快楽姉弟(2)
(・・・あ・・・あぁ・・・い・・・いいっ・・・感じるぅ・・・)
由紀は下半身を中心に全身に広がる甘美な刺激に気を失っていた意識が、現実の
世界へと戻り始めていた。
「・・・ん・・・んんっ・・・んぁっ・・・」
「・・・姉さん・・・やっと気がついたんだね・・・」
「・・・け・・・賢治・・・私・・・」
由紀が目を覚ました時、賢治は由紀の股間に顔を埋め由紀の淫裂を舐り由紀の身
体の隅々まで観察し終わっていた。
賢治は浴室で気を失い、由紀の身体を綺麗に流した後ベッドルームに運び、そし
て今までの間由紀の身体の隅々を観察し愛撫していた経緯を由紀に話した。
「・・・もうっ・・・賢治ったら・・・じゃぁ今度は姉さんにさせて・・・」
由紀はそう言いながら気だるい身体を起こし賢治をベッドの上に仰向けに寝かせ
るように身体を入れ替えると、賢治の唇に自分の唇を重ねていった。
仰向けになった賢治は唇を重ねてきた由紀の髪を撫でながら舌を絡め、部屋の暖
かさと快感で薄らと汗を滲ませる由紀の身体を優しく抱きしめた。
由紀はそんな賢治の優しい愛撫からすり抜けるように身体をずらし、賢治の厚い
胸板に唇を移動させていく。
由紀は筋肉の盛り上がった賢治の胸に小さな手を滑らせながら賢治の胸に舌を這
わせ、男が女を愛撫するかのように乳首をを舌先で円を描くように弄り始めた。
「・・・うっ・・・ううっ・・・」
賢治は由紀に乳首を舌で愛撫されると同時に、痺れるような快感に軽く呻き始めた。
由紀は夫にもした事のないほどに賢治の全身に舌を這わせ、その舌を徐々に賢治
の下半身へと向かわせていく。
由紀は賢治の腹の上でその圧倒的な存在を誇示するように横たわっている賢治の
イチモツを横目で見ながら、敢えて賢治を焦らすかのようにそのイチモツを避け
ながら舌を這わせ、大きく脚を開いた賢治の股間に潜り込み、イチモツの根元に
垂れ下がっているふぐりに舌を向かわせた。
「・・・ね・・姉さん・・・いいっ・・・そこっ・・・凄くいいっ・・・」
賢治は自ら両脚を抱え由紀が舌を這わせやすいように尻を持ち上げた。
由紀は尻の穴が隠れるほどに垂れ下がった賢治のふぐりを優しく口に含むと、そ
のふぐりの中に収まっている小さな玉を優しく吸い込み、口の中で転がすように
その玉を舌で刺激していく。
「・・・ううっ・・・姉さん・・・気持ちいいっ・・・」
賢治はそれ以上の刺激は苦痛に変わるギリギリまでに玉を舌で転がす由紀の絶妙
な愛撫に、怒張では得る事の出来ない甘い快感を貪った。
「姉さん・・・それ凄くいいよ・・・俺、玉をそんな風にされたの初めてだ
よ・・・」
由紀は賢治が快感に喘ぐ姿を見ると、玉を口に含みながらその上で固さを増し始
めた怒張に手を伸ばしていった。
由紀は賢治のイチモツを優しく握りしめると、その手をゆっくりと動かし始める。
「・・・う・・・ううっ・・・姉さん・・・いいっ・・・俺にも・・・俺にも姉
さんのお○んこを舐めさせて・・・」
賢治が呻きながらそう言うと、由紀は咥えていた賢治のふぐりを口から離すと、
賢治のイチモツを握り締めたまま身体を入れ替え賢治の顔を跨いだ。
賢治は顔を跨いだ由紀の尻をすぐさま引き寄せると、完全に開ききっている花弁
の中心で頭を出している淫核に吸い付いた。
「はぁぅっ・・・あぁっ・・・んっ・・・んん・・・」
由紀は賢治が淫核に吸い付いた瞬間に襲ってきた脳天まで突き抜けるような快感
に身体を仰け反らせ、込み上げる嗚咽を堪えながら賢治の怒張を咥えていく。
由紀は賢治のイチモツに歯を立てないよう大きく開いた口に鈴口を含むと、先端
から透明な液体を滲ませる尿道口を舌先で刺激し、大きく張り出したカリ首を唇
で擦り、血管が浮き出てすっかり固くなった肉茎を右手で扱き、先程まで自分が
咥えていたふぐりを左手で包みこみその手の中で玉を転がしていく。
(あぁ・・凄い・・・こんなに大きくて・・・こんなに固い・・・)
由紀は賢治のイチモツの大きさに再び身体を震わせ、淫核から全身に伝わる快感
に全身が蕩けそうになりながら賢治のイチモツを懸命にしゃぶっていく。
静かな部屋に互いの性器を口で愛撫する湿った淫猥な音が響き、その音が二人の
官能を更に高め、互いに更に激しい愛撫を求めるようにその淫猥な音が徐々に高
くなっていった。
賢治は由紀の固くなった淫核を千切らんばかりに吸い込み、吸い込んだ淫核を舌
で弾くように弄っていた。
賢治の舌が口の中で由紀の淫核を弄る度に、ぽっかりと口を開いた由紀の蜜壺か
らは愛液が流れ落ち、淫核に吸い付く賢治の口元に滴っていた。
賢治は蜜壺から流れ落ちる愛液を淫核を吸い上げながら一滴残らず啜り、愛撫を
求めているかのようにひくひくと蠢くその蜜壺に指を突き立てはじめた。
「・・・んんつ・・・・んーーーっ・・んはっ・・・」
由紀は淫核を吸われていただけで既に絶頂への階段を上り始めていたが、賢治の
指が蜜壺をかき混ぜ始めるとその駆け上る速度が急速に加速していった。
「・・・んーーーっ・・・んんっ・・・んんーーーーっ・・・」
由紀は快感に悶えながら一旦賢治の怒張を口から離し、尿道口を吸い舌をその尿
道口に突き入れるかのように刺激し、自分の唾液で濡れたカリ首を右手で擦り挙
げていく。
「・・・ううっ・・・姉さん・・・そんなに強くしたら・・・イキそうだ・・・」
「・・・あぁぅ・・ね・・姉さんも・・イキそう・・はぁっ・・・
あぁーーっ・・・」
二人は互いの絶頂が近い事を悟ると、賢治は膣をかき回す指を増やし、由紀はカ
リ首を扱く手の速度を一層早めていく。
「・・・ああぁっ・・・いっちゃう・・・賢治ぃ~~・・・いっちゃうぅ
~~・・・・」
由紀がそう叫んだ瞬間、由紀は賢治の上で大きく身体を痙攣させながら昇天し、
賢治の指が突き刺さった膣から大量の潮が迸り賢治の顔に降り注いだ。
賢治もまた由紀の潮が顔面に降り注いだ瞬間絶頂に達し、尿道口に吸いつたまま
の由紀の口の中に大量の精液を迸っていた。
「・・・んぐっ・・・んんっ・・・はぁっ・・・あぁん・・・んんっ・・・
はぁっ・・・」
由紀は絶頂の余韻でふら付く身体を懸命に支えながら、口の中に注ぎ込まれた賢
治の精液を飲み干し、それでも足りないかのように賢治の怒張から精液を絞り出
しながら鈴口の先端に吸い付いていた。
「・・・ね・・・姉さん・・・飲んでくれたの?・・・」
「・・・だって・・・賢治のザーメン・・・美味しいんだもの・・・」
若い賢治にとって2~3回の射精でいきり立った怒張が萎える事もなく、射精し
ても固いままの怒張をしゃぶりながら由紀が答えた。
賢治は迸った精液を全て飲み干し、それでも尚自分の怒張をしゃぶり続ける由紀
の今まで見せた事の無い妖艶な魅力に憑りつかれ、潮を吹いて太腿までびっしょ
りと濡らす由紀に再び欲情していく。
賢治は自分の身体の上でぐったりと横たわりながらイチモツをしゃぶる由紀を退
かし、仰向けにした由紀の膝を抱えると濡れた淫裂に由紀の唾液に塗れたイチモ
ツをあてがった。
「・・・あぁ・・・け・・賢治・・・もうするの・・・」
「・・・だって・・・だって、姉さんが・・・」
昇天したばかりの由紀は肩で息をしながら絶頂の余韻に浸っていたかったが、賢
治のイチモツが膣口を押し広げながら侵入してくると、気だるさの残る身体が再
び熱く火照り始めていた。
賢治は目を閉じ顎を仰け反らせながらイチモツを迎える由紀の顔を見つめながら
ゆっくりと腰を進めるが、先程のように苦痛に顔を歪める表情は見せ無かった。
「姉さん・・・もう痛くないんだね・・・」
「・・えぇ・・・賢治・・・気持ちいいわ・・・賢治のが奥まで入ってる・・・
また姉さんを・・・イカせて・・・」
賢治は由紀の中にすっぽりと納まった自分の怒張を、痛がる事もなく逆にその怒
張を締め付けながら蠢く快感に陶酔していった。
「・・・姉さん・・・姉さんの中・・・最高だよ・・・」
賢治は由紀にそう囁くと、大きく腰を引き由紀の子宮を突破らんばかりに腰を叩
き付けた。
「あぁっ・・・け・・・賢治・・もっと・・・もっとしてぇ~~・・・」
由紀は叩きつけられた賢治のイチモツが喉から出て来そうな錯覚に陥るほどの刺
激が全身を貫いたが、その感覚が痛みではなく今まで経験した事のない快感で
あった。
賢治は大きく口を開け、絶叫にも似た喘ぎ声を上げ快感に悶える由紀を見つめな
がら、大きなストロークで腰を叩きつけ由紀の子宮を突き上げていく。
「・・・あぁぁぁぁぁ・・・いっ・・・いいぃぃぃぃぃ・・・凄いっ・・・賢
治っ・・・・もっとぉ・・・」
由紀は白目を剥きながら膝を抱える賢治の腕に爪を立て、全身が蕩けいていきそ
うな快感に喘いでいた。
「あぁぁぁぁぁぁ・・・・賢治ぃぃぃぃぃ・・・いっちゃう・・・・またいっ
ちゃうぅぅぅぅぅぅ・・・」
賢治の怒張は腰を叩き付ける時には子宮を突き上げ、大きく腰を引くときはその
大きく張り出したカリ首が由紀の膣の襞を引掻き、由紀は自我を喪失してしまう
ほどの快感に溺れ乱れていた。
「いく・・いく・・・いくーーーーーっ!」
絶叫にも似た喘ぎを上げ続けていた由紀は再び襲ってきた絶頂感に、玉のような
汗を噴き出しながら全身を痙攣させそして昇り詰めた。
「はぁ・・はぁっ・・待って・・賢治・・・お願い・・・待って・・・」
これ以上賢治に貫かれていたら頭がおかしくなってしまうのではないかと思われ
る程の快感に、由紀は賢治が逃れるようにベッドから這い出し、ベッドの脇にあ
る窓辺に立ち熱く火照った顔を冷ますように窓ガラスに顔を押し付けた。
「・・・はぁ・・はぁ・・・もう・・・これ以上したら・・・私・・・・おかし
くなっちゃう・・・はぁ・・・はぁ・・・」
雪は風と雪が吹き付ける窓に顔を押し当て、火照った頬を冷まし虚ろな目で外を
眺めた。
「姉さん・・・姉さんだけイクなんて・・・俺はまだまだ足りないよ・・・」
窓辺に立った由紀はちょうど胸の高さにある出窓に腕を乗せ、つま先立ちになっ
てガラスに顔をつけていたが、由紀の背後から忍び寄った賢治は、由紀の左脚を
抱えあげるながら脚を開かせると、愛液に塗れたままの怒張を再び由紀の蜜壺に
押し込んだ。
「あぁぁぁぁぁ・・・・ま・・・待ってぇぇぇ・・・賢治・・・お願
いぃぃぃぃぃ・・・」
賢治に後から貫かれた由紀は左脚を賢治に抱えられ右足もつま先立ちだった為、
賢治の責めから逃れる事が出来なくなっていた。
「・・・あぁぁぁぁぁ・・・い・・・いいぃぃぃぃぃぃx・・・・はぁっ・・・
んーーーーっ・・・」
由紀は再び襲い来る快感から逃れる事も出来ず、賢治の怒張に貫かれながら絶叫
した。
(・・・凄い吹雪だなぁ・・・確か別荘はこっちだったよな・・・あっ・・・あ
れだ!・・・あれ?・・・あの窓で手を振ってるのは由紀?・・・)
仕事がキャンセルになった由紀の夫の一樹が、吹雪の中別荘にやっとたどり着い
たのは夜の8時を少し過ぎた時だった。
「お~~い、由紀~~~~っ!」
由紀の降りすさぶ外から窓辺に立つ由紀が自分に手を振っているかのように見え
た一樹は、窓辺の由紀に向かって手を振った。
由紀を後から貫く賢治は、背後から由紀の両脚を抱え由紀の身体を軽々と持ち上
げながら懸命に腰を振っていた。
両脚を抱えられた由紀は窓の外で手を振る一樹に気付いたのでは無く、賢治に背
後から両脚をかかえられ、前に倒れそうになる上体支える為に両手を窓ガラスに
ついていただけだった。
終わり