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小説(転載) 秘め事 1/2

近親相姦小説
08 /20 2018
元ネタは「トゥルー・ラブ・ストーリー2」ということだそうだ。
秘め事

 「天加お兄ちゃーん!」

 下駄箱に下りてくると、お兄ちゃんが外を歩いていた。急いで靴を履き替えて、お兄ちゃんの腕にしがみつく。

 「わっ・・・・・・なんだ、君子か・・・」

 「なんだ、はないでしょぉ」

 わたしの名前は飯田君子、青葉台高校の一年生。お兄ちゃんは飯田天加、同じ高校に通う二年生。みんなには内緒なんだけど、今日からわたし達は二人だけで暮らすんだ・・・・・・一か月間だけなんだけどね。

 お父さんの急な転勤が決まったんだけど、あと一か月もすれば二学期が終わるからってことで、わたし達二人だけがこっちに残ったの。二学期の終業式が終わったら転校しなくちゃいけないんだよね。

 「しがみつくなよ」

 お兄ちゃんは迷惑そうな顔をしている。でも、内心はきっと嬉しいに違いない。そう思うことにした。

 「別にいいじゃない、わたし達兄妹なんだし」

 「だからって・・・」

 お兄ちゃんはしぶしぶながら腕を組んでくれた。

 「よぉっ! 相変わらず仲いいな」

 中学時代からのお兄ちゃんの親友、木地本先輩だ。すっごくモテる人で、一年生、二年生だけじゃなくて、三年生にもファンがいるらしい。なんでこんなカッコいい人とお兄ちゃんが親友なのかわからない。

 「茶化すなよ」

 「茶化してなんかないよ。ねぇ、君子ちゃん」

 「うん」

 「お前は部活があるんだろ、さっさと行けよ!」

 「おっ、そうだ忘れてた。マネージャーが来る前に逃げなきゃ」

 「木地本先輩、また部活サボるんですか?」

 「そう言わないでよ、君子ちゃん。じゃあな天加、また明日!」

 「あぁ」

 さすが陸上部。あっと言う間に先輩の姿は下校する生徒の中に紛れ込んでしまった。

 「それじゃあ、帰るか」

 「うん!・・・・・・でも、駅前に寄って晩御飯のおかずを買ってかなきゃ」

 「あっ、そうか・・・今日から二人ともいないんだっけ・・・・・・」

 「そう、だから早く買い物すませちゃおう!」

 わたしはお兄ちゃんの手を取ると走り出した。

 

 

 「ふぅ・・・食った食ったぁ・・・」

 リビングのソファーに座ってお兄ちゃんがお腹をさすってる。

 「お兄ちゃーん、いくら何でも食べすぎだと思うよ・・・・・・」

 わたしが作ったのはお兄ちゃんの大好物のハンバーグ。いくら好物だからって400グラムは食べすぎだと思うんだけどね。

 「うーん・・・・・・お前のハンバーグがうますぎるのが悪いんだ・・・・・・ウップ」

 そう、自慢じゃないけど、わたしは料理には自信がある。中でもハンバーグは得意中の得意。

 だって・・・・・・だって、お兄ちゃんにおいしいハンバーグを食べさせてあげるために料理を始めたんだから。

 「そう言えば、さっきかすみが来てなかったか?」

 「うん、ケーキ持って来てくれたんだ」

 かすみちゃんはわたし達の幼なじみで同じく青葉台高校の二年生。お菓子作りが得意なの。

 「かすみのケーキかぁ・・・・・・デザートに食べるかな」

 「大丈夫?」

 「あぁ、かすみのケーキは絶品だからな・・・・・・甘い物は別腹って言うし」

 「わかった・・・・・・そっちに持ってくね」

 わたしはケーキを切り分けてお皿に乗せるとリビングに運んでいった。

 「はい」

 「悪いな・・・・・・よいしょ・・・っと」

 お兄ちゃんは苦しそうなかけ声を上げて座りなおす。

 「無理しない方がいいんじゃない?」

 「大丈夫だって」

 うーん・・・・・・まぁ、お腹いっぱいになって早目に寝てもらった方が都合いいかな。

 「お風呂どうする?」

 「沸いてるのか?」

 「うん」

 「それじゃあ、さっさと入って早めに寝ちまうか」

 「そうだね、その方がいいよ」

 「ん?」

 お兄ちゃんが不思議そうな顔をする。

 「ど、どうしたの?」

 「いや、別に・・・・・・お前、俺に隠し事してないか?」

 「えっ、ううん何にも隠してなんかないよ」

 「そうか・・・ならいいんだ」

 こういう時のお兄ちゃんは意外と鋭い。

 「そ、それよりも、早くお風呂入っちゃった方がいいよ」

 「そうだな・・・・・・皿、下げといてくれるか?」

 「うん」

 お兄ちゃんは、やっぱりお腹をさすりながら風呂場に向かっていった。

 わたしも準備しなくちゃ。この一か月は神様がくれたチャンスなんだから。

 

 

 トントン・・・・・・

 「君子か? どうした?」

 ドアをあけてお兄ちゃんお部屋に入る。お兄ちゃんはベッドの上でマンガを読んでいた。

 少しずつ引越しの準備をしているわたしの部屋と違って、お兄ちゃんの部屋は普段と変わらなかった。

 「お兄ちゃん・・・引越しの準備しなくていいの?」

 「あぁ、もうしばらくしたらな。それよりどうしたんだ?」

 「あのね・・・大事な話があるの・・・」

 「大事な話?」

 「うん・・・」

 「深刻そうだな・・・俺でよかったら力になるぞ」

 「本当?」

 「まかせとけ、頼りないかもしれないけど、一応はお前の兄貴だからな」

 「うん・・・・・・あのね・・・」

 「おぅ」

 「お兄ちゃんは・・・かすみちゃんのことどう思ってるの?」

 「どう・・・って、別にただの幼なじみだろ?」

 「ほんとにそう思ってるの?」

 「あぁ、それ以外に何かあるのか」

 「ううん・・・・・・だったら・・・好きな人はいるの?」

 「なんだぁ、恋愛相談か? それは俺じゃあ無理だ」

 「ううん、無理じゃないよ・・・・・・ねぇ、好きな人はいるの?」

 「いるわけないじゃないか、そんなの・・・」

 「ふーん・・・それじゃあ、お兄ちゃんのコトを好きな子がいるって言ったらどうする?」

 「えっ、そんな物好きいるのか! 誰だ、教えろよ!」

 お兄ちゃんがベッドから飛び起きる。ホントに現金なんだから。

 「そういう子がいたらどうする?」

 「どうするって・・・・・・その子が本気なら付き合ってもいいかな」

 「ほんと?」

 「本当だって・・・・・・彼女いない歴16年の俺にも彼女ができるのか・・・・・・で、誰なんだ?」

 「お兄ちゃんがよく知ってる子だよ」

 「俺がよく知ってる子?」

 「うん」

 「わかんないよ、教えてくれよ」

 「しょうがないなぁ・・・それじゃあ、目をつぶってみて」

 「写真でもあるのか」

 お兄ちゃんは嬉々として目をつむる。

 わたしは呼吸を整えてお兄ちゃんの顔に自分の顔を近づける。

 そして・・・・・・唇をそっと重ねた。

 

 

 「うわぁっ!」

 お兄ちゃんは驚いてわたしを突き飛ばす。

 「何やってんだ!」

 「何って・・・・・・キス」

 「バカ野郎! そんなこと、冗談でもするな!」

 「冗談なんかじゃないよ!」

 「えっ・・・・・・」

 「わたしは・・・・・・天加お兄ちゃんが好きなの・・・・・・ずっと好きだったの・・・」

 「おい・・・・・・本気で言ってるのか」

 「うん」

 わたしはパジャマを脱いだ。

 「バカっ! 何やってるんだ!」

 心臓がドキドキして今にも飛び出しそうだ。

 わたしは覚悟を決めてブラに手をかけると、ゆっくりと、お兄ちゃんに見せつけるようにはずす。

 「天加お兄ちゃん・・・・・・あんまり大きくないけど・・・どうかな・・・・・・」

 お兄ちゃんは両手で目を覆ってるけど、その隙間からは大きく見開かれた瞳が見えた。

 「ど・・・どうかなって・・・・・・」

 「やっぱり・・・・・・大きい方がいい?」

 「いや、そんなことはないと思う・・・・・・形はいいんじゃないか・・・・・・」

 よかったぁ、わたしはホッとした。前にお兄ちゃんの部屋で辞書を借りようとした時に、たまたま隠してあったHな雑誌を見つけちゃったことがある。その本に載ってた女の人はみんな胸が大きかった。お兄ちゃんはそういう胸が好きなのかなって思ったから。

 あとは一枚だけだ・・・・・・え~い、こうなったら女も度胸だ!

 「わっ・・・やめっ・・・それだけはダメって!」

 お兄ちゃんは目を閉じてしまった。それでも、まずは右足、そして左足をショーツから抜いて、本当に裸になった。

 「お兄ちゃん・・・・・・かすみちゃんは・・・たぶん、お兄ちゃんのことが好きなんだと思う・・・・・・でも、わたしの方がもっと好きだよ・・・」

 「バ、バカっ・・・・・・お前ぐらい可愛かったら、声をかけてくる野郎はいくらでもいるだろ!」

 「わたし・・・・・・可愛い?」

 「あぁ、可愛いよ・・・・・・だから、服を着てくれ!」

 顔を手で覆って、目をつむっているお兄ちゃんにわたしは抱きついた。

 「よかった・・・わたし、お兄ちゃんから見て可愛いんだね」

 「わぁ・・・・・・っ!」

 思わず両手を離してしまったお兄ちゃんの目が、わたしの身体をじーっと見つめてる。

 やっぱり・・・・・・ちょっと恥ずかしいかな。

 「き・・・君子・・・・・・」

 お兄ちゃんが唾を飲み込む音がハッキリと聞こえた。

 「わたしは昨日からずーっと待ってたの・・・・・・」

 「待ってた?」

 「うん! いつもはお父さんもお母さんもいるから、学校の行き帰りしかお兄ちゃんに甘えられないし・・・・・・お兄ちゃんが寝坊したり、わたしがクラブに出たりすると、家でしか会えないんだもん・・・・・・」

わたしはお兄ちゃんににじり寄った。お兄ちゃんは慌てて後ろに下がろうとするけど、後には壁しかなかった。
 「ねぇ・・・・・・一か月間だけでいいから・・・・・・わたしを天加お兄ちゃんの恋人にして・・・・・・」

 「ダメだっ! そんなことできるか!」

 お兄ちゃんが怖い顔で怒る。でも、わたしだって覚悟を決めたんだから。

 「お兄ちゃん・・・・・・わたしが寝る前に何をしてるか知ってる?」

 ベッドから下りて床に座ると、わたしはゆっくりと脚を開いた。

 

 

 くちゅっ・・・くちゃっ・・・くちゅぅ・・・

 お兄ちゃんの見てる前でオナニーするのは、すごく恥ずかしい。けど、お兄ちゃんが見てると思うだけで、いつもよりも感じちゃってるみたい。

 「お兄ちゃん・・・よく・・・見てね・・・・・あっ・・・これが・・・クリトリス・・・・・・ふぅ・・・・・・お兄ちゃんの本にも書いてあったよ・・・ね・・・・・・うっ・・・・・・」

 クリトリスを人さし指で転がすと、電気が走るみたいにお尻のまわりがビリッとした。

 オナニーする時は声を出さないようにハンカチを噛んでたんだけど、今日は声を出してもいいんだ。

 「あっ・・・あぁっ・・・お兄・・・ちゃん・・・・・・はぁっ・・・・・・あっ・・・いつも・・・お兄ちゃんのこと・・・っ・・・想いながらしてるんだよ・・・」

 お兄ちゃんは瞬きもしないでわたしのことを見つめてる。

 「ここに・・・はぁっ・・・ゆ・・・指を入れるの・・・・・・お兄ちゃんの・・・チンチンだと想って・・・うぅぅっ・・・・・・」

 ぬちゅぅっ・・・・・・

 中指をアソコに入れる。気持ちいい・・・・・・いつもより、2倍も3倍も気持ちいい。

 入れた中指をゆっくりと動かす。あぁ・・・こんなに気持ちいいのは初めて・・・・・・

 ぬちゅっ・・・ぬちゅっ・・・ぬちゅっ・・・・・・ぬちゅぅ・・・・・・

 「天加お兄ちゃん・・・見て・・・・・・これが・・・わたしが寝る前にやってることなの・・・・・・」

 カーペットにはわたしのアソコから流れた汁でシミができちゃった。ドライヤーで乾かせばいいよね。

 わたしは四つん這いになってベッドの方に近付いた。お兄ちゃんは今度は逃げなかった。

 そのままお兄ちゃんの身体に抱きついて、またキスをする。

 唇を離してお兄ちゃんの顔を舐める。さっきお風呂に入ってるから汚くないもん。

 ぺちょっ・・・ぺちょ・・・ぺちゃっ・・・・・・

 お兄ちゃんは石みたいに固まっていた。お兄ちゃんの顔がわたしが舐めたせいでベトベトになる。

 「天加お兄ちゃん・・・・・・わたしのこと・・・嫌い?」

 お兄ちゃんの首がかすかに横に動く。嬉しくなってベトベトになったお兄ちゃんの顔を抱きしめちゃった。

 そうしたら、ちょうどお兄ちゃんの口に当たってた乳首がビクンてした。

 お兄ちゃんがわたしの乳首を吸ってる。

 ちゅっ・・・ちゅぅ・・・ちゅぅ・・・ちゅっ・・・ちゅっ・・・・・・

 「君子・・・・・・」

 お兄ちゃんが自信なさそうな声でわたしのことを呼んだ。

 「なぁに?」

 「俺・・・・・・どうやったらいいかわかんないよ・・・・・・」

 「お兄ちゃん! それって、わたしのこと恋人にしてくれるってこと?」

 「わかんないけど・・・・・・でも・・・・・・」

 わたしはもう一度、キスをした。

 「いいよ、一か月だけでも・・・・・・それから後のことは引っ越してから考えよ!」

 お兄ちゃんのズボンの前の部分が大きくなってる。あれが、お兄ちゃんのなんだ・・・・・・

 わたしはズボンの上から触ってみた。

 「うぁっ・・・」

 お兄ちゃんが声を出す。でも、痛いとか苦しいとかじゃないみたいだ。でも、すごく硬いし・・・・・・わたしの指なんかよりもずっと大きい。

 「君子・・・俺・・・我慢できないよ・・・・・・」

 お兄ちゃんが腰を浮かせてズボンとパンツを脱いだ・・・・・・大きい・・・それにホントに松茸みたいなんだ・・・・・・

 先っぽからわたしの汁みたいのが出てきてる。ちょっと怖いけど、チンチンに触ってみた。

 ちゅっ・・・

 「あぁっ!」

 すごく熱くてヌルヌルしてる・・・・・・

 「君子・・・・・・俺、初めてだから・・・・・・」

 「わたしだって・・・・・・でも・・・・・・」

 わたしはベッドの上で四つん這いになるとお兄ちゃんにお尻を向けた。

 「お兄ちゃんの本だと、こういう姿勢だったよね・・・・・・」

 「あぁ・・・たしか・・・・・・」

 お兄ちゃんはわたしの腰をつかむと、チンチンを近づけてくる。

 くちゅっ・・・くちゃっ・・・くちゃっ・・・

 チンチンがお尻とアソコをウロウロしてる。わたしは先っぽをつまんで、場所を教えてあげた。

 「ここだと・・・思うけど・・・・・・」

 ちゅぷっ・・・・・・

 チンチンの先っぽが中に入ってきたのがわかる。

 「お兄ちゃん、一気に行った方が痛くないって書いてあったから・・・・・・」

 「わ、わかった・・・」

 お兄ちゃんは腰をつかむ両手に力を入れると、一気に押し込んできた。

 ちゅっ・・・・・・ぷっ・・・・・・ちゅぅっ・・・・・・

 何かが弾けるみたいな感じがして、痛みが襲ってくる。

 「あぁっ・・・・・・い・・・痛い・・・・・・天加お兄ちゃん・・・・・・痛いよぉ・・・・・・」

 「君子! 大丈夫か? 血が出てきてるぞ・・・・・・」

 お兄ちゃんが心配そうに言ってくれる。腰の動きも止まってるみたいだ。

 「お兄ちゃん・・・・・・すぐに気持ちよくなるって書いてあったから・・・動いてもいいよ・・・・・・」

 「わかった・・・でも、痛くなったらすぐ言えよ」

 そう言って、チンチンがわたしのアソコを出たり入ったりし始める。もの凄く痛くて、全然、気持ちよくならない。

 わたしは声を出さないようにシーツを噛んだ。

 「んん!・・・んっ!・・・んんっ!・・・ん!・・・・・・」

 ぐちゅっ・・・ぐちゅっ・・・ぐちゃっ・・・ぐちゅっ・・・・・・

 「あっ・・・うっ・・・うぅ・・・あぁっ・・・・・・」

 オナニーの時よりも大きな音と、お兄ちゃんお気持ちよさそうな声が聞こえた。よかった、お兄ちゃんは気持ちいいみたいだ。

 「君子・・・俺もう・・・・・・」

 「大丈夫だよ・・・お兄ちゃん・・・・・・今日は・・・出しちゃっても・・・・・・」

 ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・

 お兄ちゃんの腰の動きが激しくなってきた。わたしもだんだんと痛くなくなってきた・・・まだ、気持ちよくはないけど・・・・・・

 「君子!・・・・・・あぁっ・・・あぁぁぁぁぁっ!」

 お腹の中で何かが爆発したみたいだ。お兄ちゃんのチンチンが白い精液をいっぱい出してるのがわかる。

 どっくん・・・どくん・・・どくん・・・どくん・・・

 お腹の中にどんどんお兄ちゃんの精液が流れてきてるのがハッキリわかった。

 ごぽっ・・・ごぼごぼっ・・・・・・

 お兄ちゃんがチンチンをわたしの中から抜くと、アソコから出したばっかりの精液が流れ出る。

 「君子・・・大丈夫か・・・・・・」

 「うん・・・大丈夫・・・・・・」

 お兄ちゃんのチンチンには、精液とわたしの汁、それと血が付いていた。わたしは顔を近づけると、舌を伸ばして舐めてみる。

 あんまりハッキリした味はしなかった。強いて言えば、わたしの血の味かなぁ。

 「お・・・おい、君子!」

 「えっ・・・気持ちよくない?」

 「いや・・・でも、そんなことしなくても・・・・・・」

 「だって・・・・・・きれいにしないと・・・・・・」

 お兄ちゃんがそれ以上何も言わなかったから、わたしはそのまま舐め続けた。

 ぺちゃっ・・・ぺちゃぁ・・・ぺちゃぁっ・・・・・・

 お兄ちゃんのチンチンはきれいになったけど、また大きくなっちゃった。

 「お兄ちゃん・・・チンチン大きくなっちゃったね・・・・・・」

 「あ・・・あぁ・・・・・・」

 「もう一回・・・・・・ダメ?」

 「そうだな・・・・・・さっきは、君子は気持ちよくなかったみたいだしな」

 「うん・・・・・・ほんとはね・・・痛いだけだったんだ」

 「そうか・・・それじゃあ、気持ちよくなるまでやってやるよ」

 「うん!」

 

 

 「あっ・・・あぁっ・・・あっ・・・うっ・・・・・・」

 お兄ちゃんが下から腰を突き上げる。三回目でやっとわたしも気持ちよくなってきた。でも、今度は気持ちよくって腰が止まらない。

 今はお兄ちゃんが下になって、わたしが上に乗っかってる。騎乗位ってお兄ちゃんが言ってた。これだと、わたしの自由に動けるから、気持ちよくなりやすいんだって。

 ぐっちゅ・・・ぐっちゅ・・・ぐっちゅ・・・ぐっちゃ・・・ぐっちゃ・・・・・・

 「あぁっ・・・お兄ちゃん・・・あっ・・・気持ち・・・いい・・・・・・わたしも・・・はぁっ・・・気持ちよく・・・なってきた・・・・・・」

 お兄ちゃんのチンチンがわたしのお腹の奥に当たってる。わたしが腰を下ろすたびに、そしてお兄ちゃんが腰を

 突き上げるたびに、コツン・・・コツン・・・て振動が伝わる。

 「お兄ちゃんのチンチン・・・あっ・・・わたしのお腹に・・・当たってる・・・・・・」

 「あぁ・・・俺にも・・・うっ・・・わかる・・・・・・」

 「ねぇ・・・わたし・・・・・・もう・・・何だか・・・ふぅ・・・・・・」

 「イキそう・・・なのか・・・・・・」

 「これが・・・イク・・・なの・・・・・・」

 「た・・・たぶん・・・俺も・・・また・・・あっ・・・・・・」

 ぐちゃっ・・・ぐちゃっ・・・ぐちゅっ・・・ぐちゅっ・・・ぐちゃっ・・・・・・

 「もう・・・わたし・・・ダメェ・・・・・・あぁっ・・・あぁぁぁっ・・・・・・」

 「お・・・俺も・・・うっ・・・うっ・・・うぁぁぁぁぁっ・・・・・・」

 わたしはお兄ちゃんの三回目の精液を感じながら、お兄ちゃんの胸の中に倒れこんだ。

 「お兄ちゃん・・・気持ちよかったよ・・・・・・」

 お兄ちゃんの手がわたしの髪を撫でてくれる。

 「そうか・・・俺も気持ちよかった・・・・・・」

 「ねぇ・・・わたしのこと・・・天加お兄ちゃんの恋人にしてくれる?」

 「なあ・・・・・・一か月だけでいいのか?」

 「えっ・・・・・・それって・・・・・・」

 

 続

小説(転載) 『健康診断』 4/4

官能小説
08 /19 2018
『健康診断』 (4)

【4】朝から

目覚ましが鳴り、目覚めた。恵美はにっこりと俺を見つめていた。片手は手を
つないでいたが、もう片手は彼女の胸、彼女の手は俺の股間にあった。急いで
起き上がり、彼女の胸から手を降ろした。
「ん・・おはよう。夕べはごめんね。思いっきり酔っ払ったよ。」
「おはよう。俺こそ飲ませすぎてゴメンね。さ、もう始発は出てるだろうから
帰るね。」
彼女の方が早く起きていたみたいで、驚いている俺をみて笑っていた。そして
俺のベルトをはずし、チャックを下ろしていた。
「ダメ・・帰さないよ・・。安藤さんのここ・・朝立ちしてるよ。夕べの仕返
ししないとね。」
素早く俺のズボンを脱がすと朝立ちしたペニスが顔を出した。恵美はミニのス
カートで俺にまたがり、下着の上からペニスを擦り付けた。そして騎上位のよ
うに腰を動かした。
「固いね・・。こうやっても・・あふ・・・クリが擦れるよ。」
数回動かしただけで下着が濡れてきてるようだ。俺は手を伸ばして彼女の服を
捲り上げ、ブラの上から胸を揉んだ。
「気持ちいい・・・。朝からエッチなこと・・・。」
俺は身体を起こし、恵美とキスをした。軽く唇を触れては離れ、お互いを見つ
めあうことを2、回繰り返した。彼女は笑顔で気持ちよさそうに腰を動かして
いる。ブラのホックを外すと形のいい胸が出てきた。俺はすぐに乳首に口を這
わせた。
「ふう・・・。エッチね・・・。」
「君もね・・。もう、ビショビショになってるよ。」
俺は彼女の腰を止めてパンティをずらし、その脇からペニスを入り口に当てた。
「あん・・。そんなとこから・・ああ・・・。」
恵美はゆっくりと腰を降ろし、ペニスの挿入を味わった。かなり濡れているが
ほどいい抵抗感、そして暖かくつつまれていく感じだ。乳首に吸い付くと、
「あああ・・・。あん・・・。」
唾液で濡れた乳首を指で挟みながら揉んだ。彼女は俺にしがみつくように手を
回し、腰を上下させている。
「気持ちいい・・。ん・・あん・・・・。」
彼女の腰が止まると、俺は下から激しく突き上げた。
「あああああん・・。激しいよ・・。ああん・・・。」
下から突き上げる度にパンパンと部屋に響く。彼女の愛液が溢れ、股間に垂れ
てくるのがわかる。でもゆるいわけじゃなく、熱く俺のペニスを締めてくる。
俺が舌を突き出すとその舌を咥え、絡めあった。
「ふう・・おいしい・・・。ん・・ん・・ああ・・。」
「恵美の中・・。気持ちいいよ。」
お互いの動きを止め、彼女を寝かせた。服を着たまま、さっきと同じようにパ
ンティーの脇から正上位で挿入した。
「ん・・・あん・・・。これもいいよ・・・。」
お互いの服はシワだらけだ。でも恵美の身体は気持ちいい。夢中で腰を振った。
時々深く入れたままクリトリスを刺激するように腰をすりつけた。
「あん・・。あん・・・。この腰動きエッチだよ。奥でチンチンの先が当たっ
てる。」
「ここかな?じゃあ・・。これは・・・?」
「あう・・。これも・・好き・・ああ・・ん。」
また激しく突くと恵美はシーツと俺のシャツを掴み、深い快感に身を任せてい
た。
「あ・・・。朝から激しいよ・・あん・・ん・・・・。」
「恵美が・・素敵だから・・・。俺も・・ん・・・。」
「ああ・・・好き・・・。ああ・・・。」
あっという間に射精まで高まった。
「恵美・・い・・いきそうだ。」
「ああ・・。の、飲ませて・・。ああ・・。」
俺は引き抜き、彼女の口へ射精した。恵美は深く咥え、喉の奥で精子を受け止
めた。彼女は飲み干すように強く吸い出した。腰がしびれるようだった。一緒
に横になってみた。部屋は熱気でもわっとしていた。
「はあ・・。はあ・・。沢山でたね。気持ちよかった・・・。」
「ふう・・・。俺も気持ちよかったよ。恵美の身体・・よかったよ。」
「もう。身体だけ?安藤さんのも固くて逞しくて、最高ですよ。」
「ありがとう。」
「安藤さん・・。朝からエッチだね。服を着たままエッチって初めて。」
「俺もだよ。でもエッチなのは恵美だよ。」
「そう?」
「そ、エッチな恵美だね。今度はもっとゆっくりしようね。」
「え~。もっとしてくれるの。楽しみ・・。沢山してね。好きだよ・・。」
長いキスをした。その後身支度をして彼女の部屋を後にした。外はもう明るい。
出社までまだ時間はあるが着替え等を考えると急がなければいけない。タクシ
ーに飛び乗り帰った。すぐに携帯にメールが入った。恵美からだ。
「お疲れ様です。夕べは楽しかったけど迷惑かけてすみませんでした。朝も気
持ちよくしてもらってありがとう。週末また会いたいな。今度はゆっくりしよ
うね。お互い仕事がんばろう。」
返信を打とうとするともう一件メールが入った。今度は玲子からだ。
「おはよう。昨日はお疲れ様。素敵な時間を過ごせました。今週末は時間あり
ます?」
土曜日は仕事になるだろうから2人とも会うことは出来そうにない。玲子は素
敵だが、恵美の若い身体を今度はじっくりと味わいたい。。難しい、贅沢な選
択になりそうだ。


- 完 -

小説(転載) 『健康診断』 3/4

官能小説
08 /19 2018
『健康診断』 (3)

【3】受付の女性と

玲子と別れた後、会社に電話した。急な用事は無く出社することはなかった。
急に脱力感が出てきたので、駅から電車に乗り自宅に戻った。服を着替えベッ
ドで横になった。セックスをすること自体久しぶりだったが、2回もしたのは
20代以来だった。『今度はいつ会えるのだろうか』と考えていると眠りにつ
いていた。
突然携帯電話ががなった。時間は18時を過ぎていた。恵美からだ。
「安藤さん?遅くなってごめんね。今仕事が終わったの。今どこなの?」
「うん・・。今家だよ。」
「そっか。恵美は今スタバに入るとこなの。本通だからね。待ってるね。」
あっという間に彼女は話、電話は切れた。彼女と約束していたのを完全に忘れ
ていた。とにかく顔を洗い、服を着替え出かけた。マンションからタクシーに
乗り、本通りのスタバ前に着いた。店内に入ろうとすると携帯が鳴った。
「今、着いたでしょ。3階にいるの。上見て。」
見上げると3階から手を振っている彼女が見えた。
「あ、了解。今行くからね。」
コーヒーを片手に彼女の待つ3階に上がって行った。
「お待たせ。」
受付の清楚な服装とは違い、露出の多いTシャツにミニのフレアスカートだ。
今風のエビちゃんっぽい格好だ。またそれがよく似合う。細身だが出てるとこ
は出ている。
「こっちこそ遅くなってゴメンね。今日に限って残業あるのよね。」
「まあしょうがないよ。仕事なんだから。俺は結局休みにしたよ。」
「うん。あ、もうお腹は大丈夫?」
「大丈夫だよ。お腹が空いたね。食べに行こうか?」
「そうね。水分補給しないとね。アルコールは駄目だからね。」
まだ残っているコーヒーを飲みながらしばらく話した。
「昼は食事したの?」
「ああ・・スパゲティーを食べたよ。」
「そっか、残念。イタリアンのいい店があるから行こうと思ったのに・・。」
イタリアン・・。まさかあのホテルに誘われるんじゃないかと思ってしまう。
たしか玲子は恵美から教えてもらったと話していた。
「そっか。じゃあそこはまた今度教えてよ。今日は俺が知っているとこにしよ
う。」
「そうね。じゃあ安藤さんに任せます。」
お互いがコーヒーを飲みきったところでスタバを後にした。10分ほど歩いた
ビルの地下にアジアン料理の店を選んだ。料理は健康志向で量もある。酒もい
ろんな種類もあって楽しめる。店内はすべて個室風でカップル同士やコンパに
も向いている。週末だと予約なしでは難しいが今日は平日でスムーズに入れた。
店内では一番奥のスペースに案内された。周りは仕切ってありカウンターに2
人並んで座れるようになっていた。さっそく飲み物を注文した。最初はビール
といきたかったとこだが、お互い軽いサワーを頼んだ。
「へ~。おしゃれな店知ってるんですね。ここまだ来たことなかったからよか
った。」
「ここはオープンしたときに同僚同士で来たんだ。」
「同僚?彼女とじゃないの?」
「本当に同僚とだよ。彼女なんてしばらくいないんだから。」
「そうなの?安藤さんもてそうだからね。」
「いや~。俺なんかぜんぜんだよ。恵美さんこそもてるでしょ?彼氏が途絶え
たことなさそうだけど?」
「ううん。私も今フリー。なかなかいい人がいなくてね。」
「そうなの?」
丁度飲み物が来た。軽く食べ物を数点注文した。
「じゃあ、2人の出会いに乾杯。」
「かんぱ~い。安藤さん、キザですね。」
「そうかな?本当にこんなおっさんの誘いに来てくれてうれしいよ。」
「うん。でも安藤さんだから来たんですよ。」
彼女は笑顔でそう話してくれた。料理が並び始めた。
「おいしそう。お腹ぺこぺこ。」
「そうだね。沢山食べよう。あそこの病院には長いの?」
「ううん。今年からなんです。前も病院だったんだけどもうちょっと小さいと
こ探していたら、先輩が教えてくれたんですよ。」
「先輩?」
「はい。健康診断のときに話していた人がいたでしょ。あの人です。結婚して
いても綺麗で、よく遊んでくれたし、あこがれなんです。」
「そうなんだ。」
お互いお腹が空いていたみたいで、あっという間に料理がなくなっていった。
「ふ~。おいしい。」
「もうちょっと食べる?」
「そうね。もうちょっと食べれるね。ほんとおいしいからつい食べ過ぎるね。
お腹でちゃいそう。」
「そう?そうでもないよ。」
普通に彼女のお腹に手を当ててみた。ドキっとした表情で彼女は俺を見ていた。
「健康的でいいんじゃない。沢山食べる人って好きだよ。」
「なら、がんばっちゃお。」
お腹に手を当てたことは触れずに笑顔でそう言い返した。追加の注文をし、2
人で全部食べきった。そして酒の量もかなり飲んだ気がした。いつの間にか彼
女は俺の肩によっかかっていた。
「食べ過ぎた~。飲みすぎた~。」
「うん。俺も食べたな。」
「さっきお腹触ったでしょ。びっくりしたんだからね。」
「ごめんごめん。コミュニケーションだよ。」
「もう。私も触っちゃお。」
彼女は俺のお腹に触った。
「うわー。中年のお腹だ。」
「食べたからだよ。あ。」
恵美は手を下に降ろして俺のペニスをいじり始めた。
「男の人は酔っ払うと立たないらしいけど、どうかな?」
「おいおい。ここじゃ無理だよ。」
とは言うもののここは一番奥の個室で誰からも見えそうにない。俺は脚を少し
開き、触りやすくした。
「でもこれだけじゃ無理かもな・・。」
「ううん。私上手なのよ。きっと大きくなる。」
彼女が下を向くとうなじから胸元が見えた。なかなか綺麗な肌で、このまま押
し倒したい。俺もいたずら心が出てきた。スカートをめくり下着を覗いた。
「へー。ピンクなんだね。可愛い下着だね。仕事の時もそうだったんだね。」
「もう。エッチなんだから。あん・・・・。」
俺も彼女の股間に手を伸ばした。彼女も脚を少し開き、触りやすくしてくれた。
パンティーの上から割れ目に指を当ててみた。軽く指を縦に動かすと、俺のペ
ニスを触っている手が微妙に震える。クリトリスの上辺りで指をたてて押して
みると、
「ん・・クフ・・。そこ・・・。じ・・上手ですね・・。」
「敏感なんだね。ここは?」
指を押し込んだまま左右に動かしてみた。
「あん・・き・・気持ちいいです・・。」
恵美の手が止まり、俺の腕にしがみついた。上下に割れ目をなぞって、時々押
し込み振動させる。
「ん・・・くふ・・・・。あん・・・ん・・・・。」
俺の腕を強く握り、声を押し殺してる。
「ここは普通の店だからね。大きな声出しちゃだめだよ。」
「あん・・・・。だって・・ん・・ん・・。」
「そ・・。いい子だね。本当は彼氏いるんじゃないの?」
「い・・い・・いません。あん・・。気持ちいい・・。」
「そうなんだ。でもエッチはしてるんでしょ?」
「してません・・・。ん・・・。」
「そうなの?俺みたいに誘われること多そうだけど。」
しばらくクリトリスの上で刺激してみた。
「あ・・。あん・・・。そこ・・・・。」
クチュクチュ・・店の音楽に隠れて恵美の割れ目から音がし始めた。
「ほ・・本当に・・ん・・してないんだから・・あん・・。」
「そっか。凄く音がしてきたね。気持ちいいんだね。」
「うん。ああ・・ん。気持ちいいの・・安藤さん・・気持ちいいの・・。」
店員がいつ入ってくるかわからないドキドキ感もあり、必死にこらえてるのが
わかった。しがみついている腕が時々痛くなるぐらいだ。染みが広がっている
パンティを覗き込みたかったが、店の中なのでがまんした。パンティを指でず
らし、クリトリスを探し当てると恵美の顔が赤くなり、呼吸が止まった。
「ん・・・。はあ・・はあ・・ん・・。」
テーブルに顔を伏せ、呼吸を整えようとしていた。恵美は股間から俺の手を抜
き、その手を自分の頬に当てた。
「ひどい人。こんな店で・・。エッチな人。この指でいじわるしたんだ。」
熱く濡れている指を自分の頬にこすりつけ、指の一本一本をしゃぶった。
「私が悪戯しようと思ったのに・・。もっと意地悪されちゃった。」
「そう?必死で我慢している顔、かわいかったよ。もっと見てみたいな・・。」
俺が耳元でそう言うと、顔を上げ腕を絡めてきた。
「うん。でもさっきのでお酒が回って・・・・。」
恵美の顔は赤く、本当に酔いが回ったようだ。精算を済ませ彼女を立たせたが、
フラフラでまっすぐに歩けそうに無い。
「安藤さんゴメンね。酔っ払っちゃった。」
「大丈夫?とりあえず店を出ようか?」
彼女と店を出たがホテルでエッチできそうな感じではない。。
「大丈夫か?家まで送るからタクシー拾うね。」
「ごめんなさい。ふ~。」
タクシーを捕まえ、彼女の家を聞き出し送ることにした。本気で酔っているみ
たいでタクシーの中でも俺の腕にもたれたまま寝ていた。20分ほどで彼女の
マンションに着いた。
「送ってくれてありがとう。コーヒーでも飲んでいきます?って私歩けそうに
ないよ・・・。」
「了解。しょうがないな・・。よいしょっと。これで大丈夫?」
彼女を抱きかかえ、部屋まで連れて行った。
「ありがとう。鍵は・・。はい。お願いね。」
彼女は鍵を取り出し、俺に手渡した。俺は鍵を開け彼女の部屋に入っていった。
女性らしく綺麗に片付けられた部屋だ。ふらふらの足どりで彼女は部屋に入っ
た。
「ゴメンね。散らかってるけど入って。」
「全然大丈夫だよ。綺麗にしてるね。」
「えっと座布団。それからコーヒー・・・。」
「いいよ。気にしないで。フラフラなんだから。」
彼女の手を掴むとフラフラの身体が俺の方に倒れてきた。
「あん・・。強引なんだから。」
「いやいや。ほんとフラフラなんだから、無理しないの。」
「うん。ありがとう。」
彼女をもう一度抱き上げ、ベッドに寝かせた。俺はベッドに腰掛、酔って熱く
なっていた頬から耳、髪をいじってみた。恵美は目を閉じて気持ちよさそうに
していた。しばらくすると彼女は寝息をたてていた。俺はこのまま帰ろうと思
ったが、鍵を開けたまま帰るわけにはいけないので一緒に寝ることにした。健
康診断での出会いから忙しい一日だった。すぐに睡魔はやってきて俺も寝てし
まった。


(4)へつづく・・・

小説(転載) 『健康診断』 2/4

官能小説
08 /19 2018
『健康診断』 (2)

「ご、ごめんなさい。つい気持ちよくて・・・あん・・ホント・・あん」
彼女がしゃべっている間も俺は胸を愛撫した。最初彼女は膝をたてていたが、
椅子に座っている俺に跨ってきた。シャワーは風呂の中にいれ、右手はペニス
を、左手は俺の髪を掴み息を激しくしていた。
「ねえ・・もう・・こんなに大きくなってるよ。」
「うん。玲子が欲しいからね。玲子のもビショビショだね。俺の膝が凄いよ。」
玲子は俺の太股に跨ってクリトリスを擦っていた。彼女の濡れ具合はよくわか
っていた。
玲子はシャワーを手に取り俺の顔にかけた。そしてお互いの泡を流した。特に
玲子の愛液で濡れている俺の膝には長くシャワーを当てた。
「恥ずかしいよ・・・」
彼女がシャワーを流している間も俺は玲子の胸を愛撫し続けた。彼女のあえぎ
声が大きくなり身体の力が抜けていく。転ばないように彼女を支え抱きしめた。
「疲れたろ・・・。風呂に入ってゆっくりして、それから楽しもうか?」
「ううん。すぐにしたいよ・・・。」
「そんなに焦らなくても俺は逃げないよ。」
俺は立ち上がり、浴室にあるエアーマットをひいた。玲子の手をひき、
「でも玲子が欲しがってるんだもんね。」
そう言って彼女をエアーマットに寝かせた。
「うん・・欲しい・・の・・・あう・・・」
俺はいきなり彼女に挿入した。すでにビショビショになっていた秘部は俺のペ
ニスをスムーズに受け入れた。亀頭まで入れたところで進入をやめてみた。彼
女の中は呼吸にあわせてほどよく俺のペニスを締め付けてくる。
「あなたが入ってるのね・・・はあ・・・はあ・・」
「そうだよ。手で確かめてごらん・・」
彼女の手を股間に招いてみる。
「固い・・・はあ・・」
「何が?」
「はあ・固い・ぺ・・おちんちん・・はう・・・」
彼女の言葉を待って俺は深くゆっくりと腰を動かし始めた。
「あ・・・・ん・・ん・・」
ゆっくりと彼女を味わうように数回動かすと、玲子は大きく息を吸い込み足を
俺の腰に絡めた。
「とても気持ちいい・・刺激的ね・・。」
舌を絡め、唾液を交換しあった。玲子はその間目を閉じていたが、俺が腰をゆ
っくり動かし始めると彼女は俺をじっと見つめ始めた。
「あん・・あぁぁ・・あん・・」
喘ぎながらも玲子は俺から目をはなさない。
「もっと・・・あん・・もっと・・・」
「もっとどうして欲しいの?」
俺も玲子の目を見つめながら質問した。
「もっと・・もっとして・・あぁぁん・・」
彼女は俺の顔に手を回し、激しく唇を求めた。そして大きく息を吸いこみ、
「私、男が一生懸命にしてる姿が好きなの・・・あなたのセックス・・・素敵
だわ・・」
「俺も玲子さんの身体、素敵ですよ。美しく、吸い込まれそうです。」
俺は彼女の身体を起こし上になってもらった。
「今度は玲子さんを見せてください。」
「うん。見て・・・」
彼女は俺の上で腰を動かし始めた。彼女は上でも俺を見つめたままだ。
「ん・・・。気持ちいいよ・・ああん・・」
俺は時々彼女の胸を揉み、彼女を見つめ返した。段々と官能の波が大きくなっ
てきてるのがわかる。
下からでも時々彼女の中が締まり熱くなってくる。
「あん・・も、もっと・・・気持ちいいよ・・」
玲子の腰の動きが早くなってくる。目は充血をし、顔が高揚してる。俺の手を
握り締め、
「うう・・あああ・・あう・・」
そういいながら俺の胸に倒れこんだ。
俺は下から彼女を抱きしめ、腰は彼女を突き上げはじめた。さっきの彼女のよ
うに激しく。
「ああ・・熱い・・ああ」
「俺も熱くなってきたよ・・うう・気持ちいいよ」
お互いの耳元で熱い息遣いが伝わってくる。
マットの弾力でお互いの腰が激しく打ち合う。
「だめ、あああ・・いっちゃう・・ああ」
彼女が叫び始めた。
「いいよ、俺もいきそう・・・。」
「あぁぁ・・う・・だめ・・あぁぁ・・あう・・・」
「俺も・・・う・・・・・」
上の彼女は一瞬力が入ったが、身体が熱くなったあと力が抜けた。それと同時
に俺も彼女の中で精を放出した。
そして股間に上の彼女から流れ出るものを感じ、匂いが風呂場にたちこめた。
彼女はすぐに我にかえり身体を起こした。
「あ、ごめんなさい。私・・ああ・・ごめんなさい。」
俺もつながったまま身体を起こしてみると、まだ白い彼女の排泄物だった。
恥ずかしさとあせりの表情をしている彼女の口を唇で塞いだ。唇を合わせたま
ま、
「気持ちよかったんだよね。俺もだよ。気にしないでいいんだよ。」
舌を深く絡めながら彼女が落ち着くのを待った。
「ありがとう・・。久しぶりに本気でいっちゃった。でも・・恥ずかしい、ご
めんね。汚してしまって。」
「大丈夫、こうやって洗い流せばいいんだから。」
近くにシャワーがあり、俺はすぐに洗い流した。彼女はそれもじっと見つめて
いた。
「ありがとう。綺麗にしてくれて。ねえ・・・まだ固いね。」
射精したはずだが、まだ彼女の中で固いままだった。
「玲子の中が気持ちよくて、小さくならないみたいだね。」
「ありがとう・・ふう・・年齢じゃないのよね。セックスは・・。」
「旦那とは駄目なの?」
「うん。仕事が忙しいみたいだし、どうもワンパターンだしね。」
彼女は一度俺から離れた。秘部から白い精子が垂れてきた。
「もう、既婚者に中で出すんだから・・。」
つい気持ちよくて出してしまったが、笑顔で話されるとホッとした。彼女はシ
ャワーで勃起してる股間と、自分の秘部を洗い流した。俺はバスタオルを取り、
彼女を拭いてあげた。上から丁寧に水滴をふき取った。乳首周辺では身体をビ
クビクさせ、まだ余韻が残ってる感じだ。股間からはまだ愛液が溢れてるよう
だ。
「綺麗な肌だね。もてるんじゃないの?」
「そんなことないわよ。」
少し自慢げな顔だった。バスタオルを胸のところで巻いてあげた。俺も軽く身
体を拭きバスタオルを巻き、一緒に浴室を出た。
ここのホテルは窓が大きく瀬戸内海が一望できる。玲子は窓に手をついて、
「いい天気よね。海がキラキラしてる・・・・んふう・・。」
俺はまだ勃起してる分身を玲子の後ろから挿入した。まだ濡れていた秘部はス
ムーズに俺を受け入れた。
「ほんと、綺麗な景色だよね。玲子も綺麗だよ。」
「いきなり。ん・・・あぁぁ・・・あぁぁん。」
後ろから激しく責められ、手でなんとか身体を支えていた。俺は彼女の腰を持
って激しく腰をストロークさせた。
「気持ちいいよ・・。あぁぁん。」
「はあ・・はあ・・綺麗な背中だね。玲子さんの綺麗な姿を誰かに見せてあげ
るんだよ。」
そう言って俺は彼女のバスタオルを剥ぎ取った。
「あぁ・・・あぁ・・ああん・・・。」
彼女の声が大きく、部屋に響いた。そして秘部がぎゅっと締まる感じがした。
「う・・・くふ・・・い・・いく・・。」
腰を深く打ちつけると、玲子はいっていまった。一度分身を彼女から抜き、抱
きかかえベッドに連れて行った。
「もう・・意地悪な人ね。それに逞しいのね。」
「玲子さんが素敵だからですよ。もっと味あわせてください。」
俺は玲子の秘部に頭を埋めた。クリトリスはすでに大きくなってびしょびしょ
になっている。俺は夢中で舐めた。
「はう・・・・ん・。ああ・・・。」
身体がビクビクと反応する。クリトリスを強く吸うと大きく背中を反らせてい
た。彼女の愛液はどんどん溢れ、ベッドのシーツまで垂れていった。彼女から
溢れる淫靡な匂いで挿入したい欲求にかられた。
「もう・・入れたい。」
「いいよ。さっきみたいに沢山ついてね・・。」
正上位で挿入した。愛液が溢れグジュっと音がした。
「ねえ・・キスして・・」
彼女の要求に答え、彼女の舌を絡ませあった。
「うう・・・もっと・・・もっと・・あう・・」
腰の動きにあわせて彼女の熱い息が漏れてくる。唾液を交換するように舌を求
め合い、さらに欲するように手を俺の首に巻きつけてくる。
「はぁ・・あぁ・・いや・・いっちゃう・・こんな・・」
「俺もいきそうだ・・あぁ・・・」
腰を激しくうちつけ、射精に向かっていた。
「あぁ・・・あたしも・・あぁ・・飲みたい。あ・あなたの・・飲ませて・・」
「わ・・わかった・・い・・いくよ・・」
彼女がいくと同時に俺は分身を引き抜き彼女の口に当てた。彼女は俺の分身を
咥えこみ、精子を口の中に放出した。愛液が摩擦で白くなっている分身を、彼
女は目をつぶりうっとりとした表情で咥えてる。喉の動きで彼女が飲み干した
のがわかった。最後に強めに吸った。分身から唇が離れたのを見て、俺は彼女
の横に寝た。
「すごくよかった・・・。はぁ・・・。それにザーメン、飲んじゃった。これ
も久しぶりよ。」
「玲子さんが素敵だからですよ。ありがとう。」
俺の腕に玲子が頭を乗せてきた。
「痛くない?腕枕してもらうの好きなの。」
「大丈夫だよ。少しゆっくりしましょう。」
「ええ・・。」
玲子は俺の胸に手を当てて目を閉じた。俺は玲子の寝顔を見ていた。美人は寝
ていても綺麗だ。さっきまで欲望に身を任せていた女性だったとは・・。しば
らくすると俺も寝ていた。
浴室からシャワーの音が聞こえ、目が覚めた。玲子は身支度を始めていた。ド
アが開き、
「ごめんなさい。先にシャワー使ったよ。どうぞ。」
「もうこんな時間だね。ゆっくりしちゃったね。」
「お互いがんばったものね。」
バスタオルを腰に巻き、浴室へ向かった。陰毛が白く乱れて、さっきまでの時
間を思い出させてくれる。鏡を見ると胸のあたりにキスマークがついていた。
寝ている間につけられたらしい。可愛いやつだと思いながらシャワーを浴びた。
「もう、こんな時間なんだね。俺も急がないと・・。」
「ごめんね。胸のとこ見たでしょ。」
「ああ、沢山つけてくれたね。」
「うん。記念にね。消える前に逢ってくれるでしょ。」
「いいですよ。こちらこそお願いしますよ。」
「ありがとう。今度は私に付けてね。」
「人妻にはそんなこと出来ませんよ。旦那にばれますよ。」
ネクタイを締めると、また熱いキスを交わした。お互いの携帯番号、メールア
ドレスを教えあった。
ホテルの精算を済ませ、彼女の車に乗り込み出て行った。
「安藤さんはやさしいね。旦那は今の私には見向きもしてないもの。」
「俺でよければ・・また玲子さんとご一緒しますよ。」
「うん。さあ着いたわ。駅でいいの?」
「はい。大丈夫です。ありがとう。また連絡します。」
握手をして彼女の車から降りた。


(3)へつづく・・・

小説(転載) 『健康診断』 1/4

官能小説
08 /19 2018
『健康診断』 (1)

【1】健康診断での出会い

35才をすぎて嫌なことの一つに健康診断がある。社会人になって毎年してい
るが、35才からはバリウムを飲む。去年はバリウムで便秘になるわ、胃がも
たれぎみになって気分が悪くなるわでかなり辛い健康診断だった。まあ異常な
点は見つからなかったからよかったと思う。普段は独身貴族を謳歌してるよう
な食生活だが、健康について見直す期間でもある。
今年もまた健康診断の季節になった。前日の夜から食事を控えめにして、朝飯
抜きで検査病院へ電車で行った。毎日朝食をとっている俺は電車の中でお腹が
なりそうで心配だったが、なんとか病院までは大丈夫だった。ちょっとでも早
く終わらせようと受付の30分前に来たのだが、すでに数人検査着を着て検査
を始めていた。受付にも2人並んでいたのですぐ後についた。検査関係の看護
士は俺よりかなり上のおばさんばかりだ。しかし受付の女性だ
けは事務的に仕事をしているが俺より若く、可愛く見えた。
「健康診断に来たのですが・・。」
「はい、では保険証と前もって送ってある書類、検便を出してください。」
書類を渡した瞬間にお腹が大きく鳴ってしまった。受付の女性にくすっと笑わ
れたような気がして、
「聞こえました?やっぱ腹減っちゃいますよね。」
照れ隠しに話しかけた。彼女は事務的な表情から普段見せてるようなやわらか
い表情に変わり、
「はい、聞こえましたよ。朝食べないのは辛いですよね。頑張ってください。」
「ありがとう。まずいバリウムがなければいいんだけどね。」
「そうですね・・・っと。安藤明さんですね。はい、書類はいいですよ。この
名札をつけてくださいね。検査のときは名前でなく番号で呼ばれますので注意
してください。」
番号のついた名札を渡され着替えをした。そして検尿からはじまった。この病
院は検査専門で流れ作業のように検査が続く。検査着も地味、看護士も地味で
工場のような感じだ。
身長、体重、血液、心電図を測ったところで少し待ち時間がでた。
待つ場所には雑誌もあり少しは退屈しのぎにはなったが空腹はどうしようもな
い。
「ギュギュー」
またお腹が鳴ってしまった。近くに受付の女性と、一緒に話していた女性が2
人、くすくす笑っていた。その場から逃げ出したかったが、健康診断なのでど
うしようもない。だがすぐに呼ばれバリウムの検査になった。あいかわらず胃
の検査とはいえ気持悪い。一口一口ゆっくり飲むが、後味が悪い。先輩に聞く
と最近はおいしくなったと聞く。そんなことあるもんか、検査だから飲むがこ
んなまずいものはない。心でさけびながら、検査台で体はぐるぐる回されなが
ら飲み干した。
「はい、いいですよ。水を沢山飲んで、この下剤も飲んでくださいね。」
去年のようにならないように、水を沢山飲んで下剤もしっかり飲んだ。
後は問診だけとなり服を着替え、雑誌を読みながら待っていた。すると隣に座
った女性が、
「後は問診だけですね。やっと食事できますね。」
驚いて声の方をみると、さっき受付の女性と話していた人だ。
「ええ、そうですね。やっとですよ。ほんと腹へって大変でしたよ。」
「そうみたいですね。恵美が『あの人また鳴ってるよ、ほんとお腹がすいてる
んだね。』って話してたんですよ。」
「知り合いなんですか?」
「ええ。彼女、学校の後輩なんですよ。家も近いので、よく食事にも行くんで
すよ。」
「そうなんですか。2人に笑われたみたいなんでちょっとショックだったんで
すよ。」
「元気だからお腹がなるんですよ。昼はしっかり食べると元気になりますよ。」
「そうですか?去年の検査後はかなり調子わるかったんですよ。」
「ふ~ん。繊維質の物とかしっかり食べるといいんだけどな・・。」
「へ~詳しいですね。」
受付の女性と話してるときは検査着でわからなかったが品のいいセレブな奥様
って感じだ。年も俺と同じぐらいなんだろう。ほとんどノーメイクなのに肌は
白く美人だ。受付の彼女は可愛い印象だ。と思いながら見ていた。
「あ、私だ。それじゃ失礼しますね。」
奥様が先に問診に入った。もう少し話したかったのに残念だった。しばらくす
ると彼女が出てきて入れ替わりで俺が呼ばれ、お互い微笑みながらすれ違った。
写真やデーターを見せられ説明をうけた。検査結果は異常がなかった。これで
まだまだ大丈夫なんだと思える。それよりもやっと飯が食べれると思うと嬉し
くなる。検査着や鍵を受付に返しに行くとセレブの後輩である恵美さんが居た。
「よかったですね。これで食事できますね。」
「ええ、やっとお腹に物をいれることができますよ。」
「そうですね。水分をしっかりと取ってくださいね。」
「はい、そうさせてもらいますよ。お酒もいいんですよね。」
「お酒は水分とは違うと思いますよ。」
「そうなんですか?じゃあ何が大丈夫か仕事の後にでも教えてもらおうかな?」
「え?あ、はい。いいですよ。私は17時には仕事終わりますから。」
思い切って誘うものだ。夕方には下剤も終わって食事も出来るだろう。名刺に
携帯番号を書き込み彼女に手渡した。今日は仕事も休みにしたので時間がある。
夕方には調子を戻したいので家に一度帰りゆっくりすることにしよう。まずは
軽く食事をと思い近くのショッピングセンターに行くことにした。


【2】少し遅めの昼食

ブラブラと食事できる店を選んでいると後ろからトントンと肩をたたかれた。
「これから食事ですか?」
さっきのセレブな奥様だった。
「あ、先ほどはどうも。ええ、今からそうしようと思ってたとこです。」
「私もこれからなんですよ。ご一緒してよろしいですか?」
「はい。いいですよ。この辺でいいとこありますか?」
「う~ん。せっかくだからもうちょっとおいしいものにしましょう。私は車だ
からご一緒しません?」
「え、いいんですか。あ・・でももうちょっとで薬利きそうなんですけどね。」
「そうですね。まあ気にしないでおいしいものにしましょう。」
そういう彼女はさっさ歩き出し、駐車場にある車に乗り込んだ。彼女は運転し
ながら自己紹介を始めた。名前は加納玲子、結婚して5年になる。旦那は商社
マンで忙しいらしい。彼女もまだOLを続けていて会社の健康診断で来たらし
い。進藤恵美は学生時代の後輩でよく一緒に遊んでた仲らしい。俺も軽く自己
紹介した。
「へ~安藤さんって同じ年だけど独身なんだ。でも彼女はいるんでしょ?」
「いえ、いませんよ。募集中ってやつです。」
「そう?もてそうな感じだけどね。」
「そんなことないですよ。もう何年も彼女いないですよ。」
「そうなんだ。でもエッチはしてるでしょ?」
「まあ、それなりにです。もう、独身をいじめないでください。」
海沿いの道を15分程度走ったところでホテルに車を入れた。綺麗なホテルだ
がラブホテルだった。きっと下剤が効いてきたので車を入れたんだろう、でも
ラブホテルはないよなと思った。
「ここの食事はおいしいのよ。」
そういって車を降りて俺に腕を組み中に入っていった。さっさとルームキーを
受け取りエレベーターにのる。
「お腹大丈夫?」
トイレでもなさそうなので確認してみた。
「うん。もうちょっとかな?まだ大丈夫よ。」
玲子は普通に話した。
「ここのルームサービスはきちんとしたシェフが作っていて、本当においしい
の。」
「いや・・そういう問題じゃなくて・・。」
エレベーターが開き部屋に入った。窓からは海が見渡せる大きな部屋で食事も
できるテーブルがある。だが普通のホテルとは違いダブルのベッドが中央に存
在している。それでも彼女はレストランにいるような感じでメニューを開いた。
「ねえねえこれがおいしいのよ。まだランチメニューがあるわね。私はリゾッ
トとサラダにするわ。」
「じゃあ俺はトマトのスパゲティーとサラダにしますよ。」
「うん。わかった。」
彼女は手早くルームサービスに注文した。そして上着を脱ぎハンガーにかけた。
「さ、あなたも楽にしましょう。」
俺の後ろからスーツに手をかけ脱がせた。彼女の香水の臭いが甘く匂った。ぐ
っと来るのを我慢して彼女の動きを目で追った。スーツをハンガーにかけた彼
女は戻ってきて俺の膝に座ってきた。ネクタイを緩めながら、
「ゴメンね。迷惑じゃない?検査うけながらいいなっと思ってたんだ。」
「いや、そんなことはないよ。でもビックリするよね。」
俺は彼女の腰から尻のラインをなでるように触った。
「えへ。うん。恵美が悪いのよ。二人で話た時に、あなたを見ながらタイプで
しょう。ってずっと言うのよ。で違うって言うと私が誘っちゃお。って言うも
んだから。なんかくやしいじゃない?。大体恵美は受付をしていて、もてるん
だからそんなこと言わなくてもね。」
ネクタイが解けたところで軽くキスをした。
「あんな風に言われてつい誘いたくなったのよ。最近ごぶさただし・・。刺激
が欲しくなったんだ。」
話し終わると玲子は俺の頭に手を回し長い、熱いキスをした。彼女のいい香り
とバリウムの臭いが混じったキスだ。舌を絡めると段々彼女の体が熱くなり、
息も激しくなってきた。俺は身体のラインを確かめるように服の上から感触を
味わった。胸を触り、お互い脱がしあおうと手をかけたところでルームサービ
スが来た。俺が出ると食事を運び入れた。確かに臭いがいい。空腹の手伝って
か、おいしそうだ。テーブルに並べると玲子が戻ってきた。
「お風呂入れてきたよ。おいしそうだね。さ、食べましょう。」
玲子いわく、ここは確かにラブホテルだがレストランも経営していて、若者に
も人気のホテルらしい。海の傍でもありロケーションもいい。昔のネオンギラ
ギラとは違い綺麗なラブホテルだ。玲子は食事だけじゃなく刺激を求めて俺を
誘ったのだからこれからの展開に期待できる。だが下剤がそろそろ効きそうで
もあり、そこが問題なんだろ。玲子はそんな俺に関係なく話し続けた。結婚す
ると学生時代や入社当時と違って出かける機会が少なくなった話だ。それに旦
那も最近は忙しくてなかなか二人で出かけることもなくなった。こういったホ
テルは恵美が情報源で気に入った男性から誘われると色々と報告してくれるら
しい。
腹が減っていたせいもあり2人とも10分もかからずに食べ終わった。俺は食
後の水を飲み干したところで便意がきた。
「ちょっとトイレに行くね。」
「うん。あ、私先でいいかな?」
「ああ、いいよ。どうぞ。」
玲子はそういってそそくさとトイレにかけこんだ。そういえば夕方の恵美はど
うしようか。まさか先客ができるとは思わなかったから誘ったが、なるように
なるだろう。海をみながらボーっと考えていたら玲子が出てきた。
「先にごめんね。次どうぞ。」
彼女に言われ俺もトイレに入った。去年ほどは気分も悪くなく、スムーズにバ
リウムは出た。これでもう大丈夫と思いトイレから出ると玲子はいない。服は
掛けてあり風呂に入ったらしい。玲子の裸が早く見たくて、俺も裸になり風呂
に入った。ここの風呂は部屋も広く浴槽も2人でゆっくりと入れそうな大きさ
だ。エアーマットも置いてあった。玲子は自分の身体を洗っていた。俺が入る
とビックリした様子で、
「もう、びっくりするじゃない。丁度いいね、体洗ってあげる。ここに来て。」
そういって椅子を勧めてくれた。自分の泡を流してから俺にゆっくりシャワー
をかけてくれた。玲子の身体は白く綺麗な肌だ。胸が大きいとは思ったが、張
りもあり形も綺麗だ。それでいて太っているわけでもなく旦那がうらやましく
思える。無駄毛もよく手入れされており陰毛も綺麗だ。
「中年っぽい体を想像していたけど逞しい身体ね。スポーツとかしてたの?」
彼女はそう話ながら、泡立てたスポンジで俺の身体をゆっくりと触った。まる
でこれから料理されるような感覚になった。
腕、首、胸の辺りを洗いながら彼女はキスをしてきた。舌を絡めながらも彼女
は身体を洗う手を動かした。俺は手を彼女の胸から愛撫し始めた。
「気持いいよ・・。でも最近胸が垂れてきたみたいで・・恥ずかしい・・。」
「そんなことないよ。俺の好きな、綺麗なおっぱいだよ。」
そういいながら胸を舌で愛撫した。尖ってきた乳首を舌で大きく転がすと、
「ああ~ん。ん・・・」
シャワーを流す手が大きく揺れてお互いの顔を濡らした。


(2)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。