2ntブログ

小説(転載) 妻の秘密

官能小説
11 /15 2018
妻の秘密
 
 
「あぁ・・・いいわ・・・あなた・・・いぃ・・・」
「みのり・・・いくよ・・・」
「きて・・・あなた・・・きて・・・」
「いくよ・・・いく・・あっ・・・いくっ!」
「あぁっ・・あん・・・あぁっ・・・」
 
「ごめんよ・・・みのり・・・先にイっちゃって・・・」
「いいの・・・私は貴方を感じてるだけで幸せなんだから・・・」
原田健太は妻のみのりと大学の時に知り合い、卒業と同時に結婚した。
結婚して1年だが、互いに今の生活には満足していた。
結婚当初は「私も働こうかな・・・暇だし・・・」と言っていたみのりを、嫉妬心の強い健太が強く反対した。
嫉妬深い健太はみのりが心配で、みのりを見張らせようと父の幸一にそれとなく自宅に来るように説得した。
それ以来、みのりは働きたいとは言わなくなったが、健太は幸一とみのりの関係を疑い始めていた。
(まさか・・あの堅物のおやじが・・・)
幸一は昨年区役所を定年退職し、母の雪恵と二人で健太の住まいと同じ町に住んでいる。
自転車で10分ほどの距離だ。
雪恵は幸一が定年した後、趣味のダンスに熱中し父をほったらかしの状態だったので、みのりの見張り役を快諾してくれた。
幸一は健太の知る限り一度たりとも浮気などしたことがない。
酒もギャンブルもやらないやらないので、毎日夕方6時調度には家に戻っていた。
みのりも大学時代に知り合ってから、変な噂を耳にしたことがない。
料理もうまいし、毎日綺麗に整頓された家には塵一つ落ちていない。
誰の目から見てもみのりは良き妻であった。
だが、健太には釈然としない何かが猜疑心を膨らませていた。
「シャワー浴びてくるね」
みのりが、健太の放出した精液の垂れる淫裂にティッシュを挟み、風呂場へ向かっていく。
健太はみのりの後姿を見つめながら、以前には感じられなかったみのりの妖艶な女の魅力を感じ取っていた。
 
「いい景色ね~。」
「あぁ・・・」
健太はみのりを旅行に連れ出した。
勿論父の幸一も誘った。
健太は、募るばかりの二人への猜疑心を払拭したかった。
(俺の勘違いであって欲しい・・・)
健太は心の中でそう願っていた。
部屋は1部屋しか予約していない。
和室のほかに洋室がついている4人部屋だ。
健太とみのりが洋室のベッドを使い、幸一には和室に敷かれた布団に寝てもらう。
3人は、和気藹々とした夕食を済ませると、温泉で温まった体が冷えないうちに床についた。
健太はベッドに入ると、早々に大げさないびきをたて、寝たふりを決め込む。
薄目を開けてみのりの様子を伺うが、みのりも布団をかぶったまま身動き一つしない。
(・・・やっぱり・・・俺の勘違いだったみたいだな・・・)
みのりはあえてこの旅行をみのりの生理の終わる直後に予約したのだ。
みのりは生理が終わると自分から健太にセックスをねだる。
それを逆に利用し、今夜はみのりの求めに応じないかのように早々にベッドに入って寝たふりを決め込んだ。
今夜のみのりの身体は官能を求めているはず。
健太は二人は親密な関係なら、この旅行の最中に二人が身体を求め合うと思っていた。
健太が寝たふりを決め込んでからおよそ1時間が経過しようとしていた。
(・・・よかった・・・俺の勘違いだったようだ・・・)
ベッドの脇の時計に目をやると12時15分を表示している。
健太は安心した為か、本当にウトウトと眠り始めた。
 
ガチャ・・・
小さな物音に健太は目を醒ました。
時計は12時45分を表示している。
みのりのベッドを見ると、そこにみのりの姿は無かった。
(・・・みのり・・・やっぱり・・・)
健太は者を立てないようにそっとベッドから身を起こすと、洋室のドアに近づく。
(・・・は・・・はっ・・・)
ドアの隙間に耳を近づけると、微かだが女の荒い息遣いが聞こえる。
健太は完全に閉まりきっていないドアを音を立てないように開け、和室に続く廊下に出た。
念のため健太は洋室を出て左にある洗面所の電気を確認した。
電気はついていない。
みのりはトイレに起きたわけではなかった。
健太は足音を立てないように、はだしのまま薄明かりのこぼれる和室の襖の前まできた。
(・・・・は・・・あ・・・うぅ・・・)
確かに女の呻くような嗚咽が、微かに開いた襖の向こうから聞こえる。
健太は襖の向こうで全裸のみのりが幸一に身を任せ嗚咽を漏らす姿を想像した。
(・・・はっ・・・いぃっ・・・そこっ・・・いぃっ・・・)
(・・・ここかい・・・あぁここ固くなってるよ・・・)
(・・・そこっ・・・いいっ・・・お義父さん・・・)
健太は全裸になったみのりが淫裂を晒し、幸一に固く尖った淫核を舌で愛撫されている様子が頭の中を駆け巡っていた。
健太は襖の前で二人の囁くような声を聴き、膨らむ妄想に自らの一物を怒張させていった。
(そんなにいいのか・・・みのり・・・)
健太は襖を開け、二人の淫行の現場を取り押える目的よりも、膨らむ妄想に異常な興奮を覚え、怒張した自分の肉棒を弄り始めた。
(・・・はっ・・・あぁ・・・あっ・・・)
(・・・ここはどうだい・・・みのりさん・・・)
(・・・と・・・とても・・・気持ちいい・・です・・あっ・・・)
みのりの途切れがちの囁きが健太の興奮を更に高めていく。
(・・・何処を・・・責められてるんだ・・・みのり・・・)
健太は異常な興奮で心臓が爆発寸前だった。
(あっ・・・あっ・・・うぅっ・・・す・・・すごい・・・)
(お義父さん・・・上手だろ・・・みのりさん・・・)
(・・・え・・えぇっ・・・とっても・・・いいっ・・・)
(ここだね・・・ここがいいんだね・・・)
(・・・い・・・いぃーーーっ・・・そ・・そこーーーっ・・・)
みのりの声が健太には絶頂を知らせる声に聞こえた。
健太との性交でも、今のような喘ぎがみのりから発せられた事は無かった。
健太は異常な興奮で高まる妄想を楽しみたい気持ちを押さえ、二人の部屋の襖を開けた。
「何やってんだ!」
健太の怒号が静まりかえった部屋に響き、驚いた二人が健太に振り返った。
「何なってんだよ!オヤジ!みのり!」
「何やってるって・・・」
幸一はいきなり現れ、今にも襲いかかってきそうな勢いの健太にあっけに取られた様子でポカンと口を開けている。
「びっくりするじゃない!あなた!」
みのりが健太に怒号を返した。
「びっくりするじゃないだろ!」
「何よ!私たちが何をしてたって言うのよ!」
健太は高まる興奮を押さえ二人の様子を伺うと、浴衣姿のみのりの横に幸一が座り、みのりの腰を手で押さえているだけだった。
「な・・・何をしてたって・・・」
逆に健太は妄想とは似ても似つかない二人の姿に混乱し、しどろもどろになりながら、口をパクパクさせるだけだった。
「私が、腰が痛くて起きたら、お義父さんがマッサージしてやるって・・・」
「う・・うん・・・退職した後、暇だから指圧の学校に行ってたんだ・・お父さん・・」
「貴方、何か厭らしい事でも想像してたんじゃないの!」
「みのりさん・・・いつもお父さんの練習台になってくれてただけなんだよ・・・」
「最低!」
みのりが血相を変えて洋室に戻っていった。
健太はただ呆然と立ち尽くすだけだった。
 
 
「・・・おやじ・・・本当にすまない・・・疑ったりして・・・」
「・・・いいんだよ、父さんは・・・でも、みのりさんは・・・」
「あぁ、あれから口もきいてくれないんだ・・・」
一週間前の旅行の夜の事で健太とみのりは喧嘩の真っ最中だった。
今日は改めて幸一とみのりに詫びる為に幸一を家に招待しもてなすつもりだった。
だが、みのりの機嫌は一向に直らなかった。
「俺が作るって言ったんだけど、『あんたの料理なんて絶対食べない!』の一点張りで朝からああやって自分で料理を作ってるんだよ。」
「仕方ないだろ・・・お前が変な勘違いしてしまったんだし・・・・」
「・・・あぁ・・・」
「じゃぁ、父さんからも謝ってあげるよ。」
「・・・頼むよ・・・」
健太はリビングのソファに座り、キッチンに背を向ける形でテレビに見入っている。
みのりはダイニングを挟んだカウンター形式のキッチンでもくもくと料理を作っていた。
(・・・危なかったね・・・みのり・・・)
(・・・えぇ・・・)
二人は健太に聞こえないように小さな声で会話を交わした。
幸一はみのりの背後に回ると、みのりの柔らかなニットのスカートの上から丸い尻を撫でた。
(・・・お父さん・・・健太さんが・・・)
(・・・大丈夫だよ・・・今なら・・・疑いやしないよ・・・)
(・・・でも・・・)
(そんな事言いながら・・・パンティー履いてないじゃないか・・)
幸一はニットのスカートを捲り上げると、何もつけていないみのりの白い尻を直に撫で回す。
「みのりさん、お父さんも手伝うよ・・・シチューだね・・・ジャガイモは?」
「・・・あっ・・・この下の収納に・・・」
「はいよ・・」
幸一はわざと健太に聞こえるような声でみのりと会話を交わし、尻を曝け出したみのりの尻にかがみ込むようにキッチンの下に隠れた。
幸一はみのりの脚の間に両手を入れ、みのりに開くように合図する。
みのりは健太の様子を上目遣いに見ながら幸一の命令に従うように脚を開いた。
幸一はみのりの淫裂に指を這わす。
みのりの淫裂は既に官能による愛液を滴らせ始めていた。
(・・・えっちなみのりのオ○ンコから、もう涎が出てるぞ・・・)
(・・・だって・・・お義父さんが・・・)
(昨日は健太とエッチしたのかい・・・)
(・・・いいえ・・・)
(・・・じゃあ・・・一人で慰めたんだね・・・)
(・・・はい・・・健太さんの目の前で、エッチなみのりはオナニーしました・・・)
(・・・いい子だ・・・じゃ・・今日はここで、お義父さんに・・奉仕してくれ・・・)
(・・・はい・・・)
みのりは健太が疑っていた通り、すでに幸一の性の奴隷となっていた。
「見つからないな・・・やっぱりみのりさん探してくれないか・・・」
「・・・はい・・・」
幸一はしゃがみこんだ身体を起こし、健太の方を確認する。
相変わらず、健太はテレビに見入っている。
入れ替わりにしゃがみこんだみのりは、幸一のズボンのジッパーを下ろし、幸一の一物を引き出すと、まだ固さのない肉棒を口に含み、舌の上で転がし始めた。
「お鍋をかき回していればいいかな・・・」
幸一は弱火で煮込んでいる鍋をゆっくりとかき混ぜながら、みのりの口での奉仕による快感に浸っていた。
幸一は久しぶりのみのりの口での奉仕に直ぐに肉棒を怒張させた。
二人はキッチンの向こうに夫の健太がいる緊張感で急速に興奮を高めていく。
みのりは幸一の肉棒を口いっぱいに含み、吸い上げると同時に鈴口に舌先を振動させるように舐る。
みのりの右手は自らの淫裂に伸び、淫核を包皮の上から愛撫していた。
幸一はみのりの口での奉仕を味わいながらも、健太への注意は怠らなかった。
(・・・あまり長く味わってられんかな・・・)
幸一がそう思った瞬間、健太が幸一のほうに振り返った。
(・・・頼んだぜおやじ・・・)
健太が幸一に目で合図を送る。
(・・・おう任せとけ・・お前の替わりに、俺がたっぷりみのりを可愛がってやるよ・・)
幸一も健太に目で合図を送る。
 
「おぉ・・・あったかい・・じゃがいも・・・」
「・・・は・・・はい・・・」
幸一がみのりに合図を送り、口での奉仕を中断させる。
「この肉は、お義父さんが好きなハンバーグかな・・・」
「・・・え・・えぇ・・・そうです・・・」
「ハンバーグはよく肉を揉みこんで、肉汁をたっぷり出すんだよね・・みのりさん・・」
「えぇ・・そうです・・・」
幸一はみのりを再びキッチンに立たせると、背後に回り、ニットのスカートを腰上までたくしあげ、セーターを胸まで捲り上げた。
胸を隠すみのりのエプロンは、みのりのセーターを胸まで捲り上げても、正面に座る健太にはわからなかった。
幸一は背後からみのりの腰を引き寄せると、みのりの唾液で濡れた肉棒を一気に膣口に挿入した。
(・・・はっ・・・あぁ・・・いぃ・・・)
みのりは幸一が挿入しやすいように腰を後ろに突き出し脚を広げ、キッチンのシンクに両手を付いて、こみ上げる嗚咽を必至に堪えていた。
「みのりさん、この肉をここに叩きつければいいんだよね。」
「・・・え・・えぇっ・・・思いっきり・・・叩きつけて・・・下さい・・・」
「こうかな・・・」
幸一は、挿入を繰り返す度に起こる湿った肉のぶつかる音をかき消すかのようにミンチの肉を、肉の入ったボールの中に叩きつける。
「・・・・お義父さん・・・そう・・・いい・・・感じです・・・」
「・・・そうかい・・・こんな・・感じかな・・・」
ミンチの肉をボールの中に叩きつける度に幸一の怒張がみのりの淫裂奥深くに達していた。
「今度は・・みのりさんが・・やって・・・」
「あぁ・・・はい・・・」
みのりが、ミンチの肉を掴みボールに叩きつける。
幸一は空いた両手をみのりのセーターの中に忍ばせ、みのりの乳房を揉みはじめた。
「・・・・やっぱり・・・みのりさんは・・・料理が上手だね・・・・」
「・・・はっ・・・い・・いぇ・・・」
「肉汁も・・・たっぷり・・・出てきた・・ようだね・・・」
「・・・えぇっ・・・お義父さんの・・・肉の揉み方が・・・お上手だから・・・」
「そうかい・・・」
幸一はみのりの乳房を捏ねるように揉み上げ、固く尖りだした乳首を捻り潰すように摘んだ。
(んんっ・・・ダメ・・・お・・・義父・・・さん・・・あぁっ・・・)
みのりが嗚咽を堪え、切なそうな小さな声で訴える。
幸一の怒張を繰り出すピッチが早くなってきた。
みのりは淫裂から襲ってくる快感に悶えながらも、幸一の繰り出す怒張のピッチに合わせてミンチを叩きつけていった。
(あぁっ・・・お・・義父・・・さん・・・ダメ・・・いく・・・)
みのりが必至に嗚咽を堪えながら微かな声で幸一に訴えた。
「もうそろそろ・・・仕上げ・・・かな・・・」
「・・・え・・・えぇ・・・」
幸一がさらにピッチを早め、みのりを絶頂へと誘う。
(・・・い・・・いく・・・いくーーーーっ)
みのりが絶頂に達した瞬間、幸一も大量の精液をみのりの子宮奥深くに放出した。
「・・・う~~ん・・いい感じに、仕上がったようだね・・・」
「・・・えぇ・・・久しぶりでしたけど・・・とっても・・・」
「父さん、とっておきの隠し味を知ってるんだ・・・」
幸一はそう言うと、放出した怒張をみのりの淫裂から引き抜き、突き出された尻にしゃがみこんだ。
幸一の怒張が引き抜かれたばかりのみのりの膣口は大きく開き、愛液を太腿まで滴らせていた。
幸一はみのりの膣に指を挿し入れ、自分の放出した精液とみのりの愛液が混ざった淫猥な液体をかき出した。
「ほれ・・みのりさん・・これを肉に混ぜると美味しいんだよ。」
「・・・あぁ・・・美味しそう・・・」
 
 
終り・・・。

小説(転載) 妻のオナニー

官能小説
11 /15 2018
妻のオナニー
 
 
妻の自慰
「・・・お帰り・・・今日も遅かったね・・・。」
リビングでうたた寝していた妻が眠い目を擦りながら、俺を出迎えた。
昨年結婚し、子供はいない。俺は27歳で結婚と同時期に脱サラし、コンピュータソフ
ト開発会社を設立。以来仕事に没頭する日々が続き、帰宅は毎日深夜12時を過ぎる。
俗に言う甘い新婚生活とはかけ離れた生活を送る日々が続いている。
「今日は買い物行ってないから、あり合わせだけど・・。」
「いいよ。これで。」
「じゃぁ・・・私、先に寝るね・・・。」
「あぁ・・・おやすみ・・。」
結婚前からセックスに対し淡白だった俺は、結婚後もセックスは月に2回程度だ。
それを知ってか、妻からセックスを要求されることはない。妻がセックスに関して
俺と同様淡白では無いことはわかっている。俺を気遣って要求しないのだ。未だ24歳
の妻に魅力が無いわけではないが、仕事で心身ともに疲れて帰る身体は、妻の欲求に応
える事を欲していない。
簡単に食事を取り終えた俺は風呂に向かった。早く床につき眠りたかった。
2LDKの賃貸マンションの狭い風呂場は二人の寝室の扉の向かいにある。
寝室の豆電球の明かりが、扉の隙間から暗い廊下にもれている。
寝室は和室で、入った奥に妻が寝ている。
そろそろ初夏を迎える季節。
今夜は熱いのか、タオルケット1枚をかけ横になっている妻の背中が、薄明かりの向こ
うに見えた。俺は気に留めることも無く反対側の扉を開け風呂に向かった。
脱衣所の洗濯物カゴの妻のパンティが目に留まった。白いレースのTバックだ。
女性なら、下着は洗濯物カゴの奥に隠すのが普通だ。俺はその白いTバックを妻の無言
の要求だと感じとったが、疲れた身体は何の反応も示さなかった。
簡単にシャワーだけで済ませた俺は頭を乾かし、10分後には床についた。
先程と同じ態勢で寝ている妻を起こさないように、床についた俺は妻の背中を見る形で
横になった。
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
身体は疲れているのに、なかなか寝付けない。まだ、今日起きた仕事の問題が気になっ
ていたせいだろう。
「・・・・・・・・・・・」
妻が仰向けに寝返りをうった。
薄明かりでもはっきりと妻の寝顔がわかった。胸までかかった薄いタオルケット越しに
大き目の妻の乳房を創造できた。
ちょっと眉間に皺を寄せ、口を半開きにした妻の横顔を、
(こいつも疲れてんだな・・・早く会社を軌道にのせないとな・・・)
と目をつぶろうとしたその時・・・。
「・・・・・ハッ・・・・」
微かだが、妻の口から声が漏れた。
眉間の皺が先程より深い。
(夢でも見ているのか・・・)
布の擦れる乾いた微かな音が大きく、はっきりと聞こえる。
仰向けになった妻の口が、声は出していないが動いている。
仰向けに寝ている妻の下半身に目を向けると、もぞもぞ動いているのが解る。
(・・・オナニー・・・)
先程から聞こえていた乾いた音は、確かにパジャマを着ている妻の下半身の方から聞こ
える。
妻が俺の方に寝返りをうつ。
俺はとっさに目をつぶり、寝ているふりをした。
すぐに薄目をあけて妻を見る。
こちらを向いた妻の右手は、タオルケット越しでも股間に伸びているのが解る。
俺は今まで感じたことの無い、異常な興奮を覚えた。心臓の鼓動で妻が目を覚ますので
はないかと思ったほどだ。
又、妻が仰向けに寝返りをうつ。
布の擦れる乾いた音は、今ははっきり聞き取れる。
妻の膝が持ち上がり、タオルケットがテントを作る。明らかに両膝は開かれている。
「・・・うぅ・・・は・・」
今まで必死にこらえていた妻のうめきがはっきり聞き取れるほど大きくなってきた。
俺は興奮で荒くなった息を抑えるのに必死だった。
その時妻の腰がほんの少し浮いた。
膝を立てて捲れたタオルケットの横から、パジャマと、パンティーを一緒に降ろす妻の
小さな手が見えた。
あっさりを脱ぎ捨てられたパジャマとパンティーが、妻と俺の布団の間に放り出される。
俺が熟睡していると思っている妻は、声を抑え物音を出さないようにしているものの、
行動自体は大胆だった。唯一、妻の股間を隠してたタオルケットを払いのたのだ。
恥丘の上で妻の右手がせわしなく動く、左手が両方の乳房を揉みしだく・・・。
「はっ・・・んっ・・・」
手の動きが激しくなるにつれ、妻の腰が痙攣するかのように仰け反る。
「は・・・は・・・うぅ~~ん・・」
先程の乾いた音が、いまは湿った音に変わっていた。
クリトリスの包皮の上を回転するかのような動きをしていた妻の手が、白い太腿の奥に
隠れた。
「・・・・はぁ~~~・・・・」
大きく溜息がこぼれた。
陰裂をなぞる指が膣口に収まったのは明白だった。
「くちゅ・・・くちゅ・・・くちゅ」とリズムよく刻まれる微かな湿った音が、静寂を
切り裂く大音響となって耳に響くかのように、俺の耳に鮮明に届いていた。
妻は押し寄せる官能の波に首を振りながら悶えていたが、決して大きな声は発しなかっ
た。俺には、その快感に必死に耐える寝顔と、耐え切れずに微かにもれた僅かなうめき
声に、さらなる興奮を覚えた。
俺の今までに経験のなかった女性の自慰を間近で見る事の興奮に、このまま妻の上に圧し掛かり
たい衝動が湧き上がってきたが必死にこらえた。物音を立てないようにそっと、自分のムスコ
に手を伸ばし、ゆっくりと擦りはじめた。

そう、夫婦の寝室で互いが自慰に耽っているのだ・・。

「は・・・いぃ・・・は・・・あ・・・」

妻の喘ぎは、既に途切れる事無く続き、下半身の動きに集中していた俺は、乳房を愛撫する左手がパジャマノ上着のボタンを全てはずし、パジャマがはだけ乳房が露になっていることさえ気がつかなかった。

「・・ん・・・うぅ・・・ん・・・」

股間に伸びていた右手が疲れたのか、今度は左右の手が仕事を入れ替わり、右手が乳房を愛撫し、左手が股間に伸びた。
すでに陰裂は相当な愛液が溢れているのだろう。先程まで膣口に出入りしていた乳房を愛撫する右手の中指は豆電球の明かりにきらきらと反射し、愛撫する乳首までもが妖しく濡れていた。

左手による刺激が新鮮だったのだろうか、たっていた両膝が左右に開かれ(・・・そう正常位で男を向かい入れるカエルを仰向けにしたような格好だ。)、乳房を愛撫する右手が右の乳房を鷲掴みにした。

「んんーーーーーーー!」

昼間なら、聞こえない程のうめきだが、この静寂の中ではかなり大きな声に自分で驚いたのだろうか、俺が起きなかったかと覗き込んできた。俺はとっさに目を薄めた。が、決して瞑りはしなかった。ただの一瞬も見逃したくなかった。ピクリともしていない俺に安心したのか、妻は枕を左手に持ち、口を塞ぐ格好で胸の上に抱きかかえ、右手を股間に伸ばし、両膝をたて、又陰裂への愛撫をはじめた。

おれは、妻のく口からこぼれるかすかな喘ぎ声が聞こえなくなったことが残念だったが、興奮が冷める事はなかった。

「あぁ・・・あ・・・あぁ・・・」

そろそろクライマックスが近いのか、枕で抑えてもはっきりと聞こえる喘ぎ声が聞こえる。
間断なく右手は恥丘の上の動きまわり、時折腰が上下に跳ね上がる。

「あぁ・・・あ・・・いぃーーー・・・」
「いく・・・いく・・・いくーーー!」

激しく腰が上に突きあげられた時、俺もパンツの中に射精していた・・。

「あっ・・・あ・・・」

「はー・・・はー・・・はー・・・」

枕で苦しかったのか、妻はほぼ全裸状態で大の字になり、口を抑えていた枕を取ると、空気をむさぼるように吸いながら、絶頂の余韻にひたっていた。

妻がこれ程淫れた姿は、俺とのセックスの時には見せた事がなかった。
俺とのセックスでは満足するどころか、感じてさえいなかったのだ。

そう感じた時は虚しさも覚えたが、俺も妻とのセックスで得られなかった興奮を、妻の自慰を覗き見ることで発見した事の方に喜びを感じた。

しばらくすると、妻は脱ぎ捨てたパジャマを手にとり浴室へ向かった。

この日から、俺の妻への盗撮・盗聴が始まった・・・。

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。