指の動きと腰のリズムに合わせるようにクリトリスと秘孔を蹂躙し刺激する。
「ああ、いいーっ。き、気持ちいい・・・・・・。」
まるで、彩美とお互いの秘肉を刺激しあっているような感覚に陥り、それが更に久枝の興奮と快感を煽ってゆく。
立ったままでの激しい腰の動きに、いつのまにかジーンズは足元までずり落ち、
パンティーは膝のあたりまで降りてしまって下半身が剥き出しになっているにもかかわらず、
素肌にあたる真冬の空気の冷たさも忘れるほど久枝は自慰行為に没頭していったのだった。
向かいの部屋では、彩美が自分の乳房を
揉みしだいていた右手をお尻のあたりに
もってゆくのが見えた。最初のうちは
お尻の肉を撫でていたのだが、
やがてその指がお尻の割れ目に沿って這ってゆき
彩美自身の左手で蹂躙されテラテラと
愛液で光っている秘肉の側まできたと思うと、
ゆっくりとアナルへと付きたてていったのだ。
(彩美さん・・・・・・、
お尻の穴にまで指を・・・・・・。す、すごい。)
予想もしていなかった彩美の行為に、
久枝の興奮は頂点に達しクリトリスを
しごきたてる指の動きも更に早まっていった。
愛液が指と肉襞に絡まってグチョグチョという
音をたててベランダ中に響き渡り、
指の間から滴り落ちて床には
幾つもの染みができていた。
「ううん・・・・・・。ああっ・・
・・・・ い、いい。 ・・・
・・・・・・ヒーイッ・・・・・・。」
高まる快感に、外だということも忘れて
久枝の口からは歓喜の声が漏れてゆく。
「イヤーアァン、だめェ・・・・・・。
もっと、もっと・・・・・・ォ。
ああーン。」
久枝は、絶え間なく襲ってくる
立っていられないほどの快感に必死に耐えながら、
彩美の姿を追いかけていた。
彩美の口が何かを叫ぶようにパクパクと動いている。
「何?彩美さん、何を言ってるの?」
久枝は、じっと彩美の口の動きを見つめた。
「オ・マ・ン・コ・キ・モ・チ・イ・イ・・・・・・
ああ、オマンコ気持いい・・・・・・
そうよ、私もオマンコ気持いいの!
彩美さんと同じよ。もっと、
もっと久枝のオマンコ気持よくしてェ・・・・・・。」
普段なら絶対口にしないような卑猥な言葉が
すらすらと久枝の口をついて出てくる。
そしてそれが、更に快感を高め、
絶頂へ上り詰める速度を速めていった。
久枝は、彩美がもうすぐ絶頂を迎えようと
しているのがわかった。
「彩美さん、イキそうなのね・・・・・・。
待って、私ももうすぐなの。
いっしょにイキましょ。・・・・・・
ああーっ、うう ん・・・・・・
はあーっ。いいーっ。オマンコいいのー。」
彩美の指と腰の動きが早まってゆくのがわかる。
久枝もまた立ったまま大きく足を開き激しく腰をふりながら
指を秘孔の中へとつきたてて抽送を繰り返していった。
突然、彩美の身体が大きく反り返り、二度三度と痙攣を繰り返した。
「イく!イっちゃう!・・・・・・オマンコ、イくーゥゥ・・・・・・。」
彩美の上り詰めた姿を見つめながら、時を同じくして
久枝もガクガクと腰を震えさせながら絶頂を迎えていた。
弾けたように目の前が真っ白になり、
押し寄せる快楽の波にとうとう身体を支えきれなくなった久枝は
ベランダの床にぺたりと腰を下ろしてしまい、
そのまま肩で息をしながらしばらくは放心状態のように
動けなくなってしまった。
久枝が絶頂に達し、耐えきれずその場に腰を下ろしてしまい
ベランダから見えなくなったとき、彩美は肩越しに窓の外、
久枝のいたベランダを見つめていた。
長い髪が汗でへばりついた口もとに
不思議な笑みを浮かべながら。
-END-
全国に大雪を降らせた厳しい冬型の気圧配置も緩み、
暖かな日差しが部屋の中にさしこんできて床に反射している。
芥川久枝は子供たちを学校へ送り出すと、厳しい寒さのために
この何日か半ばサボって手をつけなかった掃除などの家事を済ませ、
悪天候のため溜まってしまった何日か分の洗濯物を片付けるのに忙しかった。
溜まってしまったといっても夫は現在単身赴任中で家には久枝と息子、
それに娘の三人しかいないから量的には大したことはないのだが。
久枝はやっと最後の洗濯した衣類を洗濯機から取り出すとプラスチック製の
洗濯カゴに無造作に詰め込んで、物干しに使用している二階のベランダへと
階段を上っていった。
久枝たち夫婦の寝室を抜けてベランダに面した窓を開けると、
冷たいが少しだけ春のにおいがする風が部屋の中に吹き込んできて
久枝の鼻腔をくすぐった。
身体中にひんやりとした新鮮な空気が染み込んでゆくようで気持ちいい。
久枝は何日かぶりの心地よい日差しに上機嫌で洗濯物を干し始めた。
その異変に久枝が気づいたのは、洗濯物をあらかた干し終わって一息ついたころだった。
久枝の家の隣は同じような造りの住宅が建っており、高木という夫婦が住んでいた。
高木夫婦には子供はいなかったが久枝たちとはほぼ同世代ということもあって、
家族ぐるみの親密な付き合いをしていた。
特に妻の彩美とは年齢も彩美の方が三十二歳と一つ年上なだけのため、
共通の話題も多く妙に気が合うのか、お互いの家を毎日のように頻繁に行き来する仲であった。
その高木家の二階にある彩美たち夫婦の寝室がちょうど久枝のいるベランダの正面にあり、
土地の構造上久枝の家の方がすこし高い位置になるため、正面から見下ろすような形で部屋を一望することができた。
久枝があれっと思ったのはその寝室の中だった。窓は当然閉めてあるのだがカーテンは開け広げられており、
久枝の位置からだと部屋の中がほぼ見渡せる。ちょうどその中央あたりで何かがモゾモゾと動いているのだ。
最初は彩美が掃除でもしているのだろうと思ったのだが、
しかし、よく見るとどうも様子がおかしい。掃除をしているようには見えない。
それどころか彩美は衣服を全く着けておらず全裸のようなのだ。それに気づいたとき、久枝の身体に緊張が走った。
彩美の身体に何か異変が起こったのではないか、そんな不安が真っ先に頭に浮かんだ。だとすれば大変だ。
久枝は洗濯物をことなど忘れてベランダから身を乗り出すようにしてじっと部屋の様子を覗った。
「あっ・・・・・・!」
ようやく彩美が何をしているのかその行動の意味が理解できたとき、
久枝は思わず声を上げてしまった。
(あ、彩美さん、オナニーしてる・・・・・・。)
なんと彩美は一糸まとわぬあられもない姿で
四つん這いになり、肉付きのいい白いお尻を窓の方に向けて
自らの秘部にあてがった指をリズミカルに動かしていたのだ。
久枝の目には肉襞に半分埋没しながらもリズミカルに蠢く
白くて長い彩美の指の動きだけが浮き出しているように見え、
淫靡なその動きとともにグチョグチョという
粘液と肉襞の擦れ合う音が聞こえてくるようだった。
お尻の穴までびっしりと生えそろった恥毛までが
愛液でぐっしょりと濡れそぼち、妖しく光っている。
(だめ、見ちゃだめよ。)
図らずも親しい隣人の秘め事を垣間見てしまった久枝は、
強い罪悪感を感じて必死に目を逸らそうとし、
その場を立ち去ろうとするのだが、一方でその視線は、
固まったように窓越しの隣人のあられもない姿に
釘付けとなり、その身体は意思に反して
その場を動くことを許さなかった。
ベランダの手すりを握り締める指に力が入り、
身体中がカーッと火照り出すのがわかった。
天気がいいとはいえ、真冬の戸外で久枝の身体が
うっすらと汗ばんでゆく。
彩美の引き締まった身体が汗光っている。
指の動きに合わせて蠢く腰がとても卑猥だ。
しかし、不思議なことに、彩美の行為が久枝には
少しも不快には感じられなかったのだ。
彩美の夫も久枝の夫と同様単身赴任で長い間家を空けている。
三十二歳のいわゆる女盛りの身体にはと時に一人寝の寂しさに耐えられないこともあるだろう。
身体が疼いてどうしようもないときもあるものだ。そんな時、自慰行為に走ることも仕方のないことではないか。
同じような境遇に身を置く久枝には痛いほど彩美の気持ちが理解できた。
不倫でもして夫を裏切るよりは、余程ましだ。
そんな彩美に対する同情が不思議な共鳴作用を及ぼしたのか、久枝の身体にも変化が顕れはじめた。
早鐘を打つような激しい動悸と共に、甘い痺れのようなものが股間を中心に広がってゆく。
その痺れはすこしづつ強くなり最後には立っているのがやっとの状態となっていた。それに、
厚手のニットの奥にしまわれた乳首が痛いほど固く尖ってきているのがわかる。
無意識のうちに久枝の右手が手すりを離れ、ジーンズの上から股間を撫ではじめていた。
最初は痺れを抑えようとするようなゆっくりとした動きだったが、
徐々に最初の目的を離れ別の目的のための早い動きに変化していった。
「ああっ。はぁーっ・・・・・・。」
久枝の口から切なそうなため息がもれる。
それでも視線は、一心不乱に肉襞を擦りあげる
彩美の姿に集中していた。
「我慢・・・・・・できない。
彩美さんがいけないのよ。」
うわ言のように呟くと、久枝はジーンズのボタンを外して
ファスナーを降ろすと、白いレースが前面を覆った
パンティーの上から柔肉の部分にゆっくりと触れていった。
愛液がしとどにパンティーを濡らしている。
「す、すごい・・・・・・。こんなに濡れてる。」
中指でそっとクリトリスに触れてみる。
包皮が剥けて弾けたように顔を出し、
固く勃起したそこから激しい快感が
電流のように身体中を突き抜けていった。
「ああーっ・・・・・・。い、いいーっ。」
股間を中心に身体中を包み込むような快感に、
身をよじりながら、更に久枝はクリトリスを擦りつづけるのだった。
そのうち下着の上からでは物足りなくなった久枝は、
パンティーの中へと指をすすめていった。
量が多く硬めの陰毛を掻き分けて指を這わせてゆくと、
目指す部分は硬く尖ったクリトリスを頂点にして
口を開け襞を蠢かせながら、トロトロと涎のように
愛液を吐き出しつづけていた。
彩美の指の動きと腰のリズムに合わせるようにクリトリスと秘孔を蹂躙し刺激する。
「ああ、いいーっ。き、気持ちいい・・・・・・。」
まるで、彩美とお互いの秘肉を刺激しあっているような感覚に陥り、それが更に久枝の興奮と快感を煽ってゆく。
立ったままでの激しい腰の動きに、いつのまにかジーンズは足元までずり落ち、
パンティーは膝のあたりまで降りてしまって下半身が剥き出しになっているにもかかわらず、
素肌にあたる真冬の空気の冷たさも忘れるほど久枝は自慰行為に没頭していったのだった。
向かいの部屋では、彩美が自分の乳房を
揉みしだいていた右手をお尻のあたりに
もってゆくのが見えた。最初のうちは
お尻の肉を撫でていたのだが、
やがてその指がお尻の割れ目に沿って這ってゆき
彩美自身の左手で蹂躙されテラテラと
愛液で光っている秘肉の側まできたと思うと、
ゆっくりとアナルへと付きたてていったのだ。
(彩美さん・・・・・・、
お尻の穴にまで指を・・・・・・。す、すごい。)
予想もしていなかった彩美の行為に、
久枝の興奮は頂点に達しクリトリスを
しごきたてる指の動きも更に早まっていった。
愛液が指と肉襞に絡まってグチョグチョという
音をたててベランダ中に響き渡り、
指の間から滴り落ちて床には
幾つもの染みができていた。
「ううん・・・・・・。ああっ・・
・・・・ い、いい。 ・・・
・・・・・・ヒーイッ・・・・・・。」
高まる快感に、外だということも忘れて
久枝の口からは歓喜の声が漏れてゆく。
「イヤーアァン、だめェ・・・・・・。
もっと、もっと・・・・・・ォ。
ああーン。」
久枝は、絶え間なく襲ってくる
立っていられないほどの快感に必死に耐えながら、
彩美の姿を追いかけていた。
彩美の口が何かを叫ぶようにパクパクと動いている。
「何?彩美さん、何を言ってるの?」
久枝は、じっと彩美の口の動きを見つめた。
「オ・マ・ン・コ・キ・モ・チ・イ・イ・・・・・・
ああ、オマンコ気持いい・・・・・・
そうよ、私もオマンコ気持いいの!
彩美さんと同じよ。もっと、
もっと久枝のオマンコ気持よくしてェ・・・・・・。」
普段なら絶対口にしないような卑猥な言葉が
すらすらと久枝の口をついて出てくる。
そしてそれが、更に快感を高め、
絶頂へ上り詰める速度を速めていった。
久枝は、彩美がもうすぐ絶頂を迎えようと
しているのがわかった。
「彩美さん、イキそうなのね・・・・・・。
待って、私ももうすぐなの。
いっしょにイキましょ。・・・・・・
ああーっ、うう ん・・・・・・
はあーっ。いいーっ。オマンコいいのー。」
彩美の指と腰の動きが早まってゆくのがわかる。
久枝もまた立ったまま大きく足を開き激しく腰をふりながら
指を秘孔の中へとつきたてて抽送を繰り返していった。
突然、彩美の身体が大きく反り返り、二度三度と痙攣を繰り返した。
「イく!イっちゃう!・・・・・・オマンコ、イくーゥゥ・・・・・・。」
彩美の上り詰めた姿を見つめながら、時を同じくして
久枝もガクガクと腰を震えさせながら絶頂を迎えていた。
弾けたように目の前が真っ白になり、
押し寄せる快楽の波にとうとう身体を支えきれなくなった久枝は
ベランダの床にぺたりと腰を下ろしてしまい、
そのまま肩で息をしながらしばらくは放心状態のように
動けなくなってしまった。
久枝が絶頂に達し、耐えきれずその場に腰を下ろしてしまい
ベランダから見えなくなったとき、彩美は肩越しに窓の外、
久枝のいたベランダを見つめていた。
長い髪が汗でへばりついた口もとに
不思議な笑みを浮かべながら。
-END-